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きんぎょのおつかい」 みんなの声

きんぎょのおつかい 作:与謝野晶子
絵:高部 晴市
出版社:架空社
税込価格:\1,650
発行日:1994年
ISBN:9784906268610
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 12
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  • 金魚がおつかい?

    小3の娘が図書館で借りてきた本です。与謝野晶子作、と見てどんなお話かな?と思いながら読み進めていき、軽快な調子で最後まで読むことができました。金魚がおつかいに行く、という面白い題材ですが、大きなハプニングが起きるわけではありませんでした。

    投稿日:2021/09/18

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  • とぼけたお話ですが

    金魚が電車でお使いに出るなんて不思議なお話です。高部晴市さんのアクの強い絵が雰囲気を盛り上げています。風景が古風だなと思ったら、なんと与謝野晶子さんの作品、明治時代に書かれた童話でした。
    与謝野晶子さんが童話を書かれたのも知らなかったのですが、11人もの子宝に恵まれたことも知りませんでした。
    童話は、大変な子育てから生まれたのでしょうね。
    現実感はないけれど、日常的なお話で、おおらかな明治時代を感じさせられるお話でした。

    投稿日:2021/07/24

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  • 与謝野晶子氏の名作!?

    先日「おつかい」の話から
    「うちの息子、与謝野晶子の
    『きんぎょのおつかい』の絵本が好きで・・・」

    はぁ?
    与謝野晶子???
    金魚?がおつかいするの???

    と、とても気になりまして
    「絵も、昔なつかしい雰囲気なんですが
    子どもも喜んで見てましたよ」
    とのこと

    知らなかった・・・
    でも、古い絵本???なのかしら???
    と、早速図書館で調べていただき
    高部氏の絵だ・・・
    そんなに古くはないーはず・・・
    でも、文章は、与謝野氏の原文のまま?なんでしょうか
    ルビがふってあります
    停車場には、「すていしょん」とか
    ハイカラ(笑 です

    なんともナンセンス!
    確かに、「つっこみどころ満載」の感想に同感です

    私が気になったのは「ねこ」
    このねこちゃんは、家のねこで
    3匹の金魚が心配になって
    見守っているのではないですかね???

    紙の色もベージュで
    昔の作品の感じあり
    版画のような雰囲気も風景描写も素敵です

    それにしても
    与謝野晶子氏のおはなしがあったとは
    びっくり&感心でした

    高部氏の金魚シリーズを読んでみます!

    投稿日:2018/03/20

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  • 大正浪漫な絵

    キンギョがおつかいにいくという、奇想天外なお話。
    なんと、文は、かの与謝野晶子さん。

    なんともいえない味のある、明治・大正時代の華やかさを彷彿とする美しい絵で、ときどき眺めては、ニンマリしたくなります。

    キンギョは、シリーズで、他のお話もあります。

    投稿日:2017/10/23

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  • 「はじめてのおつかい」金魚編

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子16歳、女の子10歳

    平成になっての初版なのに、高部さんの絵がまるで
    復刻本のような印象です。
    与謝野晶子さんの文は、古めかしい良さを感じます。

    メールや宅配便はおろか電話も珍しかった時代、
    女中さんが遠方へお使いに行くこともあったのでしょうが、
    かわりに金魚3匹とはなんともシュール。
    彼らが乗車する甲武線は、現在も中央線として都内を
    走っています。
    私事ですが、学生時代から20年間ほど慣れ親しんでいた
    路線という点で身近に感じるお話でした。

    表紙の上目遣いの赤さんが少しとぼけた表情で、
    いい味をだしているのですが、絵本ナビでは空白のまま
    紹介されていないことがちょっと残念です。

    投稿日:2013/04/05

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  • 再度作者名を見てしまいました

    絵が高部晴市ということで借りたのですが、文が与謝野晶子とあり、あの与謝野晶子かと?と確認の意味でも、再度作者名を見てしまいました。

    お茶の水の停車場近くで、金魚のぼうふらをとっている人たち。ということはこの川は神田川?

    駅員ではなく「駅夫」という名称や髄所にレトロな感じを受けました。金魚がおつかいに行く?たらいを用意してもらう?など、ツッコミを入れたくなる箇所が多数ありました。

    絵もとてもマッチしています。

    投稿日:2009/01/02

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  • 突っ込み所、満載

    3匹の金魚がおつかいに行く様子を描いたお話です。

    切符をもらおうとしますが、手がないからと断わられる金魚たち。
    個人的には、金魚のヒレが人間の手に相当しないことに驚きました(笑)

    また、電車に乗ったとたんに水がないと言う金魚たちにもビックリで、色々と突っ込み所のある絵本です。

    おつかいを終えて駅に着いた時、バケツを持って待っている太郎さん達の姿が優しくてステキでした。

    投稿日:2007/12/27

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  • みだれ髪と同じ作者とは思えません

    • 夢若太夫さん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子10歳、女の子8歳

     きんぎょが電車に乗っておつかいに行きます。きんぎょは人間のように切符を買おうとしました。駅員さんはきんぎょは手が無くて、切符が持てないので、切符を買わなくていいと言いますが…。                     あの国語の教科書に必ずでてくる与謝野晶子が書いた童話です。髪五尺ときなば水にやわらかき乙女心は秘めてはなたじ…。とのギャップに驚きながら読むおとなむきの絵本かもしれません。                      でも、笑えます!絵も昭和初期のレトロな雰囲気で懐かしくもあり、かえって新鮮な感じもします。こんな童話を創って子どもや孫を喜ばせていたのでしょうね。ユーモアたっぷりの家庭人という感じがして、与謝野晶子に対して持っていたイメージがガラリとかわりました。

    投稿日:2007/02/21

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  • 作  与謝野晶子

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    「きんぎょシリーズ」の感想をナビで見かけて以来一度
    読んでみたいと思って借りてきました。
    何気なく手にとったのですが、「作 与謝野晶子」?
    びっくりしました。
    ひょっとしてえらく文学的作品かしら・・。
    いえいえ、とても面白かったです。
    レトロな絵がお話しにマッチし、ユーモアたっぷり。
    おつかいを頼まれた3匹の金魚が初めて電車に乗り、
    駅員さんたちとの軽妙なやりとりがおかしかったです。
    手がないから切符はあげられないとか苦しいから水をくれとか。
    「金魚って水からあがると人間と同じくらいの大きさに
    巨大化するんだね。」
    息子は意外なところで面白がっていました。
    数ある「きんぎょシリーズ」この作品だけが高部晴市さんの原作ではないようです。
    この原作に出会って高部さんがシリーズ化を思いついたのかな?

    投稿日:2006/10/22

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  • タイムスリップ

    歌人与謝野晶子さんの童話がもとの絵本。
    与謝野晶子さんが?と思いちょっと調べてみると、どうもお子さんに作ってあげたモノ?みたいですね^^

    金魚がお使いに行くってタイトルに誘われて読んでみると
    レトロな絵本でした。

    新宿から電車に乗りお使いに行くことになった赤・白・斑の3匹の金魚たち。
    金魚が電車に乗るの?え〜!と
    大げさ騒ぐ息子。
    この絵本の中では金魚は水槽から出ても大丈夫なんだぁ〜
    おかしな設定ね〜と息子と笑っていると・・・

    電車に乗り込むなり苦しいと騒ぎ出す金魚。
    やっぱりここは子供でも、今まで大丈夫だったじゃん〜と文句を言いながらも、
    もう絵本に引き込まれています^^

    「甲武線」って本当にあったようですね。
    タイムスリップしたような、文も絵もレトロで
    とても味のある興味深い絵本です。

    投稿日:2006/09/19

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