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インディアンのティーチングストーリーと副題にあります。 さらには、ティーチングストーリーとは、「生きることを、おしえるはなし」 とあります。 大震災の後だけに、その言葉が染み入りました。 インディアンに伝わる物語の再話です。 年寄りロバが荷物を運んでいた時に、古井戸に落ちて、這い上がれなくなります。 同行のじいさまは、仕方なく、さらなる事故を恐れて、古井戸を埋める決心をします。 ところが、年寄りロバはある事に気付き、無事、その危機を脱出できたのです。 淡々としたエピソードには説教も何もありません。 でも、心に響くものがあります。 再話の北山さんは、インディアンの精神や物語の研究者のようです。 それだけに、伝わってくるものがありました。 子どもたちにも、大人たちにもぜひ、紹介したいです。
投稿日:2011/03/30
昨年小学校の読み聞かせボランティアの時高学年のお子さんに読みました。 短いストーリーですが、中身は色々考えさせられるものがあります。 年老いた人とロバの2つの視点から今目の前に起きた状況への判断力が問われます。 読み聞かせでは感想を聞くことが出来ませんので聞いてくれた子どもたちがどう捉えたのかは分かりません。 でも、これから人そしてロバどちらの立場にも立つ時がくるはずです。 そんな時に思い出してほしいなぁと思い読みました。 ロバの立場はどん底の絶望です。 でも、もう下は無いわけだから上を向いて生きて欲しい。 途中で逃げても休憩してもいいから生きて欲しい。 私がつらいと思うのは人の立場に立った時です。 立たざるを得なくなった時・・・ ロバは振り向いてくれないし、たぶん自己嫌悪です。 でも人生の中でそういう場面は必ず来ます。 このじいさまの事をどのように解釈してこどもたちに伝えればいいのか 難しいなぁと思いました。
投稿日:2014/07/14
先に読んだ夫の感想は、「絵がきれいだった」というもの。 息子も読み聞かせする前に自分で読んでしまったので感想が聞けず残念でした。 ティーチングストーリーとあるので、何か伝えたいものがあるはずと思ったのですが、私の中ではそれはちょっとうすぼんやりしたものでした。 生きることを最後まであきらめなかったロバ。どんな時でもあきらめずに知恵で生き延びること。 言葉にするとこんな風に私は思ったのですが、でも伝えたいものは、もっと違うものなのかもしれません。 口伝えで伝わってきた話でしょうから、そこにこめられたものは、伝える人、伝わる人ごとに違っていったのかもしれませんし、すぐにわかるものであったとは限らないのかもしれないとも思います。 すぐにわかろうとしないで、噛みしめるように何度も繰り返すうちに、その教えの何かがじわーっとわかってくるものかもしれない。 などといろいろと考えてしまいました。 どんな感想を皆さんが持たれるのかいろいろと聞いてみたい絵本です。
投稿日:2011/09/29
このお話は、インディアンが人生を教えるために話伝えられた物語です。 はたして、井戸に落ちてしまったロバから私達は、一体何を学ぶことが出来るのでしょう。 学びとることは、人それぞれかもしれませんね。 私が、このお話から学んだことは、 嘆き悲しんでいるだけでは、決して明るい未来が開けないということ。 どんなに絶望的な状況にあろうとも、決してあきらめてはいけないということ。 知恵さえあれば、助かることはあるということ。 小さいことでも、ちょっとづつ積み重ねることが大事だというこ。 さて、みなさんは、どんなことを学びとれましたか?
投稿日:2011/07/20
深い古井戸に落ちてしまったロバ。 年老いて生い先長くはない。 子どもたちが落ちてはいけない。 老人はロバを助けることをあきらめ、穴を埋める決断をしました。 ロバはどんな気持ちでいたのでしょう。 穴の上から聞こえる声を励みにしていたら、土が降ってきた。 でも、ロバはこの困難から外から出ることができたのです。 いかなる困難もあきらめてはいけない。 落ち着いて考えれば、助かる方法は見つかる。 この絵本はそう説いているのでしょうか。 ロバは自ら助かる方法を見つけ、外に出ることができました。 大人として、かみ砕いて子どもたちに伝えなければいけないと思いました。 我が身がロバの身になったとき、子どもたちに教えを示せるようにならなければいけない。 助かったロバはどう思ったでしょう。 ロバは振り向くことなく立ち去っていきます。 これって人間不信じゃないですか。 人間どおしではこんなことの起こらないように。 そんなことも教えられました。
投稿日:2011/06/12
”ティーチングストーリーとは、生きることを教えるはなし”年寄りロバがじいさまに連れられて荷物を運んでいたら、古井戸に落ちてしまった。じいさまは、年寄りロバが、自分で這い上がることもじいさまが引き上げることもできないが、何とか助けてやれないものかとじっと考えてみたが、年寄りロバを助ける方法は見つからないので、じいさまは涙をのんで、生める決心をします。年寄りロバは、落ちてきた砂を固めて外に出ることが出来ましたが、太陽に向かってそのままゆっくりと歩き出して、「一度も振り返ることはなかった」に、ロバの気持ちを考えれば、当然のことに思うけれど悲しさだけは残りました。でも、古井戸から出た年寄りロバの姿をみてじいさまは、うれし涙を流していたのでじいさんの喜びはひとしおだったに違いありません。命が助かって本当によかったです。
投稿日:2018/11/19
この難しさ、子どもに理解できるでしょうか? とにかく自分がロバを連れていたじいさまだったなら・・・ 深い古井戸に落ちたロバだったなら・・・ まずどうだったかを考えました。そうすることによって、じいさまの気持ち、苦渋の決断、さらにそうしたことによって助かったが去って行くロバに対する気持ち、ロバの立場なら絶望、希望、不信、もしかしたらじいさまの取った行動への理解もあるのではとようやく感じ取れました。 でも子どもには分かるでしょうか。最後の一度も振り向かず去って行ったロバの姿が後味の悪さを残すだけになりはしないだろうか・・・と。
投稿日:2015/01/21
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