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このお話を知ったのは、妹が当時小3で私が小6のとき。小3のとき妹が学習発表会で劇をやりました。テレビでアニメが放送されたこともありましたね。劇ではどんなお話か分からず、テレビアニメで放送を見たときは最後の結末がこうなるのかと。人間欲がくらむといいことなしですね。低学年の子供には難しいテーマのお話だと思います。高学年の読み聞かせをしてみようか考え中です。
投稿日:2014/06/04
悲しい、悲しいお話です。 どうして人間はこうまでも欲深く、身勝手で、残虐なのだろうと、同じ人間として、いたたまれない気持ちになります。 現実に、このような悲劇が、至る所で今なお繰り返されているように思います。人間によって犠牲になった生き物たちがどれほどいることか・・・。 娘も、最後まで真剣に聞いていました。 そして、神への敬いを欠き、罪を犯した人間への当然の報いとして、物語の結末を受け止めたようでした。 「人魚は、波を操ることができるって言うから、きっと人魚のお母さんがそうしたんだよ。人間なら自分の子どもをしあわせにしてくれるって信じていたのに、人間に裏切られて、悲しい思いをしたから。」 子を思う心は、人魚も人間も同じです。
投稿日:2012/02/23
酒井さんの描く絵が本当にせつなくて、このお話にあっていて 何度も何度も読んでは、言い表せない虚無感にひたっています。 因果応報的な内容ではありますが、この物語を読んであらためて 大切なことを見失わないようにしようといつも思っています。 4歳の息子にはまだ難しい様子、 7,8歳の娘たちは欲張ったからだねと二人で話していました。 読み終わった後に何かを感じ取っていたと思います。 大人になるまで大切にとっておきたい一冊になりました。
投稿日:2011/03/17
「ろうそく」はこんな難しい漢字を書くんだ・・・。 美しくなった人魚は何を言いたかったのか・・・? 思いの入り混じる感情を、人魚の姿と重ねながらページを進めていた。 また読みたくなった。
投稿日:2011/01/30
幻想的な酒井さんの絵は、この物語にピッタリです。 この美しい絵が、物語の悲しさを、より一層際立たせています。 人魚の娘を、本当の子(孫)のように大切にしてくれて優しかった、老夫婦の心変わりは、あまりにも悲しいです。人は弱いものだけれども・・・でも、正義や情が、お金に勝つ時もあると信じたいです。 それと、老夫婦の裏切りを知った時の、母親の人魚の怒りや悲しみは、計り知れないでしょう。 人の心の弱さ、そこに巧みに付込むのも、また人である事。 そういったことを考えさせられる作品ですね。
投稿日:2010/12/09
酒井駒子さんの絵の本を探していて見つけた本です。 5歳の娘と読んだのですが 文体がかなり難しく、5歳の娘は、そのストーリーを追うだけで精一杯だったようです。 感想は「売れるろうそくを作っていたのは誰のおかげだと思っているのか(怒)」とのことで、 せっかく優しい心で育ててくれておじいさんおばあさんが 心変わりしていく様子に憤りを感じたようです。 この本は、娘の感じた部分のほか、 いいことだと信じて、陸に子供を産み落とした人魚の母親の心や 貧しい暮らしと目の前の大金にゆがんでいく感情など 深いお話です。 酒井さんの絵とぴったりでした。
投稿日:2010/04/23
子供の頃に読んだ本でしたが、酒井さんの絵がぴったりで新しい気持ちで読めました。 おじいさんとおばあさんが、欲に目がくらんでいく様子がとても悲しくなります。信じていた人に裏切られた人魚がの悲しみが引き起こす悲劇なのですが、結果として当たり前かなとちょっと胸がすく思いがしてしまいました。 はかなげな人魚の姿や表情をリアルに表現しています。大人でも十分に楽しめる絵本でした。
投稿日:2010/02/12
自分のもとでは、我が子は幸せになれないのではないか。 その思いから、人間に子どもを託した人魚のハハ。 でも、やさしく育ててくれた人間たちは だまされてその子を売り渡してしまう。 そのとき、人魚のハハはどんな気持ちだったのだろう。 人間への、怒りの気持ちもあっただろう。 それから、我が子を手放した、自分への怒りもあっただろうか。 でも、もう、取り返しがつかない。 そして、 なぜ自分は、人間と姿が違うのか なぜ遠くへ行かなければならないのか 知らずにただただ悲しみの中にいた人魚の子。 胸が、痛くなりました。
投稿日:2010/01/20
私が小川未明の童話を好んで読んでから、考えると45年もの年月が経っている。中でも好きだったのが『赤い蝋燭と人魚』。絵の記憶がないのでたぶん作品集の中の一つの話だったのだと思う。 今回この本を手に取ったのは、酒井駒子さんの絵の影響が大である。 考えると、酒井さんの絵の画質はこの童話にぴったりと当てはまっている。 童話の中で描かれる人のサガ、ろうそくに込められた重い伝承、運命、そしてこの話のもつおどろおどろしさを見事に描き切っている。 救いようのない暗い話である。 人魚の子供を拾い上げ、愛情をこめて育てた老夫婦が、怪しげな香具師の言葉にそう簡単に心変わりするものだろうか。 かつてこの本を読んだ自分は、老夫婦が鬼に変わるような心変わりが怖かった。 怪しげな香具師と南国に向かう船という、不思議な異国性に妙な魅力を感じたものである。 そして救われない人魚の運命の不条理を、どうして助からないのか、この話の設定を忌みながらも、目を覆った手のひらの隙間からやっぱり眺めてしまう小川未明の魔力に感嘆していたのである。 この絵本の良さは、ろうそくを蝋燭と書き、漢字が多いことである。難しい言い回しを漢字に振り仮名をつけることで通していることである。 ひらがなや現代文に置き換えてしまったら、小川未明の良さは失せてしまう。 したがって、この本は読む本である。 少しの抵抗の後、虜になってしまうような魔力を小川未明は持っている。 酒井さんの絵の魔力と共通しているのかも。
投稿日:2009/12/22
大好きな小川未明さんの代表作の「赤い蝋燭と人魚」が酒井駒子さんの絵が入り絵本になってとてもうれしいです。 小学校のときに読んで人間ってずるい!!って泣いてしまった思い出がります。 古い童話はなかなか読まれないのでこうして新しくなっていくと今のこどもたちの手にとってくれるのでは・・と思います。 人間のよわさ、母親の愛情の深さ・・など心にしみるお話です。 たくさんの人に読んでほしいです。
投稿日:2009/09/20
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