よるくま」 ママの声

よるくま 作:酒井 駒子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1999年11月
ISBN:9784033312309
評価スコア 4.72
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  • 夢と現実が溶けて混ざり合うようなお話

    このお話は、男の子が見た夢なのか、それとも本当にあったことなのか…夢と現実が溶けて混ざり合い、一つになっていくような不思議なお話でした。読んでいて、胸がキュンとしたり温かくなる素敵なお話だと思いました。私の好きな絵本の一冊です。

    投稿日:2023/07/03

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  • 働くお母さんに読んでほしい本

     昨日の夜に男の子のところへ訪ねてきた「よるくま」はお母さんを探していた。男の子も一緒に探してあげたけれど、なかなか見つからない。よるくまの手を引いて歩く男の子は小さい子だけど、ちょっと頼もしい。お兄ちゃんみたい。
     お店や公園にもお母さんはいない。家に帰って見てもお母さんはいない。とうとう泣き出してしまうよるくま。心細くて、とてもかわいそう。
     お母さんはよるくまが寝ている間、働いていた。美味しいものを食べさせたり、自転車を買ってあげるために…。

    娘が小さい頃、仕事をしていて、保育園に預けていた。なかなか保育園に慣れない子で、言葉を話すようになると「保育園バイバイ」と言い出した。子供を何不自由なく育てようと働いていたが、結局、私は仕事を辞めてしまった。
     このお話はその頃読んだが、よるくまは「何もいらないから、そばにいて」と思ったかもしれない。娘は多分そうだった。でも、よるくまのお母さんは仕事を辞める選択肢はないのかもしれない。よるくまは時々、夜中に目を覚まし、寂しくなってお母さんを探すかもしれない。それでもだんだんお母さんの想いを理解し、お母さんがいなくても寂しくなくなるといいな。

     きれいな青い夜とかわいいよるくまと男の子。誰もいない夜の公園や街も月や明かりに照らされて、美しい。よるくまと影は黒く、夜の中に浮かんでいる。絵も可愛くて、とてもすてき。

    投稿日:2022/10/29

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  • 心温まる絵本

    よるくまとっても可愛い。一緒にママを探してあげる男の子も優しくてとっても可愛い。ママとの会話調になってお話が展開していくのも、良いと思いました。寝る前に是非読み聞かせで読んであげたい絵本だなと思いました!きっと夢の中によるくまが出てくるかも。

    投稿日:2022/01/30

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  • ワーママは切なくなるかも

    よるくまと男の子がよるくまのお母さんを探す物語です。
    一生懸命探すけど見つからず、よるくまは寂しい思いをし、最後はお仕事(魚取り)してたお母さんに出会います。

    私自身、保育園に子供を預けて働いているので、子供にもこんな寂しい思いをさせてしまっているのかなと切なくなりました。

    よるくまのお母さんが、よるくまを抱っこして帰るのを見て、私も子供としっかり触れ合う時間を取りたいし、取らなければなと再認識しました。

    投稿日:2022/01/25

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  • 良質な絵本

    • ミュさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳

    お話の内容も良く、色合いもとっても良い、良質な絵本だと思います。
    くまちゃんが涙する場面は文章だけでなく目で見て分言いを感じ取ったようで息子は静止していました。
    明日のことを考える場面はわくわく楽しそうでたっぷりと楽しめる本でした。

    投稿日:2021/02/02

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  • なんとなく心地いい

    夜眠る前、主人公の男の子は、お母さんとおしゃべりをします。
    「ママ あのね。 きのうのよるね、 うんとよなかに かわいいこが きたんだよ」
    「あらそう。 ママしらなかった。 どんなこが きたのかな?」
    「くまのこ」
    名前を、よるくまと言います。

    よるくまは全身真っ黒で、首のところだけ月の形に光っています。
    お母さんを探して、男の子のところまでやってきたのです。

    男の子は、よるくまといっしょに、お母さんを探しに出かけます。

    お母さんは、どこかな?
    ハチミツ屋さんかな?
    公園かな?
    それとも、もう家に帰ってる?

    どこを探しても、よるくまのお母さんを見つけることができません。
    とうとう、よるくまは泣き出してしまいました。
    よるくまの涙は真っ黒だから、周りがどんどん黒くなっていき、とうとう、真っ暗闇になってしまいました。
    男の子は、叫びます。

    たすけて ながれぼし!

    すると……。

    絵本の雑誌に、お勧めの絵本として「よるくま」が紹介されていることがありました。
    読んでみたいと思っていたので、今回読むことができて、とても嬉しいです。

    夜眠る前の男の子のお話は幻想的で、だんだんと眠たくなってきます。
    たいくつだという意味ではなく、なんとなく心地いいのです。
    夜眠る前、お子さんにこの絵本を読んであげたら、お子さんはぐっすりと眠ってくれそうです。

    投稿日:2021/01/16

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  • 夜そのもの

    ずっと気になっていたのに読みそびれていました。
    男の子の夜の冒険譚のおはなし。
    男の子がお母さんに語る様子がとてもいい雰囲気です。
    男の子が出会ったのは、お母さんを探している「よるくま」というくまのこ。
    一緒に探してあげる優しさにほっこりです。
    なかなか見つからない展開が、ミステリアスでドキドキです。
    それだけに、再会はドラマティックで温かいです。
    酒井駒子さんの描く夜の世界はとても深いです。
    まるで、夜そのもの。
    と同時に五感を震わせます。
    幼稚園児くらいから、五感で感じ取ってほしいです。

    投稿日:2021/01/09

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  • ずっと気になっていた絵本

    もうすぐ1歳になる息子に読みました。はたらくくるまが大好きな息子にはまだこういったお話は興味がなかったみたいで母の方が夢中になってしまいました。the男の子という感じの息子ですが、こういったファンタジーっぽいあたたかいお話も好きになってくれたらいいなと思いました。

    投稿日:2020/12/26

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  • 酒井駒子さんのかわいらしいイラストが好きでつい手にとって読んでしまう一冊です。全体に漂う雰囲気もどこかオシャレで、漆黒の闇に光る流れ星…その先にお母さんを見つける展開は素敵なファンタジーです。

    でも子どもたちには何度読んでもあまり響くことはなく、最近は読んであげることをやめました。やはり「起きたらお母さんがいない」というのは小さな子にとってとんでもない恐怖であって、それを想像できるからこそ、よるくまちゃんの涙に不安を覚えてしまうのでしょう。

    あまり深いことを考えずに、このファンタジーの世界を純粋に楽しめるようになった大人向けの絵本なのかもしれないと思いました。

    投稿日:2020/12/11

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  • 感動しなかった

    評価が良く、気になっていて読みました。
    が、私は好みではありませんでした。

    よるくまちゃんが、夜に目を覚ますとお母さんがいなかったから、とお母さんを探して、ぼくのところにやって来るのです。
    お母さんは仕事に行っていて、無事に見つかります。
    仕事に行っていた理由は、よるくまに自転車を買ってあげるため。

    わたしには感動するポイントがなかったです。

    それよりも、夜中、目を覚ましたらお母さんがいないというのがかわいそうというのが強かったです。

    わたしがワーママだったらまた違う感想だったかもしれません。

    投稿日:2020/04/16

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