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怖くて楽しい
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投稿日:2013/01/25 |
タイトルがおもしろくて、きっと楽しい本なんだろうなあって思いながら読み進めましたが、結構怖い場面もあって、「これは暑い夏の日に読むのもいいなあ」と思いました。
どーんちーんかーん や なむなむなむ 、ぼこり がばり ぎろりなど、音をあらわす言葉が、お話のムードをうまくつくりあげていると思いました。これらの言葉は、太文字の手書きで書かれていて、読むとテンションが上がるんです。
読み進めていくうちに、どんどん怖くなるんですけど、武田さんの絵はやっぱりかわいい。だから、怖さが少しずつ薄まっていきます(笑)。読む子どもたちも、怖いだけの話であれば敬遠してしまいそうですが、登場するやまぶしさんの自由奔放な人柄に親近感をおぼえて、きっとこのお話が気に入ったはず。
武田さんが、子どものころに聞いたというとっておきの怖い話。ほんとは徳島弁で語られたものだそうです。ぜひ、徳島弁でも聞いてみたいです。
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心がほっこり
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投稿日:2012/12/19 |
手のひらを広げるよりも少し大きめのサイズと、色とりどりのイラストの明るさにひかれて読みました。
荒井さんのお手紙は、読む私に向けられたメッセージのようにも応援歌のようにも聞こえ、ことばに添えられた優しい表情をもったイラストには、心ふにゃふにゃにさせられました。
人ではなく、ひとつひとつの「もの」へのお手紙。「もの」に気持ちを注ぐなんて、もう何年もしていない気がするなと、気づかされました。荒井さんの優しさ、気持ちの深さに感動。
お友達にプレゼントしたい、そんな一冊です。
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あたまにツキがある!
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投稿日:2012/12/19 |
とってもゆかいな昔話です。
運がむいてきてはくじかれ、のくりかえしですが、
へこたれることなく、のんきにくらしている男の人柄に
ひかれます。
働くことなくラッキーが舞い込んでくるのですが、
最後のラッキーは、自ら努力して育てていくことで、
得ていくものなのです。
お話が終わってしまっても、
男の「そのあと」がかなり気になります。
少しは、まじめに働くようになったのかな?なんて。
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日本語って楽しいね
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投稿日:2012/12/05 |
日本人として生まれだいぶんたちますが、日本語をいまだに使いこなせていません。日本語って難しいなあってよく思うのですが、この本を開いて声に出して読むと、「日本語って楽しいね!」って思わず言ってしまいます。
あとがきがあるのですが、この本は,イギリスのマザーグースのような言葉遊びを日本語のなかに生かすことができないかと考えてつくられたそうです。
韻をふんだり、音にこだわったり、数え歌だったり、しりとり風だったりと、言葉でこんなに遊べるものなんだって感動します。
活字離れがすすんでいる昨今、こういった本と出合うことで、言葉の楽しさ、使うことの大切さを今一度考えてみたいと思いました。
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心にしみます
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投稿日:2012/12/04 |
いろんなクリスマスの絵本がありますが、これまで読んだなかで、この絵本が一番、自分の記憶にあるクリスマスに近いなあという気持ちになりました。描かれている絵が、まるで昭和の家族の住まいのようなのです。お母さんが洗濯物をほしている姿や家族でごはんを食べているようす、すべてになつかしさを感じてしまいます。
それとは対照的に、サンタさんが町にやってきてくれるまでの過程は、まったくの別世界。日本の庶民的なようすと遠くの国からやってきてくれるサンタのようすが少しずつ寄り添っていくようなお話の流れに、私の心もぐいっと引き込まれてしまいました。
日本のクリスマスが描かれている、とっても貴重な一冊だと思います。
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クリスマスがますます楽しくなりそう
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投稿日:2012/12/04 |
ノンタンが、サンタさんをまちわびているようすが、とってもかわいかったです。
読んでておどろきだったのは、動物ごとにサンタが来てくれるってこと。うさぎさんにはうさぎサンタ、くまさんにはくまサンタというように、たっくさんのサンタが空を行きかっている様子は、見ていておもしろかった!ノンタンのサンタである、ねこサンタを一生懸命探してしまいました。
子どもたちの願いをかなえてくれるサンタさんがの存在って、偉大ですね。そして、サンタさんが来てくれる子どもたちの存在もかけがえのないものだなあと思ってしまいました。
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つい、笑ってしまう。
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投稿日:2012/11/26 |
ときには、ジョーク満載の絵本を読んでみるのはいかがでしょうか。
ありえないサンタ、いるといいなサンタ、おかしいだろうサンタなどなどいっぱい登場するこの絵本。笑いなしには読み終えない、実にユニークなサンタがいっぱい登場する絵本です。
サンタクロースを大好きな子どもたちには、ちょっと辛口かなと思いましたが、勇気をもって読ませてみました。やはり大うけ。
「これを(笑)なしで読めたあなたはすごい!」なんて、メッセージを添えて、友達にプレゼントしたいなあって思っちゃう、おすすめな一冊です。
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わたしもほしい
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投稿日:2012/11/26 |
ききみみずきんは、いろいろな方が絵本を出されていますが、私は広松さん&降矢さんのこの絵本が初めてのききみみずきんでした。降矢さんの絵は、色彩があざやかで、木々の緑や鳥の羽の色など、どれもいきいきと描かれているので、すっかり見とれてしまいました。
動物がどんなことを話しているのかがわかるずきん。これ、ほんとにほしいですね。こんなずきんがあれば、もっと動物たちと仲良くなれるし、人間と動物とが共存できる世界がこれからもずっと続くのにと、子どもだけでなく大人も思います。こんなあこがれを、むかしの人も抱いていたのだと思うと、昔の夢が今も続いていることに、喜びを感じずにはいられません。
絵本のなかにでてくる、「八卦見」ということばを、子どもたちに読む前に説明すべきか、読む後に説明すべきか、少し迷うところですが、読んだ後に補足するほうがいいのかなあと、私は思いました。
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はろるど、すてき
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投稿日:2012/11/26 |
はろるどくんにみちびかれて、クリスマスの旅に出たような気分になれました。
はろるどくんの描く線画は、まるで魔法のよう。スイスイと描いていくものが、どれもイキイキと存在していて、どれもこれも思わず拍手してしまいそうです。もう、ほんとに天才!
旅に出て、そしておうちに帰ってくるところまで円をえがくかのように描かれているところがまたすてき。寒い外から温かいおうちに帰ってきたかのように、心までほっと温まる、優しい絵本だと思います。
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お母さんが夢中になれる絵本
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投稿日:2012/11/26 |
この絵本は、クリスマスにサンタさんがくるかどうか心配になってる男の子が登場しますが、男の子のことばを読んでいると、その子の母親になってしまっている自分がいて、男の子の心配をとりのぞいてあげたい気持ちでいっぱいになります。
また、自分がタイムスリップして、この男の子のように、サンタさんを待ちわびる子どもになり、クリスマスのドキドキわくわく感をいっしょに体感することもできます。
クリスマスって、それをつぶやくだけで、幸せな気分になれるけど、この絵本を読むと、お友達がいっしょにいてくれる喜び、お母さんがいてくれる喜びをいっぱい感じることができて、最高なクリスマスが迎えられそうです。
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