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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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自信を持っておすすめしたい 痛快!!  投稿日:2006/05/05
そうべえごくらくへゆく
そうべえごくらくへゆく 作・絵: 田島 征彦
出版社: 童心社
「じごくのそうべえ」のシリーズです。

またまた地獄へやってきた、軽業師のそうべえとちくあん先生と山伏のふっかい。
まあ、一筋縄ではいかない連中です。
これでは地獄の閻魔大王も、苦戦するはずですね。

私としては、前回を思わせる小技が出ていてお気に入りです。
「つきなはんな」と、「あかおに あおおに きいろ むらさき みどりにピンク」の鬼達、などなどですね。

前回に負けず劣らずよく出来た、一瞬たりとて笑うのをやめられない絵本です。
これはもう、読んでください!
そして、5人に、宣伝してください!
でないと、糞尿地獄へ落とされるかもしれませんよ!

それにしてもなあ。
病気のお人いっぱいの、休日診療所なんかでこの本、子供に読み聞かせてしもた…
東北のお方、関西弁、珍しいでっか?
結構視線が痛いんやけど…
それともやっぱり、病院で[あの世]のお話はご法度やったかな?
(救急医療ではないですから、風邪の人ばっかりでしたけど)
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自信を持っておすすめしたい メリークリスマス!  投稿日:2006/05/05
メリークリスマスおおかみさん
メリークリスマスおおかみさん 作・絵: 宮西 達也
出版社: 女子パウロ会
この絵本に出会う前に、宮西さんの「なんてうんがいいんだろう」を読んでいた息子。
古本屋で、たくさんの絵本の中から、買って欲しい本を選ばせていた時、いの一番に持ってきたのが、この本。
…やっぱりね。

12ひきのこぶたがクリスマスの用意をしているところへ登場するハラペコおおかみのお話です。
とにかく、宮西達也節が発揮されている絵本。
まずは、インパクトのある絵が楽しいです。オオカミが乱暴狼藉を繰り返すシーンでは、
「いけないねえ」といいつつ笑いがこらえきれない息子。
もちろん、お話も、絵の楽しさに負けてはいません。
オオカミがすっころんで、意識がなくなった時にブタ達が看病して、口に包帯を巻いてあげるのですが、
もちろん、これではおおかみ、しゃべれません。
「おまえたちを食ってやる」も「ううううううっううう」だし、
「ちがう!怪我がなおったら、むしゃむしゃくってやる」も
「ううう!ううううっうううう…(以下略)」です。
そのシーンには、子供大笑い。
言いたいことがいえないで悔し涙をながすおおかみに、ぶたたちが「だいじょうぶだよ、あしたは元気になるよ」と諭すシーンは、本当になんともいえません!

この絵本を閉じたときには、もちろんこういいたくなること、うけあいです。

「メリークリスマス!」
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自信を持っておすすめしたい 号泣  投稿日:2006/05/05
ふぶきのあした
ふぶきのあした 作: 木村 裕一
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
…とにかく、ガブがかっこよすぎます。
「へっいまさら メイをくえるわけ ないっすよ」
「いのちをかけても いいともだちか」
…メイの、聡明で、芯の強い性格も大好き。
「うるさい! 私の気持ちを信じてないから、あんな下手な芝居をしたんでしょう?」
「いのちだって いつかは終わりがくる。でも私たちが出会えて友達だったことがきえるわけじゃないって」

この絵本は、正直、彼らの周りを取り巻く環境が、あまりにも苛烈に過ぎるのですが、
その中にも、笑わせてくれるシーンがあるのです。
でも直後に、読むものを突き落とし、愕然とさせる部分がある。
木村裕一さんは、稀代のストーリーテラーですね。

涙が止められない。だけど、だからこそ、だからこそこの絵本の訴えたいことが、真に迫って伝わります。

次の巻の「まんげつのよるに」も出ていますが、
私は、この「ふぶきのあした」が最終巻だと思っています。
個人的な意見ですけど…。
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なかなかよいと思う 少々いびつ?  投稿日:2006/05/05
まんげつのよるに
まんげつのよるに 作: 木村 裕一
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
このお話、充分によいお話だと思います。
途中のいざこざも、とてもよく出来ていて、面白い。

でも…個人的な意見なんですが。
なんとなく「つけたし」感があるのです。
本来、木村裕一さんは、最初からこのラストを考えておられたのか。
そこが疑問なのです。
前作までの六冊、今回の一冊。どちらも実に素晴らしい出来なのですが、
合わさると、どうしてもいびつに思えてなりません。

でも、お子様への読み聞かせなら、この巻までしっかりとお読みになることをおすすめします。
大人の方へお勧めするのでしたら、「ふぶきのあした」まで紹介して、この巻の存在は隠しておくか、2年ぐらいたってから教えるかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい おすすめの仕方  投稿日:2006/05/02
ありがとうともだち
ありがとうともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
ひさびさに、以前自分が書いたレビューを読んでみて、思ったこと。
それは・・・実に押し付けがましいんです。
好きな本であればあるほど、それがひどい・・・。
なんだか、読んだ方はひいちゃうんじゃないか。そんな風に思ってしまいました。
他人に褒めちぎられた本を読んで、期待が高すぎて、あんがいがっかり、を幾度か体験しているので、さらにそう思ってしまいます。
自分が大好きな本に、がっかりされるのは、いやだなあ・・・。

なので。
今回は、別の切り口で責めてみました。

もうねー、このおれたちともだちシリーズ。ぜんぜん感動しない。
この絵なんか、ホントに可愛くなんかない。
シリーズの中で、特にこの一冊は、あちこちに描かれた小物(特にタコ)が、光って見えたりなんか、しない。断然。
ぜんぜん違うオオカミとキツネのキャラクターも、それぞれに愛おしくて、抱きしめたくなったり・・・なんかしない!絶対。
こんな友達がいたら、一生の宝だなあ、なんて、うらやましく、なったり、しない!
いつもながらの、歌の部分も、ほんとに楽しくて、読んでて嬉しくなったりなんか、しないもんねーだ!!
読むだけ損だって。やめとけやめとけ。
人にすすめられたら、「我が家の古くからの言い伝えで、その本を読むと、たたられるから触っちゃならん」って言われてるとでもいいなさい。分かった?

ああ、疲れた。
自分を偽るのって、疲れるなあ…ホント。
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自信を持っておすすめしたい 少し考えさせられます  投稿日:2006/05/02
ばすくん
ばすくん 作: みゆきりか
絵: なかや みわ

出版社: 小学館
こういう絵本を読むと、少し考えさせられます。

かつては、みんなの役にたっていた。お客さんの笑顔を見るために、頑張って走っていたばすくん。
そして、だんだんに古くなってゆき、壊れてしまう。そして、捨てられてしまう。
誰にもかえりみられることの無くなったばすくん。
子供たちはみんな、「ばすくんかわいそうだよ」というのではないでしょうか。
大人は少し、胸がズキっとするかもしれません。
大人にとっては古くなった物や、いらなくなった物は、当然捨てられるべきもので、普段からやっていることですから。

でも、やっぱりばすくんには、深く同情してしまいます。
壊れたバスに文句をいうお客さんに、「ごめんなさい」と何度も謝るばすくん…。
こんなに頑張っているのに、どうして捨てられなければならないの!?と
普段の自分をそっちのけにして、いいたくなってしまうのです。

ですから、このお話のラストには、本当に嬉しくなりました。
心がほうっと温かくなるお話です。

ちなみに私は、この絵本の、ばすくんの行き先表示や、広告がとても好きです。
うまく作ってありますねえ、なかやさん。
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自信を持っておすすめしたい 夢見る少年少女  投稿日:2006/05/02
チリとチリリ
チリとチリリ 作: どい かや
出版社: アリス館
この絵本は、大人になった人向けではないか、と思います。
もちろん、子どもも大好きだと思いますが。
(現にうちの息子は大好きです。…ちょっと不安)

昔、夢見る少年少女だった頃のことを思い出しました。
絵本をよむたびに、その世界と、現実をいったりきたり、出来た日の事。
特に、外国物の絵本や児童書には、心躍る小物や食べ物が登場しました。
赤毛のアンや、リンバロストの乙女などを読んで、
その世界に思いを馳せ、どうして本の中の少女たちは
こんなにステキなものたちに囲まれた生活をしているのだろう。
(どちらかというと、豊かでない生活なんですが、時折出てくる衣服や小物の表現が、とてつもなく美しく、また素晴らしく思えた)
世の中には、こんな世界もあるのに、
どうして私は、今夜の晩御飯にご飯と煮物と焼き魚を食べているんだろうなあ…
なんて、ため息をついていました。
今の私からみれば、思い切り日本人顔のあんたが…と腹がよじれるほど笑い転げるような、少女時代だったのです。

そのテイストが、この絵本にはあります。
さあ、かつて、夢見る少女や乙女だった私のお仲間さんたち。
もういちど、この絵本を読んで、あの頃の気持ちになってみませんか?

しかし。

サンドイッチはやっぱりしょっぱいものでないと、
食べた気がしないよなあ…
というかこう、やっぱり日本人は、炊きたて白米と味噌汁だよなあ…
(乙女も20年たつとこうなる)
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自信を持っておすすめしたい 絶対に生きて、また会おう!  投稿日:2006/05/02
どしゃぶりのひに
どしゃぶりのひに 作: 木村 裕一
絵: あべ 弘士

出版社: 講談社
…この絵本、読んでみて思ったのは。
あー完結した後で、読み始めてよかった!!!ということでした。
だって、この絵本、ものすごくいいところで終わってるんですもん。
この絵本の初版は2000年5月。
次のふぶきのあしたの初版は、2002年2月。
…リアルタイムでお読みになった方は、1年9カ月も待ったって計算ですよね。
ありえなーい!! 悶絶ものです。
真綿で首しめてますよ、木村裕一さん。

ガブとメイの秘密がとうとうバレる時がやってきた。
彼らはいったいどうするのでしょう、という今回のお話。
ああ、くるところまで来てしまいました…
どしゃぶり、それは彼らの心情をあらわしているのか、
はたまた、彼らの行く手をあらわすのか。
または、彼らを追っ手から守っているのか…
それは、この先を読んでみないとわかりません。

「ぜったいに、いきて、また あおうっす」
ガブ、君のその一言、私も信じてるからね。
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なかなかよいと思う はじめてパパになる方へ  投稿日:2006/04/25
帰ってきたおとうさんはウルトラマン
帰ってきたおとうさんはウルトラマン 作・絵: みやにし たつや
出版社: Gakken
ウルトラマンシリーズ、ずっと以前にも読んだことがあったのですが、
実はピンとこなかったのです。
「宮西さんは、ウルトラマンが本当に好きなんだなあ…」
感想といえば、それぐらいでした。
当時幼かった息子が、なぜかウルトラマンを怖がっていたせいもあり、
それっきり、このシリーズとは無縁でした。

でも、いとしのウルトラマンをお友達のおうちで見せていただいて、
他の本も読んでみたくなりました。それで手に取ったのがこの絵本。
ウルトラマンは、まっとうで立派なお父さんというかんじがするのですが、
いったいバルタン星人のお父さんとは、どのように描かれているのか、これいかに?

あははは、へそまがりの私には、バルタンさんの方が、何十倍も愛おしく感じます。
こんな人、結構いますよね。不器用で、頑張りが空回りしてて。
もし年頃の娘がいたら、「お父さんさ〜なんだか加齢臭がする」なんていわれて、
影でこっそり、娘が幼かった頃の写真を見ながら、「この時は、おとうさんと結婚する、なんて、言ってたのにな…」なんて涙しそうな。
(考えすぎでしょうか)

残念ながら、ウルトラファンでもない限り、この絵本の面白さは、小さな子供には理解できないと思いますが…

初めてパパになる方に、読んでいただきたいな、と思います。
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自信を持っておすすめしたい 親としての原点  投稿日:2006/04/25
あなたをずっとずっとあいしてる
あなたをずっとずっとあいしてる 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
この本、レビューを読ませていただいて、とっても、とっても欲しくなったのですが、
やっぱり子供が欲しがる本優先だよね…とあきらめていたのです。

でも、近所の本屋に行ってやっぱり欲しいな、と見に行ったら。
なんと、サイン本と書かれているではありませんか!
それも、なんと、この本だけに。
これも運命…とふらふらレジに向かったのでした。

もうねえ、読んでいても泣けて泣けて。
マイアサウラのお母さんの気持ち、手に取るように分かります。
ティラノサウルスの子に「ハート」と名づけたお母さん。
最後に山のような実を残して消えたハート。
ああ、胸をえぐられるような痛みを感じます。
せつなくて、悲しくて…そして、やっぱり温かいお話なのでしょうね。

子供を愛するのは、親としての本能です。
この絵本で、泣けてしまうのは、そのせいでしょうね。
でも、この先、その事を忘れてしまう可能性が、まったくないわけではありません。
(こんな事を思うこと自体、私は批判を受けるかもしれませんが)
人間とは、不完全なものだから。
そして、自分や子供に、どんな運命や境遇が待ち受けているかは分からないのだから。
だからこそ、この絵本のことは、ずっと忘れないでいよう、と思いました。
この先、何があっても、原点に帰ってこられるように。
マイアサウラの気持ちを思い出せるように。
「あなたを ずっとずっと あいしてる」
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