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ダーウィンの伝記的絵本
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投稿日:2012/02/17 |
進化論を発見したダーウィンの伝記的絵本。
ダーウィンの伝記物を読むのは初めてです。
進化論を発見して発表するまでのダーウィンの苦悩ぶりがうかがえました。
「わたしは最大限にきびしく、細心の注意をはらって仕事にとりくんだではないか。これほどの情熱でとりくんだ人はだれもいないはずだ」という言葉が心を打ちます。
科学が今のように発達していない時代の反対は今考える以上のものだったと想像できます。
絵本で短い分量ですが、内容的に凝縮されていて読み応えがありました。
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高学年向け児童書として
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投稿日:2012/02/17 |
恐竜探偵フェントンの三巻目。シリーズの他の本に比べてページ数が少ない印象を持ちました。
恐竜のなぞをフェントンが解くシリーズですが、フェントンの学校生活や日常生活も細かく描かれています。
このシリーズでは、フェントンとと仲良くなったオーエンという犬を家で飼えるようになるのかが中心となっています。
ちょうど『がんばれヘンリーくん』を読みなおしたところだったので、ヘンリーくんとアバラーとの出会いを彷彿とさせるようなところがありました。
恐竜だけでなく、パソコン通信や漫画など、高学年の子どもたちが興味を引くものが出てくるお話なので、高学年向けの一人読みによさそうなシリーズだと思います。
千葉茂樹さんの初期の頃の翻訳本にも当たるようですね。訳が千葉さんということで息子に読み始めたのですが、思いの外息子にヒットしたシリーズです。
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おかあさんの優しさ
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投稿日:2012/02/17 |
晩に新しい下駄をおろすと狐がつくと言われた文六ちゃん。周りの子どもたちの反応もいつもと違うのでとても気になります。
読み聞かせをしていたら一人っ子で甘えん坊というところが、息子との共通点であることに夫が笑っていました。
文六ちゃんのおかあさんがとても優しくて、親子のやりとりがいいなあと思いました。
南吉のおかあさんもこんな風に優しいおかあさんだったのでしょうか。おかあさんの優しさが心を打ちます。
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イグルー作り
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投稿日:2012/02/08 |
北海道では冬の時期に、イグルーを作るというイベントがあるそうです。
この本のあとがきに訳者の千葉茂樹さんが「この本を参考にぜひ」とあります。そのためには「いい雪を見つけることだ」とあります。
千葉さんはその後いい雪を見つけてイグルーを作られたのか?気になるところではあります。
千葉茂樹さんの講演会で千葉さんのお話を聞く機会がありました。そこでこの絵本のことを知ったのです。
千葉さんの訳の本に『雪の写真家ベントレー』『雪の結晶ノート』『雪原の勇者』など、雪に関するものが多いのは、やはり北海道出身というこということが関係しているのでしょうか。
この絵本はイグルーを作る過程を写真で撮った写真絵本です。私が目を見張ったのは、切り出された雪のブロックのきれいなことでした。
ナイフといい雪と信頼できる相棒、イグルー作りに欠かせないものはこの三つなのかもしれません。
写真は、イグルー作りを丁寧にまた雄弁に伝えてくれています。
寒い地方で、ともすると生活の敵にも命を奪うこともある雪で家を作るというのは人間のたくましい知恵のように思えます。
残念なのは、この絵本が絶版らしいということです。再版されるといいなあと思います。
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半鐘がわかると
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投稿日:2012/02/08 |
息子に読み聞かせをしたらオチがよくわからなかった模様で、説明をしました。
絵本だから絵を見せて読み聞かせをすればよかったのですが、最近絵本はあまり興味を示してくれないし、読み聞かせは児童書になっているので、耳だけで聞いてしまうようです。
読み聞かせをしてみて、文章にリズムもあるし、テンポもいいので、読み聞かせに向いてる絵本だと思います。
落語はオチがわかるというのが一つのおもしろさなので、オチがわかることが読み聞かせの目安でもあります。
火のみやぐらも最近ではあまり見かけないので、実際の体験や昔からあるものを知るということも大切だなあと思いました。
息子にとっては半鐘が一つの鍵だなあと思いました。
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スロボドキン
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投稿日:2012/02/08 |
清水眞砂子さんの講演会で、清水さんの13年ぶりの翻訳児童書とあり、作者がスロボドキンということもあって買い求めた本です。
スロボドキンの本が好きで、見つけるとつい読みたくなります。
ホタル島にやってくる別荘客たちは、滞在中にねこかいたらいいなと思い、ねこをたくさん飼っているピーターサンドさんからねこを借りるのです。
ところが、ピーターサンドさんが骨折したことで思わぬ事態となります。
ある事件なりきっかけなりで、今まで見えなかったことが問題として浮かび上がることがあります。このホタル島に起きたこともそんなことかもしれません。
私が息子に読み聞かせをしていて、最も驚いたことは別荘客たちが「ピーターサンドさん」の名前を「ピーター・サンド」さんであるということを知らなかったということです。
ねこを貸してくれる人=ピーターサンドさんという見方で、ピーターサンドさんが普段何を考えて何を大切にして生きているのか、そんなことには全く関心がなかったことの象徴であるかのように思えました。
それは根本的なことで、私たちが生活の中で見落としている視点があるかもしれないということにもつながるようにも思えるのです。
大人だからこんな深読みをしてしまうのかもしれませんが、息子は息子でピーターサンドさんとねこたちの生活に興味を示して、読み聞かせの後一人でも読んでいました。
分量的には100ページ未満なので長い話ではありません。中学年向けの児童書として良さそうなのですが、学校の朝読書だと、中学年ということで100ページ以上の本を読むようにとか長い話を読むようにという流れもあり、見過ごされてしまったら悲しいなあと思います。
子どもたちの興味や好きなことを身近な大人がよく知っていて適切な時期に本を勧めてやることができたらいいのにと思います。
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10歳の少年が主人公
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投稿日:2012/02/08 |
1918年の冬にインフルエンザが流行したミネソタ州ダルースの町。10歳の少年・マーベンは木材伐採現場に疎開することになります。
読み聞かせをしているのには気がつかなかったのですが、この少年だけでも生き残る道を見つけたいという親の思いは、ユダヤ人でロシアからアメリカへ移住してきていることと関係がありそうです。
今はインフルエンザでも即効性のある薬があり、死にいたる病気ではないので、息子も「インフルエンザで?どうして?」という思いだったようです。
マーベンは、木材伐採現場で帳簿の手伝いをしたり作業員たちを朝起こす仕事をしたりします。
ちょうど息子が今10歳、マーベンのようなたくましさが果たして育っているのかはわかりませんが、どんな状況でも自分なりに道を開いて歩いて行ってくれたらと思いました。
厳寒の場所で過ごすこと、子どもでも仕事をすること、マーベンがこの短い疎開の中で学んだことは多かったことと思います。
ジャン・ルイとマーベンとの友情にもぐっとくるものがありました。
今は読み聞かせが盛んになってきて、小学校のでも読み聞かせだと15分ぐらいまで。
この本は、読み聞かせをすると30分はかかってしまうし、10歳ぐらいからだと絵本に手をのばさないお子さんも出てくると思うのですが、読み応えがある絵本なので、高学年のお子さんに薦める機会があればいいなあと思いました。
10歳の少年が主人公で冬の話ということで、『ピートのスケートレース』が浮かびました。併せて読んでみると、10歳周辺のお子さんはわくわくした気持ちになるのではないかと思います。
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長谷川さんの出雲の子ども時代
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投稿日:2012/02/05 |
長谷川摂子さんの本を勉強した時に、長谷川さんの子ども時代のことを描いたエッセイ集が出ていることを知りました。
昨年、長谷川さんはお亡くなりになりましたので、これが最後の単行本ということでしょうか。
その勉強会で『人形の旅立ち』に収録されている作品がデビュー作であることを知りました。
『家郷のガラス絵』を読み、『人形の旅立ち』に出てくる情景、出雲で過ごされた子ども時代が長谷川さんの作品のペースになっていることが理解できるような気がしました。
「麗子叔母の一生」では叔母様の生き方を通して老いを見つめる姿、いじめ体験の克服、笠智衆の自伝を読んで腑に落ちなかった点を小説風に描く試みなどが、心に残りました。
長谷川さんというと絵本作家というイメージで私は始まったのですが、今昔物語集の現代語訳などもされていたようですし、美術史の共同翻訳などもされ、また私塾もご主人とされていて、多方面にアンテナを張り巡らし、好奇心が旺盛な方だったことがわかります。
もう一度長谷川さんの作品・仕事の足跡をたどってみたくなりました。
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心地良いやられた感
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投稿日:2012/02/05 |
タイトルにもなっている「いそがなくてもいいんだよ」は、「南の絵本」という詩の一節です。
毎日時間に追われて忙しく生活している現代人にとってはとても身につまされるし、ハッとする言葉かもしれません。
私もこのタイトルに誘われてこの詩集を読んでみたようなところがあります。六年生の卒業に向けて贈りたい詩を探していたこともありました。
岸田衿子さんは浅間山麓に住まわれて自然の中で生活をされていたそうです。歩くようなテンポのゆったりとした時間が感じられる詩が多いのもそんな暮らしから紡ぎだされたものなんでしょうね。
この詩の後で『詩のこころを読む』という茨木のり子さんの本を読み、そこにも岸田さんの暮らしぶりや人となりが描かれていたので、岸田さんの詩の背景にあるものが納得できる気がしました。
詩は短くても一つの切り取られた世界があるし、細切れの時間を利用しながら読むことができるのも魅力です。
子どもと一緒に詩の世界も広げていけたらいいなあと思っています。
書き忘れていましたが、岸田さんの詩を読むと「ああここはこんな風に言葉にする」「こんな風景を見ていんだ」と、自分にはないものがあり「やられた」という気持ちになりました。そのやられたという気持ちも負けたというような気持ちではなく、そういう感じ方もあるという心地良いものなのではあるのですが。
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群読の本
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投稿日:2012/02/05 |
今年度の六年生の読み聞かせで卒業生に贈る詩を読み聞かせではどうかというお話があり、いろいろと詩集を探している中見つけたのがこの本です。
各教科書で使われている詩が紹介されていて、また卒業シーズンに読みたい詩などもあり、参考になりました。
台本集、群読を目的としたものなので、詩を読み合う時のポイントなども紹介されています。
詩に関心のある方はまた別の読み方があるのかもしれないので、一つの参考として覚えておくのがいいかもしれません。
出典を元にしてそこから知らなかった詩集や作者のものへと関心を広げていけたらと思いました。
学校の先生向けの本かもしれませんが、私のような一般保護者にも勉強になりました。
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