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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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くまのビーディーくん」 みんなの声

くまのビーディーくん 作・絵:ドン・フリーマン
訳:松岡 享子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1998年4月
ISBN:9784032022308
評価スコア 4.69
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みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 何を持ってきたらいい?

    5歳の娘と3歳の息子と一緒に読みました。白黒で描かれた挿絵なので、一見地味なのですが、読み始めると子どもたちは夢中になってお話の世界に入り込んでくれました。
    ぜんまい仕掛けのくまビーディーくんは、ひとりで絵本を読んだとき、くまは本来ほら穴に住む動物だということを知ります。部屋の中から遠くを見てみると、ほら穴らしきものがあったので、なかよしの男の子セイヤーくんに書き置きをして、ほら穴に行って暮らしてみることにしました。
    何もないほら穴につくと、なんだか居心地が悪いビーディーくん。何かが足りないと、家に戻っていろいろなものを持ってきます。子どもたちは、ビーディーくんの身になって、何を持ってきたらいいか、あれこれ考えたようでした。「おふとんかな?」「次は本かな?」などと言いあいながら、親子で予想しながら読み進めるのが楽しかったです。
    同じ作者の『くまのコールテンくん』も心温まるお話ですが、こちらもオススメです。

    投稿日:2013/03/08

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  • モノトーンの銀世界での暖かい友情話

    ぜんまいじかけのおもちゃのくまのビーディーくんの冒険と持ち主との友情のお話が版画の白黒2色で描かれています。版画で描かれた雪景色がまたイメージを膨らませてくれます。
    勇敢な熊に憧れ、家をでて洞穴に住もうとするビーディーくん。でも、何かが足りないと家に帰っては調達していく。それが枕だったり、と。とってもお茶目で可愛いくまなんです。でも本当に必要だったものは、、、?
    ページは多いのですが、言葉は少なめなので3歳ぐらいからでも十分夢中になれる絵本だと思います。

    投稿日:2012/01/20

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  • しあわせなくま、ビーディーくん

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    ぜんまい仕掛けのおもちゃのくま・ビーディーくん。
    最初、息子には「ぜんまい仕掛け」がよく分からなったみたい。
    今の人形は皆、電池だものね。
    かぎをつけてねじを巻く場面で、少し説明を足したら、納得していました。

    勇敢な熊は洞穴に住む知って、家をでたビーディーくん。
    「足りない何か」を取りに家に帰っては、洞穴に戻る場面は、
    とりあえず動いちゃう息子みたいで可笑しかったです。

    最後にたどり着いた「何か」の答え。
    抱き合う2人の絵から
    大切だと思う人に、大切だと思ってもらえる幸せに、胸がキューンとしました。
    「てとまえあし、まえあしとてを しっかりつないで」うちへ帰る2人、もうずっと一緒だね。

    版画みたいな白黒の絵が、白い雪の世界や洞穴の暗闇にぴったり。
    ビーディーくんの雪についた足跡がどんどん増えていく様子も、
    可愛らしく描かれれています。
    モノクロの絵って、地味というか、怖い印象があったけれど
    この絵本では、手作り感のある版画の暖かさがイマジネーションを広げてくれ、
    むしろ色は要らないなぁと思いました。

    ちなみにBeadyって「ビーズのような・小さくて丸く輝く」って意味だそう。
    つぶらな瞳の「くまのビーディーくん」、
    「くまのコールテンくん」同様、心暖まる名作だと思います。
    幼稚園前後のお子さんにおすすめです。

    投稿日:2011/11/06

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  • たいせつなもの

    息子には、ビーディーくんのような特に大切にしているおもちゃやお人形はなさそうですが、それでもこの絵本は特別気に入った様子でした。

    持ち主セイヤー君の留守中にほらあなに住むことにしたビーディーくん、何か足りない!と色々な身の回りのものを持ち込みますが満足できません。最後にねじがきれてしまうころ、セイヤーくんが現れます。

    ビーディーくんにはねじを巻いてくれるセイヤーくんがいないとだめなのです。何か足りないと思ったのは、セイヤーくんその人だったのです。それは一連の流れから実感できるのですが、でもまだ何か足りません。「じゃあ、セイヤーくんはだれがいなくちゃだめなの?」と確認すると「きまっているじゃないか、きみだよ」と嬉しい答え。

    自分にとって必要な人は、自分を必要としてくれている、それを感じ取ることができ、心が温かくなる絵本です。

    投稿日:2011/04/18

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  • お気に入りのオモチャとの友情

    セイヤーくんのお気に入りのくまのオモチャ、ビーディーくん。
    あるときセイヤーくんが留守にした間に、
    ビーディーくんは部屋の本を読んで、
    「クマはほらあなに住む」と知ります。
    そしてほらあなに独りで行ってみることにします。

    お互いをいつも大切に想い合う、
    セイヤーくんとビーディーくんの友情の絵本。
    ビーディーくんがひたすらかわいらしいです。

    投稿日:2011/04/03

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  • 古さはあるけど世代を超えて素敵な絵本

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    ナビのこの作品の紹介ページには、発効1998年と出ていましたが、初版は1976年と、かなり昔の絵本です。
    松岡享子さんの翻訳で、あたたかい、優しい日本語で書かれていて、読んできて気持ちがよかったです。

    これは版画絵なのでしょうか?
    白黒で、内容的にも「古さ」はぬぐえませんが、くまのビーディーくんとセイヤーくんのやりとりの可愛さは、世代を超えて、納得のいくものではないでしょうか?

    実はこの話、タイトルは知っていましたが、今回初めて手にしました。
    お話の中で、ビーディーくんが雪山のほら穴にいくので、季節的に、この寒い冬に読んであげると、子どもたちにも臨場感が伝わってくる気がします。
    3歳くらいのお子さんから、小学校低学年くらいまで、お薦めします。

    投稿日:2010/12/20

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  • モノトーンの良さ

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    0〜3歳児の親子のお話会で紹介しました
    1976年の出版なので古典的な感じのする絵本ですが、中を開くとモノトーンのシンプルさがセイヤーくんとビーディーくんの表情を豊かにしている良さがありました
    子供にとったら自分のおもちゃが、自由に動いてくれるほど嬉しいことはないですよね
    「なにかたらない」ということばが子供達にはわかっているようで、その答えには納得の表情でした
    お話はわかりやすいので、親子でゆっくりと読むのにお勧めです

    投稿日:2010/11/02

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  • 白黒だけどあたたかい

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子9歳、女の子6歳、男の子3歳

    ぬいぐるみのビーディーくんが、絵本の説明に「くまはほらあなにすむ」と書いてあるのを見て、洞穴に行くのです。
    なんか足りないと、枕を取りに行ったり、新聞を取りに行ったりするビーディーくんの様子がとても微笑ましく、おもわず「かわいい〜」と言ってしまいます。

    そして、最後に気づいた一番大事なもの。
    お互いを必要としていて、ちゃんと言葉にして通じ合ったセイヤーくんとビーディーくん。
    読み終わった後、あったかい気持ちになる絵本です。

    投稿日:2010/01/07

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  • 反省

    気持ちが暖かくなる本です。
    ぜんまいじかけのくまのビーディくんと
    セイヤーくんという男の子のお話。
    お留守番中に、くまは洞穴にすむものと知ったビーディくんは
    一人で洞窟に向かいます。
    そこで居心地が良くなるようにいろいろ工夫するけれど
    何か足りない。。。
    最後はセイヤーくんと再会して一緒におうちに帰りますが、
    これを読むと、自分にとって何が大切か考えさせられますね。
    物が溢れている時代だけど、それだけじゃ幸せに
    なれないんだなぁって。
    子供もそうだけど、物に振り回されてるのはむしろ大人の私?
    今ここにある幸せにもっと感謝しないといけないかも。
    自戒を込めて、繰り返し読んでます。

    子供にも、ビーディくんとセイヤーくんの間柄のような
    深い友達ができますように。。。

    絵がモノクロですが、とてもいい味を出してます。
    内容がそうだからでしょうか、暗いというより、温かみを感じます。

    投稿日:2009/07/13

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  • お休み前の一冊にも向きそうです

    ドン・フリーマンでくまさんというと「くまのコールテンくん」。

    「くまのコールテンくん」もかわいらしいお話ですが、こちらも優しい温かい読後感でした。

    冒険も楽しいですが、帰っていける居場所・迎えてくれる人があってのこと、お休み前の一冊にも向きそうです。

    待ってくれる人、大切にくれる人の存在がとても温かく感じられました。

    ビーディくん同様幸せな気持ちで眠りにつけそうだと思いました。

    投稿日:2009/07/05

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