ベン・ブラッシェアーズさん(文)、エリザベス・バーグランドさん(絵)ともに絵本デビュー作です。お二人とも小さいお子さんをお持ちで、保育園の運動場で出会ったそうです。アーティストとして、また子育てに苦労する親として意気投合した二人。数年後にバーグランドさんが、動物の格好をしたエディのドローイングをブラッシェアーズさんに送ったことから、この絵本が生まれたそうです。現代を生きる子どもの大変さを繊細にそしてユーモラスに表現されているのは、さすが現役の子育て世代と言えそうです。子育てに忙しい大人が読んでも面白い一冊です。
エディは妄想好きのちょっと変わった女の子?
屁理屈に聞こえる話し方もイワシが好物なことも
エディは学校のみんなから理解されずに
意地悪されたり1人ぼっち…
そんなエディも自分に自信が持てなくて
『学校に行きたくない』と泣き出したり
『自分じゃない何かになりたい』とすぐに変身
でも想像してる時のエディはなんだか楽しそうで
絵本のページもエディの心に合わせて色付きます!!
タイトルを見ると不登校のお話しかな?
と思いましたが、実際に読むと意表を突かれ
エディの気持ちとその個性に心が惹かれました!!
実は私もエディと同じ様な女の子でしたので
読み終えた後は、自分の幼少期を振り返ったり
子育てについて考えてみたりと、自分や子供の
個性と向き合いたい気持ちになりました!
集団生活で頑張る子供がくじけそうな時…
ママが出来る事、伝えられる事は何でしょうか?
子供の個性を大事に出来ていますか?
自分の個性を大事に出来ていますか?
この絵本からは そんなメッセージが伝わってきます
色彩から伝わるエディの感情はページをめくる度に
変化するので、それも感じながら読んでみて下さい!!
最後のページでは成長したエディに出会い
彼女から勇気を貰うことが出来ます! (星の世界の猫さん 20代・ママ 男の子5歳)
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