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AA

ママ・50代・山口県、女の子23歳 女の子21歳

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自己紹介
みなさんの投稿を読んでいると、本当に絵本をこよなく愛している方が多いのに驚いています。
私はまだまだだなあと思いますが、読み聞かせの時間を子供が楽しみにしてくれているのがとってもうれしいです。
好きなもの
お笑いが大好きです。
最近は、撮りだめた連ドラを昼ごはんを食べながらみることにはまっています。

東野圭吾さんの小説は必ずチェックしています。
ひとこと
元々すごい本好きというわけではないので全く絵本にも詳しくないのですが、自分が面白い、感動した、全くどこが面白のか分からないなど、心に深く残った本のレビューを投稿したいと思います。みんなの感想に流されることなく、自分の感じたことを正直に書きたいと思っています。
何でも三日坊主になることが多いですが、絵本ナビのレビューだけは細々となんとか続いているので、これからもちょっとづつ感想を増やしていきたいです。

AAさんの声

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自信を持っておすすめしたい あーんして、ぎんばある?  投稿日:2007/07/31
おたんじょうびのひ
おたんじょうびのひ 作: 中川 ひろたか
絵: 長谷川 義史

出版社: 朔北社
よしふみくんが6歳の誕生日を迎えるにあたって、お母さんに誕生秘話を聞きます。
お母さんが赤ちゃんを思う気持ちと、新米ママが育児に奮闘する様子が懐かしく、改めて生命の神秘を考えるきっかけになりました。

そしてこの本は、そんな温かな気持ちを思い出すだけでなく、かなり笑いのツボにはまった箇所がありました。

それは、ゆうまくんのエピソード。
4つのことばしかしゃべらなかった小さいゆうまくんがある日お父さんに
「あーんして、ぎんばある?」
って、どういうこと?
実際の子供で想像して、うちら親子は大笑いしてしまいました。
このページがたまらなくおかしかったようで、
「ママ、あーんして、ぎんばある?」
って。たくさんあるからまたうちの子うけてました。
最近は虫歯治療してもぎんばにならないんですよね。
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なかなかよいと思う うわ、かわいいっ!  投稿日:2007/07/30
オオカミだー!
オオカミだー! 作・絵: ステファニー・ブレイク
訳: ふしみ みさを

出版社: PHP研究所
「うんちっち」が我が家で大うけだったのですが、
「ちょっとこの本はイマイチの反応だな。
オオカミも前作ほどのインパクトないしなあ。
しかも、内容はちょっとオオカミ少年みたいだし。まあ、この作者なら最後は笑わせる終わり方だろうけど。」
と思いながら読んでいるうちにとうとう最後のほうに。
なんか、子供が無反応のままラストを迎えている寂しさを感じながらラストにページをめくりました。

するとどうでしょう。
もう親子で大笑い!
なんかおかしくて笑っているのもあるんですが、
「うわ、かわいいっ!何これ?」
って感じのあまりないタイプの笑いなんです。
もう、ものすごくかわいかったです。
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自信を持っておすすめしたい 自分の関西弁に陶酔  投稿日:2007/07/30
しってるねん
しってるねん 作: いちかわ けいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: アリス館
こういうことありますよね。
なんかこの人見たことがあるんだけど、誰だっけ?
思い出せそうなのに、う〜ん。という感覚。

この本は、このもどかしい感覚をノリの良い関西弁にのせて実に巧妙に表しているとても楽しくなる本です。
何度か読んでいるうちに、自分が関西人になったかと思うくらい饒舌に(自分が思っているだけですが)読めるようになってきて、そんな自分に陶酔してしまいました。

オチも面白いし、展開も速くて子供を飽きさせないのでリクエストされても二つ返事でOKできる本です。
関西弁がしゃべれる人はこの本を読まないともったいないですよ。
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なかなかよいと思う ヤギが・・・  投稿日:2007/07/30
じてんしゃにのる アヒルくん
じてんしゃにのる アヒルくん 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
絵が迫力があって素敵な絵本です。
内容もアヒルが自転車に乗っているのを見て、いろんな動物がいろんなことを思うのですが、最後にはアヒルに触発される形で自転車に乗ります。

終盤で子供たちが自転車に乗っているシーンがありました。
「私はこの女の子ね。このかごの自転車にのっているのよ。」
と、うれしそうに絵本の中の女の子と自分を重ねた長女。
そして、子供たちが自転車をとめていなくなった隙に動物たちが自転車に乗っているページになりました。
「イヤー!」
と、長女の泣きそうな悲鳴。
「わたしの自転車が・・・わたしの自転車が・・・」
なんと、ヤギが女の子の自転車のカゴの部分を食べているではありませんか。

普通に楽しく終わるはずの読み聞かせが、凍りついた瞬間でした。
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なかなかよいと思う デイビッドの真似してます  投稿日:2007/07/30
デイビッドがやっちゃった!
デイビッドがやっちゃった! 作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
この本の洋書バージョンをずっと前から持ってました。
確か安かったから買ったのですが、この本を一度英語で読んでからというものの子供は大喜びで見ています。
大人も子供もこんな感じかな?と、ニュアンスで読み聞きしていました。
私も、短い英語を訳すのに
「本当にこれでいいのか?もっといい言い方ないかな?」
と悩んでいるところ、
「なんだあ。日本語のあるじゃん。」
ということで借りてきました。
これを読んで一気に理解度が進みました。

内容に対しては、いたずらすぎるデイビッドに
「きゃあ。」
とか
「だめ!」
とか言いながら、盛り上がっています。
でも、最後はちゃんと反省して「ママ、だいすき」
と寝るデイビッドの姿に癒されます。
子供二人もデイビッドの真似して寝るふりをするので、その頭に手を当ててなでてやすのがこの本を読んだ時の日課になっています。
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なかなかよいと思う ほら、そこそこ  投稿日:2007/07/26
おばけ、ネス湖へいく
おばけ、ネス湖へいく 作・絵: ジャック・デュケノワ
訳: 大澤 晶

出版社: ほるぷ出版
「おばけパーティー」にかなりはまった時期があり、同じシリーズのこの本も読みたいと子供がいいました。

「おばけパーティー」があまりにも好評だったので、こちらはあまり期待してはいませんでしたが、予想に反して良かったです。

このお話はおばけたちがネス湖の怪獣ネッシーを見に行こうと旅に出るお話です。
おばけがちょっと違うことをしていたりよそ見をしている間に、ネッシーは顔を出します。
「ほら、そこそこ!」
と、子供たちも指差しながら楽しんでいました。
結局、おばけたちはネッシーを見ることができないまま家についたのですが、なんと記念写真に。
最後にうれしいサプライズが待っている、ウキウキな絵本です。

「ネッシーって何?」
って最初に子供に聞かれたけど、
「ネッシーって私が子供のときに流行ったから聞いたこともなかったんだっけ。」
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なかなかよいと思う なんだか異文化にふれたような  投稿日:2007/07/25
こねこのトムのおはなし
こねこのトムのおはなし 作・絵: ビアトリクス・ポター
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
ピーターラビットのシリーズは何冊か読んだことがありますが、文化が違うせいかなかなか共感できることが少なく、中には「何?この話?」と拍子抜けするのも多いです。

でも、このお話は普通に絵本として楽しめました。
本のサイズが小さめなので、時々顔を近づけて絵を見ないと子供には分かりにくい部分があったのですが、この不思議な雰囲気を十分に楽しみました。

特にぼろぼろに脱いだ子猫たちの服を、あひるが着ているところがなんともかわいかったです。
当然子猫たちはお母さんに怒られるのですが、おめかしさせて外に出して、服を汚さないでねっていう注文は子供には絶対に無理でしょう。と思いました。

読み終えると、なんだか異文化に触れたような感覚になるのは不思議です。
子供はこの本のサイズと絵のかわいらしさひかれて、随分小さいころからシリーズを手にとっています。
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自信を持っておすすめしたい すべての人に、オススメはできないな。  投稿日:2007/07/25
ハエくん
ハエくん 作・絵: グスティ
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
いやあ、強烈!最後のオチへのもって行きかた、本当に面白かったわ。子供もげらげら笑ってるし。子供が絵本でこんなに笑う姿を見ると幸せを感じるなあ。
借りてきたばっかりなのにもう何回も読んだよ。

でも、この本すべての人にはオススメできないなあ。
特に下ネタNGの人は、嫌がるだろうな。
親子の愛とかそういう感動ものでもないし、表紙買いする感じの本じゃないから、面白がられる割にはセールスは伸び悩むんじゃないだろうか?
などと感想としては絶賛ながらも、かなり余計なお世話な考えをめぐらしてしましました。

ネタはばらさないほうが絶対に面白い本だと思いますので、ここであらすじは書きませんが、ハエ君受難です。
品のいい本ではないですが、少しでも許せると思う方はぜひ読んでみてください。

でも他の本も読むなら、最後の方がいいかも。
その後他の本読んだんだけど、おいしいデザートの後に食パン食べるみたいに、その本に対して感想を持てなくなってしみました。(ハエくんのことが気になりすぎて)
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なかなかよいと思う ありのままでいいんだけどね  投稿日:2007/07/25
ダンデライオン
ダンデライオン 作・絵: ドン・フリーマン
訳: アーサー・ビナード

出版社: 福音館書店
キリンのジェニファーさんからティーパーティーに誘われたダンデライオンさん。うれしくって髪型、服装など相当めかしこんで行きます。
でも、ジェニファーさんにダンデライオンであることに気づいてもらえず追い返されてしまうんです。
最後はもとの姿に戻ってハッピーエンドになるのでほっとしました。

この本は「ありのままの自分をいつも出したらいいんだよ。」というメッセージがこめられていると思うのですが、
友達に招待されてうれしくなったライオンくんの、精一杯の気持ちが身だしなみを整えるってことだったと思うので、その気持ちは大切にしてあげたいなという感想を持ちました。
主婦の私としては、こんな特別の日におしゃれしなくていつするの?とも思いました。

それに、いくらおしゃれしすぎているとはいえ友達が分からなかったり、せっかく買ったぼうしが飛ばされたり、ジャケットが木にかけたままだったり、娘がちょっと残念そうでした。

招待日にやっと招待状が届いるなど細かく言えば気になることがないわけではありませんが、長女がなんだかんだ言っても気に入っている魅力的な本です。
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なかなかよいと思う 言われたとおりに子供は育つ  投稿日:2007/07/24
エドワルド せかいで いちばん おぞましい おとこのこ
エドワルド せかいで いちばん おぞましい おとこのこ 作・絵: ジョン・バーニンガム
訳: 千葉 茂樹

出版社: ほるぷ出版
何かの育児書で「言われたとおりに子供は育つ」というようなことが書いてあったのを思い出しました。
例えば「おまえは、落ち着きがないね。」
といい続けると、子供は暗示にかかったようになってしまって本当にそうなってしまうといったような内容です。

この本のエドワルドは、どこにでもいる男の子。
少しいたずらもするし、少しだらしなかったりもします。
でも、大人たちが
「おまえは世界で一番○○だね。」
と、言い続けるたびにどんどん悪くなっていくんです。
この前半の流れにちょっと悲しい気持ちになりました。

でも、後半は前半と反対に大人たちがエドワルドに対してほめたり感謝の言葉を述べたりします。
こうしてエドワルドは優しい素敵な男の子に変身していきます。

この本を読んで、日ごろ子供に何気なくかける言葉がどんな影響をあたえるのか、どんなに大切なのか私が考えさせられました。
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