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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 物事は、一面だけで語れない  投稿日:2025/01/12
サブキャラたちの日本昔話
サブキャラたちの日本昔話 作: 斉藤 洋
絵: 広瀬 弦

出版社: 偕成社
一つの出来事の受け止め方は
その立場によって、実に多面的である・・・
ということを、如実に物語るような
実にチャレンジングな昔話に仕上がっています。

みすぼらしい漁師だと思われていた浦島太郎は
実は、苗字帯刀を許された立派な武士で
主の敵討ちのために、漁師に化けていた・・とか
桃太郎の「桃から生まれた」というファンタジーに
真正面から向き合ってみたり・・・。
楽しいだけじゃない、ちょっとダークな部分も持ち合わせた
完全に大人向けのお話は
もうひとつの昔話の一面を、浮かび上がらせてくれます。

次は一寸法師の鬼あたりに語ってもらいたい。
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自信を持っておすすめしたい 死について考える  投稿日:2024/12/31
ハニーのためにできること
ハニーのためにできること 作: 楠 章子
絵: 松成 真理子

出版社: 童心社
離れて暮らすおばあちゃんの死と共に
おばあちゃんの飼っていた老犬の生きざま死にざまを
リアルに語っている児童書です。

動物は可愛くて
子供のころは、単純に「飼いたい」とおもったものです。
そのたびに母は「動物は死ぬから」といって首を縦に振らず
動物を飼うチャンスはありませんでした。

人間より早く死んでしまうことが確実な動物の命を引き受けるということは
とても重いことなんだな・・
でも、尊いことなんだな・・と
感じさせてくれる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 信じる心  投稿日:2024/11/25
子ぎつねと音のなる石
子ぎつねと音のなる石 著: くすのき しげのり
絵: 酒井 以

出版社: あかね書房
旅する音楽家と女の子(子ぎつね)の交流を描いた
心温まる物語です。

キーとなるのは「かんかん石」

その石を集める約束をし、カバンを預けた音楽家
持ち去る女の子・・・
戻ってこない女の子を信じて待つ音楽家
「キツネに化かされた」と言う、宿のおかみ・・

登場人物は多くはないですが
ひとりひとりがとても効いていて
静かにお話は流れます。

女の子は石を集めて戻り
響く音の出る石が木箱に並べられ
鉄琴(木琴?)のような楽器が出来上がるところも
わくわくします。

信じることのすばらしさを穏やかに描いた
月のほほえみのような一冊です。

柔らかいタッチの絵も、とても合っています。

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なかなかよいと思う 楽しい世界観  投稿日:2024/11/04
おいものもーさん
おいものもーさん 作: 岡田 よしたか
出版社: ブロンズ新社
「うどんのうーさん」と「ちくわのわーさん」を読んだことがあります。
これ、どんどんシリーズが増えていたのですね。

秋だし、おいも、だよね、と
手に取りました。

表紙からして「秋」です。

勉強熱心なもーさんは
読書しまくっています。
そこへやってきた「たこ」により
「なま」の芋は、
干し芋でもふかし芋でもなく「やきいも」になって・・

ものすごい力業の展開・・

話が飛躍しすぎていて
頭が固くなった自分には
どこが笑いのポイントか
ちょっとわかりませんでした(にがわらい)


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自信を持っておすすめしたい よかった!!  投稿日:2024/11/04
よかったなあ
よかったなあ 作: まど・みちお
絵: あずみ虫

出版社: 理論社
タイトル通り「よかったなぁ」という気持ちが込み上げてきました。

なにげないもの、普段意識しないものにも
心や目を向けてみると
こんなにも清らかな気持ちになるものなのですね。
そんな気持ちを呼び起こしてくれる
まどみちおさんの文章と
あずみ虫さの、アルミカッティング技法の絵。

当たり前が当たり前でなかったコロナ期間を経た今だからこそ、
ひときわ、心にしみるような気がします。
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自信を持っておすすめしたい 何者かにならなくても・・  投稿日:2024/11/04
チェロの木
チェロの木 作: いせひでこ
出版社: 偕成社
森の育みが、こんなにも人生を支えるんだと思いました。

お父さんが楽器職人である主人公の子が
身近にある、森や木や、そこから作られた楽器に興味を持っていく。

楽器を弾くことを続け
ついには・・・・
というラストを自然と期待してしまっていたのだが
主人公は
演奏家にも職人にも、ならなかった。
子どもたちに教える仕事を続けている・・とあった。

人生において、実は、劇的なゴールなんて
そうおこらないのだ。
でも、それぞれの納得や満足の落としどころで
折り合いをつけて生きている。

それも、幸せなんだと・・強く思った。

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なかなかよいと思う 大人向け・・かな  投稿日:2024/11/04
大きな木のような人
大きな木のような人 作・絵: いせひでこ
出版社: 講談社
時間つぶしに立ち寄ったセンターに置かれていました。

パリの植物園の職員と
そこを訪れる女の子との
それぞれの人生が少しの間交錯した時間について
ゆるやかに描かれています。

人は出会いと別れを繰り返し
その時間の流れの中で、
いろんな気持ちの変化があり
あたらしい自分が常に生まれてくるのだと思います。

どんな人と出会うかが
明日の自分を作るのだな・・と考えさせられた本でした。

とてもとてもとても深いので
大人にお勧めします。
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自信を持っておすすめしたい ティラノサウルスシリーズ完結  投稿日:2024/10/11
おまえうまそうだな さよならウマソウ
おまえうまそうだな さよならウマソウ 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
シリーズ20年目、16作目のこれが完結編なんでしょうか。

うまそうが大きくなって
ティラノサウルスは年を取っています。

娘が小さい時に何度も何度も読んだ1作目の「おまえうまそうだな」から時を経て
うまそうが大きくなって
ティラノサウルスは年を取っています。

目の前の娘は二十歳になりました。
私も年を取りました・・・。
そんなことを最近ちょいちょい感じるときに読んだこの本は
ちょうど私の今の心情に刺さるものでした。

人はやがて死んでいくけれど
受けついだものは生き続けている。

自分は果たして、何を娘にのこせるのか・・・
しみじみ考えさせられる
そんな一冊です・・。

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自信を持っておすすめしたい てれび・・ああてれび・・  投稿日:2024/10/11
テレビのずるやすみ
テレビのずるやすみ 作: 村上 しいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: PHP研究所
身近な家電テレビのストライキ?
人を楽しませるだけでなく
テレビ自身も楽しみたいよね。
その視点はなかったので、ちょっと目からうろこでした。

いつもこの家族は
ありえない身近な製品の擬人化を
すんなり受け入れて話が進むので
もうその様子だけで面白いんだよね。

次はなにがくるのだろう・・。
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なかなかよいと思う シリーズ続いてた・・  投稿日:2024/10/10
ちょきんばこのたびやすみ
ちょきんばこのたびやすみ 作: 村上 しいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: PHP研究所
「れいぞうこの夏休み」が大好きでよく読んでたけど
「おやすみシリーズ」として継続していたんですね。
懐かしくて手に取りました。

読みながら、キーワードが出て切るたびに
長谷川義史さんの「ダジャレ日本一周」という本のタイトルがちらつきながら読みました。

シリーズ化の苦労が少しわかるような本でした。

お気楽に楽しめるのが
このシリーズの良さですかね。
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