新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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なかなかよいと思う いつの時代も白か黒  投稿日:2014/12/14
からすたろう
からすたろう 文・絵: 八島 太郎
出版社: 偕成社
 作者やしまたろうの実話だとすれば、もう100年前のおはなしです。
仲間はずれなのか、仲間はずしなのか、変人扱いなのか、個性発見なのか、
ひとはさじ加減ひとつで、こんなに大きく評価が変わるものかと、
作者の人生を重ねながら感じ入りました。
 ひとはひとりとして、同じひとはいないことを知っているのに、
白か黒かを求めて群れようとする。ひとを尊ぶこころをいつどこで、
計るようになったのでしょう。
 結末はハッピーエンドですが、問題提起の重さは、テラトン級です。
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ふつうだと思う いのちを慈しむこと  投稿日:2014/12/14
モモのこねこ
モモのこねこ 作: やしま たろう やしま みつ
絵: やしま たろう

出版社: 偕成社
 作者「やしまたろう」の作品として見てしまうと
いいのか、わるいのか、どうしても深い部分が見え隠れする気配を、
感じてしまうのだ。
 拾われたこねこ、愛情を持って育てられ、やがて母ねこになる。
生まれた子ねこは、無垢のかわいらしさ、モモのねこのこどもたち。
捨てられていた子ねこと対比され、作為を感じた。
 にぎやかになりすぎて、友人宅へもらわれて行く子ねこ。
モモがその子に「モモ血統書」を手書きする。ここにも作為を感じる。
すべてのいのちに、なんら違いはない。いのちを慈しむこころが
私たちの中に平等にあらんことを、祈るばかり。 感謝
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あまりおすすめしない だいじょうぶか?オオカミくん  投稿日:2014/12/14
おおかみとキャベツばたけ
おおかみとキャベツばたけ 作・絵: ひだ きょうこ
出版社: 教育画劇
 すばらしい描画、夢のある情景。
でもオオカミくんが少々やさしすぎるので
お話と絵が、チト上滑りをしているように感じました。
ひょっとして郊外に育ったのかな、狩りはひとりで大丈夫なのかな。
心配させない程度にずうずうしくなったら
もう一度読んでみます。
感謝
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ふつうだと思う 水をさすようですが  投稿日:2014/12/14
あめがふるひに…
あめがふるひに… 作・絵: イヘリ
訳: ピョン・キジャ

出版社: くもん出版
 「こんな雨がふるひに、みんなは何をしている?」
素朴な疑問は共感できたし、見ていた子どももガハハと笑ったけれど、
私は感想するスイッチがなかなか入りませんでした。
雨の表情と動物や蝶、恐竜や龍の反応だけで笑えなかったのです。
この絵本の中で、この想像をめぐらせている子どもは、
お父さんとどんな約束をしていたのでしょう?
作家イ・ヘリの想像であれば、素直に理解したかもしれません。
感謝
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なかなかよいと思う キレがいい!  投稿日:2014/12/14
いそっぷのおはなし
いそっぷのおはなし 絵: 降矢 なな
再話: 木坂 涼

出版社: グランまま社
 イソップなど古い寓話は、残酷なほどにキレがいい。
降矢ななの絵が、現代的な迫力をもってそのストーリーに対峙している。
翻訳も格闘してこそ、日本のことばに張りが生まれる。
選ばれた寓話の教訓内容が、日本の子どもたちに端的に届くよう、
あたらしく、鋭いイソップお伽噺選、なかなかいいと思う。
感謝
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ふつうだと思う これはいかん、いかん  投稿日:2014/12/14
いくらなんでもいくらくん
いくらなんでもいくらくん 著: シゲタ サヤカ
出版社: イースト・プレス
 ギャク絵本だと思えばいいのかもしれない。
がしかし、ちょっと病的な依存症の大人を見るようで
殿お付きのものに物申す。
なぜ声をかけない?共にはじけない?
 いくらくんに味があるのではなく、殿に味が感染している様がやや情けない。
よって「ふつう」なり。感謝
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なかなかよいと思う うっ、感じるぞ!  投稿日:2014/12/14
うちゅうたまご
うちゅうたまご 作・絵: 荒井 良二
出版社: イースト・プレス
 荒井画伯の、哲学は爆発だ〜!
アタマでこの本を読んではいけません。危険です。
本に身を委ね、なかへ入り込んで、そう映画を見るように、
画伯の絵画の空間へ遊びましょう。
難しいと考えるひとは、目をつむればいいのです。
なに?それでは見えないと?
それでも面白いのが、荒井画伯の哲学なのだわ〜ん。
感謝
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ふつうだと思う あこがれるなあ  投稿日:2014/12/14
せかいいち たかい すべりだい
せかいいち たかい すべりだい 文: 加藤 志異
絵: 山崎 克己

出版社: 大日本図書
 せかいいちたかいすべりだい、なんてステキな響だことか!
大人もあこがれるなあ。子どもならきっと喜び過ぎて、失神するかも。
長い長いローラーコースターに、これでもかと並んで順を待つ子どもたちです。
でもね、最後に勢いあまってとびこむ先が、居眠りしてた母親の
腕のなかっていうのがなあ、父親としてくやしい。
それで「ふつう」といたす。感謝
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なかなかよいと思う 木にやすらぎをもらう  投稿日:2014/12/14
テスの木
テスの木 作: ジェス・M・ブロウヤー
絵: ピーター・レイノルズ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 主婦の友社
 テスの木は175歳。木の年齢ではまだまだの頃かもしれません。
一本の木の周りに、あたたかなたくさんのひとの輪が
じつは実っていたんだなあと、読んでいてやすらぎました。
テスのひと指しの小枝が、またいつの日か、芽吹くといいですね。
その土と水が、きっといいだろうことを祈って。
感謝
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自信を持っておすすめしたい おも、しろい!  投稿日:2014/12/14
狂言えほん(1) ぶす
狂言えほん(1) ぶす 作: 内田 麟太郎
絵: 長谷川 義史

出版社: ポプラ社
 狂言「附子」の絵本とはおもしろい。
長谷川画伯のひょうきんな絵、裃に妙な落書きのような紋やら、
「ちゃっとのけ」のドタバタ表情やらと、大胆な内田現代訳作文が、
狂言の間の手のように絵本の空間にこだまして、なんともこっけいです。
こどもでも理解できる狂言!おも、しろい! 感謝
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