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友だちのような存在
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投稿日:2011/08/22 |
成虫になって出てきたカブトくんの大きさに、息子は「なんでこんなに大きいの?こんなに大きくなるわけないじゃん」と驚いた風でした。
実際にカブトムシがこんなに大きくなることはないでしょう。
ふと思ったのは、虫好きな子どもにとっての虫の存在って、こんな風に大きなものなのかもしれないということ。
そう思うと、この大きさにも納得がいくものがありました。
一緒にスイカを食べて一緒に遊んで、カブトくんは友だちそのもの。
こんな風に遊んだり、カブトくんの背中に乗って空を飛んだりはできませんが、子どもの心の中ではこんな風に遊べたらどんなに楽しいだろうと想像の翼が広がりそうです。
虫好きなお子さんや男の子は好きな絵本でしょうね。図書館でも貸出中になっていることが多いです。
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生まれてきてよかったという幸せ
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投稿日:2011/08/22 |
ちゅら。さんのレビューを読んで読みたいなあと思っていたら、図書館の棚で見つけることができたので読んでみました。
読み終わって「ああこの絵本好きだわ。こういう絵本好き」と思えました。
工藤直子さんの詩的な文とほてはまたかしさんの絵がとても合っていて、フクマルの表情一つ一つがとてもかわいくて、
愛されてる犬って感じがしました。
「おーい おいで」と呼ばれて生まれてきたフクマル。
望まれて生まれて愛してくれる人たちに出会えて、こんな幸せなことはないです。
生まれてきてよかったという幸せに包まれるような絵本です。
それって生きている喜びにも通じます。
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1人
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遊び上手
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投稿日:2011/08/22 |
子どもにとっての通学路。
大人から見るとただの道であったり、毎日同じ風景のようですが、通学路も遊びの延長かもしれないと思います。
道端の雑草に気付いたり、白い車の数を数えたり、友だちとの別れ道で長い間立ち話をしていた子どもの頃の風景が蘇ってきました。
この絵本のそらくんのように白い線の上を歩いたことももちろんあります。
子どもって規則性とか法則性とかを自由に編み出して、本当に遊び上手だなあと思います。
息子と遊んでいると自分に都合のいいようによくルールを作り替えていますから。
子どもが共感できる内容だと思います。
最後の場面は「ああ!」と思えました。よく考えられていると思います。
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3人
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変えられたくない大切なこと
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投稿日:2011/08/22 |
家族に何と言われても自分のことが好きというあかねこの凛としたスタンスに共感できるものがありました。
家族と違った個性として生まれるという話は他にもあったように思いましたが、あかねこほどきっぱりと自分を持っていなかったような気がします。
自分の個性を人と同じように矯正も強制されたくない気持ち。人にも多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
それを変えたら自分ではなくなってしまうようなもの。
もし、それが自分の子どものことであるなら、きちんとわかってあげたなって思います。
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パパと子どもの関係
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投稿日:2011/08/22 |
先日のこと、息子がペットボトルに入れた麦茶をシェイクして「はい、ビールだよ。飲んで」と言ってきたことがありました。
この本の中に「えんかいごっこ」とパパとぼくが称して遊んでいる時に、麦茶をビールと見立てていたのを読み、息子が「このビールもふったのかな」と気になったようです。
本の中に自分と同じような体験があると子どもは本の世界に入りやすいというのもあるでしょうし、この本のパパとぼくの関係がおもしろいと映ったようです。
ママが傍観者的に見ていたり、男同士の関係に入りづらそうな感じがあるのが、私の目から見るとちょっと残念かな。
ママももっと子どもみたいに弾けて、パパと子どもと遊んだらいいのにと思うところもありました。
子どもたちと接することの多かった灰谷さんだから、こんな風なパパ像になり、子どもの気持ちに寄りそえるのかもしれません。
パパと息子の関係としてはとても好ましい関係だと思います。
最後にパパが父として生きる覚悟が見えた気がしました。
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余韻と衝撃
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投稿日:2011/08/21 |
アフガニスタンの本はこれまでに何冊か読んだことがあり、地雷が埋まって作物も作ることができないということを知っていました。
読み始めた時に、この絵本の美しい風景がアフガニスタンのものだとは想像すらしていませんでした。
あとがきを読んで、このお話がアフガニスタンであったことを知り、失ったものの大きさを思いました。
作品の中には、戦争という言葉は出て来ますが、破壊されていない美しい風景が限りなく広がっています。
この絵本の風景が限りなく美しく、人々の営みも普通であるだけに、この絵本を読んだ後の余韻と衝撃は大きいものでした。
戦争のむごさ、恐ろしさは語りついでいかなくてはいけないものだと思います。
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両親を亡くすということ
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投稿日:2011/08/21 |
5年前に父を癌で亡くし、その4年後に母が動脈瘤乖離で突然に亡くなりました。
父の死は告知から半年以上経過があり、覚悟をつけるまでの葛藤と悲しみはありましたが、死は自然に受け入れられました。
母が亡くなったのは突然で朝会って夕方には亡くなっていたという本当に突然のもので、覚悟もなく突然すぎて受け入れることが難しかったのです。
この絵本の主人公の7歳の少女は、両親が突然亡くなります。幼い妹と弟たちもいて、この子たちが死を受け入れるのはとても過酷な状況と言えます。
突然の死の場合は、呆然自失でしょうし、私の場合も毎日のように泣いていました。
両親を亡くすというのは自分の支えを亡くしたような悲しみと辛さがあるのです。
そんな中いろいろな人が声をかけてくれたり、また悲しみにつきあってくれたことが慰めにもなり、心の支えともなりました。
悲しみの中でも楽しいこともあるし心弾むことももちろんあります。
この絵本の中で「悲しみは消えないけれど、いま、わたしは、しあわせ」という言葉が印象的であり私の心にも近い言葉でした。
この世の悲しみは四苦八苦と言いますが、このような愛別離苦もその一つ。
時間が経って癒えるという類のものではなく、いつまでも悲しみはあります。
それでも、心の中に両親は生きています。心の中で話しかける存在になったのだと今は感じでいます。
悲しみの中でも、人は生き続けています。それは愛してくれる人あってのものかもしれません。
この少女のようにしっかりと「でも、わたし生きていくわ」という力強さを持って進めたらと思いました。
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ストーリーにもなっている
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投稿日:2011/08/21 |
つけたし言葉が単に羅列されているだけではなくて、ストーリーにもなっているのが楽しい絵本です。
この感じ何かに似ていると思ったら瑞雲舎の『はやくちこぶた』でした。
息子に読み聞かせをしていると、「あっ!この言葉は知ってる」「これは知らない」と目を輝かせて見ていました。
言葉遊びが大好きなので、この絵本も気に入った模様です。
息子が気になっていたのは、子どもたちと共にお団子のつまみぐいをしてしまうお茶目なおじいちゃんのことです。
おじいちゃんの驚きの変身ぶりも見どころの一つかも。
裏表紙までストーリーが続いているので、お見逃しなく。
子どもたちの前で読み聞かせをしてみても楽しそうな絵本だなあと思いました。
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2人
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熱中できるのも才能
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投稿日:2011/08/21 |
最初に読んだのはシリーズの中の一冊『アンジェリーナ スターになる』でした。
その中のアンジェリーナはいつも踊ってばかりいる印象で、踊りのことが本当に好きなんだなあと感心したものです。
この『アンジェリーナはバレリーナ』も表紙では眠っているアンジェリーナが夢の中でも踊っています。
正に寝ても覚めても踊りのことばかり考えているんですね。
好きこそ物の上手あれの言葉通りに、好きで好きでたまらないことって、上達するものも早いもの。
アンジェリーナの一生懸命さが時に周りに迷惑をかけてしまうこともあるけれど、このぐらい物事に熱中できるのも才能の一つだなあと思いました。
夢をかなえようとする少女のひたむきさと清々しさがいいですね。
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2人
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表紙からしておいしそう
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投稿日:2011/08/20 |
表紙からしてとてもおいしそうと思いました。
改めて和菓子を見るととても繊細で季節感がありきれいなものが多いです。
平野恵理子さんといえば『ひらく』という絵本もあったなあと、この絵本を読んで思い出しました。
どの和菓子も好きですが、やはりあんこが魅力かな。母がよくおはぎやおまんじゅうを手作りしてくれたのを思い出します。
あんこものだけではなくて、母がよく買ってくれたそばぼうろだとか、和三盆のほのかな甘みも捨てがたいと、見ているうちにお菓子にまつわる思い出まで蘇ってきました。
作り方も載っているので、料理大好きな息子と手作りしてみたいなあと思いました。
こういう絵本を見ると、日本の良さを再発見できる気がします。
おいしいものがたくさんある日本に生まれてよかったです。
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3人
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