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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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なかなかよいと思う 自分で眺めたい本?  投稿日:2006/05/29
からすのパンやさん
からすのパンやさん 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
はじめてこの本を読み聞かせたのは、3才の時。
「とても面白くて、うちの子供が夢中なの」と少しお姉さんのお子さんがいるお母さんに教えてもらいました。
でも、うちの子供のうけはそこまでよくありませんでした。
私は、文章のテンポといい、たくさんのパンといい、とびきりウケがいいはずの作品だと思ったのですが…
長めのお話であることと、多少文章が説明口調のような気がしたのですが、そのせいかもしれません。
それで、もう少し大きくなるのを待つことにしました。

年中さんにあがったので、そろそろいいかも、と読み聞かせてみたのですが、
やはり、おおうけ、というわけではありませんでした。
たくさんのパンのページも、ちょっと見て、
「もういいから、お話を続けて」とページをめくろうとしました。
こちらとしては、拍子抜け。あれれ?
これは、☆三つかな? と思いました。

ところが。
息子は、その後、この絵本を何度も取り出して、自分で読んでいるのです。
パンのページも、穴が開くほど見つめています。
どうしてなのかしら。
我が家に限って、なのかもしれませんが、この絵本は、人に読み聞かせをされるより、自分で読むほうが楽しい絵本なのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 会話と質問の力  投稿日:2006/05/28
ねえ、どれがいい?
ねえ、どれがいい? 作: ジョン・バーニンガム
訳: 松川 真弓

出版社: 評論社
少し前、子供とのコミュニケーションと会話の力について、たずねたことがありました。
その時にさる方がある記事を教えてくださいました。
それが、今年の3/13付けの○○新聞の記事。
PCで検索してみて。あらあら、田中パパのインタビューが載っているではないですか。
そこには「子供の会話や質問する力」についてのお話がありました。
(余談ですが、これは私の問いにすべて答えてくれる記事でした。田中パパ、ありがとうございます♪)
それと共に紹介されていたのが、この絵本。
それではさっそく、と借りてきました。

これは…子供の興味をひく絵本ですねえ。
○○と××と△△と、どれがいい?という、質問形式の絵本なのですが、
子供らしく、夢のこもった質問あり、
子供の好きな、汚い話あり、
ぎゃー! と叫びたくなる、究極の選択あり。
盛りだくさんです。
親子で、思いっきりコミュニケーションを楽しみました。
これはぜひ、たくさんのお子さんと保護者の皆様、先生方に楽しんでいただきたいですね。
なんとなく、どれを選ぶか、その理由はなにか、で、心理分析も出来てしまうようです。

そういえば、うちの息子が、どーしても、どーしても、なだめてもすかしても答えなかった質問がありました。
ゲテモノ料理のページです。
偏食のあなたらしいですね…と息子にいいたくなってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい お勤めです  投稿日:2006/05/28
バルボンさんのおしごと
バルボンさんのおしごと 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
動物園に「飼育」ではなく、「お勤め」している、
わにのバルボンさんのお話です。

誰でも、一度は「動物園の動物達って、可哀想なの?」と思ったことがあると思うのです。
だから、動物たちはお勤めしている、というこの設定は、
私的にも夢があって、ユーモラスでとても素敵だと思います。
動物たちの優しげな絵もいい!
恋人のさくらさんの登場にも、にっこりしてしまいました。

ちなみに、私はバルボンさんの、もう一つのお仕事を知っています。
それは、うちの近隣の小学校の「まもらいだー」というお仕事。
子供たちが安心して小学校に通えるように、というポスターにバルボンさんが登場しているのです。
毎朝家の前に張られた、このポスターに
「行ってきます♪」とこっそり挨拶している私なのでした。
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自信を持っておすすめしたい プレゼント・ブック  投稿日:2006/05/28
ユックリとジョジョニ
ユックリとジョジョニ 作・絵: 荒井 良二
出版社: ほるぷ出版
とても目を引く色とデザインです。
また、ユックリとジョジョニ、という題名も、一度聞いたら忘れられません。

個人的には、荒井良二さんの絵本によく登場する、「汗をかきながら笑う人」の絵がとても好きなのですが、
この絵本は、ちょっとシリアスなので、そちらは登場しません。
でも、荒井さんの別の一面がでている絵本で、こちらもとても素敵です。

「ブーバ・トリロリ…」とアコーディオンを弾く、歌の上手なユックリは森に住み、
「クルリ・クル」とダンスも上手なジョジョニは、町に住んでいます。
二人は出会い、踊り、いつしか、知らない町にきていました。

まだ、恋とも呼べないような、淡い思い。
それがとてもやわらかく描かれています。
子供は、ただ絵を楽しみ、文章の音を聞き、楽しんでいるようでした。
大人は…もう少し違う思いで、この絵本に惹かれることでしょう。

個人的な意見ですが、この本は、あげたい人や、その場面がいろいろと思い浮かびました。
プレゼントブックとしても、いいのではないでしょうか。
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なかなかよいと思う 秘策  投稿日:2006/05/28
歯いしゃのチュー先生
歯いしゃのチュー先生 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 内海 まお

出版社: 評論社
これは、おもしろいよ〜!!と人にすすめられて、読んでみました。

ねずみの歯医者のチュー歯科医は、とても名医さんです。
でも、ネコやその他、きけんな動物の治療はおことわり。
そこへ、危険な動物代表のキツネが、虫歯でやってくるのですが…

擬人化されている設定なので、
まずは、「なぜ、ネコは中にいれてもらえないのか?」と息子に聞いてみました。
「ええと、危険だから…食べられちゃうから…」
絵本を読んでいるときは、集中してもらいたいので、あまり質問はしたくないのですが、
ここのところをおさえていないと、この絵本は面白くないと思ったので、聞いてみました。
擬人化されていると、動物はみんな仲良し設定になっている事が、絵本の世界では多いような気がして、気がつかないと困るなと思ったので…。
息子の答えを聞いて、よしよし、大丈夫、と読み進めました。
やっぱり、この絵本は、食べるか食べられるか、のハラハラドキドキが楽しいですね。
にこにこしながら「食べてやろう」ともくろむキツネの顔、秘策を胸に、すましているチュー先生の顔が愉快です。
結構難しい言葉も出てくるのですが、話全体としては、分かりやすいので、息子にも、面白さが伝わったようです。
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自信を持っておすすめしたい 魔法の絵本  投稿日:2006/05/28
どんどんきいて! ASK ME!
どんどんきいて! ASK ME! 作・絵: アンティエ・ダム
訳: 石津 ちひろ

出版社: 小学館
表紙に、「語りかけ絵本」と書いてあります。
まさにこの絵本は、自分ではない、他者と語るための絵本。
幼い子供と楽しむ時は、子供の持つ「会話力」「コミュニケーション力」を養うことができます。
そして、子供が隠している、思ってもいない事を知ることが出来る、ちょっとした魔法絵本です。

92個の会話の種。そのどれもが愉快で楽しくて、少し考えさせられたりする「?」です。
さっそく息子とやってみました。
「どうしても食べたくないものはなあに?」→「野菜」
「どんなペットを飼ってみたい?」→「ネコ」
「一番のなかよしはだあれ?」→「○○ちゃん」
この当たりは、ふんふんなるほど、なのですが。
「あかちゃんの時に、なにをしていた?」→「相撲」
いつ?誰と?
「ぜったいキスしたくない相手はなに?」→「パパ」
パパが聞いたら泣くよ…
「パパやママよりとくいなものはなあに?」→「漢字。見なくても書ける漢字があるんだよ〜!!」
ママは、漢字、見なくても書けるんですけど…そりゃ、最近はパソコン頼りで、字なんてあまり書きゃしませんがね。
いやはや、いろいろと、笑わせてもらえる本です。
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自信を持っておすすめしたい AN ARTIST 画家  投稿日:2006/05/28
AN ARTIST 画家
出版社:
ゴフスタインは大学で美術・小説や詩作を学び、卒業後画家となった方だそう。
この作品は、絵本でありながら、その文章が、非常に詩的。
というか、詩、そのものなのだろう。

それにしても、この言葉の輝きはどうだろう。
けして華美ではない。けれど、言葉の一つ一つが、静かに光っている。
誰の為でもなく夜空に光を放つ星の光にも、それは似ているように思う。

個人的な意見だけれど、この絵本はやはり、読者だけではなく、ゴフスタインが、彼女自身に語りかけたもののように思う。

画家が神のように働きたいと思いながら、一生をおくる。
そんな情景を描いた、シンプルな絵本。
驚くほど繊細な絵本。けれどそこに、私はゆるぎない力を感じます。

ー画家は神のようなもの
神が彼を創ったのだから

つつましく、強く、だが限られた日々、
あたえられたいのちを 彼はつかいはたすー
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自信を持っておすすめしたい 夢いっぱい  投稿日:2006/05/28
わんぱくだんのロボットランド
わんぱくだんのロボットランド 作: 上野 与志
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひさかたチャイルド
うちの幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんたちに大人気、と聞き、
借りてきてからというもの、すっかりわんぱくだんのとりことなった息子。
読み応えや、メッセージ性、繊細さというものには少々かけるかもしれませんが、
その分、夢がいっぱいつまった内容になっています。
文章や、ストーリー展開が分かり易いので、子供もどっぷりと本に入り込むことが出来るようです。

けん・ひろし・くみのわんぱくだん三人組。
今回は、物置で、ロボットを作ることにしました。
この三人が作ったロボットがいきなり動き出してしまうのですから、もう息子の目はキラキラです。耳や鼻から、蒸気出てきそう。
三人で作ったロボットは、みんなをロボットの国へ連れて行ってくれます。
なんだか、読んでいると、昔を思い出します。
空き箱やカンでロボットを作ったり、家を作ってみたり基地を作ったり。
大人から見れば、単なるガラクタだったのだと思いますが、
なにせ、子供なものですから、頭の中がもう、夢だらけ。
ロボットなんかは、今でいうところのモビルスーツもかくや、という風に、目には映っていました。
うちの息子も工作好きなもんですから、このへんの感覚は分かるのかもしれません。
だから、夢を丸ごと詰め込んだような、わんぱくだんは彼の心をとらえて離さないのでしょうね。

まさに子供の夢そのままの絵本です。
子供も面白い本ですが、大人も子供時代を思い出して、懐かしく思うかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい フレキシブル  投稿日:2006/05/28
ルラルさんのえほん(5) ルラルさんのほんだな
ルラルさんのえほん(5) ルラルさんのほんだな 作: いとう ひろし
出版社: ポプラ社
ちょっと怖い顔のルラルさん。
でも、庭のみんなに乗せられて(?)いろいろはちゃめちゃなことをやってくれるのが、
少年の心を残したおじさん、というかんじで、実にいいなあ。

今回は、庭のみんなに、本を読んであげます。
じめんのさけめをどんどんおりていって、地底の世界にたどりつく、冒険話。
でも、みんなは、お話の先よりも、「じめんのさけめ」が気になって仕方がない。
みんなが「そのあな知ってる」といい、今から行ってみよう、といいます。
おやおや、「書を捨てよ、まちへ出よう」ですか?みなさん。
本の途中なのに、とがっかりするルラルさん。
でも、だんだん、穴に入って冒険するのが楽しくなってきて…

面白いですねえ。ルラルさんって人は。
みんなにのせられて、穴探しを楽しんでしまいます。
ガンコで、四角四面に見えて、実はとてもフレキシブルです。

女の子、男の子じゃなく、見事なまでの「おっさん」が主人公だからこそ、
このシリーズはここまで人気があるのでしょうねえ。
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自信を持っておすすめしたい 夢をかなえてくれる絵本  投稿日:2006/05/22
わんぱくだんのはしれ!いちばんぼし
わんぱくだんのはしれ!いちばんぼし 作: 上野 与志
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひさかたチャイルド
けん・ひろし・くみの、わんぱくだんの三人。
今度は、公園のSLに乗って、大冒険に出かけます。

この公園に、廃車になったSLがあって、誰でも乗れるっていう設定から、もう夢が膨らみます。
うらやましいなあ!
SLが置いてある公園は、たまにみかけますが、
どれも「展示」というだけで、金網で柵がしてあったり、乗ったりすることが出来ない事が多いですよね。
安全上の管理のせいなのでしょうが、「のせてくれたっていいじゃない!」と大人の私でも思ってしまいます。
とにかく、わんぱくだんの三人が、SLに乗り込んだところ、
なんと汽車が動き出してしまう、というところからお話が始まります。
汽車は空を抜けて、雲の上まで行きます。
空を飛ぶ機関車、雲のわたあめ、ソフトクリーム。子供なら、キップはいりません。ただで乗れますよ。
ああっこれ、子供の頃に想像した人、どれぐらいいるのでしょうか。
私なんぞは、想像しすぎて、夢に出てきたことさえあります。
子供の夢をそのままに、絵本にしたててくれているのが素敵。
正直、この絵柄は私の好みではないのですが、読んでいてこんなに胸がわくわくする絵本なんです。
このラストも文句なし。
ザブトン10枚あげたって惜しくありません。
だから星5つ!!
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