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さっちゃんのまほうのて」 みんなの声

さっちゃんのまほうのて 作・絵:たばた せいいち
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1985年10月
ISBN:9784033304106
評価スコア 4.89
評価ランキング 11
みんなの声 総数 181
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181件見つかりました

  •  さっちゃんは、 おかあさんの おおきくなった おなかを さわりながら ねんがんの ままごとの おかあさんになる けついをします。 
     「きょうの おかあさんは だれですか?」のことばに さっちゃんは いちばんのりで なのりでます。 ところが、 まわりから 「さっちゃんは おかあさんには なれないよ! だって てのない おかあさんなんて へんだもん。」 というこえが きこえてきました。 
     とたんに さっちゃんは ようちえんを とびだし いえにむかって はしりだし いえにたどりつきます。おかあさんに、 「おかあさん さちこのては どうして みんなみたいな ゆびが ないの? どうしてなの?」と といつめます。
     おかあさんは さっちゃんを だきしめながら ていねいに やさしく せつめいします。
     そのご なんにちか さっちゃんは ようちえんを やすみます。
     あかちゃんが うまれ おとうさんと びょういんに いき あかちゃんと たいめんします。 かえりみち おとうさんと てのはなしを します。
     つぎのひ あきらくんが あらわれ チョコレートを とどけて かえります。
     よくじつ さっちゃんは ようちえんに ふっき します。

     淡々とお話は綴られています。期待に胸ふくらませ、「ままごとのお母さん役」を実行せんとする時に、「拒絶」された際の感情、お母さんの「上手」な説明、お父さんの「見事」なフォロー、意外な出来事をきっかけに、園に復帰する過程のそれぞれと、さっちゃんが成長して、もっと複雑な心模様をきたす時に味わう感情・思いが、幼児にも届き理解されるような「語り」が認められているということに、深い感動と驚きを体験しました。
     傘寿を1年有余に控えているレビューアーもあらためて、今さらながら、「絵本」の「威力」に驚き、感じを深くもちました。

    投稿日:2019/11/04

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  • たまに思い出して読みたくなる。

    最初に読んだのは、年中の時。
    ストーリーがおもしろくて、はまって、何回も読んでいました。最初は、さっちゃんの指がない、というのをよくわかってなくて、絵と自分の手をグーに握ったのを見比べながら、母に、こうしてるの?ときいていたのを覚えています。
    ちょうどさっちゃんたちの年齢のときに読んで、最後は、さっちゃんがみんなと楽しそうにしてて安心して読める本でした。途中は話の展開にドキドキします。
    今でも好きな絵本です。

    投稿日:2018/07/20

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  • 涙をこらえながら読み聞かせました。

    6歳幼稚園年長さんの娘に図書館で読み聞かせました。
    娘は同じく幼稚園児の絵本とあって,幼稚園での様子などを興味深く見入っていました。
    そして,「どうして手がないの?」などと質問も。
    幼稚園児くらいの子供は無邪気といいますが,自分の気持ちに素直すぎるといいますか,それゆえに相手を傷つけてしまうことも。
    こういう絵本を読むことによって,色々な境遇の人々がいることや相手を思いやる気持ちを学んでほしいなと思いました。
    親の私は,さっちゃんのこと,さっちゃんの親御さんの気持ちを考えると,涙なしでは読めませんでした。
    さっちゃんのお父さんの言葉染みました。
    また元気に幼稚園に行き出したさっちゃん,わかってくれる支えてくれる友達もたくさんいるはず!救われました。

    投稿日:2016/08/24

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  • ぜひ子どもたちに知ってもらいたい

    自分の小さいころに読んで印象強く残っている本です。
    さっちゃんの手には指がなく、お友達とままごとをしているときにさっちゃんがお母さん役をしたいと言っても「さっちゃんはお母さんにはなれないよ!だって手のないおかあさんなんて変だもん。」と言われてしまいます。
    子どもって時に残酷ですよね。
    さっちゃんは生まれたときからそうだったからきっと自分ではそんなに気にしなかったけど、お友達と遊ぶようになって自分はみんなと違うってきっと自分で気づいたんですよね。みんなと違うだけでお友達からそんな言葉を言われたら…小さな胸の内を思うと心が痛みます。
    さっちゃんがお母さんに尋ねた「さちこの手はどうしてみんなと違うの?」という問いかけも親心を思うと泣けてきます。でもおとうさんもおかあさんもしっかりと現実に向き合いつつ、さっちゃんに素敵な言葉をかけます。
    涙なしでは読めないですが、ほんとに素敵な話です。さっちゃんの明るいキャラクターがとっても良いです。多くの人に知ってもらいたい本です。

    投稿日:2016/01/01

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  • ぐっときました

    4歳の長女に読みました。
    読んでいる途中から私がぐっときてしまって泣きそうでした。
    さっちゃんに指のことを話すお母さんの気持ちを考えるとどうしても・・・。
    小学生になったら指が生えてくるの?と聞くさっちゃんに、お母さんが答えるシーンが泣けて泣けて。

    娘は娘なりに感じるところがあったようで、何度も読んでほしいと持ってきます。小さい子でも分かるのでしょうね。
    むしろ小さい頃から自然に読んであげるべき絵本なのでしょうね。

    投稿日:2015/11/10

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  • 読んでほしい1冊

    • なごみとまとさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子15歳、男の子14歳、女の子7歳

    娘小学2年生の読書感想文に一緒に読みました。
    小学2年生だと感想文を書くのは難しいけど・・・
    みんなにも読んでほしい1冊です。
    さっちゃんに友達が言った言葉が悲しくて・・・
    さっちゃんに父親が言った言葉が素敵で・・・
    親として、いろいろ考えさせられました。

    投稿日:2015/09/17

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  • 小さい頃読んだけど・・・

    この絵本は、実家にもあり、小さい頃何度か読んだ記憶が
    あります。
    でもその時は、テーマが重い感じがして、絵もこわめなので、
    あまり楽しく読んだような思い出がありません。
    先日、娘が、たまたまこの絵本を読んでと持ってきたので、
    久しぶりに読んでみると・・・。
    最後の方は、涙が出て、声がつまってしまいました。
    こんなに素晴らしい絵本だったのかと・・・。
    さっちゃんという手の指がない女の子の、強く生きる姿。
    そして、何より、毅然とした母親の姿に感銘を受けました。
    自分はこんなに強い母親でいられるのか・・・。
    違った立場になって改めて読んで、本当によかったと思います。
    ずっとずっとこの先も読み継がれてほしい絵本です。

    投稿日:2015/08/03

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  • 何かを感じてもらえたら

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    娘の学校に義足の子がいるらしく、「何であの子は足がないの?」と質問されました。

    障がいについて私なりに説明はしたものの、うまく伝わったかどうか自信がありませんでした。

    そんな時この本の存在を知り、図書館で借りて来ました。
    事前にある程度の内容は知っていましたが、それでも涙なしでは読めない本でした。

    何も説明はせず、置いておいたら娘が読んでいました。

    読んでも、娘は何も言わず。
    ただ、しばらくしたら何度か読み返していました。
    一度読んでそれっきりの本も多い中、この本はそうではなかったようです。

    いつもなら、読んだ本について感想を聞いたりするのですがこの本ではそれはしませんでした。
    私の貧相な言葉で説明するより、本を読んで娘なりに考えて欲しいと思える本だったからです。

    娘が実際どう思ったのかは不明ですが、何かを感じてもらえていたらいいなと思います。

    投稿日:2015/03/25

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  • 障碍について考える絵本

    自分とは違うというだけで、小さな子ども達は、違和感を持つことも多いものです。
    でも、そこで、いじわるをしたり、いじめたりするのではなく、一つの個性で、一人の大事な大事な人間なんだということをわかってほしい。
    自分や自分の家族が障碍を持って生まれなかったことは、当たり前のことではなく、とても幸せなことなんだということも知ってもらいたいです。

    投稿日:2014/09/14

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  • これからの息子たちのために

    これから育っていく息子たちのために買いました。

    次男は左の親指、左の腕の骨が1つありません。

    産まれてから今までは長男は気付かなかったのか、気付いていたけれど言えなかったのか、次男の手の事を言うことはありませんでした。

    ある日、調子が悪く1週間ほど入院していた次男が退院した日。
    長男が言いました。
    「○○くんの指ない!手がなんか変。」

    そうなんです。そうなんだけど、何て言えば良いんだろう??

    長男だけでなく、次男がこれから世間に出ていく上でも、何て言っていけばいいのか。悩みました。
    どういうのが、この子たちのためになるのか。
    そして、調べているうちに、この絵本にたどり着きました。

    買ってよかったです。

    本当に買ってよかったです。

    全ての子どもたちが読んでくれたら、次男が社会に出ていくことが少し簡単になるのに。と思いました。

    長男に読んで聞かせたら、じっと聞いていました。
    特に感想は言いませんでしたが、息子なりに感じとってくれたみたいです。

    綺麗ごとが並べられているのでなく、見た目が普通でなく産まれた子が通る道が描かれていると思いました。

    何が正しいとかはありませんが、これからの人生、この本を胸に頑張って生きていきたいと思いました。

    投稿日:2014/08/11

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