新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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けいご!

ママ・50代・福岡県、女の子25歳 男の子21歳

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自己紹介
絵本ナビと出会ってから、かなりの年月がたちました。小さかった子どもたちも、高校生や中学生となり、
わが子に読んで聞かせることはなくなってしまいましたが、これまでに読んできた絵本をときどき見せると、
「なつかしい!」と言ってきます。その一言が聞けただけでも、「絵本を読んできてよかったなあ」と思います。
赤ちゃんや小学生の子どもたちのおはなし会に、参加させていただいて、いつも子どもたちの素直な反応にほっこりしています。これからも、どんな社会にあっても変わらない絵本の良さを、私なりに伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。
好きなもの
長新太さんの絵本。どいかやさんの絵本。
ひとこと
私のつたないレビューを読んでくださる方、恐縮しております。ありがとうございます。励みにして、できるだけ気持ちが伝わるレビューを書いていきたいと思います。

けいご!さんの声

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なかなかよいと思う 絵がきれいです  投稿日:2015/01/26
メリーさんのひつじ
メリーさんのひつじ 作: ウィル・モーゼス
訳: こうのす ゆきこ

出版社: 福音館書店
メリーさんの羊の歌がほんとうにあった話だということ、今まで知りませんでした。
この絵本を読むと、メリーのこひつじちゃんへの優しさや、メリーといつもいっしょにいるこひつじちゃんのかわいらしさがいっぱい伝わってきて、幸せな気持ちになれます。
メリーの住む村の景色や学校のようすなどが色鮮やかに描かれていて、見開きの絵などはとくに見入ってしまいます。絵のなかのメリーやこひつじちゃんの表情から、文字はなくとも言いたいことが想像できそうです。
最後に英語詞と楽譜がついてるのもうれしいですね。
この歌とお話が、これからもずっと受け継がれていくことを願います。
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自信を持っておすすめしたい ごしごし しゅっしゅ  投稿日:2015/01/25
もりのおふろ
もりのおふろ 作・絵: 西村 敏雄
出版社: 福音館書店
もりにおふろがあって、大きな動物から小さな動物までいろいろな動物が入りにやってくる。。。それだけでも、ほほえましいなあって思ったのですが、種類のちがう動物たちが背中を洗い合う姿に、なんだか感動を覚えました。小さな子どもたちは「楽しそうだなあ、仲良しだなあ!やってみたいなあ!」って、遊びの感覚で見るのかもしれないけど、私にとっては、この絵本に出てくる動物たちの世界は、人間にとっての理想の世界像だなあって、思ってしまったんです。国や人種のちがいをこえて、相手のことを大切に思う気持ちを、この絵本を通して自然に感じ取れるのではないか。子どもたちにとっても大人にとっても、本当に出合うべき一冊だと思いました。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい いいことが続くときは続くのです。  投稿日:2015/01/25
まのいいりょうし
まのいいりょうし 再話: 瀬田 貞二
絵: 赤羽 末吉

出版社: 福音館書店
読み終わったとき、幸せな気持ちになれました。
ついていないときは、とことんついてないことが起こることも承知の上で、この絵本を読むと、ああラッキーなことが続くときもあるのだ!と、胸がすくわれる思いがするのです。
むかしの人々は、このお話を聞いて、生活の苦しさをまぎらしたり、心を晴れやかにしたりしてきたのではないでしょうか。そして、このようなお話は、今の私たちにも必要だと感じました。
お話のなかに出てくる方言やことばには、読んですぐにはわからないものもありましたが、それを調べてみるのも楽しいものですね。
高学年向けのお話とありましたが、お話に連続性があるので、くりかえしのお話が大好きな小さなころから読んであげていいと思います。
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自信を持っておすすめしたい さるの気持ち・かにの気持ち  投稿日:2015/01/21
さるのひとりごと
さるのひとりごと 作: 松谷 みよ子
絵: 司 修

出版社: 童心社
小学6年生のクラスの読み聞かせで選んだ一冊です。
山を越えて海に出てきたさるが、海はええなあとつぶやくと、岩かげに住む小さなかにがうんとつぶやく。それがいやで、さるがかにをつぶして団子にしてしまうけど、こんどはつぶやいてくれるものがいなくなったのがさみしくなって。。。
さるってわがままだなあとか、かにってかわいそうだなあって、いろんな感想が出てきそう。さるってかなり寂しがり屋なんだろうなあとか、どうしてかにってそんなに優しすぎるの?とか。さるの気持ち・かにの気持ちをいろんな視点で考えてもらえればいいなあと思いました。
島根県に伝わるむかしばなしだそうです。長く語られているものには、読む人をひきつけるふしぎな魅力がいっぱいつまっていますね。すてきなお話にめぐりあえてよかったなと思います。
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自信を持っておすすめしたい 紹介したくなる本  投稿日:2015/01/21
いえでをしたくなったので
いえでをしたくなったので 作: L・M・スコーペン
絵: D・バーン
訳: 松井るり子

出版社: ほるぷ出版
小学6年生のクラスの読み聞かせで選びました。
45年も前にアメリカで刊行された絵本が、時を経て日本で読めるようになったということで、手に取ってみました。
単色で描かれた絵には、色がないぶん想像がふくらんで、登場する子どもたちの動作が表情が生き生きと感じられます。子どもたちが考える家出のいろいろが、読む子にとってはおもしろく、読む大人にとってはかわいらしく、興味ひかれるものになっています。
家出というから結末はどうなるのかとちと不安でしたが、そこは心配無用。最後までハートウォーミングな空気が漂っていて、ほっこりしますよ。
お話はもちろんですが、絵がほんとにすてき。細部までじっくりと見入りたくなります。子ども以上に大人がはまってしまう一冊なのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい わくわくからにこにこへ  投稿日:2014/12/16
ねずみが ぱくっ!
ねずみが ぱくっ! 作: 西村 敏雄
出版社: 白泉社
表紙は、ねずみがおいしそうなフランスパンをぱくっとしようとしてるけど。。。とびらを開くと、ぱくっとするものは、ちがうものでした。そんなおどろきをくれるのが、うれしいですね。そして、ぱくっとするものはどんどんつながっていく。その連続がわくわく感を生みます。次はその次はどうなるの?という期待をふくらませるのが上手だなあってつくづく思います。
そして、最後は、思わずにっこりしてしまう結果に。みんなが笑顔になれる瞬間が待ってるので、お楽しみに。そしてそして、それだけでは終わらないおまけつき。ねずみさんならではのオチがついてきます。
集中する時間が限られた(笑)小さい子に読んであげるのにちょうどいい長さながら、読む大人も十分はまってしまう魅力のつまった一冊です。
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自信を持っておすすめしたい にんじゃ、おそるべし  投稿日:2014/09/24
あかにんじゃ
あかにんじゃ 作: 穂村 弘
絵: 木内 達朗

出版社: 岩崎書店
小学1年生のクラスの読み聞かせで使わせていただきました。
子どもたち、小さな小さなにんじゃでも、ページのなかからすぐに見つけ出せます。すばらしい。
にんじゃだから、いろんなものに変身できるのだけど、どれも赤いから、すぐに注目の的。そして、危険と遭遇!そこが、子どもたちにとってはおもしろいポイントだと思います。どんなものに変身するのかを想像しながらページをめくると、期待通り想像を裏切って登場してくれるので、とっても爽快です。
最後の変身は、みんなの心をわしづかみ。心をうっとりさせることまちがいなしです。
子どもたちから「おもしろかった!」と声をもらいました。おすすめです。
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自信を持っておすすめしたい 最後の一言が好き  投稿日:2014/06/26
ハガネの歯
ハガネの歯 作・絵: クロード・ブージョン
訳: 末松 氷海子

出版社: らんか社
小学6年生のクラスで読みました。
みんな静かに聞いていましたが、おじいちゃんオオカミがどうなってしまうのか、そのオチが読める子は、くすくす笑っていました。
子どもたちは孫オオカミの気持ちに、トシを重ねてきた私はおじいちゃんオオカミの気持ちに共感できたと思います。孫とおじいちゃんの仲の良い関係にほんわかしますし、おじいちゃんがこれまでの武勇伝を語るところには、おじいちゃんのおもしろい性格があらわになって、惹かれてしまいます。
最後は、ちょっぴり悲しいけど、これが人生なんだって思わせてくれるところが奥深く、どの世代にも人生とは?を考える瞬間があたえられていると思いました。
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自信を持っておすすめしたい サボテンに教えられました。  投稿日:2014/06/26
泣けないサボテン
泣けないサボテン 文: なす かつら
絵: KINA

出版社: 扶桑社
トゲトゲはささると痛いから、触れないでおこう、気を付けよう。きっと水がきらいだろうから、水をほとんどあげなくてもいいんだな。それが、私がもってたサボテンのイメージ。どちらかといえば、いじめられっこじゃなくていじめっこの印象。
でもでも、この作品はそんな私の偏見をいっぺんにくつがえした。
ほんとはほしくなかったトゲトゲ。住んでるところも、不毛の砂漠。とってもとってもつらい境遇にあったんですね。涙をながすことで、なんとか生きているのですね。
そんなあなたが、ときにきれいなきれいな花を咲かせる。みんなをうっとりさせ、幸せにさせてくれる花。自分の痛みをこらえつつ他人に愛を注ぐことができる、そんなあなたに私は今、尊敬の念しかありません。
私は大きな空のようにあなたをずっと見守ることはできないけれど、これからはあなたを見かけるたびに、こういいたいと思います。「あなたのようになりたい」と。
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自信を持っておすすめしたい いろんなブーブーブーがあるものですね  投稿日:2014/06/07
ブーブーブー どこいった
ブーブーブー どこいった 作: 西村 敏雄
出版社: Gakken
ブーブーブーとは、ぶたさんの鳴き声ですが、それ以外にもいろんなものを連想させるものだなあと読みながら感じました。ブーブーブーという音が聞こえて、次のページでそれがなんの音なのか、種明かしがあるのですが、読むときに、前ページの「ブーブーブー」と後ページの「ブーブーブー」の声色を同じにするかどうか、ちょっと迷いました。ページを開くときに、少し間をおいてみると、聞き手の想像をふくらませ、次ページへの楽しみが増すのかもと思いました。
お話の最後はとってもほほえましい。子ぶたさんもそのお母さんもとっても幸せそうで、あたたかい気持ちになれました。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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