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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 一寸考えさせられる作品  投稿日:2010/08/28
ねえあそぼ
ねえあそぼ 作・絵: 長野 ヒデ子
出版社: ひかりのくに
とある休日に、パパが新聞を読んでいると、子供が遊んで貰おうと思ってよじ登ってみたりしてちょっかいを出してきます。
その姿を、サル、馬、舟、くじら、怪獣にしたりして、パパも一緒に楽しんでいるように描いています。

我が身を振り返ってみると、長男が小さい頃、新聞を読んでいると、良く長男が新聞を攻撃してきたことを思い出します。
絵の中のパパは最後まで新聞を読んでいるのですが、やはり、新聞なんて投げ出して遊んであげるといったストーリーにした方が良かったのではないでしょうか?

パパが変身していく様は、なかなかユニークなので、子供も気にいることと思います。
パパにも読んで貰って考えて欲しい作品です。
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なかなかよいと思う 絵が味わい深い  投稿日:2010/08/28
BOOKS POOKA まいごのしろくま
BOOKS POOKA まいごのしろくま 作・絵: アンドレ・ダーハン
訳: 角田 光代

出版社: Gakken
但し書に、人気絵本作家のアンドレ・ダーハンとありましたが、初めて読む作家でした。

設定場所は、おそらく北極。
主人公は、白熊の両親と小熊で、何と氷が崩れて棲家を追われてしまいます。
そこで、親熊が大きな氷を探しに行くというストーリーなのですが、今の温暖化という環境問題に切り込んだ作品と言えそうです。

後半では、何故か幸運のお星様が登場して、溺れた小熊を助けるといったシーンがあり、一貫性のなさが気になるところです。
とは言え、絵自体が絵本らしい絵なので、全体を通して飽きることなく読み聞かせ出来る作品だと思います。

小熊が危機に陥る場面には、我が身に置き換えて聞き入る子も多いことではないでしょうか?
環境問題を考えることでも、活用できる絵本としてオススメします。
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自信を持っておすすめしたい 何度も読み返す楽しさがあります  投稿日:2010/08/28
100ぴきのあり おなかぺこぺこ
100ぴきのあり おなかぺこぺこ 作: エリノア・ピンチェス
絵: ボニー・マッケイン
訳: ひがし はるみ

出版社: 文化出版局
100匹のありが、1列に整列してご馳走を目指すシーンから始まります。
一番チビのありが、2列だと遅いから2列で行こうと提案して何とか2列で行進を再開します。
この時既に、ねずみ、ウサギ、鳥といった早い動物達は戦利品を持ち帰る最中です。

今度は、4列で行こうと提案して、4列での行進をするのですが、第2陣のリスとかが持ち帰るのとすれ違います。
こんな繰り返しをして、仕舞いには10列になって到着するのですが、整列に時間がかかりすぎたので、何も残っていなかったというオチです。

何と言っても整列して行進するありと、戦利品を持ち帰る動物達のコントラストが最高です。
特にアヒルがクッキーを食べながら歩いている様なんて、本当に楽しそうに見受けられました。

数の絵本として世に出たようで、確かに楽しみながら学べる絵本です。
でも、そんなことを考える前に笑ってしまうのではないでしょうか。
とにかく楽しい絵本なので、オススメします。
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なかなかよいと思う 絵が可愛い  投稿日:2010/08/28
ころころパンダ
ころころパンダ 作・絵: いりやま さとし
出版社: 講談社
「ぴよちゃん」シリーズで有名ないりやま さとしさんの作品。
パンダの日常を描いたものですが、とにかく可愛らしい。
パンダという素材と、いりやまさんの絵のマッチングが良いので、眺めるだけで暖かい気持ちにさせてくれます。
子供がパンダと一緒に遊びたくなるのは間違いありません。
文章も短く、とても分かり易いので、読み聞かせにはピッタリの絵本です。
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ふつうだと思う 絵のバランス感覚が抜群  投稿日:2010/08/26
ふしぎなたまご
ふしぎなたまご 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
ディック・ブルーナと言えば、ミッフィーでつとに知られています。
赤、青、黄、白を基調に黒で縁取りした絵は、くっきりしていて、赤ちゃんでも理解し易いもの。
しかも、絵も極限までデフォルトしていますから、人気があるのも頷けます。

今回の作品も絵だけ見ると、実に素晴らしいです。
アヒルの赤ちゃんが、卵の殻を頭にのっけている姿なんて、そのバランス感覚といい、姿形といい絶妙としか言いようがありません。

それに比べるとストーリーは、あまり頂けません。
落ちていた卵からアヒルが誕生するというのが主で、それに絡んで動物達が登場するのですが、0歳からを対象にしているのに、文章量が多すぎです。
正直言って、話を聞くことなく絵を眺めているだけではないでしょうか?

それを補い余るくらい絵が魅力的な作品と言えると思います。
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ふつうだと思う エンディングがいただけません  投稿日:2010/08/22
ワーニー、パリへ行く
ワーニー、パリへ行く 作・絵: フレッド・マルチェリーノ
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
フレッド・マルチェリーノは、シャルル・ペローの「ブーツをはいたネコ」の挿絵でコールデコット賞受賞しています。
自作の絵本は本書が最初の作品。

舞台はエジブトで、ナポレオンが侵攻している時代です。
主人公のワニのワーニーは、幸せに暮らしていたのですが、そのナポレオンにみやげとしてパリに連れ去られてしまうのです。
お城の庭が棲家になって、最初は人気者になるのですが、直ぐに飽きられて食肉にされそうになってしまします。

逃げ出した先は、パリの下水道。
あの有名な下水道ですから、逃げ込むには最適な場所に違いありません。
ここまでは、ストーリーとしては普通なのですが、このワーニーの絵が実にユニークで楽しめました。

というのも、エンディングがどうしても納得できないのです。
最後のシーンさえなければ、五つ星候補でした。
それにしても、どうしてこうした結末にしたのか?
絵本としてはありえないものです。

絵自体がとても好ましいものだっただけに、非常に残念です。
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ふつうだと思う 分かり易い色合いの絵  投稿日:2010/08/10
きいろいことり
きいろいことり 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: いしい ももこ

出版社: 福音館書店
ディック・ブルーナの1964年の作品を2010年4月に改定したもの。
実に息の長い作品です。

お話は、牧場にやって来た黄色い小鳥が、黒い子犬に牧場案内して貰うというもの。
にわとり、牛、ひまわり、豚などを紹介するのですが、元々絵自体がくっきりしているので理解し易いでしょう。
ただ、干草小屋は何?という感じではないでしょうか。

赤、黄、緑、白、黒を使用し、黒で縁取りした絵は、しっかりと目に飛び込んでくるので、絵だけで楽しめる絵本です。
この手の作品にしては文章は多いのですが、語り口調なので飽きることなく読み聞かせできると思います。

ファーストブックの次の絵本と言えそうです。
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自信を持っておすすめしたい 短いながら心暖まるストーリー  投稿日:2010/08/10
おひゃくしょうのやん
おひゃくしょうのやん 作・絵: ディック・ブルーナ
訳: まつおか きょうこ

出版社: 福音館書店
ディック・ブルーナと言えば、ミッフィーで有名で絵については申し分ありません。
赤、青、黄、白を基調に黒で縁取りした絵は、くっきりしていて、赤ちゃんでも理解し易いもの。
しかも、絵も極限までデフォルトしていますから、人気があるのも頷けます。

それに比してストーリーは、若干物足りないと思っていたのですが、この作品は中々のものでした。

物語は、主人公のお百姓のヤンが畑に種を蒔くシーンから始まります。
それを見ていた鳥たちが、種を食べてしまうのです。
怒ったヤンは、案山子を立てて鳥たちを追い払います。
でも、心優しいヤンは、鳥たちに種をプレゼントするのです。

ストーリー自体も、短いながら心暖まるもので、とても上手く仕上がった作品だと思います。
ファーストブックの次のステップにオススメします。
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ふつうだと思う 絵が可愛い  投稿日:2010/08/10
ひよこのぴー<復刊傑作幼児絵本シリーズ 8>
ひよこのぴー<復刊傑作幼児絵本シリーズ 8> 文: 寺村 輝夫
絵: 多田 ヒロシ

出版社: 復刊ドットコム
『復刊傑作幼児絵本』シリーズの一冊で、1967年の作品を2008年に復刊したものです。

ニワトリとヒヨコの絵が実に可愛く描けていて、それだけで合格という感じです。
そこに、登場するのが牛。
仲良くするという展開なら良いのですが、弱いものいじめをする牛という登場なので違和感を覚えました。

せっかくの可愛い絵が、ストーリーによって打ち消されたような気がしてなりません。
純粋に絵を楽しむ絵本と言えそうです。
【事務局注:このレビューは、2008年刊行に寄せられたものです。】
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自信を持っておすすめしたい 表情が絶妙  投稿日:2010/08/08
おうちのともだち
おうちのともだち 作: 柳原 良平
出版社: こぐま社
サントリー宣伝部時代の大ヒット「アンクルトリス」が懐かしい柳原 良平さんのファーストブック向けの絵本です。

家中のものに「くん」「ちゃん」「さん」と名付けて擬人化しているのですが、どの表情も絶品です。
そのバランス感覚は、まさにデザイナーならではのもの。
ストーリ−も単純ながら、朝起きて寝るまでの流れで綴られており、最後には登場人物がみんな寝てしまうという懲りようで、文句のつけようがありません。
みんなともだちという題目も、言いえて妙で、まわりのものに対してこんな気持ちで赤ちゃんが接してくれたら、優しい気持ちを持つ子に育つのは間違いありません。
是非ファーストブックに加えて欲しい一冊としてオススメします。
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