全2321件中 461 〜 470件目 | 最初のページ 前の10件 45 46 47 48 49 ... 次の10件 最後のページ |
オランダの人々の生活の空気を見事に伝えてくれています
|
投稿日:2015/07/29 |
オランダ出身のピーター・スピアーさんが初めて手掛けた絵本だそうです。
のどかなオランダの農村、そこに非日常を夢見る牛ヘンドリカ。
聞いたことしかない町の様子にうっとりするも、現実はうんざりするほど退屈な日々。
ところが、ある日草探しに気を取られ、運河に飛び込んで(落ちて)しまったヘンドリカ、・・・・・・。
まるまると肉付きの良いヘンドリカが、木の箱に乗って流されていく姿が、とてもユーモラスです。
ヘンドリカの目の前で変わっていく岸辺の景色。
家に納屋に風車にチューリップ畑、そして、見たこともなった家々・ひと・ひと・ひと・。
みんなに見られて嬉しくて、陸へ上がるもじっとしていません。
そして、・・・・・・。
カラーとモノクロが交互に配されていて、農場から町並みまで、オランダの人々の生活の空気を見事に伝えてくれています。
今だったら、ヘリコプターやらドローンやら、携帯であらゆる角度からうるさく迫られ、ヘンドリカもこの旅で心を病んでしまいそうですが、一昔前ののどかなのんびりとした時代のことで良かったなぁ〜と思いました。
|
参考になりました。 |
|
2人
|
|
|
最後の一文が私を納得させてくれました
|
投稿日:2015/07/26 |
読んでいてだんだん辛くなって行きました。
「比べないで、比べないで!比べなくていいんだから」って、声をかけたくなりました。
なんにもできないとりは、なんにもできないと落ち込みつつ、自分にできることに気づき、・・・・・・。
あ〜、やっぱりそういうことになったかと、安心しました。
が、えっ えっ え〜〜〜っ!
自分の命と引き換えに、何事かをなすというのは、だれにでもできることじゃない。
なんて尊い心を持ったとりなのでしょう。
最後の見開きの最後の一文が私を納得させてくれました。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
母恋しいあまりの 可愛らしい 勘違いに、クスッ!
|
投稿日:2015/07/26 |
落語絵本は、高学年に人気です。
この作品は、落語家柳家喬太郎さんの三つのお題を客席からもらってつくった「三題噺」として誕生した新作落語に大島先生の絵がコラボした絵本です。
くらげの子くらのすけの大きな海デビューから、お話は始まります。
おかあさんに、慣れるまではそばを離れちゃいけない事と、こわいめに遭った時は、体中にありったけの力を込めることを教えられたのですが、
大きな波にさらわれて、砂浜に打ち上げられ、・・・・・・。
いやいや頼りなげなくらのすけ君が心配で、ページを繰る手も進みます。
遠足のバスの登場で、まったく先が読めませんでしたが、バスの中の様子の見開きになんとも賑やかで元気な空気がみなぎっていて、思わず笑っちゃいました。
さて、この後のくらのすけ君の母恋しいあまりの可愛らしい勘違いに、クスッ!
おかあさんに会わせてやりたいなぁ〜、いや、きっと会えるよねぇ〜と心配しつつ読みました。
お話そのものの奇想天外な面白さと、大島先生のダイナミックな絵が本当にマッチしていました。
くらのすけ君がどうやって、おかあさんと再会できたかは、読んでのお楽しみということで、・・・・・・。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
ファッションセンスとアイディアの豊かさに拍手拍手です
|
投稿日:2015/07/26 |
かえるこちゃんととかげこちゃんのファッションセンスとアイディアの豊かさに拍手拍手です。
スゴイですねぇ〜。
私も幼い頃、家のタンスを開けて、似たようなことをした記憶があります。
それも夏に。
母は、ビックリして「きちんと片づけてくださいね〜」と念を押し、私に自由にやらせてくれました。
暑い季節なのに、鼻の頭に汗をかきつつ、父のコートや母のスカーフを出して、夢中になっていた恥ずかしい思い出です。
さて、この二人は、お姫様になったり海賊になったり、そしてそのコスチュームで想像の世界で遊んじゃうんです。
ピンチに出くわし、また着替えて、・・・・・・。
お話の最後に「やってみよう! へんしんごっこ」のページがステキです。
ぜ〜ったい、変身したくなっちゃいますよ〜>
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
あと何回家族でいっよに、同じものを作り食べられるか?
|
投稿日:2015/07/26 |
表紙絵に誘われて、開きました。
こんな商店街が、残っているんでしょうかね。
大型スーパーマーケットに押されて、シャッター街になっているところも多いんじゃないでしょうか。
さて、お話は、一軒目の夕ご飯の様子。
メニューはそう表紙絵どおり。
こういう和食に好みが変わってきました。
次はお隣のご飯。
そのまた次は、そのお隣の(あるいはお向かいの)ご飯。
どこの家のご飯も美味しそうです。
子どもが好きそうなメニューばかり。
それにしても、どの家庭の食事の様子が、あったかいです。
今や、残業で遅いおとうさん・おかあさん、部活動や塾通いで遅い子どもたち。
一家全員で顔を合わせて、共通の話題で食卓を囲むことが少ないご家庭が多いのではないでしょうか。
家族が多くても、「孤食」になっているのではないでしょうか。
また、時間帯がずれるため、家族それぞれが、自分の好きなものを食べる「個食」になっていることも。
たまに全員でできる食事は、外食なんて言う事もあるやもしれませんね。
18歳を境に子どもたちは、巣立っていきます。
あと何回家族でいっよに、同じものを作り食べられるか?と考えると、時間の帳尻を合わせ、一回でも多く、全員で食べたいなと思いました。
|
参考になりました。 |
|
1人
|
|
|
気付かぬうちに生き方を笑いながら学んでしまう
|
投稿日:2015/07/25 |
ヘンテコリンという言葉も久々に聞きました。
ヘンテコは変梃と書き、梃は鉄梃(かなてこ)つまりバールのようなもの。
実際鉄梃おやじと言って、頑固おやじを指すそうです。
このヘンテコリンおじさんもある意味頑固一徹なのかもしれませんね。
大昔、恐竜やマンモスや人間のいた時代に、主人公のヘンテコリンおじさんは生きていました。
周囲の人からは、ヘンテコリンと呼ばれていたおじさんですが、・・・・・・。
ゆめはかなう・あきらめない・はやいとおそい・しあわせだなぁ等々、お話が9つ載っています。
長くても3見開き程度の短いものですが、人として良く生きるってこういう事なのかな?って、哲学的に考えさせられます。
お子さんが読むには、とっても優しい人生哲学の入門編のような、気付かぬうちに生き方を笑いながら学んでしまう素敵な絵本になっています。
私は、あきらめない″としあわせだなぁ″が好きです。
ラストのお話は、ヘンテコリンおじさんって、“はじめサンタさん”なの?っていう???を残してくれて、読後の親子の会話も弾みそうですね。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
スピード感と迫力のあるジィちゃんの走りにビックリ
|
投稿日:2015/07/25 |
運動会は、始まる前から自信満々の顔とそうじゃない顔が分かれていますよね。
親御さんの中でも、勇んで応援に来ている方は見ている姿勢まで良い(笑)。
さて、主人公のぼくは、田舎からジィちゃんが応援に来るというのに、浮かない様子。
走るのが遅いのだそうです。
PTAリレーに出るおとうさんと一緒に練習もしているようですが、・・・・・・。
運動会当日、僕は予想通り良い結果を出せず、PTA リレーに出るはずだったおとうさんも会社へ、・・・・・・。
ピンチヒッターを買って出たジィちゃんに、だれも期待しないどころか、負けを決め込む諦めムードでしたが、・・・・・・。
こんなカッコいいジィちゃん見たことないです。
スピード感と迫力のあるジィちゃんの走りにビックリしました。
観衆の大きなため息から笑い、そしてどよめきが大きな応援の声に変っていく様子に興奮します。
人に歴史あり。ジィちゃんにも歴史がありました。
昔取った杵柄。
主人公のぼくはなんて幸せなんでしょう。
こんなジィちゃんの姿を見られて。
きっと一生忘れられないでしょうね。
来年の運動会が、待ち遠しくなったんじゃないでしょうか。
まずは、今日から、右の足を出したら左の足を出して、練習練習。
|
参考になりました。 |
|
1人
|
|
|
からしおじさまとケチャップおくさまのカップルに爆笑
|
投稿日:2015/07/24 |
ロールパンバスの運転手の小さなウインナーさんは、今日が初運転なんだそうです。
途中でのせたお客さんの中に、のりくんとおかかくんがいて、えっ?って思ったけれど、降りた場所で納得でした。
ロールパンバスは、無事目的地まで到着できるかと心配でしたが、大先輩の助けもあって、・・・・・・。
とにかく停留所名や、通る場所名も美味しいそうです。
おにぎり山にのりまき橋・アメリカンドックの林のほか終点はあさごはん広場ですよ。
途中で乗って来たからしおじさまとケチャップおくさまのカップルに爆笑です。
食べ物をおもちゃにして遊んじゃいけないというけれど、これは、読後の読者さんたちの食卓も盛り上がるでしょうね。
|
参考になりました。 |
|
2人
|
|
|
もう一度復習しちゃうんだろうなぁ〜
|
投稿日:2015/07/23 |
お野菜が好きになりそうです。
これから とんとん はじまりまーす
で、まな板の上で、お野菜たちがとんとんされています。
玉ねぎさんの脱ぎ脱ぎに笑い、ちいさくちいさく とんとんとんの文字も小さくなっているので、読むときにはきをつけなくっちゃ!
カレーに仕上がったのを見て、子どもたちが好きなメニューでしょうから、もう一度復習しちゃうんだろうなぁ〜って、おもいました。
|
参考になりました。 |
|
1人
|
|
|
この切ない思いも大切な思い出
|
投稿日:2015/07/23 |
保育園に通い始めのこうたろうくん。
辛いですねぇ〜、こうたろうくんも、おかあさんも。
月日がたてば、おかあさんが必ず迎えに来ることを学習できるのでしょうが、初めの頃はねちょっとでもおかあさんと離れるのが辛いんですよね。
うちは、幼稚園バスがお迎えに来ました。
初日は、私も時間休を取り、シッターさんと一緒にお見送りをしました。が、ぐずることも泣くこともせず、たんたんと「じゃ、行って来ます」と乗り込み、あまりのあっけなさにシッターさんと私は顔を見合わせ爆笑でした。
バスに乗り込んだ息子をはじめ他の子たちも皆無口で、静かです。
まるで子取りに捕まった集団のようでした。
新年度は、新しい顔ぶれ同士幼いながらも緊張していたのかな?
今や「おかあさんがいい」なんて言われもしません。
子育て中の皆さん、この切ない思いも大切な思い出になりますから、う〜とかみしめてください。
そして、幼稚園の先生・保育士のみなさん、毎朝毎日お疲れ様です。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
全2321件中 461 〜 470件目 | 最初のページ 前の10件 45 46 47 48 49 ... 次の10件 最後のページ |