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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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すずらんぷ

ママ・50代・大阪府、女の子28歳 女の子27歳

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自己紹介
転勤先の札幌で絵本好きなママ友達と出会い、絵本に興味を持つようになりました。今は市の読み聞かせボランティアグループに入って、時々図書館で子供たちに読んでいます。
図書館で絵本を借りること、絵本ナビで新着レビューをチェックすることは、私の生活にとってなくてはならないものになっています。
好きなもの
好きな絵本ベスト3は『まいごのどんぐり』『ぼくとクッキー さよならまたね』
『チリとチリリ』のシリーズです。
あきやま ただしさんの『へんしんシリーズ』など、みんなで盛り上がれる絵本も大好きです。
ひとこと
お話しを聞いているときの、子供たちのキラキラした表情が大好きです。
絵本に出逢えて良かったな、と心から思う今日この頃です。

すずらんぷさんの声

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自信を持っておすすめしたい まさかかき氷とは‥!  投稿日:2006/04/11
おおさむ こさむ
おおさむ こさむ 作・絵: こいで やすこ
出版社: 福音館書店
おおばあちゃんから暖かいマントを作ってもらったきつねのきっこは、「こんな寒い日はゆきぼうずがでるぞえ」とおおばあちゃんに言われたものの、やっぱりそり遊びがしたくて、外に出てしまいます。そこに現れたのが、小さなゆきだるまが二つ。でもこの小さな雪だるま、あるものを食べるとどんどん大きくなって、とうとう巨大なゆきぼうずに変身してしまいます。さあ、どうする、きっこちゃん!

起承転結がはっきりしていて、お話にもちゃんとオチがあるので、自然にお話の中に引き込まれていく感じです。絵の中に、「おなべおなべにえたかな」のおなべが描かれているのも楽しいですね。
去年まで雪国に住んでいたのですが、さっきまで晴れていたのにみるみるうちに空が暗くなって吹雪になる、ということを何度も経験しました。おおさむこさむの変貌ぶりは、北国の冬の激しい吹雪を思い出させるものがありますね。
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なかなかよいと思う キリスト教的な世界観を感じます  投稿日:2006/04/11
にじいろのしまうま
にじいろのしまうま 作: こやま峰子
絵: やなせ たかし

出版社: 金の星社
にじから生まれたなないろのしまうま。日照りにみまわれた森を救うために、自分が病気のとき、看病してくれた仲間たちのために、にじいろのしまうまは祈ります。そして、しまうまの水色は河になります。緑色は野原や森を緑に染めていきます。そして、‥‥とうとうにじいろのしまうまは、真っ白のうまになってしまいます。

キリスト教的な世界観を感じさせる絵本です。きれいな文章は詩的な感じがします。この絵本を読んで、あらためて虹の七色は、どれも自然の中にある色なのだと気づきました。
下の娘がまだ幼稚園の頃、初めて自分から「この絵本好きやから買って」とおねだりした本です。やなせさんの甘過ぎない絵も、お話しに合っていると思います。
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自信を持っておすすめしたい 優しくて強い、ゴリラのパンやさん  投稿日:2006/04/08
ゴリラのパンやさん
ゴリラのパンやさん 作: 白井 三香子
絵: 渡辺 あきお

出版社: 金の星社
秋の終わり、ゴリラのパンやさんが小さな店を開きました。
でも、お客さんはみんな、ゴリラの大声や、大きな歯に驚いて、何も買わずに逃げていってしまいます。
さあ、どうする、と前向きに取り組むゴリラさん。とっても楽しいアイデアを思いつきます。ところが翌日、今度は、いばりんぼうのキツネがやってきて、自分が先に買う、といって並んでいたうさぎの子供たちをけちらしてしまいます。怒ったゴリラさんは、「こらあ!」と大声で怒鳴ってしまうのですが、ゴリラの本当の優しさを知ったうさぎの子供たちは、怖がって逃げ出したりしません。そして口々に言うのです。「ゴリラのおじさん、チョコパンをちょうだい」、「ぼく、アンパンとドーナッツ」「わたし、クリームパン」。

人間の世界でもありそうなお話だな、と思いました。そして、自分にあてはめて自問自答してしまいました。私自身、怖そうな外見の人を、何となく避けていないか、誰かが間違った行動をした時に見て見ぬふりをしていないか。
そして、子供たちには、明るくて前向きなゴリラのパンやさんのように、何かのきっかけで人からあらぬ誤解をかけられた時にも、それを乗り越えて自分をわかってもらうための努力ができる強い人になってほしいと、この絵本を読んで思いました。
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自信を持っておすすめしたい 秋のプレゼント  投稿日:2006/04/07
こじまのもりのきんいろのてがみ
こじまのもりのきんいろのてがみ 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
絵がいいです。見開きを使って描かれた秋の風景が素敵です。金色に輝く小麦や、熟したぶどうの実、お月様に照らされた夜の森。お話もちょっとした謎解きがあって、どんどん読み進めてしまいます。
冬をむかえる前、動物たちはこんな風に準備をするのかな?
忙しいけど、とっても楽しくて、おいしくて、短い秋のひととき。
風のように秋が過ぎ去ってしまったその夜、のねずみのおばあさんは暖炉にはじめて火をいれます。動物たちは冬の間、こんな風に春を待っているのかな。部屋に飾られている小物もとてもかわいいですよ。
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なかなかよいと思う 南の街へ、春をさがしに  投稿日:2006/04/07
はるをさがしに
はるをさがしに 作・絵: 亀岡 亜希子
出版社: 文溪堂
オコジョのタッチィが主人公のお話、二作目です。今回の季節は早春。はるのにおいを感じたタッチィは、仲良しのクマさんが冬眠から出てくるように、穴のまわりを雪かきしますが、クマさんは起きてきてくれません。そこで穴の周りに花を飾れば‥というアドバイスを受けて、タッチィは花を探しますが、見つかりません。そこで、タッチィは南に向かう汽車に乗って、「はるをさがしに」でかけます。
前作の「ねんにいちどのおきゃくさま」でも思ったのですが、この作者の絵本は、絵をとても丁寧に、そして贅沢に描く人です。
今作品では、タッチィと女の子の電車の中での様子が、絵葉書のように描かれています。その旅は決してにぎやかではないのですが、徐々に春へと近づいていく静かな気持ちの高まりが、色とりどりの花の中を走る汽車の絵から伝わってきます。
そして、南の町で見つけた一面のお花畑。お花の代わりに「はちみつ」をクマさんのために持ち帰ったタッチィが山のふもとに戻ると、雪はだいぶ溶け、自分のからだも春の色に変わっていました。ラストは目を覚ましたクマさんと、楽しくおしゃべりするタッチィの姿が描かれています。

クマさんを起こすためにそこまでしなくても‥、とは少し思いましたが、春を待つ喜びが感じられるこの季節にピッタリの絵本。子供たちも気に入っているようです。
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自信を持っておすすめしたい おにぎりの成り立ちがわかります  投稿日:2006/04/03
おにぎりくん
おにぎりくん 作: 村上 康成
出版社: 小学館
とてもシンプルな文章と絵なのですが、お米の一粒がごはん粒になり、それがたくさん集まっておにぎりができて‥というおにぎりの成り立ちがとてもわかりやすく描かれています。
表紙の題字の手作りっぽい感じも、お話によく合っていると思います。何度か聞いたら覚えてしまいそうな、リズミカルな文章もいいです。
のんびり、ほのぼのしていてこれからの季節にぴったりだと思いました。
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なかなかよいと思う ぶたのなっている様子が最高です  投稿日:2006/04/03
ぶたのたね
ぶたのたね 作: 佐々木 マキ
出版社: 絵本館
ブタより足が遅くて今まで野菜と木の実しか食べたことのないオオカミが主人公。この設定がまず面白いです。頭を柔らかくして読まなければ〜と気を入れなおしてページをめくると、今度はキツネ博士が「ぶたのたね」をくれるという。一生懸命育てたらブタの木は大きく育ち、とうとうある朝、たくさんのブタが枝にぶら下がっていた!
このページの絵がとても大胆で斬新。とにかく楽しいのです♪言葉ではうまく説明できないので、ぜひ実物を見て欲しいです。
お話はこの後、ゾウのマラソン大会のため、ブタはみんな逃げてしまい、唯一残った1頭も結局食べられない、というちょっとトホホな結末です。
個人的には、ゾウのマラソン大会というのが、余りにも唐突な気がして、☆☆☆☆にしました。例えば前半のページに小さくゾウが準備体操している様子なんかが描かれているとあそこで登場しても納得できたかな、と思ったのですが、どうでしょう?(突然だからこそ、より面白いのかもしれませんが‥)
以前にいた小学校のお話会のグループで、このお話の人形劇をしました。ゾウが走ると同時にブタがゆさゆさと下に落ちる、という仕掛けを作ったら子供たちに大うけでした。動きをつけるとまた違った楽しさがありますね。
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自信を持っておすすめしたい 駅名の遊び心がいい!  投稿日:2006/03/31
でんしゃにのって
でんしゃにのって 作: とよた かずひこ
出版社: アリス館
でんしゃにのっておばあちゃんの家へと向かううららちゃん。目指す駅は「ここだ」。途中には「わにだ」とか「くまだ」とか「へびだ」という駅があって、予想通りその駅名の動物たちが乗ってきます。
よくありそうなお話なんですが、ほのぼのしていてそれでいて、味のある絵本です。
最初読んだ時は、文も短いし、ちょっと小さい子向きかな、と思ったりしたのですが、繰り返し読むにつれて、さりげなく、電車の中で席を詰めて譲り合ったり、落としていた切符を拾ってもらったり、といった人と(ここでは動物ですが)人ともふれあいの暖かさも感じられて、良い本だなぁと思いました。
そして、「ここだ」駅の次の駅は「おばけだ」駅で、駅でおばけたちが待っているところまで書かれていて、とても遊び心にも溢れています。
図書館で読み聞かせした時には、以前感想に書かれていたことを参考にさせて頂いて、ガタンゴトーンのところで電車のように揺らしながら読んでみました。一緒に体を揺らして聞いてくれる子もいて、楽しい時間を過ごせました♪
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なかなかよいと思う 幸福な気持ちの連鎖  投稿日:2006/03/31
ともだちからともだちへ
ともだちからともだちへ 作: アンソニー・フランス
絵: ティファニー・ビーク
訳: 木坂 涼

出版社: 理論社
何もやることのないクマネズミは、今日も一日パジャまんまで過ごすところでした。でも一通の「ともだち」からの手紙をきっかけにクマネズミは大きく変わります。この素敵な手紙をくれたのは誰だろう。心当たりの友達をたずね歩くうちに、自分が今まで、余りに人のことに無関心であったことに気づきます。
そして、同じようにパジャまんまのコウモリくんに、自分がもらったのと同じような手紙を送ります。最後のページにはその手紙を持って、正装してパーティーにやって来たこうもりくんの姿が‥。
いいお話だと思うのですが、自分で考え、自分で気づき、自分で納得してしまうクマネズミくんに、少し疑問を感じました。うーん、現実にはどうだろう。もう少し、心の中で、行ったり来たり、後戻りをしながら進んでいくものではないかなって思います。
とはいえ、手紙の内容は素直でまっすぐで、とても素敵です。私もこんな手紙を家族や友達に書けたらな、と思いました。照れくさくって、なかなかストレートに自分の気持ちって書けないんですけどね。
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自信を持っておすすめしたい とっても楽しそう!  投稿日:2006/03/31
いえでだブヒブヒ
いえでだブヒブヒ 作・絵: 柳生 まち子
出版社: 福音館書店
いたずらばかりでとうとうお母さんに「どこへでもいきなさい!」といわれてしまったブウとトンとヤン。まず、このお母さんブタのリアルな怒り具合がいいですね。絵本の中に出てくるお母さんって、たいてい「どうしてそんなことをされて怒らずにいられるの?」と言いたくなるくらい、出来たお母さんが多いので、ちょっと、普段の自分と比べて肩身が狭くなる時があるんです。その点、このお母さんは等身大でマルです。
さて、家出をしたブタくんたち。まず、うさぎさんのおうちの子になろうとしますが、にんじんずくめの食卓に音を上げ、続くわにさんのおうちでは余りの赤ちゃん扱いに逃げ出し、からすさんの家では、子守が大変でやはり出て行ってしまいます。そして、三人でテントのおうちをこしらえてそこに住むことにするのですが、実はその家、もとのブタくんたちの家の本当にご近所なのが、表紙の裏にある地図からわかります。そこがなんとも子供らしく、かわいいです。
最後は自分の家が一番!というラストもお決まりではあるのですが、安心感があってとてもいいですね。
絵もかわいく細かいところにまで遊び心満載です。家出するときの意気揚々とした表情とか、退屈したときのつまらなそうな顔など、とてもよく描かれているなぁと思います。文章もそうなのですが、ブタ君たちの感情表現がとても素直に、ストレートに表されているのです。
我が家の娘たちもブタ君たちに共感するのでしょうか(?)
一押しの絵本のようです。
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