あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)
SNSで話題、発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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阪神淡路大震災から15年の年月がたっています 忘れません!! 朝、 がたがた 揺れた怖さを・・・私は京都の城陽ですが、怖かったのです たくさんの人が 命を落とされた悲しみをこのように1998年の11月に1000人の人たちががチェロを奏でて心をこめて 祈りをこめて演奏されたのですね 自分も1000人の中の一人としてチェロを奏でられ、このような絵本を作られたことに尊敬の念を感じます! いせさんの絵は淡い色ですが とても 心が込められている絵です。 絵本の中にチェロの音楽が聞こえてきそうな気がしました 音楽は 人々の心をどれだけいやしてくれたことでしょうね たくさんの人を亡くした悲しみはいつまでもいつまでも 消えないものでしょうが・・・・・ 人々の悲しみを 自分の事のように思い 奏でられたチェロの響きを 忘れることなく 語り継がれていって欲しいと思いました いつか この絵本を読んで私も語れたらと思いつつ・・・・
投稿日:2010/06/15
阪神淡路大震災から3年経ったチェロの大コンサートの様子を描いた、 絵本作家のいせひでこさんの『1000の風 1000のチェロ』の表紙の折り返しに、 こんな言葉が書かれています。 こころはひとつにできる/きもちはかさねあえる 阪神淡路大震災が起こったのは、1995年1月17日。 今年(2024年)、29年めとなるあの日を迎えます。 そして、この日はあの日被害にあわれた人や町への追悼だけでなく、 今年はまた新たなな悲しみと私たちは向き合うことになりました。 2024年元旦に能登半島で起こった大きな地震と津波。 雪が舞う寒さの厳しいなかを、今も多くの方が避難されています。 崩れた山、倒れた家、燃え尽きた町、めくれあがった道路、 そんな悲惨な姿を目にするだけでつらくなります。 阪神淡路大震災の時もそうでした。 倒れた高速道路、燃える町、倒壊した多くの建物。 あれからどれだけの時間が過ぎても、あれらの光景は目に焼き付いています。 このあとも、私たちは大きな震災を体験してきました。 東日本大震災、熊本地震、そして今回の能登半島地震。 そして、そのたびに人々は前を向き続けてきました。 「あたらしいあした」を信じて、歩き出しました。 いせさんはこの絵本であの時の大きな悲しみを前面に描くことはしませんでした。 描いたのは、それでも前を向こうとする人たちであり、 ともに生きようとする人たちの思いです。 この絵本は阪神淡路大震災から5年後の2000年に刊行されました。 そして、私は今回の能登半島地震で被災された人たちに届くように、再読しました。 気持ちは、きっと、かさねあえます。
投稿日:2024/01/17
阪神大震災の復興コンサートがテーマです。 そうと知らずに手にしたので、思いがけないテーマに驚きました。 そして、チェロ・・・ 私が好きな楽器ですが、いせさんは演奏されるとのこと。 この追悼コンサートにも参加されたそうなので、リアル感がありますね。 曲を絵本で表現することは、難しいのではないかと思いますが、絵が音楽を伝えてくれるようです。 音が風のように吹き抜けている様子が、描かれているように思いました。
投稿日:2012/03/30
絵本サークル合宿で、各自が持ち寄った3〜4冊の絵本の紹介をし合う勉強会での事です。一人の学生がこの絵本を夏の研修旅行にも持参し、合宿にも持参したので、メンバーの前で読んでもらいました。彼女はほんとにこの絵本が好きなのだなぁ〜ということが伝わるやさしくていねいな読み方でした。阪神大震災の復興を願って行うチェロのコンサートのお話しです。いせひでこさんの絵も素晴らしく、少年や大勢の人たちが奏でるチェロの音、メロディが聴こえてくるような感じがしました。絵本がおわったとき、私は涙が溢れていました。絵本で涙したのが久しぶりで、神妙な気分になりました。同時に今年起こった、東日本大震災の復興も一緒に願わずにはいられませんでした。 小学生になったらぜひ読んであげてほしいです。そして衿をただして見てほしい絵本だと思います。
投稿日:2011/10/24
これは阪神淡路大震災の3年後に復興を願って開催されたチャリティーコンサートに作者自身も参加し、その後書かれたお話です チェロといえば、「セロ弾きのゴーシュ」(宮沢賢治)、サンサーンスの「白鳥」を思い出します・・・ チェロの音律はそういえば人間に近いのかな・・・・? 演奏している姿は動物を抱きしめるようにも見えるし 実際のコンサート当日は1014人のプロアマの演奏者が集い、2010年には4回目のコンサートが開かれたようですね 楽器は違いますが、今回の東日本大震災で母と祖母を失った女子高生がコンサートで「負けないで」をトランペット演奏した感動シーンを思い出し思わず涙がこぼれてしまいました 音楽は言葉以上に人の気もちを伝え、また人を感動させる力があるんですね・・・・ 絵本を読みながら、被害を受けた方々の一日も早い新しい明日を見つける「希望」よ届けと祈ります
投稿日:2011/06/16
この絵本は、阪神淡路大震災のことを描いた絵本です。作者のいせさんは、大震災から2ヵ月後の神戸を歩いてまわったそうです。しかし、スケッチブックは白紙のままでした。 描けないのか、描いてはいけないのか、その迷いを吹き飛ばしたのが、この絵本のテーマになっている、復興支援「1000人のチェロ・コンサート」でした。 絵本に出てくる被災を受けた街の風景は1ページだけです。 しかし、絵本には、忘れてはいけない過去の断片をつなぐように、1000のチェロから1000の想いが音楽となって流れ出していく様子が見事に描かれています。 この音の記憶は、きっと読む人にも伝わると思います。 小学校中学年から上の子どもたちが読むと良いと思います。
投稿日:2009/05/29
まずやわらかい絵に心が和みました。 1000の風、1000のチェロってなんだろう? 1000のチェロは震災チャリティコンサートで 集まった数だったんですね。 それは最初からあったのではなくて 少しずつ少しずつ、いろんな思いを抱えながら 集まっていった。 最初から音がすんなり重なっていったのではなくて これも少しずつ、周りの音に耳を傾けていって。 男の子と女の子とおじいさんの心の交流が 温かく感じられ、1000人のみんなで奏でる 一体感あふれるメロディ、そんなものを感じたら 胸がいっぱいになってきました。 希望を持てるお話でした。 ぜひ子供にも読んであげたいと思います。
投稿日:2008/09/16
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