昔々、イグアノドンは小さな翼竜と友達になった。翼竜のうなり声をイグアノドンは楽しく聞いた。なぜってそれは世界で初めての歌だったから。原始の世界へと想いを誘う美しい絵本。
4年生のブックトークを担当した際、教科書に紹介されている本も読んでおこうと
セレクト。
V.ベレストフの詩を原案とし、童謡「さっちゃん」の作詞でも有名な阪田寛夫さんが文章、
あの、長新太さんが絵を担当しています。
太古の恐竜時代のストーリー。
孤独なイグアノドンが、プテロダクチルスに出会った時の感動が綴られます。
原始的なシチュエーションが、長新太さんの絵で引き立ちます。
プテロダクチルスなので鳴き声が「だくちる だくちるる」なのでしょうか。
その響きがとても印象的です。
そして、それを「はじめてのうた」ととらえる感性が素敵です。
やはり声に出して味わいたいです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子17歳、男の子15歳)
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