季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

  • かわいい

よるくま」 みんなの声

よるくま 作:酒井 駒子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1999年11月
ISBN:9784033312309
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,320
みんなの声 総数 405
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405件見つかりました

  • 寝る前最後にふさわしい本?!

    本屋で試し読みした時は途中でどこかへ行ってしまったので
    あまり好きではないのかなぁと思っていたら
    家ちゃんと読んであげたら
    3回も連続読んでとせがまれました。
    真っ黒なくまがかわいいし、
    最後の展開が素敵です☆
    流れ星のページから次へめくるときは
    グッと一呼吸置くのがオススメです。
    子供の顔がキラキラって輝きます☆

    いつも一番最初に持ってくるのですが
    読んだ後、最後のページで、
    「お や す み」と読むと
    「あぁ〜しまった!これ最後に読むんだったのに
    最初に読んじゃった」
    と必ず言います。

    お気に入りなのでいの一番に持ってきたものの
    終わり方が、最後の一冊にふさわしいような
    セリフだからなんでしょうね。
    (最初と最後に一回ずつ読むべきか?!)

    投稿日:2010/02/23

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  • 親子で大好き

    • ノエ☆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子2歳

    こちらでの評判がいいので、はりきって妊娠中に買いました。
    その時は、いまひとつ良さがわからず、むしろ外国の絵本の方が絵もすきだったりしたのですが・・・
    今では親子で一番のお気に入りです。

    1歳の終わりごろから読みきかせをはじめましたが、繰り返し繰り返し何度も読まされました。

    多分、その頃は、意味はあまりわかっていなかったと思うのですが、言葉のリズムや絵が、何か響くものがあったのだと思います。

    息子は今は2歳半ですが、今も大好きです。
    こちらも読んでいてじーんとくるものがあって、もしかすると、私の気持ちが息子に伝わっているのかもしれません。

    読み聞かせ、というより、一緒に読んでいるという感じです。
    育児に悩んだり、つい怒りっぽくなってしまうのですが、この絵本を読むと、とっても優しい気持ちになれます。
    「クリスマスのまえのよる」の方と、交互に読まされることもしばしばです。
    とにかく、おすすめです。

    投稿日:2009/12/25

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  • ママとぼくとよるくまと

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳

    夢の中。
    よるくまとぼく。
    よるくまのお母さんを探しに。

    お母さんを探して心細くて寂しくて・・泣いてしまうよるくま。
    そのよるくまをかわいそうに思って、いっしょに探すぼく。
    そのぼく・・眠っているぼくを温かく見守るお母さん。
    そしてよるくまのためにと魚を釣っていたよるくまお母さん。

    みんな、みんな、温かい。
    背景の色と光と影の表現が、気持ちの色となって。
    まっくらな中にビューンとひとすじの流れ星が流れるページ、効果的です。

    4歳の我が子も、この「ぼく」と同じ柄のパジャマでクマのぬいぐるみと寝ています。
    そして「ママ あのねあのね」と一生懸命話しかけてくるところも
    一緒。すごく重なるところが多くて、切ない愛しさでいっぱいになりました。

    ちなみに息子は「よるくま クリスマスのまえのよるに」も大好き。
    (友人のお子さん・女の子は「よるくま」を「一番大好きな絵本!」と云ってました)

    投稿日:2009/09/30

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  • わかっていても何度もハラハラ…。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

    3人の子どもがみんな2、3歳のころ、この本を大のお気に入りに挙げていました。「だいてみたら、かわいかった。」のフレーズで、妹、弟を抱いて匂いをかぐのが流行りました。抱きしめるとよりいっそう愛情がわく気持ちを実感していたようです。結末がわかっていても、お母さんぐまを探すシーンでは毎回泣きそうになり、そして安堵する。何度も「読んで〜!」とせがむ姿を見ていると、子どもってホッとしたくてこの本を選んでいるのかな?と思わせられました。

    投稿日:2009/07/22

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  • おやすみにぴったりの本

    2歳3カ月の娘、今いちばんのお気に入りです。「ママ、あのね」で始まる文章はママと男の子の寝る前のおしゃべりでストーリーが展開していきます。男の子のいうことを聞いて優しく受けこたえるママの話し方が素敵。添い寝でこの本を何度もせがまれ「ママ眠いから、もう一回だけねっ(ちょっと怒)!」という私とは大違い。こんな風に優しく語りかけたいものです。

    娘が好きなのは「たすけて〜流れ星!」というところ。よるくまのママがどこを探しても見つからなくて、よるくまはとうとう泣き出してしまいます。お願いしながら流れ星につかまると、ひゅーんとひっぱられて、ひっぱっていたのは…。

    昨日保育所に迎えにいったら「ママ、おしごとしてたの?おさかなつってたの?」と聞かれました。今晩も「これ読んで〜」って持ってくるとことでしょう。何回も何回も読んで、「はるちゃん、もう眠いから…もう一回だけね」(=私の真似です)と言って眠りにつきます。おやすみにぴったりの本です。

    絵も素敵です!!明日のたのしいこと=ママとおでかけする、バスにのる、おかいものする場面が描かれているところは大人心もくすぐります。

    投稿日:2009/06/19

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  • 親も何度も読みたくなる本

    私は在宅で仕事をしています。
    もちろん娘がお昼寝中や夜に寝てからの仕事になります。
    最近は娘を理解しているようで、
    「お仕事してきていいよ」
    と言ってくれるのですが不安になるのか毎日リビングで寝ると起きてきます。
    そんな娘と私にぴったりと思った絵本に出会いました。

    かわいいよるくまに自分を重ね合わせている娘と、よるくまのお母さんのように仕事をする私。

    「たすけて ながれぼしーー!」
    というところでは、娘も大きな声で叫びます。
    まっくらな世界で必死にお母さんを探すよるくまが探した末のこのまっくらなシーンは、もしかすると娘がじっと一人で眠りにつくときと同じなのかな・・と思うと胸がしめつけられるようになります。

    しかし、最後までやさしいお母さんの言葉とよるくまのお母さんの言葉に代弁されて、娘はすっかり落ち着くようです。

    電気を消してからは、絵本のように「明日は○○しようね」などなど明日を楽しみにする話をひそひそしながら寝かしつけています。

    本当に素敵な絵本です。

    投稿日:2009/06/03

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  • 働くママと、その息子に。

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子2歳

    いつか読みたい、と思いながらも読んでいない絵本でしたが、2歳の今、読んであげてよかった、と心から思いました。

    夜、眠りにつこうとした男の子がお母さんに語りかけます。
    「おかあさん、あのね・・・」
    よるくまという、かわいいくまの子がうちに来たこと。
    よるくまは、寝ている間にいなくなったお母さんを探しに来たのです。
    男の子は、いっしょにお母さんを探します。
    お母さんと会話しながら、ストーリーは進んでいきます。

    『よるくまのお母さんが、黙って夜中に子どもをおいて出かけてしまった・・・
     寂しがって泣いていたのに、お金の話? 自転車の話?』
    ・・・という解釈もできますが、私はそうは思いませんでした。
    よるくまはきっと、主人公の男の子の「心」が作ったもの。
    きっと、男の子のお母さんも、働いているのですね。
    本当は、保育園やお父さんなどに預けたりしているに違いないのです。
    「お母さんが僕を置いていなくなった」のが事実ではなく、
    「主人公の男の子がそう思ってしまうくらい、寂しい思いをした」という象徴だと思うからです。

    でも、だからといって、「働くママは、子どもにこんな思いをさせているのか」なんて思わないでほしい。
    だって、この絵本に出てくるお母さんと同様、世の中の働くお母さんは、
    子どもが寝る前のつかの間の時間を惜しんで、精一杯子どもと向き合い、話を聞いてやっているんですから・・・。
    だから、ほら、男の子は最後に眠りにつくとき、満足感でいっぱいの、とてもいい表情をしています。
    自分の空想の世界を否定せずに聞いてくれたお母さんに、「愛されている」という満たされた気持ちなのだと思います。

    一緒にいる時間の長さじゃない、その濃さを大事にしたい。

    働くのはお母さん自身のためだけじゃなく、家族のため、ひいては子どものためでもあるのだから。
    お父さんとお母さんが働くから、ご飯が食べられるし、服や自転車も買えるし、旅行に行く余裕だってできるし、
    大きくなって、なりたい職業や夢ができたら、そのための教育を受けさせてあげられる。
    その生活のゆとりは大人のためだけじゃないのです。
    だからといって、子どもと過ごす時間をないがしろにしているわけじゃない。
    子どもも、立派な家族の一員として、ポジティブに輝くパパとママの背中を見ながら、
    元気に保育園(や幼稚園)に行って、お友達といっぱい遊ぶことが、仕事でもあるのです。
    時には、寂しい思いをする事もあるけど、こうやって絵本を読んで、満たされて眠りにつくことができれば、子どもも分かってくれていると確信しています。

    息子も早速お気に入りになりました。
    最初は「ママ、いないでー」と言いながら聞いているのですが、
    最後には笑顔で「ママ、おったねー」って言います。
    よるくまのお母さんのように「明日は○○しようね。だから今日はもう、おやすみ」と言って電気を消すと、落ち着いて眠ります。
    保育園大好きな息子だけど、先にお迎えに来たお母さんとお友達を見ていると複雑になったり、友達とケンカして泣いたり、いろいろあるのだと思う。
    だからこそ、明日への希望や楽しいことを言って眠るのって、とってもいいと思います。

    投稿日:2008/07/05

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  • 深くて、あたたかいお話です。

    絵本クラブ対象

    よるくま親子の世界と僕の世界とママの世界が、見事にパラレルに表現された絵本です。

    よるくまの母を求める切ない気持ちに、次第に一体化していく僕の気持ちと、それをあたたかく受け入れる、よるくまのお母さんと僕のママ…全てが繋がっています。

    また、独特の色使いが物語を深めており、娘は毎晩、毎晩「よるくま読んで」とベッドに持ってきます。

    投稿日:2008/05/29

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  • 月の存在

    よるくまはとってもかわいい絵本です。
    シンプルだけれど隅々まで細かい絵が心をとらえます。
    私の娘はもうすぐ2才。この本を買うまでは、月の存在を知りませんでした。
    でもこの本の隅っこに小さくずっと三日月が書いてあります。
    娘はこれを見つけて最初何かわかりませんでしたが、「月だよ」と教えてあげました。するとある日、祖父母の家から夜帰るときに娘は空を指差して、
    「でゅき。ぢゅき」と言いました。何かと思って見上げると、そこには
    「よるくま」に出てくる月と一緒の月が浮かんでいました。
    「よるくまちゃんと一緒の月だね」というと、とってもうれしそうで、
    車から降りても、しばらく外で月を眺めていました。
    今もとっても大好きで、この間は絵本が見つからないと泣いてしまいました。結局本は、ベッドのところに置き忘れていただけでした。

    投稿日:2008/02/27

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  • 余韻が残る一冊

    • るますけさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子3歳

    絵本は、子供に何度も何度も読んでやらないといけなくなるものなので、こちらも飽きずに読めるものがいいなと思います。
    いつまでも眺めていたくなるような魅力的な絵と、一度読んだだけでは味わいつくせないような余韻の残るストーリーの両方を兼ね備えたものが理想的な絵本であると私は思うのです。

    そういう意味で、この「よるくま」という絵本は、理想的な一冊でした。

    よるくまが登場するページの、よるくまの愛らしさ、夜空をバックに電線を渡る場面、よるくまのおかあさんが魚を高く掲げている場面…などなど、何度見ても心ときめきます。
    そしてなんとも不思議な感じがするストーリー。
    いつの間にかこちらも絵本の世界にひきこまれて、わくわくしながら読んでいます。特に後半のよるくまのおかあさんの台詞は、自分が本当に子供に語りかけているような気分になってしまいます。

    夜寝る前に、「これ読んで」といわれると、一番うれしい絵本です。
    もちろん娘も大好きな一冊です。

    投稿日:2008/01/10

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