![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
よみきかせ日本昔話5・6歳むけ夏の巻。 ある日、村の子どもたちにいじめられている子亀を助けた、うらしまたろう。何日かして、大きな亀が、たろうを迎えにきました。亀の背中に乗って、海の底へ行くと、そこには、美しい乙姫と竜宮の生活が待っていたのです。 3年の月日が過ぎ、故郷に残してきたお母さんのことが心配になったうらしまたろうは、故郷に戻ろうと決心し……。 不思議な結末が心に残る、語り継ぎたい昔話です。 おまけの短いお話「おはなしもうひとつ」はゆかいなお話、「てんぐのかくれみの」を収録。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
講談社の「よみきかせ日本昔話」シリーズで、このシリーズは各季節・核年齢別で出版社からお勧めの1冊という形で出ているようです。
この「うらしまたろう」は夏の巻、5・6歳から でした。
もとになっているのは島根県の昔話だそうです。
太郎が助けたのは乙姫が化けたカメで、竜宮で開けてもらった窓の数は4つ。最後に太郎は年を取って消えてしまうバージョンではなく、
「おじいさんになって しまったそうな。 これで、おしまい。」としめらています。
たかな鮎子さんの絵は嫌いではありませんが、
全体ソフトな感じの絵と色彩で、あまり昔ばなしっぽく感じませんでした。
出版社が薦めている年頃の子どもたちが一人読みするのには、わかりやすい内容に収まっていると思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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