ゆいmom

ママ・40代・東京都、女の子12歳

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ゆいmomさんの声

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自信を持っておすすめしたい 命を描いた絵本。まるで絵画のような詩のような美しさです。  投稿日:2013/07/04
かえでの葉っぱ
かえでの葉っぱ 文: デイジー・ムラースコヴァー
訳: 関沢 明子
絵: 出久根 育

出版社: 理論社
『ペンキや』で出久根さんの絵にほれ込み、

この絵本の表紙の美しさに心打たれて手に取りました。

一枚の美しい金色のかえでの葉(片方のふちがピンク色というオシャレさん)が、

遠く遠くへ行きたいと願い、

優しい少年や、ツバメに出会って、

畑や草原を飛んで川に流れて、

そしてだんだんと枯れ葉になって、

空の星を見上げて歌って、

最後はかえでを遠くへ飛ばしてくれた少年の焚き火の葉となります。


 だれでも焚き火のそばでは幸せになるのです。
 
 なぜかはわかりませんが、そうなのです。


ラストのこの言葉の意味を考えながら、

もう一度絵本を読み返してみて、

確かにそうだなぁとしみじみしてしまいました。

焚き火には、

枯葉や乾いた小枝を使います。

その一枚一枚、ひと枝ひと枝には、

焚き火をするその時まで、

それぞれの人生があったのです。

落ち葉になるまで、たくさんのものと出会い、

もしかしたら、この絵本の美しいかえでの葉のように、

風を感じ、空を見上げ、歌ったのかもしれません。

かえでの葉が言うように、

かつてはきれいな緑色だったり、きれいなつぼみだったのかもしれません。



そう思いながら焚き火を見つめると、

なんだか心まで暖かくなる気がします。


絵画のように美しい絵があるだけでなく、

詩のような言葉が一冊の本の中に広がっています。

ずっと手元において、飾って、何度でも読み返したくなる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 守り、信じ、励まし、愛する大人になりたい  投稿日:2013/07/04
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
すべての子どもには、

守り、信じ、励まし、愛してくれる大人が必要なんだ。

トリシャにとってのおばあちゃんやフォルカー先生のように。


読み終わった時、そう感じました。

この絵本は、素晴らしい絵本です。

すべての大人に読んで欲しいです。

特に、親や先生には、ぜひ。

そして、色々な障害やいじめに悩んでいる子どもたち、

いじめをしてしまっている子どもたちにも読んで欲しい。

わたしにとっても、気づきの多い、心に残る絵本でした。


最後、ついに本を読めるようになったトリシャが、

本と蜂蜜の瓶を抱きしめながら涙をぽろぽろこぼすシーンには、

胸が熱くなりました。

なんだか、本を読むことの素晴らしさを、

幼いトリシャから改めて教えてもらった気がします。


「ハチミツは あまーい。本も あまーい。
 
 よめば よむほど あまくなる!」 



世界中のすべての子どもたちが、

心からそう思える世の中になるよう、

わたしにもできることを少しずつやっていこうと思います。


まずは、我が子と楽しく絵本を読んでいこう!

本との楽しい思い出を、たくさん作っていけるよう、

わたしにできるサポートは、なんでもどんどんしていこう。

守り、信じ、励まし、愛する大人になれるよう、

子どもの心と向き合いながら生きていこう。
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自信を持っておすすめしたい 赤ちゃんを抱きしめたくなる絵本  投稿日:2013/07/03
まおちゃんのうまれたひ
まおちゃんのうまれたひ 作: 神沢 利子
絵: 加藤チャコ

出版社: のら書店
自分の大切な赤ちゃんを、

そっと抱きしめたくなるような、美しい絵本です。

「くまの子ウーフ」の作者、神沢利子さんが、

あかちゃんと、かつてあかちゃんだった

お母さんに贈る絵本。


全てのページが、

優しくて明るく美しい色彩に満ちていて、

言葉のリズムも心地よく語りかけてくれる感じで、

娘も最後のページまでじーっと見ていました。


まおちゃん、のところを、

自分の子供の名前に言い換えて読むと、

子どもが喜ぶばかりか、

親である私の気持ちもホンワカと温かになります。



 うまれたばかりの まおちゃんの

 ちいさな てが つかんだのは はるのくうき

 まおちゃんに さいしょに ほおずりしたのも

 はるのくうきよ


    まおちゃん うまれて おめでとう

    これから いつも いっしょだよ


 だれにも きこえない こえなのに

 あかんぼ まおちゃん へんじした

 ちからいっぱい

 あおー あおー おわぉー



たくさんの春の花や動物たちに囲まれて、

だいすきなママの腕に抱かれて、

うまれたばかりの あかんぼ まおちゃん。

大自然のすべてが、地球のすべてが、

まおちゃんの誕生を祝福してくれます。

山は 山いっぱいの おめでとうを抱いて。

海は 海いっぱいの おめでとうを抱いて。

普段の都会での生活では忘れてしまうけど、

子どもと一緒に浜辺で遊んだり、

満天の星空を見上げたり、

青々とした木々を見ていると、

たくさんの自然や生き物が、

おめでとうって言ってくれている気がします。

赤ちゃんは、愛しい贈り物。

そんな気持ちを、そっと思い出させてくれる絵本です。


娘もちょうど同じく春の日生まれ。

何度も繰り返し読んであげたい絵本に、

また今日も出会うことができ幸せです。
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自信を持っておすすめしたい ちいさなおはなにキスをしたくなる  投稿日:2013/06/23
こんにちはあかちゃん
こんにちはあかちゃん 作: メム・フォックス
絵: ヘレン・オクセンバリー
訳: かとう りつこ

出版社: 主婦の友社
お出かけが楽しかったのか、

キャッキャと騒いでなかなか寝付かなかった娘。

やっとのことで寝付いて、

ふーやれやれと思いながら絵本棚を片付けて、

図書館で見つけたこの本を読んだ。

たくさんの国のあかちゃんの、

ちいさなおててとちいさなあんよが出てくる。

ページをめくっていくうちに、

なんとも言えない愛しさがこみ上げて来て、

最後のページを読んだあと、

やっと寝かしつけた娘の

「ちいさな おはなに ちゅっ」

をしてしまった。


子育てで、疲れてしまうことって、

幾度となくあると思います。

そんなとき、

愛おしさを思い出させてくれる絵本、

子供をすぐにでも抱きしめてしまいたくなる絵本、

そういう絵本は宝物だと思います。


この絵本も、私の宝物になりました!
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自信を持っておすすめしたい みんな愛しい赤ちゃん  投稿日:2013/06/23
天のおくりもの
天のおくりもの 作: グスタ−ボ・マルティン・ガルソ
絵: エレナ・オドリオゾーラ
訳: 宇野 和美

出版社: 光村教育図書
表紙の美しさに惹かれて手に取りました。


現実には起こりえない物語。

でも、だからこそ、

ドキドキしながらページをめくる。

迷子になった人間と羊の赤ちゃんが、

無事にそれぞれのママの元へ戻ったとき、

ほっとした。

それと同時に、

ママ達が感じた淋しさも少しわかった。


「だって あかちゃんは みんな 天からのおくりもの。
 みんな おなじに いとおしいものですから。」


絵がほんわか温か。

どのページも温かな愛に満ちている。


1歳3ヶ月の娘には、

まだこの絵本は早いだろうなぁと思ったのですが、

娘が読みたい絵本を何冊か読んだ後、

「ママ、この絵本読みたいから、一緒に見て」

とお願いしたら頷いてくれたので、

膝に乗せて一緒に読んでもらいました。

羊が好きなので、この絵本を一緒に楽しんでくれたみたいです。笑
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自信を持っておすすめしたい おうちっていいなぁ、と思える絵本  投稿日:2013/06/23
うさぎのおうち
うさぎのおうち 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: 松井るり子

出版社: ほるぷ出版
娘がうさぎ好き



私自身が『しろいうさぎとくろいうさぎ』のマーガレット・ワイズ・ブラウンさんと、ガース・ウィリアムズさんのコンビが好きで、

この絵本を手に取りました。


娘が好きな生き物や植物がたくさん描かれている上に(どれもリアルなうえに愛らしい)、

訳文のリズムもとても心地よい(かつ短い)ので、

最後のページまで聴き入ってくれました。


今は夏ですが、春先に読んであげたら、

「はる はる はる」と こまどりみたいに歌いたくなっちゃうかも。

春のお花がたくさん咲いていて、

動物たちも楽しそうで、

うさぎが見つけたお家も暖かそうで、

読み終わった後、ほんわか幸せな気持ちになれる絵本です。

私はこの絵本に続いて、すぐさま『しろいうさぎとくろいうさぎ』を読みたくなってしまいます。笑


このお二人のコンビ作品だと、あとは『すきがいっぱい』など。

こちらの絵本も読んでいるとワクワクしてきちゃう素敵な絵本です。

他にもコンビ作品あるのかな?

探してみたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 絵本のフレーズで楽しくあんよ♪  投稿日:2013/06/18
くつくつあるけ
くつくつあるけ 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
おなじみ林明子さんの赤ちゃん絵本です。

最近、あんよが楽しくてしょうがない娘ちゃん。

「くつくつ あるいた ぱた ぱた ぱた」

のフレーズだけで笑います。


電車の中でベビーカーに座って退屈し出したとき、

「くつくつ あるいた ぱた ぱた ぱた」

と言いながら靴を空中で歩かせてみたり、

「ぱたぱたぱたぱた はやい はやい」

「つまさきで とん とん とん」

「もっと もっと ぴょん ぴょん」

「ぴょーん あっ あぶない」

「ごろん いたたたた ころんじゃった」

「ひとりで おきるよ よいしょ どっこいしょ ほら できた」

「もう ねむい ねむい くつくつ お休み ぐーぐーぐー」

という風に靴を楽しく動かしてあげると釘付けになりました。


あんよに飽きてしまったときも、

絵本のフレーズを唱えながら励ましてあげると、

けっこうニコニコと歩きます。

ころんじゃった時も、

「ひとりで おきるよ よいしょ どっこいしょ ほら できた」

と励ましたりすると、娘も私も思わず笑顔。


こんな感じで 普段の生活の中にも登場しまくる絵本。

リズムもよいので覚えちゃえます。

林明子さんはすごいなぁ。
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自信を持っておすすめしたい 動き回りたがる子にピッタリのまねっこ絵本  投稿日:2013/06/18
あかちゃん はーい
あかちゃん はーい 作・絵: いしかわ こうじ
出版社: ポプラ社
まねっこ絵本なだけあって、

これを読むと真似っ子したがります。

絵本は読んでほしくて持ってくるのだけれど、

動きまわりたくてソワソワしちゃうときにピッタリ。

「あかちゃん はーい」

のところを、

「○○ちゃん はーい」

と言い換えて読んであげると、喜びます。

「ぱちぱち」

「おいしい おいしい」

「おすわり」

「ごろーん」

「はいはい」

「たっち」

「よちよち」

「ばんざい」

「ばいばい」

など、

1歳2ヶ月の娘ちゃんもできる動作がたくさんあるので、

とても楽しいみたいです。

この絵本を読みながらさんざん動き回ったあとは、

膝の上に座って数冊の絵本をせがんできます。

いしかわこうじさんは、自らの子育ての経験から絵本を作ってらっしゃるそう。

『どうぶついろいろかくれんぼ』シリーズと並び、

うちの子はとても惹きつけられます。
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自信を持っておすすめしたい 水の中で我が子と一緒に遊んでいる感覚です  投稿日:2013/06/18
ごぶごぶ ごぼごぼ
ごぶごぶ ごぼごぼ 作: 駒形 克己
出版社: 福音館書店
駒形克己さんは、『BLUE TO BLUE』という美しい絵本で知りました。

綺麗な川の中を、サケの赤ちゃんが旅して行きます。

青のグラデーションの波を一枚一枚めくる度にドキドキしました。


そんな駒形さんの赤ちゃん絵本ということで、

期待大で読み始めましたが、

さすがの一言に尽きます。

声に出して読むと、

水の中で我が子と一緒に遊んでいるような感覚になれます。

ところどころに空いている穴に指を入れたり、

反対側から覗いたり。

ど ど どぉーん のところで、

本を ど ど どぉーん と叩いたり。

じゃわ じゃわ と言ってみたり。

自由自在に楽しませてくれます。

そして、最後には


しーーーーーーー


で終わるという安心感。

読後は、親も心が落ち着きます。


娘が1歳2ヶ月の頃に本屋さんで欲しがったので買ったのですが、

3か月くらいから読み聞かせしてあげても喜んだかもしれません。

『だっだぁー』が大好きだったので、

『だっだぁー』が動の絵本だとしたら、『ごぶごぶ ごぽごぽ』は静の絵本となったかも。


なにはともあれ、

いまかなりのお気に入りなので、

娘が望むだけたくさん読み聞かせしていってあげたいと思います。
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