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現代風にアレンジされています
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投稿日:2006/07/20 |
いもとようこさんの世界の名作絵本シリーズの一冊です。
私たち親の世代なら誰もが知っているお話しですが、この本は内容を現代風にアレンジしてあってとても読みやすく、子供が理解しやすいと思います。例えば、町のねずみが住んでいるのが大きなマンションだったり、ごちそうがエビグラタンだったり。都会の描写の中にも、車や排気ガスが出てきて、もともとは昔からあるお話しであることを感じさせません。
原作に忠実に訳すべきかどうかについてはいろいろな意見がありますが、この作品については私は良かったと思います。原作の言いたいことをとてもわかりやすく伝えていますし、そこに流れるユーモアもきちんと汲み取られていると思いました。
時を経ても名作といわれるものは色あせないですね。このシリーズ、マッチ売りの少女や、フランダースの犬なども出されているようなので、ぜひ子供と一緒に読んでみたいと思います。
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何を持っていく?
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投稿日:2006/07/11 |
夏休み、海に遊びに来たペネロペ。海で遊ぶのに必要なものを三択から選びながら読み進めていきます。ペネロペらしいおしゃまな言い回しが可愛いっくて、女の子受けする絵本だと思います。
選択肢はどれも簡単に選べるものなので、3〜4歳くらいから十分楽しめます。クイズを解く感じで気楽に読める一冊ですね。
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失敗しても笑えばハッピー♪
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投稿日:2006/07/11 |
読んでいるとなんだか幸せな気分に包まれる絵本。読後感がとてもいいんです。
日曜日、自転車ででかけるルラルさんに、「乗せていってください」とお願いするネズミ。「いいよ」と返事をしたものの、動物たちが次から次へと出てきて、自転車の後ろは小さな山のようになってしまいます。でも、ルラルさんは、みんなを乗せて自転車をこぎます。息切れをして、汗びっしょりになって、坂道を登っていきます。やっと丘のてっぺんに着いて「休憩できる」と思ったその瞬間、あまりの重さにブレーキが効かず、自転車は坂道を猛スピードで下っていき…!
川の中に落っこちてしまっても、笑って、その状況を楽しめてしまうルラルさんと動物たちが魅力いっぱいです。
全体を通して、文章の面白さを、余すところなく絵が伝えています。ルラルさんや動物たちの表情に特に注目。初夏〜夏に特におすすめです。
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花火職人たちの心意気!
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投稿日:2006/07/10 |
花火の魅力を十二分に満喫できる絵本。それは表紙から始まっています。
年に一度の打ち上げ花火の日、ねこのはなびやは、しろねこぐみとくろねこぐみととらねこぐみが、花火の技と度胸を見せ合い、どこが一番かを競い合います。
それぞれの花火が趣向を凝らしていてとても楽しめるし、仕掛けを使って大きく広がる花火の様子は圧巻です。そして最後に全員で力を合わせてあげる「ナイアガラ」。隅のほうには、命がけで花火を上げる職人たちの様子も描かれていて、細かいところまで見所満載ですよ。
この花火の見事さの前では、どれが一番かを決める必要などはないのですね。読み終わった後で、「私はこれが好き」「私はこっち」などと、話が広がっていく、絵本を読んだ子供たちが花火の擬似体験ができる絵本です。
読んだらドキドキ、ワクワクできて、仕掛けもとても豪華。そのわりにお値段はとても良心的だと思います。ぜひ、購入したい本の一つです。
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大爆笑!
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投稿日:2006/07/10 |
ライオンがお風呂に入るのかと思ったら、実はそれは着ぐるみで、中からはクマさんが。さらに、「早くはだかんぼになりなさい」というお母さんの声。実は、クマも着ぐるみで本当は人間の男の子だったというお話です。
非常に厚着ではありますが、とにかくこの発想が素晴らしい!
文章は短く、テンポがいいし、子供のツボにはまるようなフレーズがあちらこちらに使われています。集団での読み聞かせにピッタリだと思います。
小さい子向きなのかな、と思ったのですが、小3の娘は初めて読んだ時に大爆笑。この本は予備知識を持たずに読むのが一番ですね。
今度、図書館のお話し会で読む予定です。みんな楽しんでくれるといいな♪
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爽快&豪快!
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投稿日:2006/07/02 |
雨の中、散歩に出かけるぞうくん。途中かばくんに出会い、お池の中をかばくんの上に乗せてもらって、進んでいきます。さらに池が深くなり、わにくんの上に乗せてもらい、そして最後にはかめくんの上に乗せてもらうのですが…!
予想通りに、お池の中でひっくり返る絵がとても豪快です。
さらに、泳げないと思っていたぞうくんが水の中で気持ち良さそうに浮かび、泳いでいる場面はとても爽快!最後のみんなで水遊びを楽しんでいる様子は、子供はもちろん大人でも、見ていると笑顔になってしまいます。
文章も短く、シンプルなストーリーなのですが、とても存在感のある絵本。この絵本を読むと、みんな水遊びがしたくなります。
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パパとママの答えが素敵です
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投稿日:2006/06/26 |
兄弟の中で、お父さん、お母さんは誰が一番好きなのか?
これは、兄弟を持つ子供たちにとって、避けては通れない疑問ではないでしょうか。
かくいう我が家も同じような質問が何度も繰り返され、それに対する私の答えがまずいのか、ある時は長女が怒り、またある時は次女がいじけ…、子育ては本当に難しいと感じます。
この絵本の中でも、おとうさんぐまとおかあさんぐまは、同じように答えに困ってしまう質問をこぐまたちからぶつけられるのですが、その答えが、素晴らしいのです。ああ、こんな風に受け止めたらいいのだ、と私自身がとても教えられました。
そして、絵本全体を包み込む暖かな優しい雰囲気。絵もとてもお話に合っています。娘が、一度読んだ後で、いろいろなページを眺めて、「絵」そのものを楽しんでいた様子が印象的でした。
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たまごにいちゃんの始まり
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投稿日:2006/06/26 |
たまごにいちゃんがなぜ、たまごのままだったのか。その秘密を解き明かしてくれる一冊。前作の『たまごにいちゃん』を読んだ時、たまごのままなのは、きっといつまでもお母さんに甘えていたいからなんだろうな、と思っていたのですが、それだけではなかったのですね。
カラスとの関係とか、たまごのからの割れ加減の秘密とか、ちゃんと説明されていて、二冊合わせて読むと面白さ倍増です。
弟たちを守るというたまごにいちゃんの決意を、暖かく包み込むお母さんがとってもいいです!
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笑える海の絵本!
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投稿日:2006/06/22 |
百年ぶりとも、千年ぶりとも思える暑い夏。岩が汗をかき、アゲハチョウが日焼けしてカラスアゲハになってしまうような、暑い夏のお話です。このままでは自慢の白い三日月が黒くなってしまうと危機感を抱いたツキノワグマが叫びます。
「海にいくぞ〜。」
前半の夏の描写はあくまで暑く、気温がさらに1度くらい上がってしまいそうな感じです。そして、後半の海の描写は一面の青がとても涼しげで、読んでいるこちらまで爽快です。
そして、最後にひと笑いさせてくれる、1冊で3度おいしい本です。海に向かう途中で歌う歌も「親父ギャグ」でくすっと笑わせてくれます。
おもしろいですよ〜♪
ぜひぜひ、猛暑の夏に読んで欲しいです!
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絵本で読むと迫力が違う!
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投稿日:2006/06/22 |
先生が「怖いネコに気をつけてね」と話をしているのに、おしゃべりをして聞いていないやんちゃな三匹のねずみたち。
桃をとりに出かける途中で「にゃーご」と鳴く大きなネコに出会ってしまいます。怖さに震えると思いきや、「おじさんだあれ?」と聞かれ、その屈託のなさに思わず「たまだ」名前を名乗ってしまうネコ。何だか憎めないんです。
いつしか、こねずみたちのペースに乗せられて、一緒にももを食べるネコ。帰る途中、こねずみたちを食べてやろうと、思い切り怖い顔で、「にゃーご!」と叫びました。ところが……
三匹並んで「にゃーご」と大きな口を開けて、こねずみたちが「あいさつ」する絵がとてもいいです。
最後、子供たちへのおみやげまでもらって、帰っていくねこと、手を振って見送るこねずみたち。暖かい気持ちになりますよ。
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