ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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9件見つかりました
もりの仲間たちから慕われていた きつねがしずかに死んでしまいました。 「死」ということに向き合うともだちの動物たち。 何とも言えない静寂や空気が絵本を通じても 感じ取れるような気がします。 そして生きているものたちはどうしたのでしょう。 仲間の死をどう感じ、 どう受け入れて前に進んでいくのか? 子供達が読んで何を感じたのだろうと 興味津々になりました。でも言葉で聞いてしまうと 軽い感じになって小さく収まってしまいそうなので 感想を聞かないでおきました。 おとなにとっても「死」と向き合うことと さみしさを乗り越えて一緒にくらした楽しい思い出とともに 前を向いて生きていくことのヒントになったような気がします
投稿日:2014/10/17
年長の子どもたちに命について絵本を通して伝えたいと思って、選んだ絵本。 読んだ後に子どもたちの中に、自然と、静かであたたかな雰囲気が生まれたと感じた絵本でした。 きつねが死んでしまっても、仲間の動物たちの心の中には確かにきつねがいる。 その思い出が、悲しみをやさしく包んでくれたと感じました。 子どもだけでなく、大人の方にもおすすめする絵本です。
投稿日:2014/05/10
やっぱり森の仲間と一緒に幸せに暮らしたキツネの一生が、羨ましく思いました。どの世界でも仲間と一緒に幸せに暮らせるのが一番だと思いました。亡くなるのも、お気に入りの場所で、大好きな森の景色を眺めた後に、そっと目を閉じてと言う表現がとてもいいと思いました。キツネは大往生だったと思いました。亡くなった後にもお友達にいっぱい囲まれて幸せだったのだと思いました。
投稿日:2014/12/26
お友だちのおうちで読ませてもらった本です。 娘のお友だちが最近亡くなりました。 娘にどう説明したらいいか、悩みながらも 娘に分かる言葉で話をしています。 そんな中で、この本を見つけました。 天国にいるお友達の姿はなくなったけれど、 心の中にいき続けていくんだよ。 そんな風に娘が理解してくれたらいいな。と おもいます。 最近、私の親友も辛く悲しい時間を過ごしています。 その友人に贈ろうとおもいます。
投稿日:2014/09/03
年をとったキツネは命つきて死んでしまいます 雪の中で眠るキツネがかわいそうで 涙が出ます 森の動物たちはみんなキツネのことが好きで悲しみますが・・・・ 楽しく過ごした思い出をみんなで語り合うのです 夕日を見つめた後ろ姿はじーんときます キツネのおかげで「こころがほぐれた」とネズミがいいます キツネの優しさがにじみ出ています そんなみんなの思い出を語るうちに、キツネがねていたところから芽がでてきて、それが 大きなステキなオレンジ色の木に育つのです そして その木のなかで 森の動物たちが楽しく過ごすなんて なんてロマンチックなお話しでしょう ラストのキツネのすがたはみんなを見守る目ですね 私の母も年老いて93歳の誕生日を迎えようとしています がんばっていますが・・・・眠っていることが多くなってきたのでこのお話を読むと母をかぶりました
投稿日:2014/02/14
キツネの死というショッキングな出だしと、降り始めた雪の冷たさとおごそかさでしたが、次第に心がほっこりしてきました。 誰にでも死はおとずれるけれど、思い出がそれを包み込んでくれるのだと教わりました。 何よりも楽しい思い出がいっぱいで、誰にでも愛されたキツネは、森の動物たちの生きる支えになってくれました。 「いのちの木」、とても素晴らしいタイトルだと思います。
投稿日:2016/07/21
放送作家で作詞家でタレントの、永六輔さんの訃報が届いた時、多くの人がその人柄をしのび、惜しい人を亡くしたと涙をこぼしました。 そんな時、見つけたのが、この『いのちの木』という絵本でした。 作者のブリッタ・テッケントラップさんはドイツの絵本作家ですし、この絵本が日本で出版されたのは2013年ですから、永六輔さんの死とは何も関係ありませn。 それでも、この絵本に描かれているのは永六輔さんのことではないかと思いました。 それはこんな話です。 雪の降るある日、年老いた一匹のキツネが森の中で死んでしまいます。 キツネの死を知って、森の仲間たちが集まってきます。そして、キツネとの思い出をそれぞれが語るのです。 フクロウは若い頃に落ち葉を拾う競争をしたことを、クマはコグマの世話をしてもらったことを、ウサギはオニごっこをしたことを、 たくさんの森の動物たちがそれはそれは楽しそうにキツネとの思い出を話しました。 キツネが亡くなっていたところから小さなオレンジ色の芽が出てきました。そして、それは次第に大きくなって、森一番のりっぱな木に育ちました。 森の動物たちはその大きな木に集まりました。いつまでも動物たちの心にはキツネが生き続けているのです。 永六輔さんのことを思うと、この絵本のキツネのように思えて仕方がありません。 きっとこれからも私たちは永六輔さんが作った歌を歌うでしょうし、永さんが感じたことや怒っていたことを自身のこととして振り返ることがあるでしょう。 永六輔さんという木は、多くの人の心の森にりっぱに育っているような気がします。
投稿日:2016/07/17
『THE MEMORY TREE』が原題。 不思議な題名に惹かれて手に取りましたが、深い物語でした。 冒頭から、キツネが年老いて死んでしまいます。 その亡骸に集まってきた動物たちが、キツネとの思い出を語るのです。 思い出を語ることで、キツネの存在感が増し、 亡骸のそばからオレンジの木が芽吹くのですが、 まるでキツネの生まれ変わりのような木のように感じました。 自分もこんな存在感でありたいものだと思います。 小学生くらいから大人まで、その存在感を感じてほしいです。
投稿日:2021/01/11
キツネというと、大抵は意地悪だったりずる賢かったりと、あまり良いイメージのない扱いをされるものですが、このお話に出てくるキツネは、本当にみんなに好かれていたのだなぁとしみじみと感じました。 みんなが素敵な思い出を胸に抱き、キツネが亡くなってもなお、優しい気持ちで思い出す。 そんな人生を送れたら素敵だろうなと、自分に少し重ねて考えてしまいました。 ラストも心優しい気持ちになれるお話でした。
投稿日:2019/02/18
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