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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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なかなかよいと思う そうなれたら、いいね。  投稿日:2006/05/22
おとうさんはウルトラマン
おとうさんはウルトラマン 作・絵: みやにし たつや
出版社: Gakken
これは、どう見ても、お父さん向けの絵本だと思います。
だから、絵本にする必要性をあまり感じません…
なんだけど。
なぜか、子供が何度も開いて読んでいます。

うちの息子は、小さい頃なぜかウルトラマンを非常に恐れていました。
このシリーズを、図書館から借りて読んでみても、あまり嬉しそうではありませんでした。
今は、怖いということはありませんが、興味の対象外らしく、テレビシリーズも、一切見たことがありません。
でも、最近になって、この本を手に入れてもう一度読んでみたところ、結構お気に入りになった様子。
みやにしさんの絵の温かみのあるウルトラマンが、うちの息子の心を溶かしたようです。
「大きくなったら、なんになる?」と聞いたら、
ちょうど、この絵本を一人で読んだ後だったらしく、「ウルトラマン」と答えました。
これには、正直びっくりしました。
(今まで、図書館屋さんになる、といっていたので)

かわいそうだけれど、君は、大きくなってもウルトラマンにはなれないと思う。
でも、彼のような「お父さん」になら、もしかして、もしかしたら、なれるかもしれないね。
そうなれたら、お母さんも嬉しいな…。
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自信を持っておすすめしたい 発想の転換  投稿日:2006/05/22
ルラルさんのえほん(1) ルラルさんのにわ
ルラルさんのえほん(1) ルラルさんのにわ 作: いとう ひろし
出版社: ポプラ社
ルラルさんのシリーズが親子で大好きなのですが、
第一作目の本作品を、やっと読むことが出来ました。

ルラルさん、ちょっと毒のある性格だったんですね。
いかにも常識人、というか、四角四面というか、固そうな人物、というべきか。
そこがまた、なんともチャーミングなのですよね。

ルラルさんは、庭をとても大切にしています。
芝を丁寧に刈り、手入れをして、何人たりとも、庭に入ることを許しません。
庭に入ってくる何者かを撃退するのは、当たり前に棒とか、石とかではありません。
なんと、パチンコ。
この、パチンコを構えたアングルの絵には、思わず笑いがこみ上げてきます。
そんなある日、庭に一本の丸太が…
いえいえ、丸太ではありません。これはもっとすごいものだったんです。

とにかく、絵がおかしい。
そして、あたたかで柔らかで、ちょっと笑えてしまうストーリーが素敵です。

ルラルさんのシリーズは、「発想の転換」というものについて、必ずどこかで語られるような気がします。
さあ、ルラルさんの自慢の庭が、お話の最初と最後でどう変わったか。
ぜひぜひ、たくさんの子供たちに確かめていただきたいですね。
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自信を持っておすすめしたい ヒントが素敵!  投稿日:2006/05/22
どこどこ?セブン(7) いろんなくに
どこどこ?セブン(7) いろんなくに 著: 藤本 真
出版社: 自由国民社
立ち読み機能で、見せていただきました。
わあ、素敵!思わず声をあげたくなる、とても美しい絵本です。
ミッケやウォーリーを探せ!と一味違うのは、間違い探し絵本だということ。
ミッケなどだと、探すものが具体的ではないので、
うちの息子にはまだ難しいようなのですが、
こちらは間違い探しなので、いいのでは、と思い、
図書館で借りてきました。

立ち読み機能だと、画面が小さいから、探すのが難しいんだな、と思い、
本物の本だと、見つけやすいはず,と思いきや。
そういうレベルではありません。
難易度が星2つでも、充分難しい!!

この本がいいのは、難易度が現れていることと、ヒントがちゃんとあるところ。
このヒントの出し方も、うまくつくってあって、ヒントがあるからすぐ分かる、というものではないところがよい。
探し絵本は面白いけど、いらいらして、途中で放り投げることの多い私たち親子。
でもやってみたくて、また出してくる…のイライラループが多いのですが、
こちらは、心底楽しめそうです。
でも、なるべくならヒントなしで探せるといいんですけどね。

どのページもこのページも、本当に楽しさがページからあふれています。
個人的に大好きなガラスを、とっても綺麗に表現してくれていて大満足!
息子のお友達の誕生日プレゼントに悩んでいたのですが、
一つはこれに決定です。
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ふつうだと思う こんな終わり方だったっけ?  投稿日:2006/05/22
3びきのくま
3びきのくま 絵: 片山健
訳: 千野 栄一

出版社: 三起商行(ミキハウス)
何か、昔話風のものが読みたいな、と思い、探してみたところ、
目に入ったのが、3びきのくま。
この「3びきのくま」、驚くほどたくさんの出版会社から出ているのですね。
確かに、自分が小さかった頃に読んだ記憶もしっかりと残っていますから、
このお話は万人向けなのかもしれませんね。

たくさんある中から、大好きな片山健さんの絵柄の物を選び、読み聞かせていました。
父親、母親、小熊の三匹のくまの家に、女の子が迷い込むあまりにも有名なお話です。
片山健さんの絵が、昔話風で雰囲気がよく出ています。
秀逸なのが、くまのセリフ。
お父さん熊は、力強そうな、毛筆。
お母さん熊は、細いペンタッチ。
小熊は、極細で、ちょっと踊っているような字で書かれています。

しかし、このお話のラストは、こうだったかしら?
迷い込んだ女の子は、おかゆを食べ、小熊のイスを壊し、ベッドで寝ていたところをくまに起こされて、
「ごめんなさい」と謝って仲良くなった…と思っていたのですが。
この絵本のラストは、女の子がスタコラサッサと逃げて、
くま達は追いつけない、ということになっていました。
こうなるといいな、と思った私が、脳内でお話を作り上げてしまったのかしら?
ぜひ、トルストイの原作も読んでみて、確かめたい!と思いました。

絵は素敵なのですが、
女の子が狼藉を働いた上に、ごめんなさいも言わずにとんずらする、というお話がどうかな、と思ったので、
星3つにさせていただきました。
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なかなかよいと思う どうして水浸し?  投稿日:2006/05/21
こわがりのかえるぼうや
こわがりのかえるぼうや 作・絵: キティ・クローザー
訳: 平岡 敦

出版社: 徳間書店
怖がりのカエルのぼうやが、物音が気になって眠れない、
という、結構ほかの絵本でも見かけるテーマの絵本です。

無理やりにでも、子供をベッドに入れて…というのは、
外国作品でよくみられる風景だと思うのですが、
このカエルのお父さんお母さんは一人で寝かせようとしたものの、
最後には、怖がる子供と寝てあげようとします。
ちょっと安心しました。
お父さんが、実際に原因を追求してあげるのも、いいですね。
物音の正体がわかれば、怖くないんですから。

ただ、おおいに気になるのが、ベッドやパジャマなど、擬人化されているカエルなのですが、
なぜか、家中が、水浸しなこと。
…正直、水気をふくんだ布団や、パジャマなんて、考えただけで怖気が走ります。
カエルだからかもしれませんが、
ページをめくるたび、そこが気になって気になって仕方がないのです。
なので、星は四つにさせていただきました。
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なかなかよいと思う 兄は妹には弱いもの?  投稿日:2006/05/21
チップとチョコのおるすばん
チップとチョコのおるすばん 作・絵: どい かや
出版社: 文溪堂
チップとチョコは、小犬の兄弟。
今日はおかあさんにお留守番を頼まれました。
でもチョコは梨もぎに行きたくて泣き出します。
二人は相談して、交代で行くことにしました。
最初に出かけたのはチョコ。でもたくさん取った梨が重過ぎて、帰ってくるのが遅くなってしまいました。
おかげで梨がなくなって、チップは梨もぎ出来なくなってしまうのです。

このお兄ちゃん、本当によく出来たお兄ちゃんなんですよね。
偉いなあ…大人の私でも、八つ当たりして、荒れちゃうかも。
でも、お兄ちゃんって、妹には弱い物なのかしら?

どうしたらお兄ちゃんを励ませるか。
必死で考えるチョコとお母さんは、お兄ちゃんがちゃんと梨もぎ出来るように考えます。
このお母さんは、他のシリーズでも思いましたが、「建設的」な考えの持ち主なのですよね。
同じお母さんとして、ぜひ見習いたいものです。
もちろん、息子にも、この絵本のような、ポジティブシンキングで生きていって欲しいな、と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 鳥の羽根  投稿日:2006/05/21
ぼくのはね
ぼくのはね 作・絵: きたむら えり
出版社: 福音館書店
去年の夏、里帰りした時に、押入れから山のような絵本を発見した私。
自分も、子供の頃に帰ったような気持ちで、息子に読み聞かせました。

この本も、その中の一つ。
私が子供の頃、幼稚園から頂いた「こどものとも」版だったので、書店や図書館では見かけませんでした。
それが、今回、こどものとも6月号として発刊されているのを見て、びっくりしました。

りすのころは、鳥の羽を集めています。
集めた羽は、まくらにしているのです。
一つ一つ、大切な思い出のある羽。もう78枚も集めました。
ところが、ある日、お日様に羽を干していると、羽がなくなっていました。大変!
あちこち探し回る、ころ。どこにもなくて、お母さんに聞いてみることにしました。
お母さんは、「ついておいで」とあるところへ、ころを連れて行きます。
さて、ころの羽根は、いったいどこにあるのでしょう。

ころの優しさがとてもよく伝わります。
そして、ムクドリを守って戦った、ころの勇敢さ。
子供たちは、ころの勇気に感嘆するのではないでしょうか。

作者は、この絵本を書いた当時、植物園で働いておられたそうです。
植物園には、たくさんの生き物が訪れたそう。
この絵本は、勤務中にいつのまにかできあがっていたみたいです、と、きたむらえりさんは語っておられますが、納得できます。
この絵本の見所の一つ、たくさんの鳥の羽根の絵には、子供の頃の私自身、「どんな鳥が落としたのかな?」と想像を膨らませたものでした。
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自信を持っておすすめしたい 作家  投稿日:2006/05/21
A Writer 作家
出版社:
ー作家は 
ソファに座って
考えをあたためている

やがて
紙に
言葉をおき

それを切り、刈り込み、
設計し、形をととのえる。ー

ある一人の作家が、何かを思い、言葉をつむぎ、ひっそりと作品を作り出す。
そして誰かに、それが伝わる。
そんな風景を、シンプルに、けれど豊かに描いた作品です。

作者自身に向けられた、「どうやって本を書くんですか?」という質問が、種になり、この絵本が出来たのだそう。

世の作家の方々は、多かれ少なかれ、みなこのようなことを思いながら、
一つ一つ作品を形作っているのだろうな、と思いました。
「A Writer」作家としての自負も、この作品からは感じられます。
静かな作品ですが、作家に限らず、誰かに何かを伝えるために文章を書いたことのある人なら、
この本の語っていることがよく分かるのではないでしょうか。

ーひとり机にむかい、
自分の本が
いつか

人々の心に種子となって
蒔かれることを願っている。
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自信を持っておすすめしたい 受けないはずがない!  投稿日:2006/05/21
すっぽんぽんのすけ
すっぽんぽんのすけ 作: もとした いづみ
絵: 荒井 良二

出版社: 鈴木出版
実は、この絵本と別の絵本を一緒に図書館から借りてきたのですが、
息子は、別の絵本の方を読んで欲しいといいました。
でも、この絵本は、絶対、息子のツボなのです。
自信があります。ゲラゲラ受ける息子の顔が早くみたい。
まるっきり母のエゴなんですが。
まあまあ、聞いてみてよ。
「こっち読んで欲しいのに」そんなスネ顔の息子。
でも、やっぱり母のカンは当たっていました。
お風呂から上がってすっぽんぽんの、すっぽんぽんのすけを見た瞬間から、息子には、何かのスイッチが入ったようです。
身を乗り出し、顔は笑顔にゆがみ、絵本入り込みモード全開。
だから言ったでしょ。ね?

はだかんぼうのすっぽんぽんのすけ。でもただのはだかんぼうじゃありません。
忍者のしたっぱは、「かなわない」と逃げていくし、
みせのおじさんも、とくべつおおきいジュースをくれます。
走るのだって、めちゃくちゃ早いのでございます。
そんなすっぽんぽんのすけ、さらわれたみいちゃんの為に忍者の親分と対決します。
くすぐり攻撃であやうし、すっぽんぽんのすけ。
さて、結末はいかに?!

すっぽんぽんのすけ、というこの名前が、とてもリズム感があって、楽しみが幾倍にも増します。
そしてとにかく、荒井良二さんの、この絵が愉快。
今まで、絵で、敬遠していたのですが、これは偏見を捨てて、もっと早くに読んでおけばよかった!と反省することしきりです。

最後の、ふっふっふっそれはひみつでござんすよ
もいいですね〜。
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なかなかよいと思う 水辺の生き物  投稿日:2006/05/19
まだかな
まだかな 作・絵: まつおか たつひで
出版社: ポプラ社
かえるが、誰かと待ち合わせ。
その間に、めだか、ばった、みずすまし、あめんぼなど、
たくさんの生き物が登場します。
主人公は、可愛らしく親しみのもてる、ちょっとコミカルなかえるくんなのですが、
まわりの風景は、リアルそのもの。
生き物たちの、普段の生活が実に細かく描かれています。

生き物が、他の生き物を食べるシーンが鮮明に描かれていたためか、
息子はすこし、ぎょっとしたようです。
でも、ラストは、ほっとするような虹が登場して、ほんわかあたたかい気持ちになれます。

水辺の生き物って、あんがい見かける機会が少ないですから、
こんな絵本で見せてあげるのもいいですね。
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