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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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てんぐざる

ママ・50代・埼玉県、女の子24歳

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自己紹介
てんぐざるは、小学生の頃のあだ名です。(誰が心当たりのある方はご連絡くださると嬉しいです)

子どもたちに素敵な本やお話を届けるために、出来ることにはいろいろなことにチャレンジしていきたいなぁと、思っています。
好きなもの
本(特に物語)と、お芝居と、子どもたち。
ひとこと
今は、2016年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』にハマってます。
知れば知るほど、知らなかったことが多くて、情けなくなります。
この機会にたくさんの中高生に紹介したいです。

てんぐざるさんの声

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自信を持っておすすめしたい イワシのアップの口を開けてるシーンがよかったです。  投稿日:2020/05/02
イワシ
イワシ 作: 大片 忠明
出版社: 福音館書店
さすが、福音館書店さんの「かがくのともの絵本」シリーズの作品だなと思いました。
「イワシ」は、子どもたちにとってはお父さんのつまみの魚くらいの認識しかないかもしれませんが、分かりやすく、興味深く描いてくれていました。

海の中で生きる魚としては小さな魚(平均体長20センチ)ですが、小さいからこそ、群れで生活しているので、一つの群れの塊はとても大きく見えました。
イワシをアップで描いてくれているシーンには、大きく開けられた口の中に、とても小さなプランクトンなどが吸い込まれていくのがさりげなく描かれていて、作者のこだわりを感じました。

海の中の水の色は基本青くて、魚の色も緑や青浴びかりしているので、描くのは大変だったのではないかと思いました。
途中でクジラが登場するところは、ストーリーに変化があって見ごたえがありました。
テキストは簡潔な説明で読みやすかったです。
小学校中学年から高学年くらいのお子さんたちにお薦めします。
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自信を持っておすすめしたい 澄ましたキャラクターたちが笑えます。  投稿日:2020/05/02
へんかしら そうかしら
へんかしら そうかしら 作: 内田 麟太郎
絵: 高部 晴市

出版社: 鈴木出版
面白いです!
内田麟太郎さんが好きなダジャレが効いています。
言葉遊びの楽しさを感じることが出来ます。
高部晴市さんの澄ました感じのキャラクターたちが、実にいい味を出してくれています。

テキストが簡潔で余計な解説がないところがすごくいいです。
読み聞かせにはもってこいだと思います。
ただ、テキストが短いからといって、あまり低年齢のお子さんたちに読んでも、言葉の意味が分からないと思いますので、お薦めしたいのは、早くても5,6歳くらいから、小学校中学年・高学年のお子さんたちにお薦めします。
個人的には「かがみもち」と「うでどけい」が好きです。
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自信を持っておすすめしたい 羽尻利門さんの挿し絵が詩の世界観に合っていました。  投稿日:2020/04/11
こだまでしょうか? いちどは失われたみすゞの詩
こだまでしょうか? いちどは失われたみすゞの詩 作: 金子 みすゞ
発行: JULA出版局
発売: フレーベル館

出版社: フレーベル館
有名なモノしか知りませんでしたので、読んでみようと思いました。
手にして正解でした!
この作品を読んだことで、金子みすゞさんが、今までよりもっと身近になりました。
羽尻利門さんの挿し絵が、金子みすゞさんの世界観にとても合っているので、彼女の生きた世界を感じられたような気がしました。
特に、結婚してから娘のふさえと一緒に描かれている夕焼けの海と一緒に描かれているシーンが心に残っています。

この本は元は、金子みすゞさんの詩に感銘を受けた著者デイヴィッド・ジェイコブソン氏が、「金子みすゞ」と彼女の詩を知ってもらいたいと、アメリカで出版したものを日本語訳した作品だそうです。
なので、詩集としても、ひとりの詩人の伝記としても読むことが出来ます。
26歳という若さでこの世を去ってしまったので、あまり多くの詩は残っていませんが、
彼女の詩は、とりあげている“もの”その一つ一つに寄り添っているのが感じられました。

それほど難しい言葉を使っていないので、小学校4,5年生くらいから、中学生・高校生の皆さんにぜひ読んでもらいたいです。
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自信を持っておすすめしたい 子どもたちの年齢や集団に合わせて紹介したい。  投稿日:2020/04/11
つたえたい美しい日本の詩(こころ)シリーズ まど・みちお詩集 ぞうさん
つたえたい美しい日本の詩(こころ)シリーズ まど・みちお詩集 ぞうさん 作: いもと ようこ まど・みちお
出版社: 講談社
まどみちおさんの詩を紹介するのにちょうどいいかなと、思いました。
表紙絵は「ぞうさん」ですが、この本が2月に出版されたからでしょうか。一番初めに紹介されているのは、春を感じさせてくれる「くまさん」です。

童謡になっている詩も多いので、子どもたちと一緒に歌いたくなります。
言葉は簡単だけど、哲学だなぁと、感心したのは「リンゴ」。
5,6歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちと早口言葉で遊んでみたいと思ったのは、「バナナのじこしょうかい」。

詩の絵本なので、読み聞かせで使うときは、紹介したい子どもたちの年齢や集団に合わせて、1つか2つを選抜して、何度か口ずさむ、または一緒に声を出してもらうなどしたいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 死者も負傷者もゼロなのがよかったです。  投稿日:2020/04/11
ええたま いっちょう!
ええたま いっちょう! 作: くすのき しげのり
絵: 吉田 尚令

出版社: 岩崎書店
この作品の舞台は、山が近く、自然がまだ多い場所にあるようです。
交番の「昨日の交通事故」で、この町の死者も負傷者もゼロなのがよかったです。

くすのきさんの作品は、一見大人たちが流してしまいそうな子どもたちの心を深く掘り下げて取り上げてくれている気がします。
吉田尚令さんとはコラボ作品も多く、作品の世界観を十二分に広げてくれていました。

出来れば、こういう風に清い心で警察官を目指すお子さんたちが増えてくれることを望みます。
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自信を持っておすすめしたい 面白い手法で、進化の軌跡を伝えてくれます。  投稿日:2020/04/11
わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし
わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし 作: ジョナサン・トゥイート
絵: カレン・ルイス
訳: 真鍋 真

出版社: 岩波書店
進化の絵本はいくつか読んだことがありますが、この作品は低年齢のお子さんでも理解しやすいやさしい言葉が選ばれています。
読むまでは、ずっと表紙絵の魚だけが主人公だと思っていたのですが、
「進化の話」と、あるだけあります。主人公はその時代時代の“おばあちゃん”に変化していきます。
(え?どういうことなの?と、思った方は読んでみてくださいね)

枝分かれしていく図も、大きく分けてこんな感じという描き方でわかりやすかったです。
「すーはー」「はいはい」「くねくね・ぱくぱく」「きゅーきゅー」「ほーほー」「すたすた」「ぺちゃくちゃ」
など、オノマトペを使って生き物が進化してきた軌跡を伝えるという面白い手法で表現してくれていました。
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自信を持っておすすめしたい 「これ、これ!わたしの欲しかったのはこれなの!」  投稿日:2020/04/11
それしか ないわけ ないでしょう
それしか ないわけ ないでしょう 著: ヨシタケシンスケ
出版社: 白泉社
「これ、これ!わたしの欲しかったのはこれなの!」
わたしが自分で読みたくて見つけてきたのですが、ユニークで楽しくて、お薦めの1冊なんだけど、と、久しぶりに下の娘(もう二十歳になってしまいました)に薦めたら、こういわれました。
なんでも、どこかの駅だか電車だかで広告を見かけて、読んでみたかったそうです。

作者のものの考え方も素敵ですが、子どもに寄り添って、子どもの考え方を押さえつけたり、変に美化したりしないで描かれている世界観が素敵です。

おにいちゃんはいもうとが突然、いろんな『未来』の話をし始めても、
「あはははは!……いいね!」と、否定しないで笑ってくれるし、
おばあちゃんは『未来』に不安を感じる孫娘に、
「だーいじょうぶよ!たいへんなことだけじゃなくて、たのしいことやおもしろいこともたーくさんあるんだから!」と、『未来』に選択肢の多いことを話してくれる。
お母さんは娘のリクエストをぜーんぶきいた上で、「どれがいい?」と、再確認してくれる。
この家の人たちは他人の言うことを否定しないで、まず、全部受け入れてくれるんですね。
人として、親として、見習わなくてはと思いました。

うちの子は、いもうとがたまごでタワーを作っている横で、おにいちゃんが祈ってる姿を見て、「いいね!」といっていました。

2020年は日本だけでなく、世界全体が大変な年となってしまいましたが、この家族のように、「それしかないわけないでしょう」と、前向きにより良い未来を選択していきたいです。
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自信を持っておすすめしたい 遊び歌にかぶせた楽しい紙芝居です。  投稿日:2020/04/01
紙芝居 ぶーぶーぶー
紙芝居 ぶーぶーぶー 脚本: すとう あさえ
出版社: 童心社
表紙絵うさぎさんを見て、二十歳になった下の娘が「うわっ、このうさぎさん、かわいいじゃん」と、久しぶりに素直な反応を見せてくれました。
元々あった遊び歌の「ぶーぶーぶー」に、ある森に引っ越ししてきたうさぎの物語をかぶせたものです。
リズムに合わせてテンポよく進んでいきますし、
8場面と短く低年齢のお子さんたちには特にお薦めです。
相野谷由紀さんのあたたかい絵柄がストーリーによく合っていました。
同じ童心社の紙芝居「おんぶおんぶ」も、相野谷さんの作品で、おんぶするかえる・バッタ・かめの親子の姿が、とてもあたたかく描かれていて、お薦め低年齢向けの紙芝居の一つです。
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自信を持っておすすめしたい 多角的なものの見方が出来る写真でした。  投稿日:2020/04/01
100
100 作: 名久井直子
写真: 井上佐由紀

出版社: 福音館書店
こういう数の紹介の仕方もあるのかぁって、素直に感心しましたし、ページをめくっていて楽しかったです。
「100」って、こういう風に見ると、結構すごいですね。
一匹だけ黒いのが混じっている金魚の「100」もすごかったです。
輪ゴムなんてぐしゃっと箱に入っているか、自分がなにかを束ねるときにしか使わないから、こんな風に「100」を感じたことはありませんでした。
ここで取り上げられている「1」と「100」が、それぞれいろんな方法を使って表現されているところも、多角的なものの見方が出来て素敵だと思いました。
4,5歳くらいから低学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい ウォッシュバーンさんが災難に合うかもしれない時の顔!  投稿日:2020/04/01
ウォッシュバーンさんがいえからでない13のりゆう
ウォッシュバーンさんがいえからでない13のりゆう 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠 那生

出版社: 文溪堂
ウォッシュバーンさんが災難に合うかもしれないときの顔が、いちいち面白かったです。
ドアに挟まれている姿なんかは、「アウッ!」って、声が聞こえてきそうです。
からすの時は「ヒヤッ」かな?、くもの巣の時は「チェッ」かな?
ページをめくるたびにその反応にワクワクしている自分がいました。

テキストは短いのに、的確にウォッシュバーンのその時々の状況が伝わってくる。
さすが、中川ひろたかさん×高畠那生さんの作品だなと思いました。

身近にありそうでなさそうなユーモアにクスッとなってもらえたら、「やった!」って感じですよね。
3,4年生くらいから中学生くらいのお子さんたちにお薦めです。
今は時期的に読み聞かせに入ることが難しい時期かもしれませんが、こんな時こそ、せめてご自宅で、自分のお子さんたちに読んであげてください。
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