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7件見つかりました
キンギョがおつかいにいくという、奇想天外なお話。 なんと、文は、かの与謝野晶子さん。 なんともいえない味のある、明治・大正時代の華やかさを彷彿とする美しい絵で、ときどき眺めては、ニンマリしたくなります。 キンギョは、シリーズで、他のお話もあります。
投稿日:2017/10/23
平成になっての初版なのに、高部さんの絵がまるで 復刻本のような印象です。 与謝野晶子さんの文は、古めかしい良さを感じます。 メールや宅配便はおろか電話も珍しかった時代、 女中さんが遠方へお使いに行くこともあったのでしょうが、 かわりに金魚3匹とはなんともシュール。 彼らが乗車する甲武線は、現在も中央線として都内を 走っています。 私事ですが、学生時代から20年間ほど慣れ親しんでいた 路線という点で身近に感じるお話でした。 表紙の上目遣いの赤さんが少しとぼけた表情で、 いい味をだしているのですが、絵本ナビでは空白のまま 紹介されていないことがちょっと残念です。
投稿日:2013/04/05
絵が高部晴市ということで借りたのですが、文が与謝野晶子とあり、あの与謝野晶子かと?と確認の意味でも、再度作者名を見てしまいました。 お茶の水の停車場近くで、金魚のぼうふらをとっている人たち。ということはこの川は神田川? 駅員ではなく「駅夫」という名称や髄所にレトロな感じを受けました。金魚がおつかいに行く?たらいを用意してもらう?など、ツッコミを入れたくなる箇所が多数ありました。 絵もとてもマッチしています。
投稿日:2009/01/02
きんぎょが電車に乗っておつかいに行きます。きんぎょは人間のように切符を買おうとしました。駅員さんはきんぎょは手が無くて、切符が持てないので、切符を買わなくていいと言いますが…。 あの国語の教科書に必ずでてくる与謝野晶子が書いた童話です。髪五尺ときなば水にやわらかき乙女心は秘めてはなたじ…。とのギャップに驚きながら読むおとなむきの絵本かもしれません。 でも、笑えます!絵も昭和初期のレトロな雰囲気で懐かしくもあり、かえって新鮮な感じもします。こんな童話を創って子どもや孫を喜ばせていたのでしょうね。ユーモアたっぷりの家庭人という感じがして、与謝野晶子に対して持っていたイメージがガラリとかわりました。
投稿日:2007/02/21
「きんぎょシリーズ」の感想をナビで見かけて以来一度 読んでみたいと思って借りてきました。 何気なく手にとったのですが、「作 与謝野晶子」? びっくりしました。 ひょっとしてえらく文学的作品かしら・・。 いえいえ、とても面白かったです。 レトロな絵がお話しにマッチし、ユーモアたっぷり。 おつかいを頼まれた3匹の金魚が初めて電車に乗り、 駅員さんたちとの軽妙なやりとりがおかしかったです。 手がないから切符はあげられないとか苦しいから水をくれとか。 「金魚って水からあがると人間と同じくらいの大きさに 巨大化するんだね。」 息子は意外なところで面白がっていました。 数ある「きんぎょシリーズ」この作品だけが高部晴市さんの原作ではないようです。 この原作に出会って高部さんがシリーズ化を思いついたのかな?
投稿日:2006/10/22
「えー、ありえな〜い」(どこかの子ども番組のセルフみたい)と、思われる方もおいででしょうが、『きんぎょ』が、電車に乗って、お使いに行きます。 そして、この原作者。なんと、与謝野晶子だーッ!!(与謝野晶子さんは、こんなお茶目な作品もお書きになっていたんですね〜。驚きでした。) 他の「きんぎょ」シリーズは、確か高部晴市さんのオリジナルだったような…。(あれ?記憶違いかな?) しかも「おつかい」以外のシリーズでは、金魚のあかさんはいとこの千代ちゃんの金魚だったんですもの!他のシリーズを先に読んじゃってたんで、な、なぜ、千代ちゃんの金魚が「ぶち」なの〜?という、違和感はあったものの、シリーズの他の作品に負けず劣らず楽しい作品でした。 3匹は電車に乗ったとたん、苦しがって、駅夫(駅員)さんを呼んじゃいます。で、どうしてもらうと思います?「水が欲しい。水がないと死んじゃいま〜す」と言って、金だらいを電車に運び込んでもらうんですよ。水を要求する金魚達もすごいけど、金魚の為に、長時間電車を停車したあげく、金だらいに水を入れ、金魚達に渡してあげるところなんか、もうサイコーですね。 さらに、結局何のお使いに出たのか分からないとことか。笑っちゃうというか、見ていてとても微笑ましい内容でした。 与謝野晶子が実在した時代の背景にこだわった高部さん、すごい!! この美しくも懐かしいような風景にも、ぜひ!目をとめて下さいね。
投稿日:2004/04/08
文を書いたのがあの与謝野晶子さんというのでびっくり! 内容を読んで、またびっくり!同姓同名の別人が書いたの?と思うくらい、 与謝野晶子さんのイメージが変わりました。 なにしろ、金魚をおつかいにやろうという発想ですからね(笑) おつかいを頼まれた3匹の金魚は甲武線の新宿駅につきました。 切符をもらおうとしますが、駅夫(駅員)さんに 「お手がないからあげられません」と断られます。 え?そこなの??って思いませんか? 切符無しで電車に乗る事を許された金魚たち。 しかし、電車に乗って慌てる金魚。 車掌さんも駅夫さんも駅長さんも飛んできます。 そこで金魚はこんな事を言います。 「水がなくて苦しいから電車に水を入れてください」 おいおい、今まで平気だったじゃないか・・。 駅まで歩いてきたんじゃないのか? と、つっこみたくなります。 初めから10ページでこんなに面白い展開。 絵もとっても素敵でお気に入りの一冊になりました。 小さな子どもさんには文章が長く、言葉が難しいので 是非ご家庭でわかりやすい言葉に代えて読んであげて欲しい絵本です。
投稿日:2003/11/26
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