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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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すずらんぷ

ママ・50代・大阪府、女の子28歳 女の子27歳

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自己紹介
転勤先の札幌で絵本好きなママ友達と出会い、絵本に興味を持つようになりました。今は市の読み聞かせボランティアグループに入って、時々図書館で子供たちに読んでいます。
図書館で絵本を借りること、絵本ナビで新着レビューをチェックすることは、私の生活にとってなくてはならないものになっています。
好きなもの
好きな絵本ベスト3は『まいごのどんぐり』『ぼくとクッキー さよならまたね』
『チリとチリリ』のシリーズです。
あきやま ただしさんの『へんしんシリーズ』など、みんなで盛り上がれる絵本も大好きです。
ひとこと
お話しを聞いているときの、子供たちのキラキラした表情が大好きです。
絵本に出逢えて良かったな、と心から思う今日この頃です。

すずらんぷさんの声

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自信を持っておすすめしたい 癒し系の絵本です  投稿日:2006/05/28
あめのひのころわん
あめのひのころわん 作: 間所 ひさこ
絵: 黒井 健

出版社: ひさかたチャイルド
つい最近ころわんシリーズを知った私。遅ればせながらころわんの可愛さにはまっています。今回のお話は雨のお話。「はくしょんがくるよ」とお母さんに言われても、外に遊びに行ってしまう元気なころわん。途中、カエルさんに会って、真似してピョンピョンはねてみたり、かたつむりさんに会って、のろのろ歩いてみたり。でも、雨上がり、少し寒気をしたころわんはお母さんのところに帰る途中、水溜りにうつった自分の姿を見て、お母さんの言っていた「はくしょん」のことを思い出します‥。

小さなころわんの雨の日の様子が生き生きと描かれていて、読んでいて心がほっと癒される本です。特に犬好きなお子さんにおすすめ。文章も短めなので、3歳くらいからでも十分楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 虹の風景が圧巻!  投稿日:2006/05/28
あめのもりのおくりもの
あめのもりのおくりもの 作・絵: ふくざわゆみこ
出版社: 福音館書店
クマさんとヤマネくんシリーズの新作。今回は雨の森が舞台です。季節的にも梅雨を前にした今の季節にピッタリの本です。
雷がとても怖いクマくんと、そんな中、あじさいを見に行こうと誘うヤマネくん。怖がるクマくんの様子を見て、「ぼくがとってきてあげるよ」と一人で出かけていくヤマネくん。その後雨はどんどん激しくなり、とうとう洪水になってしまいます。ヤマネくんのことが心配になったクマくんは、あじさいのある川の上流の方へと走り出します‥。
無事、出会えたクマくんとヤマネくん。お互いのお互いを思いやる気持ちに感謝します。そして最後二人が見る、素晴らしい空からの贈り物。心が洗われるようです。

このシリーズ、いつも二人以外の森の仲間たちが、名脇役として、いい味を出してくれるのですが、今回は村の動物たちはほとんど出てきません。代わりに厳しくも素晴らしい恩恵を与えてくれる「自然」が、物語をいろどってくれます。
いつもながら絵が素晴らしく、お話もほのぼの暖かい、素敵な本でした。
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なかなかよいと思う おしゃまなリサがキュート!  投稿日:2006/05/27
リサ ひこうきにのる
リサ ひこうきにのる 作: アン・グットマン
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社
リサはすごい!こんなに小さいのに、一人でニューヨークまで行ってしまうんだから。機内でも、いたってマイペースなリサ。小心者で、旅行に行くときはいつもドキドキしてしまう私としては羨ましい限りです。
飛行機に乗ったことのある子は思い出して楽しいし、乗ったことがない子は、いろいろ想像して、飛行機に乗りたくなる絵本。短い文章で、さりげなく機内でのことをいろいろ知ることができますよ。
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自信を持っておすすめしたい 本当の気持ちを話すこと  投稿日:2006/05/27
天使のかいかた
天使のかいかた 作・絵: なかがわ ちひろ
出版社: 理論社
本屋で立ち読みをしていて、是非小学生の娘たちにも読ませてあげたいと思い、翌日図書館に行って、借りてきました。
とても素敵なお話だと思いました。
ペットが飼いたくてたまらない、けれど飼えないさちが野原で拾ったのは、ちいさな天使。この天使の食事は飼い主のおしゃべりです。そんな時、さちのクラスに転校生がやってきて‥。本当はその子と友達になりたかったのに、なかなか話すことができず、友達の話に合わせて悪口を言ってしまうさち。そしてその日から、さちは天使にお話ができなくなってしまいます。
この気持ち、とてもよくわかりますよね。今、小5の娘は学校での人間関係の難しさにとても苦労していて、時に自分の気持ちを曲げて、人に合わせることもあるようです。でも、そんな自分を許せなくなって、家で不安定になってしまうこともあります。
どんどん弱っていく天使を野原に連れて行き、天使のために何かお話をしようと思うさちは、やっと自分の本当の気持ちを話すことができます。その途端、天使はみるみる元気になって、‥ラストもいいですよ。
文字数は少なく、さらっと読めるのですが、この本に本当に共感できるのは、小学生中学年以上かな、という気がします。悲しかったり、嬉しかったり、傷ついたりしながら、この年頃をみんな越えて行くのだろうな、と思います。
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自信を持っておすすめしたい 冬眠の途中で目が覚めたら‥  投稿日:2006/05/19
こじまのもりのゆきのひのおみやげ
こじまのもりのゆきのひのおみやげ 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
娘と私が大好きな『こじまのもり』シリーズの1冊です。これまで何度も読んだのですが、図書館で見つけて、季節はずれなのですが、借りてしまいました♪
「ふゆのおやすみ」の途中で、ふたごのヤマネはある寒い朝に目を覚ましてしまいます。でもお母さんは眠ったまんま。お母さんからの手紙を見つけたふたごは、ししゅうネズミさんのところに向かいます。
無彩色の景色の中、灰色の空から羽のように落ちてくる、初めて見る雪。翌朝、お砂糖のように真っ白に降り積もった雪の中で、ふたごは雪遊びを満喫します。そしてまだ雪を見たことがないお母さんのために雪のヤマネをおみやげに作るのです。
そして‥遊びつかれて春までの長い眠るについたふたごを、うちまで送ってくれるししゅうネズミさん。雪のヤマネはとけてしまうのですが、そのかわりにししゅうネズミさんが二人にくれる贈り物が素敵です。

このシリーズ全体にいえることなのですが、とにかく絵がいいです。色使いがなんとも優しくて、特に自然の風景に心和まされます。
初めて雪を見たときの、あのドキドキ、わくわくする感じ、真っ白な雪を見たときの感動。ほのかに明るい雪の夜。去年まで住んでいた雪国の冬の風景を思い出しました。
お話もわかりやすくて、幅広い年齢の子供たちが楽しめると思います。ふたごのヤマネもかわいいのですが、私は器用で優しい、ししゅうネズミさんが大好きです。
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自信を持っておすすめしたい 春のいちにちめ  投稿日:2006/05/19
こじまのもりの はるになったらしたいこと
こじまのもりの はるになったらしたいこと 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
大好きな「こじまのもり」のシリーズの新しい絵本です。今回の主役ははりねずみ。
長い冬の眠りの前に、はりねずみは「はるになったらしたいこと」を決めていました。そして目覚めた春の朝、はりねずみは今すぐにやってみようと外へ飛び出します。ところが、あまり長く眠り過ぎて、何をするつもりだったのかを思い出すことができません。草の上を転がってみたり、てんとうむしを探してみたり、‥でもどれもしっくりきません。
そんなとき、冬の間ずっと会えなかった森の友達が訪ねてきてくれます。みんなで歩く野原、みんなで食べるパンやクッキー。そして、はりねずみは思い出します。「はるになったらしたいこと」を。

このシリーズどの本も絵がとてもいいのですが、今回も緑あふれる春の風景が、とてもよく描かれています。特に、はりねずみがクローバーの上をころころと転がっている様子はとても可愛くてほほえましいですよ。
お話も、「はるになったらしたいこと」を推理する楽しみもあり、またその答えがとってもいいので、読んだあとすごく幸せな気持ちになります。

ところで表紙の題名の下に「spring」と書かれているのを見つけました。「きんいろのてがみ」「ゆきのひのおみやげ」にもそれぞれ「autum」「winter」と書かれていました。ということは次は「summer」ですね。こじまのもりの夏のおはなし、楽しみに待ちたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 生まれてきてくれたことへの感謝  投稿日:2006/05/11
おかあさんがおかあさんになった日
おかあさんがおかあさんになった日 作・絵: 長野 ヒデ子
出版社: 童心社
赤ちゃんが生まれた日の、お母さんの様子や、病院の中でのことが、とても丁寧にわかりやすく描かれている絵本です。
決して甘すぎることなく、赤ちゃんが生まれ、母となることの喜びがダイレクトに伝わってきます。
これから赤ちゃんを産み育てていく人はもちろん、子育て真っ最中のお母さんにもおすすめです。忙しい日常の中で、つい忘れてしまう「生まれてきてくれたことへの感謝」を思い起こさせてくれる一冊です。
図書館で読み聞かせをしたのですが、始め興味なさそうにしていた子供たちが、読み進めるにつれて、どんどん前のめりになって、真剣に聞いていました。子供たちにとっても自分の誕生の瞬間について知ることは、とても興味深いものなのでしょうね。
この絵本を読んだあとは、いつもより少し優しい気持ちで、生まれた日のことを、子供にいろいろ話したくなります。
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自信を持っておすすめしたい 個性を認めてあげることの大切さ  投稿日:2006/05/11
かみさまからのおくりもの
かみさまからのおくりもの 作: ひぐちみちこ
出版社: こぐま社
とても素敵な絵本でした。どんな子供もそれぞれ違った個性を持って生まれてくるのだということ。そこに優劣はなく、どんな個性にもいいところがあるのだということ。考えてみると我が家の二人の娘も性格は正反対。二人はきっと違う色のリボンをした贈り物を持って、生まれてきたのでしょうね。そのリボンの色が、くすんだり、色あせたりしないように、それぞれの個性を暖かく見守っていくことが、親の役目(喜び)なのかもしれません。
これから先、子供たちが成長していっても、時々読み返したい大切な本のひとつです。
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自信を持っておすすめしたい 予想と違ってもおいしいものはおいしい!  投稿日:2006/05/02
きょうのおべんとう なんだろな
きょうのおべんとう なんだろな 作: 岸田 衿子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
野原で遊んだ後、動物たちの素敵なランチタイム。それぞれのお弁当は持ち主の動物たちに、サイズも中身もぴったりで、幸せ感に満たされます。
私が好きなのは、予想したものと違っていても、うれしいな!よかったな!と感じているところ。そういう気持ち、大人の私でもよくわかるし、作る側としてもそう思ってくれると嬉しいですよね。そんな、細やかの心の動きにも目の行き届いている、とても考えられた絵本です。
うさぎがにんじんが好きなこととか、猫の好物は魚だということなど、大人は常識として知ってしまっているけれど、子供たちは絵本を通じて、楽しいお話の中で、知識を広げることが出来るのですね。さりげなく、正しいことをきちんと書かれているので、そういう点でもとてもいい本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい へぇー、そうだったんだ!  投稿日:2006/05/02
すみれとあり
すみれとあり 作・絵: 矢間 芳子
出版社: 福音館書店
かがくのとも傑作集の中の一冊です。科学絵本を読んだのはこの本が初めてなのですが、まさに「目からウロコ」でした。四十年近く生きてきて、初めて石垣やコンクリートの割れ目に咲いているスミレの秘密を知りました。そして、スミレがあんな風に種を飛ばすことも初めて知りました。
スミレとともに描かれている植物や虫の様子もとても生き生きと正確に描かれています。単に植物の紹介に終わらず、謎解きでお話が進められているのも興味深いです。
科学絵本初心者の皆さん、私のように食わず嫌いすることなく、一度読んでみてください。
今の季節にもぴったりですよ。
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