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世界で愛される絵本『どんなにきみがすきだかあててごらん』の、なんと25年ぶりの続編。 ちいさなちゃいろいノウサギ、つまりチビウサギが、おおきなちゃいろいノウサギのデカウサギから離れてひとりで遊びに出かけます。
水たまりや自分の影を“うそのぼく”だと思いながらぴょんぴょん駆けていったチビウサギは、ヒースの中に“ほんもの”を見つけます! それはまっしろなウサギ。 白いウサギは「あたし、チップスよ」と名乗ります。 さあ、ふたりはともだちになれるのでしょうか。
出会って、一緒に遊んで、別れて……。 「あの子と、ともだちになれたのかな?」と不安になっちゃうこと、ありますよね。 チビウサギは「また、あえるかなあ」と思いながらデカウサギのもとへ帰ります。 そこで目にしたのは……。
ひとりで遊びに行ったら新しいともだちに出会い、帰れば迎えてくれるデカウサギがいる。 幼い子のよろこびと幸せをシンプルに描いた絵本です。 アニタ・ジェラームさんが描く、ウサギたちの仕草、繊細で愛情深い世界観は健在です。 文章を書いたサム・マクブラットニィさんは50冊以上の子どもの本を手がけてこられましたが、本書刊行前に逝去され、本作が遺作となったそうです。
線画のタッチやおさえた色彩、自然の描写など、イギリスの絵本の伝統的な魅力も感じられるこのシリーズ。 『どんなにきみがすきだかあててごらん』のシリーズは、はる・なつ・あき・ふゆそれぞれのおはなしやしかけ絵本など、他にも色々ありますが、どれから読んでも楽しめるので、一度手に取ってみてくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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世界中で愛される絵本『どんなに きみがすきだか あててごらん』の日本での発売から25年、可愛いチビウサギとデカウサギのお話に続編が生まれました! ひとりで遊びに出かけたチビウサギが、偶然、まっしろなウサギに出会います。お友だちになれるでしょうか? 作者のサム・マクブラットニィさんは2020年9月に亡くなられ、はからずも本作が遺作となってしまいました。
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遊びたいさかりのチビウサギ、でもデカウサギはいそがしい、、。こんなこと、よくありますよね。ひとりで遊びに出かけたチビウサギ、「うそのぼく」とのであいも楽しそう。白ウサギと遊ぶチビウサギのワクワク感がつたわってきます。デカウサギに見守れながら遊ぶチビウサギと白ウサギと場面がほほえましいなと思いました。やさしい色合いで、いきいきと描かれた絵がよかったです (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子21歳)
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