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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ごめんねともだち」 みんなの声

ごめんねともだち 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2001年03月
ISBN:9784032320503
評価スコア 4.82
評価ランキング 216
みんなの声 総数 108
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108件見つかりました

  • なかなおり

    仲直りって年を重ねるほど素直にはできないかなって思います。「ごめんね」「いいよ」のやりとりが、素直に心からできる子供たちが、ちょっとうらやましいな。でも、もっともっとうらやましいのは仲直りの後。何のあとくされもなく、涙がほっぺで光っていても、もう手をつないでにこにこ笑顔でいっしょに、心から楽しんで遊べるから。いじっぱりおおかみさんときつねの仲直りまでのすれちがいは、思わず泣きそうになります。だってこの思い、思い当たるよなあ・・・。こんなにこじれちゃったら、自分ではもうどうしようもないもん。だから、アリさんに感謝。裏表紙の言葉のない展開が、ほんとに感動。そしておおかみさんときつねのあのへんてこりんなうたも、うんうんそうだよねってうなずけます。

    投稿日:2012/06/12

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  • なかなおり

    このシリーズ3冊めにして気づいたのですが、キツネはいつも
    変な格好をすることに決めているのですね(笑)。友達が欲しくて
    「ともだちや」などするところからもわかっていたけれど、
    相当な照れ屋さんなのだろうなあと想像します(変な格好も照れの
    裏返しだと思うのです)。
    照れ屋さんとなかば強引なオオカミさん。
    ちょっとこじれればそりゃあなかなおりもうまくできずに
    ひきずってしまうのだろうなあとこちらも勝手に想像。
    娘はお友達と仲直りできずに・・ということはまだないですし
    (もっと大きくなってからかな?)、私も実はお友達と喧嘩を
    したことがありません。だから母娘としては、オオカミさんと
    キツネがこんなにもこじれてしまったことにびっくりしちゃって
    大丈夫かなあ・・と心配になったのですが・・アリさんの
    おかげで(でもアリさん災難だったねえ。笑)無事なかなおり
    できてほっとしました。まあ、アリさんがいなくとも遅かれ早かれ
    なかなおりできたとは思うのですが。

    「ごめんね」の一言は大事ですよね。
    いつどこでどうなっちゃうかわからないから、後悔したくはないから
    ともだちだけでなく大切な人(家族とか)とはたとえこじれそうに
    なっても、いちにちが終わるまでになかなおりしようって思っています♪

    投稿日:2012/06/10

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  • ありさんありがとう

    仲良しどうしでも、いつも仲良くできないこともあるさ。
    ちょっとしたことでイライラしたり、思ってもないことを言ってしまったり、後でとっても後悔するのだけど、どうしようもなくイヤな気持ちになるのだけど、ついついとんでもないけんかをしてしまうことってある。
    こうかいしたなら、素直に謝ればいい。
    謝ればいいのだけど、なかなか口に出せなかったり、すれ違ったり、そんなとき自分はどんどん落ち込んでいくんだ。
    自分がとってもイヤなやつに思えてくるけれど、すなおに「ごめんね」が言えなくなってしまうと、本当に金縛りにあってしまったりするんだ。
    そんなお話だけど、ありさんが助けてくれた。
    本人には意味不明で、迷惑なはなしだったけれど、ありさんのおかげでオオカミくんとキツネくんは仲直り。
    ホッとしました。

    投稿日:2012/06/10

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  • 大事なこと

    ともだちってとても大事。
    ごめんねってとても大事。
    そんな当たり前のことを改めて感じました。

    ごめんねが言えなかった時のあのもどかしさ。
    子どもも大人も同んなじなんだろうな。そしてオオカミさんも。
    ほんとうに子ども同士、ともだちになり、ともだちと仲良くなるにつれて喧嘩をしてしまいます。仲がいいからこそ喧嘩してしまうってこと、たびたびです。
    そんな仲良しのキツネとオオカミ。なんだか途中、他人事とは思えなくなって、なんとか二人もとどおりにー、とひやひやしました。

    ともだちがいる、ともだちと一緒にいれることは幸せです。
    こどもを見ててもそう思います。
    そして、そんな絵本だな、と思いました。

    投稿日:2012/06/08

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  • 本当の友だち

     オオカミの負けん気がすごいなと思いました。キツネを倒したところは、ちょっと怖かったです。
     心の中で、「ごめん」とどれだけ思っても、口ではなかなか言えません。私も、言えずに後悔しっぱなしです。
     どんなきっかけでも、オオカミとキツネは、「ごめん」って言えたから、うらやましいなと思います。けんかして、ぶつかって、お互いにわかりあえるんですね。オオカミとキツネが、本当の友情を教えてくれます。
     
     毎回楽しみなのが、キツネのファッション。今回も、キュートです。着せ替えができる、キツネのぬいぐるみがあったら、ほしいなと思います。

    投稿日:2012/06/10

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  • ごめんね、という勇気

    おおかみくんときつねくんは、ゲームの勝敗のせいで初めての大喧嘩をします。でも、会わないと、遊ばないと、毎日寂しくなってしまう、、。ごめんねが言えなくて悩む二人ですが、アリの上にきつねくんが涙をおとして
    しまい、誤解もありますがお互い「ごめん!!!」ってあやまることができます。

    仲直りって「ごめんね」さえいえれば実はそんなに難しくない。でもその「ごめんね」が難しいのですよね。
    娘と読みながら、悪いことをしたらちゃんとあやまろうね、と言いながら教育しました。

    このシリーズはとても心があたたまります。

    投稿日:2012/06/03

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  • なかなか言えない「ごめんなさい」

    大人でも子どもも、なかなか言えない「ごめんなさい」の一言。言ってしまえば楽なのに、素直になれない
    この気持ち、スゴく分かります。
    ゲームに負けてめちゃくちゃ怒ってしまうオオカミと、それに巻き込まれるキツネの姿は、我が家の長女
    (オオカミ)と次女(キツネ)を見ているようでした。そんなとき、親としてどうしていいのかいつも
    分からないのですが、このアリさんのように救世主としてタイミングよく登場できれば最高ですよね。

    投稿日:2012/06/03

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  •  小学生の息子がお気に入りの「ともだちや」シリーズ。
    キツネやオオカミと自分自身を重ね合わせて、色々思うところがあるようです。

     キツネとオオカミ、仲が良くなるとついやってしまうのがケンカ。
    「ケンカするほど仲がいい」とは言うものの、その後の大事な一言は忘れてはいけない。

     でも、その「ごめんね」のたった一言が出てこない二人、ついついケンカが長引いてしまいます。
    言いたくても言えない、そんなもどかしい気持ちが手に取るように分かります。

     「どちらが先に謝るか」、「どんなきっかけで言おうか」、色々思い悩んだりするけれど、ほんの少し
    勇気を出して「ごめんね」が言えたら、きっと前よりもっと仲良しになれるね。

     言葉遊びのような楽しい歌や、キツネのセンスある衣装も、毎回楽しみの一つです。

    投稿日:2012/06/06

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  • 生々しい!

    この話のとても生々しい生きた言葉のやりとりが大好きです。
    「二どとくるもんか! こんないえ。 ずるいのはそっちだ。ずるっこ おしっこ ひがみっこ!」
    この言葉、爆笑でした。そして、いんちきという言葉の連発 !
    そう、友達って時には、あとから考えてみると非常にくだらないことで大喧嘩しちゃうことってありますよね。
    そして、仲直りをしたくてもなかなか言い出せなくて.... それでも仲直りが出来たら、それまで以上の仲良し
    さんになる。

    それが、今って、個と個とのぶつかりあいがここまでないので、仲直りをすることすらなく、なんだか淋しい
    世の中になってしまったのかもしれませんね。キツネとオオカミを見習ってもらわなくちゃ?!

    あと、内田さんの言葉遊びや言葉選びのセンスが光っている話だなと思いました。
    特に、“いしもながされているどしゃぶり”という言い方、すごいなぁ。気に入りました! 
    そして、この巻ではじめて気付いたのですが、オオカミの靴は、先っぽが三本指に分れているのですね、
    面白〜い! 

    このシリーズにハマった息子は、次の話が読みたいと久し振りにせがまれました。
    これからも続くオオカミとキツネの友情を見届けたいんでしょうね。私も一緒です。

    投稿日:2012/06/05

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  • いじらしい

    • ミヨさん
    • 30代
    • せんせい
    • 兵庫県

    大大大好きな『おれたちともだち』シリーズの中の、これが一番好きな本。

    仲良しのキツネさんとオオカミさんが大喧嘩。
    キツネさんに思わずひどいことを言ってしまい、本当は言ったそばから後悔しているオオカミさん。
    なのに、なかなか言えないたった一言。『ごめんね』。

    大人でもこういうことってあるな、と思いながら読んだ。
    本当にそう思って言ったわけじゃなくて、ただ悲しくて悔しくて、思わずぶつけてしまったひどい言葉。
    悪いのは自分だと分かっていて、本当は後悔している。

    二人のやり取りの何もかもがいじらしかった。
    ひどいことを言われたキツネが、傷ついてどしゃ降りの雨の中を傘も差さずに帰って行くところなんて特に。

    このシリーズ、本当に本当に本当に好き。
    いつまでも続けて欲しい。

    投稿日:2012/06/01

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