季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

  • かわいい

よるくま」 みんなの声

よるくま 作:酒井 駒子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1999年11月
ISBN:9784033312309
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,320
みんなの声 総数 405
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405件見つかりました

  • なんとなく心地いい

    夜眠る前、主人公の男の子は、お母さんとおしゃべりをします。
    「ママ あのね。 きのうのよるね、 うんとよなかに かわいいこが きたんだよ」
    「あらそう。 ママしらなかった。 どんなこが きたのかな?」
    「くまのこ」
    名前を、よるくまと言います。

    よるくまは全身真っ黒で、首のところだけ月の形に光っています。
    お母さんを探して、男の子のところまでやってきたのです。

    男の子は、よるくまといっしょに、お母さんを探しに出かけます。

    お母さんは、どこかな?
    ハチミツ屋さんかな?
    公園かな?
    それとも、もう家に帰ってる?

    どこを探しても、よるくまのお母さんを見つけることができません。
    とうとう、よるくまは泣き出してしまいました。
    よるくまの涙は真っ黒だから、周りがどんどん黒くなっていき、とうとう、真っ暗闇になってしまいました。
    男の子は、叫びます。

    たすけて ながれぼし!

    すると……。

    絵本の雑誌に、お勧めの絵本として「よるくま」が紹介されていることがありました。
    読んでみたいと思っていたので、今回読むことができて、とても嬉しいです。

    夜眠る前の男の子のお話は幻想的で、だんだんと眠たくなってきます。
    たいくつだという意味ではなく、なんとなく心地いいのです。
    夜眠る前、お子さんにこの絵本を読んであげたら、お子さんはぐっすりと眠ってくれそうです。

    投稿日:2021/01/16

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  • 夜そのもの

    ずっと気になっていたのに読みそびれていました。
    男の子の夜の冒険譚のおはなし。
    男の子がお母さんに語る様子がとてもいい雰囲気です。
    男の子が出会ったのは、お母さんを探している「よるくま」というくまのこ。
    一緒に探してあげる優しさにほっこりです。
    なかなか見つからない展開が、ミステリアスでドキドキです。
    それだけに、再会はドラマティックで温かいです。
    酒井駒子さんの描く夜の世界はとても深いです。
    まるで、夜そのもの。
    と同時に五感を震わせます。
    幼稚園児くらいから、五感で感じ取ってほしいです。

    投稿日:2021/01/09

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  • ずっと気になっていた絵本

    もうすぐ1歳になる息子に読みました。はたらくくるまが大好きな息子にはまだこういったお話は興味がなかったみたいで母の方が夢中になってしまいました。the男の子という感じの息子ですが、こういったファンタジーっぽいあたたかいお話も好きになってくれたらいいなと思いました。

    投稿日:2020/12/26

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  • あたたかい気持ちになれるね

    なんどみてもほんとうに 温かい気持ちになれますね。

    泣いている よるくまちゃんを元気つけようとおもちゃの
    自動車を渡したり、おててをつないで、いっしょに
    探しに行ったり、ほんとに こまかな 仕草が
    すてきに描かれていて、いいなと感じています。

    ちいさなこどもにとっては おかあさんの存在は
    大きいですね。

    それだけに 責任もって育てなければと感じました。
    お父さんにとっても おんなじことだから。

    投稿日:2019/11/12

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  • お母さんがそばにいる安心感

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    優しい絵も、ストーリーも、とっても素敵な絵本でした。すっかり、その世界に入り込んでしまいました。
    目が覚めたらお母さんがいなくて寂しくて探す気持ちも、仕事に行かなくてはいけないお母さんの気持ちもよくわかりました。
    子供の時、私もよく泣いていました。仕事だってわかってはいるんですけど、ひとりぼっちになってしまったようで寂しくて。
    その記憶から、今はママになって子どもが目を覚ました時、すぐにそばにいってあげるよう心がけています。
    もうすぐ仕事復帰することになるので、子どもたちと一緒にいられる時間を大切にしたいなと思います。
    時間的にも気持ちにも余裕がなくなってしまうと思いますが、よるくまのお母さんみたいに優しさを忘れずに子どもたちに接したいなと思いました。
    図書館で借りてきた本でしたが、購入して手元に置いておきたいです。

    投稿日:2019/11/08

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  • 表紙は見たことがありましたが、今回、年齢 別のおススメ本でレビューを見て2歳児娘用に購入しました。表紙の感じでは、何か怖いお話なのかな?と思っていましたが、よるくまのお母さんの愛情溢れる語りはこちらまであたたかい気持ちにしてくれます。お前はあったかいねぇ、と娘を抱きしめると照れながら嬉しそうにしています。

    投稿日:2019/02/15

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  • お気に入り

    私は元シングルマザーです。娘とは二人暮らしだった時期がありました。私たち親子はとても絵本が好きで、隔週で図書館に行き、お出かけの時は必ず本屋さんに立ち寄っていました。ただ母である私が多忙で、日・祝はシッターさんに来ていただき、平日と土曜は朝イチから最後まで保育園の日々。そんな娘がふらっと寄った本屋さんで珍しく「これ買って」と持ってきたのがこの一冊でした。読むと「おかあさんおしごとなんだね」「ちゃんと帰ってくるからさみしくないね」「おかあさん働いているときもこの男の子のこと考えてくれてるんね」「いっしょにおかあさん探しにいけてよかったね」と読むたびに違う感想を嬉しそうに話してくれます。再婚し、2人暮らしでなくなり、小学生になった今も、たまに持ってきて私の隣で自分で読んでいます。娘の心に残る一冊になったなと、ありがたく思っています。

    投稿日:2018/11/21

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  • 子供はお母さんが大好き

    • こみこみこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子6歳、男の子3歳

    娘が2歳ごろに私がプレゼントしました。
    男の子とお母さんの寝る前の会話で物語が進み、いつの間にか男の子は眠ってしまってるという話ですが、親としては子供が愛おしくなり泣きたくなります。
    くまのお母さんがいなくなってしまって、よるくまと男の子で探しに行くのですが、おかあさーん!と泣くよるくまをみて、子供っておかあさんが大好きなんだな…と改めて感じます。
    仕事でいなくて寂しい思いをさせてごめんね、と、うしろめたい気持ちでいるよりも、
    「明日になったら○○しようね」というセリフは、
    自分は愛されていると、安心するんだと思います。
    私も真似をしてよく言うようになりました。

    この本を買って毎日のように読み聞かせていたころは、私も忙しい仕事をしていて、娘は保育園に通っていたので、おかあさんがいなくなるところが怖かったのか、ある時から読むのを嫌がるようになりました(いや、ただ単に飽きたのかな?)

    子供はどう感じるかわかりませんが、私にとっては、子供の愛し方みたいなものを教えてもらった大切な本です。

    投稿日:2018/09/26

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  • いい絵本だなぁ。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子6歳、男の子3歳、女の子0歳

    こんなにいい絵本なのに私は今まで読んだ事がなかったなんて!私の馬鹿!お話の中に出てくる「あああったかい。おまえはあったかいねえ」というセリフが、自分も日常的に子供達にかけている言葉なのでほっこりしてしまいました。

    投稿日:2017/12/04

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  • おやすみ前にピッタリです。何回読んでも、あたたかい気持ちになれます。
    読んだあとは、息子と「あったかいね」のところを真似しています。はじめはおかあさんクマがみつからなくて、毎回悲しそうに読んでいましたが、しだいに見つかることがわかり、安心して読み進めるようになりました。

    投稿日:2017/08/30

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