話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

TOP500

アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

  • Line
自己紹介
 
好きなもの
 
ひとこと
 

アダム&デヴさんの声

2321件中 951 〜 960件目最初のページ 前の10件 94 95 96 97 98 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 是非お薦めしたいと思いました  投稿日:2011/01/07
おつきさまのやくそく
おつきさまのやくそく 作・絵: いとう ひろし
出版社: 講談社
 あまりレビューが投稿されていないので、是非お薦めしたいと思いました。
 お月様がタイトルにあるので、秋口に読むのが良いのかもしれませんが、とても良いお話なので読後即投稿しました。

 父子家庭なのでしょうか?、帰りの遅いお父さんを一人心細く待つ男の子が主人公です。
 そこへお月様が遊びに来てくれました。
 なんて、子どもと遊ぶのが上手なお月様なのだろうと思ったら、曇った満月の晩、一人ぼっちの子どものところへ方々遊びに行っているんだそうです。
 「また来てね」の男の子のお願いに、少々残念な答えが返って来てガッカリしていたら、この次の男の子の台詞に泣かされてしまいました。
 こういう優しさが育っているという事は、お父さんの懸命な子育ての賜物なのでしょうね。

 ラストの男の子のお父さんの台詞にもう一度泣いてしまいました。
 お月様とのあったか〜い心の交流のこのお話は、寒い冬に読むのも素敵だと思います。

 お留守番が上手なお子さんへ読んであげるのも、一人読みを勧めるのにも良い作品だと思います。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 息子の心が荒ぶような時あるいは結婚時に  投稿日:2011/01/07
たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと
たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと 作・絵: サンドラ・ポワロ=シェリフ
訳: おーなり 由子

出版社: 講談社
 こちらの紹介の“誕生の喜びを描いた新しいロングセラーの登場だと自負しています(担当編集者Kさん)”の言葉どおりの秀作でした。
 
 読後、これは小さいお子さんへと言うよりは、子育てに行き詰まりそうなお母さんお父さんにもお薦めですね。
 そして、何よりも自分や他人の命を衝動的かつぞんざいに考えがちな多感な年頃の子どもたちへも贈りたい作品です。

 一つの命が宿り、生まれ出てくるまでの親の心の様子がとても解りやすい比喩を用いて著されています。

 イラストレーションのお仕事をされている方ならではの終盤の素敵な絵の展開に、目を見張り読み手の心もぐっと広げられたような、これからの残りの子育てへのエネルギーをいただいた様な閉じ方でした。

 今後息子の心が荒ぶような時、あるいは結婚の折に贈りたいと考えています。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 冬景色の表情を知っていらっしゃるんだな〜  投稿日:2011/01/06
くすのきだんちはゆきのなか
くすのきだんちはゆきのなか 作: 武鹿 悦子
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひかりのくに
 出たのねぇ〜、三作目!と思わず呟いてしまいました。

 くすのきだんちの冬のお話です。
 表紙絵の雪化粧されたくすのきだんちの様子に、ワクワクして開きました。
 すっぽりと雪に包まれたくすのきだんちに、イタチの郵便屋さんが、遅れた手紙をどっさり届けてくれました。
 相変わらず優しい管理人のもぐさんは、一軒一軒住人に配ってまわります。
 各階の住人に私も再会でき、相変わらずみんな元気そうでとても嬉しかった。
 思いやりに溢れた住人ばかりのくすのきだんちは、雪や寒さに負けずやはり心がぽっかぽかする素敵な団地でした。

 シリーズ三作品の中、今回の作品の絵が私は特に気に入りました。
 朝の雪の照り返しによる眩しい銀世界・日中の吹雪の様子・夜こんこん降り積もる中、団地の窓からさす灯りに照らされる枝に積もった雪の美しさ、どれも素敵でした。
 武鹿先生は、冬景色のたくさんの表情を良く知っていらっしゃるんだな〜、と思いました。

 レストラン“くるみてい”のポップアップカードの付録も楽しめそうですよ。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こんなイメージで聞いていたような懐かしさ  投稿日:2011/01/06
いなばの白うさぎ
いなばの白うさぎ 作: 谷 真介
絵: 赤坂 三好

出版社: 佼成出版社
 幼い頃から、父には絵本をたくさん与えられ読んでももらいました。
 このおはなしは、『古事記』に出てくる日本神話の一つです。
 絵本ではなく父の語りで何度か聞きました。

 ウサギの賢さやその後のサメの手痛い仕返しに、笑ったりドキドキしたり、後半は神様たちにからかわれ苦しみもがくウサギに同情してしまいました。
 ラストに登場するオオクニウシノミコトの親切に、この神様が好きになり名前を真っ先に覚えたように思います。

 この絵本は、十二支むかしむかしシリーズ(全12巻)の卯年の作品です。
 白ウサギの「白」は色ではなく、しろうと(素人)のしろ=「素」で「ただの」という意味であったそうです。

 赤坂先生の絵が日本神話の世界にピッタリで、父に語ってもらった時に、こういうイメージで私は聞いていたような懐かしい気持ちになりました。
 谷先生の〈あとがき〉も読み応えがありました。
 卯年生まれの方は、是非ご一読を。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 本当に濫発していたような・・・  投稿日:2011/01/06
ちょっとまってて!
ちょっとまってて! 作: アニタ・ハーパー
絵: スーザン・ヘラルド
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
 タイトルのこの台詞を見て、あ〜、私も随分息子に言ってきた言葉だな〜、と思いました。
 もしかしたら幼い息子が、初めに獲得した言語の第5位以内には入っているんじゃないかしら?
 忙しさを自分の理由にして、本当に濫発していたような、今頃反省しています。
 そんな私へのシニカルなメッセージに思える作品でした。
 
 主人公の子ねずみちゃんが、両親や周囲の人たちの「ちょっと待ってて」の言葉で、いくつもの残念な思いをした事が語られています。
 ちょっと(笑)反省しながら読み進めると、“やっぱりあたしも・・・”に大笑い。
 そうそう、今では息子もこの台詞は良く使います。
 親の良く使う口癖は、見事に子どもも体得しちゃうんでしょうね。

 水彩画のような同色ながら滲ませたような微妙な色彩の変化に富む絵でした。
 特に、旅行に行って、皆を起こして見せようとした朝焼けのページが美しかったです。 
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい お母さんたちは心穏やかでなかったりして  投稿日:2011/01/06
なんでもふたつさん
なんでもふたつさん 作: M.S.クラッチ
絵: K.ビーゼ
訳: 光吉 夏弥

出版社: 大日本図書
 読みました!
 愉快!愉快!
 “なんでもふたつ”さんのこだわりの凄さに、最初はへぇ〜と呑気に笑っていましたが、二つだけある残念なことのお話に進み、ムムムッ!まさか!と思いつつ読みました。

 そしたらなんと、“なんでもふたつ”さんの“理想の家庭”ができちゃうなんて、こどもはニッコリケラケラ読めますが、お母さんたちは心穏やかでなかったりして・・・(笑)。

 さて、ピーターの将来はいかに?と思わず先の心配までしてしまいました。

 低学年の一人読みにピッタリな長さのお話でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 山本先生のえが楽しみで・・・  投稿日:2011/01/04
えんまとおっかさん
えんまとおっかさん 作: 内田 麟太郎
絵: 山本 孝

出版社: 岩崎書店
 「たぬきのおつきみ」・「ぬーくぬく」の山本先生の絵が楽しみで読みました。

 おっかさんを恋しがる強面のえんまさんと、しなびた感じがとっても良い味を出している性悪ばあさんのキャラクターに爆笑です。
 地獄の恐ろしさよりも、ばあさんの悪さの数々、海千山千口八丁手八丁のすさまじさのほうが恐かった(笑)。

 えんまさんが記憶もない母に想いを重ね、ばあさんを地獄から出してやろうと苦慮する様子も笑えます。

 とにかく、山本先生の絵が素晴らしい作品でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ラストのミルトンの可愛い一言にもクスリ  投稿日:2011/01/04
ミルトンとカラス
ミルトンとカラス 作・絵: ハイデ・アルダラン
訳: おおさわ あきら

出版社: 朔北社
 白黒ブチの猫のミルトンシリーズの一冊です。

 朝、急いで屋根の上に駆け上がるミルトンくん。
 なんで?と思ったらお隣の木の上に作られたカラスの巣。
 中には可愛いひなが三羽。

 見とれていると、カラスのママが帰ってきて仲間はずれ。
 なるほど見た目は似ているように見えるのですが、ミルトンもガッカリして帰ろうとすると、パパガラスまで戻って来て、恐い目つき。

 この後、ミルトンのカラスと自分の似ているところと違うところを分析し、表にして書かれているところで大笑い。

 ラストのミルトンの可愛い一言にもクスリでした。
 シンプルな白黒のみの作品ですが印象に残っている作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい お見事な寝かしつけ  投稿日:2011/01/04
ぜったいねないからね
ぜったいねないからね 作: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
 なかなか手強い妹です。
 こんな妹を兄に預けて、夜の外出とは両親ものんきな人たちですね。

 このお兄ちゃん(チャーリー)は、根気強いです。
 説得したり、押したり引いたり妹(ローラ)と忍耐強い駆け引きの数々。
 終いにはローラの妄想ご付き合って、お見事な寝かしつけ。
 
 かと思ったら、暗闇の中の大きなもう一つのパッチリお目目に、小さい読者さんは大喜びなエンディングでした。

 この作品も楽しいコラージュに目を奪われました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 二人の間に挟まれた「友情」は素敵なものに  投稿日:2010/12/20
ふたりのサンドウィッチ <絵本版>
ふたりのサンドウィッチ <絵本版> 作: ラーニア・アル・アブドッラー ケリー・ディプキオ
絵: トリシャ・トゥサ

出版社: TOブックス
 なかなか書店に並ばず、待っていました。
 帯のヨルダン王妃のラーニアさんの美しさに息子が「おぉ〜〜〜!」
 審美眼は育っているようです(笑)。

 子どもは友だち作りの達人。
 言葉が異なろうが、いらぬ衣を纏わないので、ちょっとの間に仲良くなれて羨ましい。
 
 サルマとリリーはもちろん学校(インターナショナル・スクール?)で一番の仲良し。
 二人の可愛らしさに少女時代っていいなぁ〜、とニコニコ見つめていたら、いつもどおりの二人一緒のランチタイムに事件は起きました。

 食事は文化ですね。
 私の友人も卵焼きに入れるお砂糖の量で恋人と大喧嘩をしたり、酒宴の席で心太に砂糖か否かの大激論も目にした事があります。
 同郷に育ったつもりの夫でも、「おや?」と思う小さな食文化の違いに違和感を感じる事も。 

 さて、違和感を胸の内にしまっておくぶんには良いのですが、嫌悪感と共に口に出してしまったリリー。
 ここで、サルマもリリーへ同様に思っていた事を言ってしまいます。

 お互いに自分の食事を貶されて、その食事の背景ともいえる作ってくれた家族を思い浮かべるシーンが、良いですね。
 食事はその人の人生でもあるって、繋がっています。
 もしも、あの時お互いが、自分の家族の事を思い描いたように、相手の家族の作ってくれている姿を想像できたなら、もっと近道の可愛い文化交流ができたのかも。
 
 サンドウィッチの中身をめぐり、二人の間にできてしまった大きな距離は、大変な混乱を食堂にもたらし、・・・。

 友情は、お互いを理解する努力によって回復しました。
 近道ばかりが、友情を深め温めるわけじゃない。
 この事件があって、二人の間に挟まれた「友情」はより一層素敵なものになりましたもの。

 ラストの彼女らの思いついたパーティのページがとっても感動的でした。
 テーブルにのった国旗に息子は飛びつき「メキシコ・フランス・レバノン・インド・タイ・・・・」とつぶやいていました。
 私は、フランスのエスカルゴと日本の寿司にやっぱり目が行きました。
 
 異文化を理解する姿勢は、吸収力と弾力性のあるこういう年頃からしっかりと身につけさせたいと思いました。

 この作品に触れ、たくさんの可愛い親善大使が育ち、大人になってからも民間レベルでの国際交流の場で活躍してくれる事を私も祈っています。
参考になりました。 1人

2321件中 951 〜 960件目最初のページ 前の10件 94 95 96 97 98 ... 次の10件 最後のページ

編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本

全ページためしよみ
年齢別絵本セット