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ちいさいおうち」 みんなの声

ちいさいおうち 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1965年12月16日
ISBN:9784001105537
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,127
みんなの声 総数 170
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170件見つかりました

  • 安心します

    子供の頃何度も何度も読んで、その度に「よかった。」と安心したものです。
    田舎そだちの私は、自分の家のまわりもだんだんこの本のように街になってゆくのだな、と思っていました。
    「ちいさいおうち」が田舎にもどってよかったと思う半面、ここも早く街にならないかなと当時は期待していたのです。

    誰が「ちいさいおうち」を田舎に戻したか忘れていたけど、建てたひとのまごのまごの、そのまたまごだったのですね。
    絵もあらすじも当時のままでしたが、さすがに年月が細かいところは飛ばしてしまいました。
    子供には未来に時間が無限にあり、まごのまごの、そのまたまごなんて時間のながれはどうでもよく、「ただ先のこと」と、ひと括りにしていたのかもしれません。

    1965年に出版とありましたが(当時10歳)、もっと小さい頃読んだ気がして、裏表紙を見たら、第一刷が1954年に発行されていたのですね。

    とにかく永く読み継がれてゆく本だと思います。

    投稿日:2008/05/11

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  • バートンが描くもの

    この絵本の描くもののひとつが「時の流れ」。朝・昼・夜、春夏秋冬、そして十年百年という年月。そしてこの本自体、子どもの頃これに出会った人が大人になって自分の子どもにまた読むほどの、歳月を重ねています。

    その時々いろいろなことを感じさせたりしてくれる本、
    『ちいさいおうち』は、まさにそんな絵本です。
    たとえば、年月を経るにともなう道路や建物といった環境の変化や、ちいさいおうちの表情の変化に着目してみたり…。
    あるいは、絵本の構成に着目すると…絵だけでなく文章まで全体が調和のとれたレイアウト(溜め息…)。 そして、もちろん自然破壊というテーマで読んでみたりすることも。

    原書ではちいさいおうちは「She=彼女」で表されているそう。擬人化されたちいさいおうちのこと、私には「こども」を比喩しているように思えるのです。
    人工物に囲まれて、昼夜もなく季節も感じられなくなっていく…そんな環境から、再び自然のもとに戻してあげたい、そんなメッセージに思えるのは、私の職業柄(保育士)かもしれませんが。

    投稿日:2008/04/15

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  • 深い!

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    とても有名で評価の高いこの絵本。
    初めて手に取り読んでみましたが・・・深いお話でした。

    お話は少し長く、読み聞かせている間に子供たちは眠ってしまったほど・・・^^;
    深く心に残るお話ですが、子供にはまだ向かない内容だったようです。
    読んだのは一度だけですが、心に響き今でも私の中で残ったままです。

    静かな田舎に建った小さいお家ですが、時と共に、周りに建物が増え、賑やかな町へと変わっていきます。
    周りの変化や時間の流れ方、環境の変化・・・色々な変化が1ページ1ページ進んでいき、それと共に息苦しく感じ・・・
    その様子がとても印象に残ります。

    深い!!の一言。

    この絵本は、子供に読み聞かせる前に、一度大人の方にぜひ読んで欲しい絵本だと感じました。
    色々な事を考えさせてくれる一冊です。

    投稿日:2008/03/24

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  • お家の幸せ

    • かちゃみさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳、女の子0歳

    自然がいっぱいの丘の上に立つ可愛らしい小さなお家。
    子供のころ住んでみたいと思っていた家そのものです。
    だけど、だんだんと文明の進化によって、周りに家が建ちビルが建ち電車も走り出す都会へ。
    小さな家だけが昔の姿のまま、周りの景色は全く変わってしまいます。
    こんな時、私も古い家があると目もくれず通り過ぎる人の一人です。
    その家はあまりにも周りの景色になじまないのですから。
    でも場所が変わって自然の中に置かれた時にこの家は生まれ変わります。
    このお家はやっぱり可愛いらしいお家なのです。
    同じお家がこうも変わっていく様を見て、自然の癒しや大切さを感じることが出来ました。

    投稿日:2008/03/12

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  • 絵が素晴らしい

    田舎の風景、そしてどんどん近代化していく風景、
    見ていて飽きることがありません。
    何十年も前の絵本だなんて信じられないくらい美しいです。

    ただやっぱりちょっと難しい。
    息子は読み終わるのが待てずに、ぱらぱらとページをめくってしまいます。
    それでもこの雰囲気だけは伝えたいと思い、
    「雪が降ってるよ、真っ白だねー」とか
    「電車だね、ガタンゴトン」と短くして読んでいます。
    もっと大きくなってから、またじっくりと読んで欲しいですね。

    投稿日:2008/02/19

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  • 住みよい環境

    学生時代、先生から勧められて読んだ一冊です。

    この絵本は、開発が進み、住みにくい世の中になってきたことを、小さいおうちの立場から描いたものです。

    私たち人間にとって、開発が進み交通機関などが発達することは、生活をしていく上で便利なことかもしれません。
    しかし、これ以上に大切なものは自然環境だと思いました。

    小さいおうちが感じたように、四季を五感で感じられる場所、月明かりや陽の光を感じられる場所こそが住み良い環境だと思います。
    そんな体験を子どもたちにさせてあげられる場所が、現代社会に減ってきたことが悲しいですね・・・。

    絵では、小さいおうちが中心に描かれている為、四季の変化や、変わりゆく社会の変化が分かりやすく描かれた一冊です。

    投稿日:2007/11/23

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  • 大人にも子供にも

    • 洋梨さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳

    1965年出版だそうですが、古さを全く感じさせない絵本です。
    早く長女に読んであげたくて、ウズウズしていた1冊。
    やっとその「時」が来ました!
    今、6歳ですが、大喜びで読んでます。

    のどかな田舎に建てられた、素敵な
    「ちいさいおうち」のお話です。
    でも、道路ができて、町ができて、駅ができて、
    どんどん騒がしくなって、ビルに囲まれて、
    季節が感じられなくなった都会に暮らす「おうち」。
    住む人も、いなくなってしまいました。

    どうなるのかな?と心配していたら、、、
    最後は、素敵な結末で、ホッとしました!

    子供だけでなく、大人にもオススメの1冊です。

    繰り返し読み聞かせするうち、やっと、
    おうちの「表情」に気付いた時の、
    長女の嬉しそうな顔が、忘れられません。
    皆さんも、お子さんが気付くのを、楽しみに
    待っててあげて下さいね。

    投稿日:2007/12/26

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  • まだ2才ですがお気に入り♪

    出産祝いに頂いた絵本のうちの一冊です。
    息子は2才なので、まだ早いかと思っていたのですが、自分から「読んで!」と言って読んだのをきっかけに、何度も読むお気に入りになりました。

    田舎の自然が破壊され、街になり、田舎に引っ越す。
    このストーリーの意味まで理解できているとは、思えないのですが、美しく描かれた四季と文章が好きみたいです。

    スキーの話をしていると、「ちいさいおうちにあったね」と言っていたりするので、よく覚えているなと感心!

    投稿日:2007/12/24

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  • 失われつつあるもの

    • 那由他さん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、女の子0歳

    子どもの頃読んだ本です。当時は単純に「ハッピーエンドになって良かった。」と思ったのですが、あの時代は、まだ田舎が田舎であった時代。今は、このおうちが喜ぶような田舎は稀少になったのではないかと思います。今の時代を生きていて、なんとなく息苦しさを感じるのは、人間が、自分たちを囲む諸々の環境に背を向けて、ひたすら「便利さ」「早さ」を追求してきた結果なんじゃないかなぁと思ったりしました。たくさんの人にこの絵本を読んでもらって、少しでもいいから自分が生きている周りの環境のことを考えてみてもらえたらなぁと思いました。

    投稿日:2007/11/08

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  • 懐かしい絵本

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    懐かしいきもちいっぱいにこの絵本を手にとりました
    小学生の読み聞かせにはちょうど良い時間かなと思います
    表紙の小さなおうちがちゃんと顔があり
    その表情が、周りの環境によってだんだん暗くなって悲しい顔になり・・・
    とうとう窓ガラスも割れてしまって
    聞いてる側も悲しい気持ちになり
    だんだんちいさいおうちが心配になってきます
    またもとのような田舎で暮らせた時は
    子供もほっとした様子

    ただここもまた同じように都会になっていつか
    引越しをする時が来るのかもしれないですね
    少々長いお話ですがストーリーがしっかりしているので
    低学年でも聞いていられました

    投稿日:2007/11/07

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