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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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ぽめらにー

ママ・50代・東京都、男の子20歳 女の子17歳

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ぽめらにーさんの声

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自信を持っておすすめしたい 前向きなエンディングがいいです  投稿日:2011/04/09
ずーっとずっとだいすきだよ
ずーっとずっとだいすきだよ 作・絵: ハンス・ウィルヘルム
訳: 久山 太市

出版社: 評論社
愛犬の死をただ悲しむ内容でなく、
愛犬が老衰し、だんだん衰えていく現実を主人公がしっかり見つめ、
真摯に受け止め、自分が今できることを懸命に行い、
最後の死をもしっかりとうけとめるという過程が
すばらしいと思いました。

私たちは、とかく、目の前にある大事な物に気づかなかったり、
軽視していたり、日々の生活をただ漫然と送り、
その瞬間を大切にすることを忘れがちです。
でも、この絵本を読んで、いかに、自分の気持ちをしっかりと伝えておくことが大事か、日々の生活を大切におくらなければならないかを再確認しました。
突然、大切な物が目の前から消えてしまっても、後悔しないように・・・

 私のお気に入りの台詞は、
   
   ぼくだって、かなしくてたまらなかったけど、
   いくらか、きもちがらくだった。
   だってまいばんエルフィーに
   「ずーっと、だいすきだよ」っていってやっていたからね。

精一杯向き合った結果なのだと思います。
これは、私も多いに学ぶべき点でした。
参考になりました。 3人

なかなかよいと思う かわいい絵!  投稿日:2011/04/05
きいちゃんとどろんこピッピ
きいちゃんとどろんこピッピ 作: おおしまたえこ
絵: かわかみ たかこ

出版社: ポプラ社
とてもかわいい絵です。
この鮮やかで華やかな絵は子供だけでなく、
大人も見ているだけで楽しい気分にしてくれます。

さて、ピッピは病気のきいちゃんに、いろんなものを持ってきてくれます。
いろんなところへ続いている不思議なトンネルから。
最初は花、次は鳥の羽、次は・・・
子供たちも次はどこへいくんだろう?何を持ってくるんだろう?
と期待を寄せて聞いていました。
きいちゃんが、「いきたいところへ行けるトンネルかも」
と想像すると、「僕は宇宙へいきたい!」と息子もワクワクでした。

きいちゃんシリーズは初めて読みましたが、
ピッピはきいちゃんのことが大好きで、
きいちゃんもピッピのことが大好きなのがよくわかります。
またきいちゃんとピッピに会いたくなりました。
次はどんな二人のやりとりがみられるのか、とても楽しみです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい すうじそのものが好きなる!  投稿日:2011/03/28
すうじだいぼうけん
すうじだいぼうけん 作: 宮下 すずか
絵: みやざき ひろかず

出版社: 偕成社
内容が数字だし、結構、ボリュームもあるし、読み聞かせる前は、子供が気に入るかどうか半信半疑でした。
ところがどっこい!
子供のつぼにはばっちりはまったようです。

お話は3部に分かれていて、
最初は、教科書のページの数字が、
2つめは、時計の数字が、
そしてラストは算数ドリルの数字が、
夜な夜な抜け出して飛んだりはねたり楽しげに暴れだし、
見つからないうちにもとにもどるわけですが、
それが浮かれすぎてうまくもとに戻れず、
ひやひやしながらようやく見つからずに戻れた、というお話です。

その過程でのそれぞれの数字の気持ちや数字同士のやりとりが面白くて、ほんとに寝ている間に数字がこんな風に遊んでいるのではないかと思ってしまいそうです。

また、数字の形にも着目していて1や4は、早く高く飛び上がれるけど、7や9は頭が重くてジャンプが得意じゃないとか、8はだるまさんみたいにゆらゆら動き、2はひっくり返って平仮名の「て」みたい、とか。
9の数字が逆さまになって6になっちゃったとか。

時計のお話では、場所に着目していて、いつも一番上の12は景色がいいとか、6は悪いとか、どの数字もてっぺんにいってみたいとか。

おしまいには、「ひい」「ふう」「みい」という新たな読み方が登場し
それは、かなり新鮮だったらしく、
読み終えてからも「ひい」〜「とお」まで暗唱していました。

数字を擬人化し、数字が生きていると錯覚させ、さらに、その形や当たり前の時計の場所を再認識させるという本当に優れた本だと思いました。

事実「僕が寝たらあの時計の数字も動き出すね」なんて言っていました。
信じてはいないまでも、トイストーリーのおもちゃのように数字を見始めた事だけは確かです。
小学校に入る前に出会えて幸運でした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 懐かしい香りが切なくて。  投稿日:2011/03/27
ぼくと おおはしくん
ぼくと おおはしくん 作・絵: くせ さなえ
出版社: 講談社
決して幼少期にこんな体験をしたわけではありません。
でも、とても懐かしい香りがしました。
そして、切なさで、胸がキュッとなってしまったのはなぜだろう。
きっと「ぼくとおおはしくん」のような友だちと無邪気に遊び、
他愛の無い事にひたむきに取り組んだ、
そんな私自身の楽しかった過去の香りがしたのかもしれません。
出来事の一つ一つまでは思い出せないのだけど、
楽しかったという思いと
そのぼんやりとした雰囲気だけが切なさとなってあふれてくるのです。
決して戻れない楽しかったあの頃。
そして、たぶん、もう、二度とあう事のないあの頃の友だちたち。
お互い今の生活をきっと幸せに過ごしているにちがいありません。
でも、決してあの頃のあの幸せとは違います。
その記憶や香りは私の何者にも代え難い宝物です。
それを思い出させてくれた一冊です。

最後に「かめた」が遊び場に戻ってきている絵だけが残されていました。
やられた!余韻を残されてしまった〜と思いました。
あれは本当に遊びに戻ってきたのでしょうか?
それとも、そのうちやってくるに違いないという二人の願望なのでしょうか?
私は前者であってほしいけど、
でも、後者であり、さらに、かめたはもう、戻らない。
・・・と推測しました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 6年たっても時々開きます。  投稿日:2011/03/27
くだもの
くだもの 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
購入したのは0歳のとき。
何度も何度も見ました。
何度も何度ももぐもぐ食べました。
下の子もこの本が一番のお気に入りになりました。
そして、今、上の子が6歳。
絵の具でお絵描き遊びの真っ最中、
久々に本棚の奥の方からこの本を引っ張りだしてきたので
何事かと思ったら、果物の絵を描くのだといいます。
なるほど、ほんとにおいしそうな絵でしたから、
その記憶がしっかり残っていたのでしょう。
出来上がった絵に、少し感動しました。
バナナ一つとっても黄色の単色ではなく、
緑の部分があったり、濃い黄色の部分、光で白くなっている部分、
それはそれは、6歳にしてはいい出来映えだったと思います。
本人も黄色だけじゃないバナナを書いたのは初めてだったようで
大発見だったようです。
こんな使い方ができるなんて、買った当初は想像もしませんでした。
改めてすばらしい本だと思いました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う やっぱり長さんの世界。  投稿日:2011/03/23
そよそよとかぜがふいている
そよそよとかぜがふいている 作・絵: 長 新太
出版社: 教育画劇
なぜ、猫の手が大きいのか?
・・・それはおにぎりを握るため。
でも、なぜ、ごはんを握らないのか。
なぜ、動物の顔を・・・?
なぜ、山を・・・?
な〜んて、そんなことを考えてはいけませんよね。
それが長さんの世界なのだから。
しらずしらずのうちにその世界にこっちが引き込まれていってしまうから本当に不思議。
お弁当箱につめられたおにぎりたちをみると思わず、吹き出してしまいます。思わず、笑顔になってしまいます。

もちろん、読み終えてからは、子供たちと互いの顔を握り合いましたよ(笑)

でも、なぜ、そよそよとかぜがそこで吹いたんだろう?

微動だにしない、おにぎりになった動物たち、おにぎりになったやまやま。
そこにそよそよと風だけが静かに吹いている。
その静寂さがなんともいえない印象を与えます。
読めば読むほどに味が出る、風です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 勉強になりました  投稿日:2011/03/23
ちのはなし
ちのはなし 作・絵: ほりうち せいいち
出版社: 福音館書店
体の中で、心臓や、肺や、血液、その中の赤血球や白血球や血小板、いろんなものが働いてくれていて、今私が生きている。
寝てるときも遊んでいるときも休みなく、いつもいつも。
そう考えると、よく、今まで何事も無く過ごしてこれたものだと
生きている事自体が奇跡に近いとさえ感じてしまいます。
子供も私もいい勉強になりました。
小学校に入ってから、改めて読んでほしいと思いました。
今よりももっと興味を持って読めるのではないかと感じました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う とってもかわいい!  投稿日:2011/03/22
そらまめくんのぼくのいちにち
そらまめくんのぼくのいちにち 作: なかや みわ
出版社: 小学館
何度も書店で目にしていたのですが、実は今回初めて「そらまめくん」読みました。

タンポポ畑の綿毛にきれいだと感動したり、
それを使って一生懸命、ふわふわベッドを作ったり、
雨に降られても雨宿りしながらみんなで楽しくゲームをしたり、
ふわふわベッドがなくなっていて悲しんだり、
虹に感動したり、
水たまりに映った虹を捕まえたと大喜びしたり・・・

大冒険じゃないけれど、些細な出来事に一喜一憂し、
ありふれた一日を満喫し、みんなで楽しく過ごしているところが
とても微笑ましく感じました。
心和むお話でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 子供と「好き探し」!  投稿日:2011/03/22
すきがいっぱい
すきがいっぱい 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
これだけ好きが連発されると楽しくなります。
好きがいっぱいあればあるほど、幸せ度が高くなる気がします。
読んでる最中から、子供たちは口々に
「私は風船が好き!黄色い風船、ピンクの風船、割れる風船・・・」
「僕はパパが好き、ママが好き、友だちが好き・・・」
「ママは・・・」
って終われないくらい、好き探し、いや、好き対決をしていました。
面白かったですよ〜
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 50年経っても・・・  投稿日:2011/03/20
はせがわくんきらいや
はせがわくんきらいや 作・絵: 長谷川 集平
出版社: 復刊ドットコム
中学のころだったと思います。
授業でこの森永砒素事件の話を聞いたように記憶しています。
その時受けた衝撃を今でも覚えています。
その後、すっかりそんなことを思い出すこともなく生活してきました。
この本と出会い、改めてこの事件を調べ、見直してみました。
子供を育てている今、昔よりもっとこの事件の恐ろしさと
親子の苦しみ(特に母親の気持ち)を想像すると
胸が張り裂けそうになりました。
子供は「なぜ?」と不思議がり、そして、かわいそうだといいました。
このような事件があったこと、
今でもその後遺症に苦しんでいる人がいること、
事実を伝えておくきっかけを作ってくれました。
参考になりました。 2人

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