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新装版 ゆきがやんだら

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 民話には珍しい、虚を突かれるストーリー  投稿日:2011/08/30
若がえりの水 日本の民話えほん
若がえりの水 日本の民話えほん 作: 川村 たかし
絵: 梶山 俊夫

出版社: 教育画劇
 やっぱり梶山先生の絵は民話にピッタリ。
 
 民話や昔話は、子どもたちも先の予測のつきそうな勧善懲悪ものが多いと思うのですが、こちらはちょっと虚を突かれるストーリー。
 
 タイトルどおり、若返りの水を飲み家へ戻ったおじいさん。
 その姿の若々しさに、おばあさんがわが夫と気付かぬほど。

 おじいさんからわけを聞いたおばあさんが、岩清水を飲みに行ったのですが、・・・。

 ん〜〜〜、もう大笑い!
 女性は皆いつまでも若くありたいですものね。
 おばあさんの女心が可愛らしい。

 元祖アンチエイジングのお話でした。
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自信を持っておすすめしたい ホント、怒る時は逆さ言葉の方が、効き目があるかも  投稿日:2011/08/30
さかさのこもりくんとおおもり
さかさのこもりくんとおおもり 作・絵: あきやま ただし
出版社: 教育画劇
 「さかさのこもりくん」シリーズは、楽しいですね。
 さて今回は、コウモリの子どものこもりくんとお父さんのおおもりのお話です。
 “おおもり”って言うのは、大きなコウモリってことなんでしょうね。
 
 この親子のやりとりの楽しいこと。
 全てが逆さなんです。
 会話を読んでいると「あらまぁ〜」って思ってしまうんですが、絵を見て大笑い。
 そっかそっか、逆さの言葉を言うんだよねって納得。

 おおもりのおならに泣きそうな顔で「うわあ!おとうさんの おなら、すご〜く いい におい!」って言うページで大爆笑!
 お父さんならではのダイナミックな遊び方も愉快愉快。
 
 お父さんの怒った時の台詞もなんか笑ってしまいます。
 ホント、怒る時は逆さ言葉の方が、効き目があるかも。

 そして、終盤は飛べないこもりくんへのおおもりの特訓。
 「がんばるな こもり! とぶなーっ!」に泣き笑いしてしまいました。
 愛嬌あるブタ鼻のコウモリ親子のお話を楽しんでください。
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自信を持っておすすめしたい  襲(かさね)、着てみたいです!  投稿日:2011/08/11
たかこ
たかこ 作: 清水 真裕
絵: 青山 友美

出版社: 童心社
 驚きの転校生ですねぇ〜。
 異次元の世界から転校してきたのかしら?
 まあ、現代っ子には過去からの転校生を招き入れるという事は、異文化交流と同じ事でしょうね。
 読んでいる小さな読者さんにとっても、目新しい・耳新しい事ばかりでしょう。

 襲の出で立ちに扇とくれば、平安朝時代からやって来たのでしょうね。
 たかこさんの授業を受ける様子にいちいち頷き「そうなるわな〜」と息子。
 読書好きで、成績優秀の負けず嫌い。
 同級生との諍いにも屈せぬ芯の強さも垣間見えます。
 「日本の女性は気丈ですなぁ〜。」とまた息子。

 さて、遠足に行っての天候の急転に、たかこさんが差し出した襲。
 一枚一枚、色の解説があったのが嬉しい。
 この時代こんな素敵な色を作り染めていたんですね。
 改めて、染色の技術の歴史の古さに感動でした。

 作中たかこさんの平安言葉が、絵本の中に登場する事がとにかく新鮮でした。
 古典を学び始めた息子も結構楽しんでいました。
 
 襲(かさね)、着てみたいです!
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自信を持っておすすめしたい 最後まで、これでもかこれでもかと攻められました  投稿日:2011/08/09
だじゃれレストラン
だじゃれレストラン 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
 炎暑で不機嫌な私を和ませてくれる絵本はないかと図書館をウロウロしていて、このシリーズが目に留まりました。

 立ち読みをしてしまうと楽しみが半減しそうで、ワクワクしながら家へ持ち帰りました。
 「・・・すいぞくかん」と「・・・しょくぶつえん」で大笑いした記憶がありますので、疑う余地はありません。

 さて、午後の休憩タイムに開いて爆笑!

 もう食べ物の駄洒落オンパレード。
 “はやしライス”と“もりそば”は、私も幼い頃勘違いしていたような気がします。
 “かつおのかたき(たたき)”の鰹の表情が最高!
 “おにぎり”で笑わない人はいないでしょう。

 息子は、“しゃぶしゃぶ”と“とりにくー”が気に入ったようです。
 “ウエ イっター(ウエイター)”で、二人ともひっくり返ってしまいました。

 終盤のデザート系のページも捨てがたい!

 もう最後まで、これでもかこれでもかと攻められました。
 ホント、参りました。
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自信を持っておすすめしたい げに恐ろしきは、女性の涙。  投稿日:2011/08/09
狂言えほん(5) うそなき
狂言えほん(5) うそなき 作: 内田 麟太郎
絵: マスリラ

出版社: ポプラ社
 狂言絵本シリーズは、親子で楽しんでいます。
 
 さてこの作品は、「墨塗(すみぬり)」という演目をベースにした絵本です。
 私は、この演目の狂言を鑑賞したことがあります。
 演技の前に、解説をして頂いたのでお話の筋を理解し楽しめました。

 女性のしたたかさを暴くべく太郎冠者が機転を利かせ、愚かな地方大名の主人の窮地(自ら蒔いた種ですが)を救うお話です。

 地方から都へ訴え事をしに来て滞在が長引いていた大名が、得心のお裁きに喜び国許へ帰ることになるのですが、なんと都で出会った女性(複数いたようです)の中でもそのまま捨て置き帰るのが気がかりな者が一名。
 太郎冠者の言葉を借りれば、ことのほか恨み深い女性のようで、挨拶もせず国許へ帰ってしまったら大変な事になりそうだという事で、二人は女性の家へ・・・。

 当時は招婿婚なかでも妻訪婚のスタイルであったのか、この大名のようにあちらこちらに妻(現代の妻たちはこの呼び名に不快感を感じますよね)がいたようです。

 さて、この女の嘘泣きを見破った太郎冠者が、大名も興ざめし女も本性を露見され辱めを受ける妙案を思いつきます。
 ここからが、小さな読者さんも絵を見ながら大笑いの展開です。

 げに恐ろしきは、女性の涙。
 殿方は、“真の涙”をどれだけ見極められている事か(笑)。
 このお話の閉じ方からして、この女性への未練など微塵も無く大名は帰れた事でしょうね。
 しかし、また国許でもまたこのような女性に翻弄されるのでは?などと意地悪な憶測をしてしまいました。

 息子には、もう少しお兄さんになってからもう一度薦めてみましょうかね。
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自信を持っておすすめしたい やるねぇ〜、デイジー!  投稿日:2011/08/09
ほんとに ほんと
ほんとに ほんと 作: ケス・グレイ
絵: ニック・シャラット
訳: よしがみ きょうた

出版社: 小峰書店
 表紙絵のおすましの女の子が、可愛いなぁ〜って思い開きました。
 主人公のデイジーは、初めてのシッターさんのアンジェラに次々と嘘をついて行きます。
 そのたびに、アンジェラはデイジーに「ほんと?」と聞きます。
 デイジーは、しっかりおすましで「ほんと ほんと」と答え、自分の望みをみな叶え、忘れられない一夜を過ごします。

 ママが帰ってきて、アンジェラに「・・・、デイジーは いいこに してたかしら」と聞きます。
 そして、アンジェラがこの家に来た時にデイジーが口に入れていた物の正体が、解ります。
 もう、ここで大笑いでした。
 やるねぇ〜、デイジー!
 
 “幼い頃の小さな嘘は、神経質にならぬよう”なんて育児書に書いていますが、デイジーの賢さに脱帽です。

 デイジーとアンジェラのおまじないの指のポーズも愉快でした。
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自信を持っておすすめしたい ホームソーイングって母娘に素敵な思い出を  投稿日:2011/08/08
ポッケのワンピース 新装版
ポッケのワンピース 新装版 作・絵: つちだ のぶこ
出版社: Gakken
 ポケット、私も大好きな女の子でした。
 標準より体が小さめだった私のために、母がよくミシンを踏んでくれました。
 アルバムの中の私は、母の縫ってくれたポケットがたくさんの洋服を着て満足げにピースやシェー(赤塚不二夫作品のイヤミの驚きの決めポーズです)をしています。

 さて、絵本を開いて、主人公の女の子の名前にビックリ!
 ブブノワさんて、ロシアの人名では?
 してみると、あったかそうなストーブや、森の緑色の色にも異国の風情を感じちゃったりして。
 でもでも、つちだ先生のお名前から生まれたのかしら?

 とにかくブブノワさんのポッケ好きに、ニンマリしてしまいます。
 とっても優しいブブノワさん。
 お友だちもたくさんいるわけですね。
 でもこぐまくんが、ポッケに入りたいっていうページには私も驚きましたよ〜。
 でもでも、お母さんのナイスアイディアで、・・・。
 ラストがホントに良かった〜♪

 それにしても、ホームソーイングって母娘に素敵なあったかい思い出をたくさん残してくれますね。
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自信を持っておすすめしたい おじいさんを見縊って騙されてしまいました  投稿日:2011/08/08
のんびりおじいさんとねこ
のんびりおじいさんとねこ 作: 西内 ミナミ
絵: わかやま しずこ

出版社: 福音館書店
 図書館の新刊コーナーにありました。
 「こどものとも」人気作家の隠れた名作10選の1冊だそうです。
 なななんと、1972年1月「こどものとも」で発行された作品のようです。

 表紙絵のブルーカラーに思わず惹かれて手に取りましたが、素朴な第一印象とは異なり、結構興奮してしまいました。
 小さいお子さんなら、尚更でしょう。

 海辺の小さな小屋に一人で住むおじいさん。
 そこへねこが一匹ぶらりとやって来て、鯵のしっぽを貰い居つく事に。
 
 おじいさんの風貌から、そんな大魚を吊り上げるエネルギッシュさを感じず、お話の行方を楽しんでいましたら、ビックリ!
 とっても立派なカジキを吊り上げる達人だったとは、おじいさんを見縊って騙されてしまいました。

 絵本を閉じても、“うみに くらして 70ねん さかな つりつり 60ねん ・・・”のおじいさんの唄が忘れられません(笑)。

 それにしても、ラストのねこの満足そうな表情が良いですねぇ〜。
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自信を持っておすすめしたい 可愛いあまのじゃく時代のお子さんと・・・  投稿日:2011/08/08
さかさのこもりくん
さかさのこもりくん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 教育画劇
 シリーズ化されているんですね。
 あきやま作品の中では、読んだ事が無かったのですが、やはり期待を裏切らぬ楽しい作品でした。

 タイトルの「さかさのこもりくん」の“こもりくん”に大笑い。
 飄々とした様子で、逆さ言葉を発するこもりくんが愉快。
 逆さの意味なんだなぁ〜、って思いながら頭をひねって読むのも楽しい。
 
 よき理解者のくまくんに出会えて良かったですね。

 可愛いあまのじゃく時代のお子さんと読むのも、お子さんの反応を楽しめそうですね。
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自信を持っておすすめしたい せめて、夏休みだけでもこんな体験を・・・  投稿日:2011/08/08
ぼくと おおはしくん
ぼくと おおはしくん 作・絵: くせ さなえ
出版社: 講談社
 新刊コーナーで見つけて手に取りました。
 長閑な田園風景に、この新緑は絶対に残さなくっちゃ!って、思いながら開きました。

 主人公のゆうとくんは、素敵な出会いに恵まれましたね。
 ちょっと年上のおおはしくん。
 ゆうとくんから見上げれば、様々なことを知っていて、素敵なアイディアマンでもありました。

 久々に聞く“基地作り”。
 ん〜〜〜、とっても懐かしい。
 幼い頃を思い出しながら、二人の基地作りにワクワクしました。

 そして、行方不明になった“かめた”を見つけた後のおおはしくんの一言が良いですねぇ〜。
 おおはしくんの育って来た家庭環境ともいえる人物の背景が浮かび上がりました。
 きちんと逞しく賢く優しく育っています。

 子どもの頃は、子供同士で体を使って元気いっぱい無我夢中で遊ぶ事、これがとっても大事だって教えられます。

 近年こんな逞しい遊び方を知らない子が増えていると思います。
 環境も住宅事情も、そして親たちの生活スタイルもめまぐるしく変容してきているからでしょうか。
 せめて、夏休みだけでもこんな体験をさせてやりたいですね。
 もちろん、たくさんの危険とも隣り合わせである事も伝えながら。
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