ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
話題
きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

  • かわいい
  • 盛り上がる
  • ためしよみ

TOP500

ムース

ママ・40代・その他、男14歳 女9歳

  • Line
自己紹介
 1992年から米国シアトル在住。夫と子ども2人、犬1匹の暮らしを緑豊かな自然の中で楽しんでいます。
好きなもの
子どもの絵と歌声、絵本、パペット、自然素材のおもちゃ、アート、音楽、スポーツ、裏庭、潮風
ひとこと
 子どもといっしょに絵本を開く時間が、至福のひとときです。

 絵本ナビとの出会いは2002年、息子8歳、娘3歳の夏でした。オレンジ色が基調の気さくなウェブページに惹かれ、即メンバーに。以後、絵本とふれあいの記録が楽しくて、夢中になって投稿を続けました。500冊を越える絵本の思い出が残せたことは、絵本ナビのおかげです。1人で書いていても楽しかったのでしょうが、ほかのメンバーの感想を読むことで、共感したり刺激を受けたり、楽しさが倍増しました。そんな日々の集大成として『幸せの絵本1』にいくつか感想を掲載していただいたことは、格別の思い出になっています。心から感謝いたします。
 最近、子どもたちを取り巻く生活環境の影響で、絵本は日本語よりも英語中心になってきました。それに伴い絵本ナビからも少し遠ざかっていますが、新しく日本語の絵本を読んだときは必ず投稿しようと思います。
 現在、ブログで英語絵本中心の記録を日課にしています。よろしければ、どうぞごらんください。

ムースさんの声

531件中 231 〜 240件目最初のページ 前の10件 22 23 24 25 26 ... 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う 子どもは納得  投稿日:2003/07/18
ゴリラのパンやさん
ゴリラのパンやさん 作: 白井 三香子
絵: 渡辺 あきお

出版社: 金の星社
 知り合いのお母様から薦められて読んだ作品。わたしの第一印象は教訓絵本だったのですが、意外と子どもたちは気に入ってくれました。動物が主人公であることに加え、パン屋さんという設定が親しみやすくてよかったのかも。機関車トーマスにも同じようなテーマのお話がありましたよね。息子は、トーマスにたくさん教えてもらったような気がします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 人生の指南絵本  投稿日:2003/07/18
フレデリック
フレデリック 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
 子どもには高校生ぐらいになったときに贈りたい絵本。初めて読んだときは、作者のメッセージがよく理解できずにいました。でも今振り返ってみると、これは「実学」と「虚学」のことを言っているのかなーと。
 世の中、実学で支えられていることがほとんどなので、この存在は抜きに語れませんが、物やお金ばかりを追求しても人間は幸せになれません。そこに芸術(音楽、美術、文学すべて)が登場し、たとえ実際の物として残らずとも、人間の心を豊かにする音、色、空間、時間……思い出を提供するのだと、レオ・レオニは言いたかったのかな。
 わたし自身の生き方も自然体で行けば虚学に位置するので、フレデリックの存在は大きな心の支えです。これって、小さな子どもには理解しにくいことでしょうね。息子、娘が成長したら、ママはこんな生き方を選択したんだよと、フレデリックに触れながら話せばいいですね。
 小さなうちは、光や色や言葉を集めるってどんなことだろう、と空想の世界に遊ぶことで十分だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい まる、さんかく、しかくから動物が登場!  投稿日:2003/07/17
エイラトさんのへんしんどうぶつえん
エイラトさんのへんしんどうぶつえん 作・絵: ロイス・エイラト
訳: 中川素子

出版社: 偕成社
 形、色、動物が切り抜かれた造形から学べる絵本。初めて手に取ったとき、あまりのデザインの美しさと変化の楽しさに脱帽でした。まだ米国に来たばかりの頃で、とにかく仕掛けの面白さと色の鮮やかさに感心し、即購入したのを覚えています。
 ちょっと時間がかかりますが、最初の「まる、さんかく、しかく」のところ、自分でも色画用紙を切り抜き、同じものを子どもたちと作ってみたりもしました。子どもは変化が大好き。ページをめくるたびに異なる形によって異なる動物が出来上がり楽しいです。この作品をきかっけにこの作者に興味を持つようになりました。
 他に農場の動物編もありますが、わたしはこちらの作品の方が好き。本作品がこのシリーズ第1弾なので、それだけ衝撃的だったのだと思いますが。3歳ぐらいのお子さんからどうぞ。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 体操の絵本  投稿日:2003/07/17
はねはね はねちゃん
はねはね はねちゃん 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
 012の購読で読みました。動物と体操をする絵本で、小さなお子さん向け。でも、どうしてかな?うちではあまり印象に残っていません。体を動かすことは、いつもしていたからかな。息子はもうすでに、子犬、お猿、こねずみになりきっていたりして、十分に自然児だったからでしょうか。個人的に動きの描写が生き生きしていないかも……というような感想は持ちました。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 音の集合  投稿日:2003/07/17
おーいおーい
おーいおーい 作: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
 「おーい、おーい」と呼んだら、いろんなものが集まって、それぞれみんなが音を出すという子どもの喜びそうな絵本です。
 びっくりしたのは電話が携帯(っぽいデザイン)になっていたこと。うちでは当時まだなじみがなかったので、この絵本の感覚が新しいというか、何かうちがテクノロジーに遅れている……というか、そんな感想を抱いた絵本でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ポリン・ポロン・ポルン!  投稿日:2003/07/17
サリーのこけももつみ
サリーのこけももつみ 作・絵: ロバート・マックロスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
 何といっても、サリーがブルーベリーをばけつに入れる「ポリン・ポロン・ポルン!」、小熊がブルーベリーを食べる「むちゃむちゃ、ごっくり!」など擬態語の面白さが娘を魅了しています。この場面になると、娘は必ず音を繰り返して確認。ベリーを3つぶ食べる場面では3つ食べるまね、4つぶ食べる場面では4つ食べるまね。小さな子どものささやかな楽しみを、北米の自然を背景に描写した作品です。
 これはもうブルーベリー摘みに行かないわけには行きません。ブルーベリーは触れるだけでポロポロとこぼれるように採れるので、小さな子どもにはもってこいのベリーです。(近所に野生のブラックベリーの茂みがあるのですが、こっちは棘がいっぱいなので、こうはいきません。)夏はベリーの季節。イチゴにはじまり、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、ボイゼンベリー、マリオンベリーなどなど、市場にはたくさんの種類のベリーが並ぶので、サリーのことを話題にしながら足を運ぼうなどと考えました。ジャム作りもいいですよね。(米国にはペクチンとベリーを混ぜて冷凍するだけで簡単にジャムの作れるレシピがあって、びっくり仰天でした。話がそれました……。)
 お話は、お母さんと一緒にそれぞれブルーベリー摘みに出かけたサリーと小熊が途中、お母さんを取り違えてしまうというおかしさを交えて展開します。とても面白い発想なので、こういう魅力的なプロットを伴うときはお話の長さはもう少し短くてもいいかも。小さな子どもが主人公の割には長いお話です。
 それにしても、わたしはこの「こけもも」という訳が気に入っています。イラストはブルーベリーの色らしく、濃い青で単色。文字はセピアっぽい茶色。体裁は地味ですが、暖かい気持ちにさせられる作品です。表紙裏のサリーの家のキッチン、ダイニングの風景がまた素敵ですよ。カレンダーは8月になっています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 末っ子のけなげな姿がいじらしい  投稿日:2003/07/15
ティッチ
ティッチ 作・絵: パット・ハッチンス
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
 おにいちゃんのピート、おねえちゃんのメアリに混じってティッチも一生懸命。その姿がいじらしくて、可愛くて、何度もページをめくってしまいます。こういう3兄弟、身近にいそうなので、親としてなおさら親しみを感じました。かわいいなー。
 娘はティッチの持ち物(三輪車、風車など)が気になる様子。小さな子は小さな子同士で楽しみが共有できるのでしょうね。「お兄ちゃんは大きい、お姉ちゃんは中くらい…」と子どもたちのサイズにも納得していました。
 特におにいちゃん、おねえちゃんのいる末っ子さんにお勧め。3歳ぐらいから。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 日常を歌う  投稿日:2003/07/08
めのまどあけろ
めのまどあけろ 作: 谷川 俊太郎
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
 息子が小さかった頃、読んだ記憶がありますが、あまり印象に残らなかったのが本音。日常、身のまわりのできごとを軽やかなリズムで歌ったものですが、名作コンビにしては普通の作品かな。イラストがもう少し魅力的だと、また受け取り方が変わるかも知れません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ねずみときつね、面白い関係です  投稿日:2003/07/04
歯いしゃのチュー先生
歯いしゃのチュー先生 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 内海 まお

出版社: 評論社
 小さなねずみの歯医者さんが、きつねの歯を治療します。「ねずみが食べたい」という本能に襲われるきつねとのやりとりがドキドキで愉快です。きつねの息の匂いがしてきそうな、この場面の描写。手に汗握ってしまいます。
 日本語の「チュー先生」っておもしろいですね。英語では「Dr. DeSoto」とスペイン語の苗字。ビデオもあって、息子のお気に入りです。スタイグの作品では「ロバのシルベスター…」より、こちらの作品のほうが好きです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 家族のそのままが描かれています  投稿日:2003/07/03
どうぶつえん
どうぶつえん 作: アンソニー・ブラウン
訳: 藤本 朝巳

出版社: 平凡社
 ぼく、弟のハリー、パパ、ママが動物園に行きます。これは、ある一家の動物園でのお話。1993年英国ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品が10年後に日本語で登場しました。帯には「圧倒的な描写力で描かれるシュールでおかしな家族の一日」。とくにパパの受けないダジャレが悲しくおかしく、私は笑ってしまいました。息子は男の子が二人登場することと、イラストがお気に入りのようで喜んでいました。「はなせよ」「おまえこそ、はなせ」なんて言いながら、取っ組み合いのように兄弟がじゃれるところなど、今の息子(3年生)そのもの。いたるところに小学生の男の子らしい描写があって、わたしは愛しくなってしまいます。パパ、ママの描写も愉快。こういう家族、本当にいそうだから、実際に動物園で出会ったら思い出してクスッと笑ってしまうかも。
 ただ、5つ星にしたけれど注文したかった点がひとつ。子どもの本だからと言って全部ひらがな表記にするのは、作品のイメージをくずすことにつながります。内容や対象に合わせて本文に漢字が使用されていたら、本作品はもっと生きるはず。息子に「ぼく」と「弟のハリー」の年齢をイラストから推測させたところ「ぼく」は3−4年生、「弟のハリー」は1−2年生とのこと。小さな子ども対象というよりは、大人受けしそうな場面があったりして、ひらがなだけではページから受けるメッセージがピリッと伝わらず残念です。こういう作品はたとえ難しい言葉でも漢字を使う方が印象に残ると思うんですが。
参考になりました。 0人

531件中 231 〜 240件目最初のページ 前の10件 22 23 24 25 26 ... 次の10件 最後のページ

児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット