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本物の3匹のこぶた
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投稿日:2007/07/15 |
三びきのこぶたって、有名なお話だけに、いろんな絵本が出ていて、読む本によってちょっとずつお話が違っている。
どれがほんとなのかな?と思うことがよくわるけれど、この絵本は、イギリスの昔話をそのまま伝えているものらしいです。
他の絵本で同じお話を何回か聞いたことのあった子供たちには、「え?」という場面もちらほら。
まず最初に、子ぶたが家を出ていく場面。その理由は、お母さんが貧乏で子ぶたを育てることができなくなったから。
実に、現実的です。子供たちは、「お母さん?貧乏になったら、家を出ていかないといけないの?」と真剣な顔でした。
そして、オオカミはお兄さんブタを2匹とも食べてしまい、最後には、お兄さんぶたを食べてしまったオオカミを3番目の子ブタが食べてしまう。
前読んだ絵本では、単に家を追い出されてしまっただけの子ブタが、食べられてしまうという展開は、驚きだったようです。
娘は、
「このお話、ちょっと間違ってるんじゃないの?お母さん?」
と言っていましたが、妙に脚色したり、やんわりとごまかしてない分、迫力がありました。
ポールガルトンの絵も、現実味があって、お話によくあっています。
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子供にとってパパは大親友
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投稿日:2007/07/15 |
「うちのパパが世界でいちばん!」
これだけの題だったら、たぶん手には取らなかっただろうこの題名の横についていたサブタイトル「パパのつかいかた33」
これに魅かれて読んでみたいと思った絵本です。
パパの使い方は、実にたくさんありました(^^ゞ
ふたがかたくて開かない時には、ふた開け器。
ゲーム相手のゲーム機。
タクシー(専用。いつでも無料)
お馬さん。
そうそう、そうなのよ、と1番ウケていたのは私ですが...5歳の息子には、ちょっとこのユーモアがわからないかな。
8歳の娘は、おもしろい!と1人で読んでいましたが...
家事なんてさっぱりで、でも、不器用ながら、家でも、子供の相手に手伝いに、いろいろがんばっているお父さん。
どのページでも、ちょっと困ったような、照れたような顔のお父さん。
最後のページにあるように、子供にとって、パパは「大親友」
そう、大親友なんです。ママとは違うパパのあり方、使い方、パパと読んでみるのもおもしろいかも。(パパがユーモアをわかる人ならば、ですが)
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自然がいっぱい
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投稿日:2007/07/13 |
お父さんと7つ子のねずみが、いもほり大会へ。
いもほりも楽しいけれど、いもほり大会へいくまでの道のりが、また楽しい。
手作りのスコップがいろんなものに変身。
そりがわりになったり、電車ごっこが出来たり...小川を渡るケーブルカーにしてみたり。
小さなねずみにとっては、ちょっとした小川を越えるのも、一苦労ですね。
でも、まるで、子供たちと一緒に遠足に行っているみたいで、楽しそう。
そして、掘ったおいもを船がわりにして、みんなで乗って帰るっていう発想、なかなかおもしろいです。
いわむらさんの絵本は、どれも、自然がいっぱいで、小さな生き物たちが、そこで楽しそうに生きてる様子がいきいきとしていて、心がなごみます。
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すみずみまでゴリラ
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投稿日:2007/07/13 |
お母さんはいないのかな?
家の中で、ハナは、お父さんと2人きり。
いつも仕事で忙しそうなお父さんと、いつも1人で寂しそうなハナ。
ハナは、ゴリラが大好きなのに、まだ1度も本物のゴリラを見たことがない。
でも、お父さんがくれたおもちゃのゴリラが、ハナを夢のような世界に招待してくれます。
ゴリラって、大きくて黒くって、ごっつい感じで、こわいイメージがあるけれど、こうして、ハナと一緒にいる、やさしくほほえたんだゴリラを見ると、人間と一緒なのね。
そして、最後。仕事、仕事だったお父さんがハナを動物園に誘う。
ハナと同じ赤い服を着たお父さんのやさしそうな横顔に、ほっとします。
ハナはゴリラが大好き。だから、動物園にゴリラを見に行くって言われたら、そりゃぁうれしかったでしょう。
でも、それより何よりも、お父さんが一緒にいってくれる、そのことが1番うれしいんじゃないかな。
この絵本、お話の内容もいいけれど、ページのいたるところに現れるゴリラを探すのも楽しいです。
絵画の中や、ランプ、ポスター、映画の中の自由の女神まで、あらゆるところがゴリラになっていて、ページの隅々まで楽しめます。
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最後にヤギをやっつけたのは?
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投稿日:2007/07/11 |
ヤギというのは、草食動物だからか、なんとなく、やさしき弱者のイメージがあるけれど、この絵本に出てくるヤギは、かなり悪いやつです。
おばあさんが丹精こめて育てて麦畑を荒らした上、「出て行け!」と言うおばあさんを反対におどしてしまうのだから。
ヤギの武器は、ガラス目玉と金のつの。その武器には、誰も対抗できないのです。
動物達が追いやられるたびに、
「このヤギを最後にやっつけれるのは何だと思う?」
と子供たち。
でも、最初に出てきたのがクマ。そしてオオカミ。強さの象徴といえるような動物たちがどんどんやられていくと、
「もうだめなんじゃないの、お母さん?」
と息子。
でも、ヤギは、思いもよらない生き物によって、最後には簡単にやっつけられてしまいます。
最後に正義が勝つ!わかりやすいです。それが、民話や昔話の好きなところです。
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どこで泳いでるの...
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投稿日:2007/07/11 |
今日は、ハエ君の待ちに待った日。
ハエ君が泳ぎに行く日。
へえ、ハエって泳ぐんだー。
ハエってやっぱり汚いイメージだけど、この絵本の、なんだかモダンな絵で、ハエが汚いなんてイメージは、すぐに消えてしまいます。
なんといっても楽しそう。
うきうきるんるんのハエ君。歌って、泳いで、はしゃいでいます。
が...そこに降ってきたものは?
そして、ハエが泳いでいた場所は?
主人公がハエじゃないといけなかった理由が、最後でわかりました。
娘も息子も、
「うわぁ、きったな〜い。」
なんていいながら、まんざらでもない様子。
たしかに、汚いお話なんだけど、あまり汚いって感じさせないところは、この絵の魅力でしょうか?
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ほんとにいいお顔
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投稿日:2007/07/10 |
笑っているのかな?怒っているの?ねむいの?
動物たちのいろんな表情がページいっぱいの写真でつづられています。
口がちょっと半開きだったり、上唇がめくれていたり、べろを出していたり...
どれもこれも動物園でおなじみの動物たちばかりなんだけど、あ、動物もこんな表情するんだ、人間とおんなじって、見ているだけで、なんだか、ほっとするようです。
子供たちは、表情だけじゃなく、口の中にも興味しんしんでした。
「チンパンジーって、人間の歯と似てるね。」
とか、
「ロバさんの歯ってすごく大きいね。」
とか。
なんとなく見ている生き物の表情、よく観察していれば、こんなすてきな顔が見られるんですね。
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お姉ちゃんだって甘えたい
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投稿日:2007/07/09 |
ちょっとわがままで、おしゃまさんのたまごねえちゃん。
そのたまごねえちゃんに妹が出来たのです。
妹弟が出来て、赤ちゃんがえりしてしまう子と、反対に、お兄ちゃん、お姉ちゃんになって、はりきってお世話したがる子といるけれど、たまごねえちゃんは、典型的な後者です。
でもね、そうそううまくはいかないもの。
だって、赤ちゃんは、どんな赤ちゃんだって、みんなわがままなんです。
あっちこっち振り回され、それでも、お姉ちゃんだからとがんばるたまごねえちゃん。
まるで、弟が出来た時の娘を見るようでした。
がんばらなきゃ、がんばらなきゃ...でも...
複雑な心境。
とうとうギブアップしたたまごねえちゃんを、
「よしよし、あまえてもいいんだよ。」
と受け止めてあげるお父さんもえらい、えらい。
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柵のむこうがいっぱいに
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投稿日:2007/07/09 |
寝れない時は、羊の数を数えてごらん。
そういう話はよく聞くけれど...
寝れないこうたろう君が、数えはじめたのは、ぶたさんです。
しかも、柵を越えていくぶたさんを想像したのです。
100、200と数えていき、その結果どうなったか?
柵の中がぶたさんでいっぱいになってしまったのです。
この発想は笑えます。
たしかに、100匹も200匹もぶたさんがいたら、どこかがいっぱいになるよね。
さくのむこうで、反対になったり、前のめりになったりして、ころころころがってるぶたさんが、なんともいえず、ユーモラスで、ますます笑えます。
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昆虫に興味をもつきっかけに
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投稿日:2007/07/08 |
まゆの世話をするのが仕事。まだ一度も巣の外に出たことがない働きありのりんこちゃんが、巣の外を大冒険。
せみや、かみきり、くわがた、かまきりなど、いろんな昆虫と出会います。
そして、ありじごくにも。
昆虫の絵は、細かいところまで丁寧に書かれているので、図鑑を見ているようです。
せみの羽化する様子や、樹液をすう昆虫など、ページいっぱいの絵がとても魅力的。
昆虫好きな子には、たまらないと思います。
最近、小学校の教室でも、ざりがにやかぶと虫など、いろんな昆虫を飼っていて、虫に興味のある娘にぴったりの絵本でした。
巣の中はつまらないと思っていたりんこちゃん。
でも、大冒険の末、やっぱり1番安全なのは、自分の巣だと再認識。
そして、実は、ありの巣の中だって、りんこちゃんの知らない世界がいっぱいあるんだよ、と最後は、ありの巣の説明が入っているのも、なかなかうまい!
昆虫嫌いな子供も、興味を持つきっかけになりそうな絵本です。
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