季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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ふつうだと思う 無言の自然美  投稿日:2015/08/08
きんいろの雨
きんいろの雨 作: 中川なをみ
絵: 舟橋全二

出版社: くもん出版
 「山がきれいだから、遊びに来い」と
すずの祖父の言葉に嘘はない。
秋の自然は「ことばを呑むほど」に、すばらしいのだから。
 船橋全二のアートは、シンボリックだ。
カタチの、ラインの、カラーのひらめきは、無言だからこそ
よりシンボリックに観るものを釘づける。
 だから残念に思う、
紅い紅葉の…、金色の…、カラマツの…、
小さなトタンの…、真っ暗闇の…、風の…、葉っぱの…、朝日の…。
ここにはこれでもかと、黄金のことばがちりばめられている。

 自然は、おしゃべりでない方がいい。
ことば過ぎたら、お詫びする。
感謝
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ふつうだと思う 読み継がれて  投稿日:2015/08/08
やせたぶた
やせたぶた 作: 木島 始
出版社: リブロポート
 図書館の棚に、手あかでいっぱい汚れて、
黄色い表紙のこのえほんはまだありました。
ブタなのに、やせてるなんて、案の定いじめられ…。
「なんで太りたいの? このブタさん」
質問に答えぬまま、20年近く経過しました。

 あの頃の答えは、見つけたのでしょうか?
自分は自分と割り切る必要が、どうして求められるのか?
これからもまた、読み継がれるのでしょう。
こころの芯まで、やせてはいないのに…。

 ひとはおせっかいかな、ちょっとばかり。
ごめんなさい。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 心に残る、良書。  投稿日:2015/08/08
おおきな きが ほしい
おおきな きが ほしい 作: 佐藤 さとる
絵: 村上 勉

出版社: 偕成社
 私は、木登りが忘れられない。
小さい頃、前栽の木に登っては、祖父に叱られた。
木には子ども心を引き寄せる何かが、あると思う。 
さとるが思い描くおおきな木にも、
どこか心をくすぐられた、木からの呼びかけが、見え隠れする。
 田舎町ではあたりまえの庭の木も、都会では贅沢な品扱い。
木々のいのちに、子どもがなびかない訳はない。
子どもは風を感じ、風に学んで、木と遊びたいのだ、そう思う。
春、夏、秋、冬、木のいのちの上から、季節を眺め、
遠くに街を、山並みを、真下に家族の住むわが家を見つめる、
そんな計画をたててみたいのだ、ゆっくりと本気に。

 父とふたりで、計画を楽しむ。母がそれを見て、微笑む。
こんな良書にめぐりあえて、うれしいな。
佐藤さとる画伯、偕成社に、感謝
参考になりました。 3人

なかなかよいと思う もーものたーねまろー  投稿日:2015/08/08
もものうえのたねまろ
もものうえのたねまろ 作・絵: 降矢 なな
出版社: 福音館書店
 ももこはたねまろを知っているらしい。
そこに驚いた!
うーんと考えて、去年の夏も会っていたとしよう。
でも「昨年は…」なんて挨拶、なかったなぁ。
「夏がくーると思い出す、静かななんとか」じゃないけれど、
夏が来るたび、桃を見るたび、たねまろが顔を出しそうだ。
たねまろがお土産に持たしてくれた大きな桃。
まるで玉手箱みたいなのに、ももこはあっさり食べちゃった!
あーっ!また来年、会える魔法の桃か!
なるほど、なーるほど。
降矢さま、ごちそうさま。感謝
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 大胆で、繊細な  投稿日:2015/08/08
新装版 みずまき
新装版 みずまき 作・絵: 木葉井 悦子
出版社: 講談社
 絵のカラフルさ、大胆な筆さばき、破天荒な構成…。
ただ者ではなかったぞ、木葉井画伯。
その水まき庭先の広大さは、尋常じゃない。
竹やぶあり、しいたけ林あり、鯉・亀およぐ堀池あり、
水路にお太鼓橋がかかり、稲荷が鎮座、地蔵様もおらっしゃる…。
ここが前栽とは、スケールがちがう水まきなのだ。
 大暴れの水まきがくり広げられ、まるで水あそび。
そして風鈴、団扇に浴衣、蚊取り豚の煙る夏の仕舞…
最後は繊細にいやはや、正直ほっといたしました。
 ねぇ、涼しくなったかなぁ…、わからない。
今年の夏は、とんでもなく暑いからねぇ。
感・謝
天国でも、水まきしているのかなあ…
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい くさくてえらい!  投稿日:2015/08/05
くさいくさい!
くさいくさい! 作: 和田登
絵: 和田春奈

出版社: 星の環会
 こどもは「うんちとおしっこ」をすぐ、話題にする。
ところがいじめのきっかけだったり、恥の最初だったり、
とかく「良くない側」に押しやるのは、残念だ。
 臭い戦いは、正義の戦いだった。
臭うえほんは、おいしい野菜を考えるきっかけになる。
一見豪華な切り絵デザインも
うんち・おしっこの見えない重責を果たせはしない。
勧善懲悪のスカッとさせるおはなしも
うんち・おしっこの真面目な働きにかなわない。
 くさくてえらいこのえほんに、感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ごっこがピョーンととびだすぞ  投稿日:2015/08/05
おへやだいぼうけん
おへやだいぼうけん 作: ほりかわりまこ
出版社: 教育画劇
 ページを繰るたびに、想像いっぱいのごっこ遊びが
ピョーンと目の前にとびだしてくる!
ほりかわ画伯のイマジネーションに、見るものの目が
グイーンとひっぱりだされるぞ
まるで私まで、えほんの中のふたりと遊んでいるようだよ
 教育画劇さんらしさをいっぱい味わえる
元気で楽しくて、夢といっぱい遊べるえほんです
あーっ、おもしろかった
ありがとう、感謝です
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい アッシー!!  投稿日:2015/08/05
つきよのかいじゅう
つきよのかいじゅう 作・絵: 長 新太
出版社: 佼成出版社
 先日の、ブルームーンのような
怪しく光る満月を、鼻でもてあそぶアシカのような何か。
一人のカメラマン、もとい!
10年もそれを待ち続けたスペクテイターが
超妄想の世界にもてあそばれ始める。
 ネッシーみたいな、シンクロナイズド・アッシー…。
夢か…、いいえ、月だけが欠けていく
長新太画伯の、ほんとうの夢のある、えほんです。
感謝
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う うれしくて、泣ける  投稿日:2015/08/04
だいすきなパパへ
だいすきなパパへ 作: ジェシカ・バグリー
訳: なかがわ ちひろ

出版社: あすなろ書房
 ママと二人で暮らす子どもビーバーのバークリーの思いと、
今は子を持つ我が身の、遠い昔の子どもの頃の思いが
ピタッと重なったような、ふしぎな感覚を呼び起こしてくれた。
 自分が今ここにいるのは、父と母の愛があったから。
今の自分を奮い立たせてくれるのは、妻と子の愛があるからこそ。
 舟を浮かべることを思い出させるこの8月に
この絵本にめぐり会えたことも、何かの縁だろう。
こころ静かにページを繰ると、うれしい涙がながれてくる。
親は子の、子は親の、鏡なんだもの。
 ジェシカさん、なかがわさん、感謝。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 友達のような、ぼく  投稿日:2015/05/22
ぼく
ぼく 作: 竹田 まゆみ
絵: 渡辺 有一

出版社: 教育画劇
 渡辺有一の絵がものをいう。
「ぼく」という子どもが
見ている私に話しかけてくる。
初めて会ったのに、
大切なものをみんな教えてくれる、
惜しげもなく。
 それで最後に聞かれるんだ、
「きみの好きなものは、なに?」とね。
絵本に尋ねられたのは、初めてだ。
他人とは思えない。
そう、友達のような「ぼく」だった。
 会いたくなったら、また開くよ。
感謝
参考になりました。 0人

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