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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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すずらんぷ

ママ・50代・大阪府、女の子28歳 女の子27歳

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自己紹介
転勤先の札幌で絵本好きなママ友達と出会い、絵本に興味を持つようになりました。今は市の読み聞かせボランティアグループに入って、時々図書館で子供たちに読んでいます。
図書館で絵本を借りること、絵本ナビで新着レビューをチェックすることは、私の生活にとってなくてはならないものになっています。
好きなもの
好きな絵本ベスト3は『まいごのどんぐり』『ぼくとクッキー さよならまたね』
『チリとチリリ』のシリーズです。
あきやま ただしさんの『へんしんシリーズ』など、みんなで盛り上がれる絵本も大好きです。
ひとこと
お話しを聞いているときの、子供たちのキラキラした表情が大好きです。
絵本に出逢えて良かったな、と心から思う今日この頃です。

すずらんぷさんの声

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自信を持っておすすめしたい 絵とお話しのコラボレーション  投稿日:2006/03/30
お月さまってどんなあじ?
お月さまってどんなあじ? 文・絵: マイケル・グレイニエツ
訳: いずみ ちほこ

出版社: らんか社
表紙のちょっと悲しそうなお月様に、まず興味を惹かれます。和紙のような質感がおしゃれな感じ。裏表紙には口を一文字にした三日月が描かれていて、お話の中で何が起こったのだろうと、想像力をかきたてられます。
 お話はお月様を一度かじってみたいと思ったカメが決心して、高い山に登り、それでも届かないから別の動物を呼んで‥というところから始まります。よくあるタイプの話かな、と思いきや「ゲームだな」と勘違いしたお月様が、ひょいっと上に逃げるところが何とも遊び心に溢れています。
そして小さいネズミを見て、つい油断してしまったお月様がとうとうパリッとかじられてしまいます。このあたり、少し教訓も含まれていますが、押し付けがましくなくていいのです。
お月様の味が「みんなの一番好きなものの味」というのも意外性があります。聞いている子供たちは、それぞれ自分の大好きなものを想像しながら、幸せな気分に包まれていることでしょう。
小学校でのお話し会でも、「おもしろかった!」と好評でしたよ。
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自信を持っておすすめしたい お母さんの昔話、という暖かな感じ  投稿日:2006/03/30
にんじんさんがあかいわけ
にんじんさんがあかいわけ 作: 松谷 みよ子
絵: ひらやま えいぞう

出版社: 童心社
お母さんが子供に寝る前のお話をしてあげるような優しい口調の絵本です。内容は難しくないのですが、大人の私が読んでも「へー、そうなんだ」と思わず納得してしまいます。
この絵本は「あかちゃんのむかしむかし」というシリーズの中の一冊なのですが、小学生くらいの子供でも十分楽しめると思います。子供は『とっぴんぱらりのぷう』がお気に入りです。語感が子供のつぼにはまるのでしょうね。
大勢の前で読み聞かせする時は、ぺープサートにして、動きをつけるとまた違った面白さが生まれそうですね。ぜひ一度挑戦してみたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい この面白さ、天晴れです!  投稿日:2006/03/24
よかったねネッドくん
よかったねネッドくん 作・絵: レミー・シャーリップ
訳: やぎた よしこ

出版社: 偕成社
うーん、かなり面白いです。「よかったね」と「でもたいへん‥」が繰り返されているのですが、その内容がとんでもない、ありえないことの連続で、聞いている方が、思わず突っ込んでしまいます。(うちの娘たちも、『なんで、トンネル掘れんの〜』とか、『くさかきの向き、逆ちゃうん』などと突っ込みまくりでした)
ここまで徹底してくれると、潔さも感じ、まさに天晴れですね。外国の作品らしいポップな色使いも楽しさを倍増してくれます。ネッドくんの微妙な表情の違いもグッドです。

この絵本は小学生くらいの方が、楽しさがよく伝わるような気がします。
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自信を持っておすすめしたい 絵もお話も素敵です☆  投稿日:2006/03/24
ふゆじたくのおみせ
ふゆじたくのおみせ 作・絵: ふくざわゆみこ
出版社: 福音館書店
お互いにプレゼントするために、一生懸命どんぐりを集めるクマさんとヤマネくん。ページいっぱいに描かれた秋の風景と豊かな自然の恵みに包まれて、物語は進んでいきます。ほかの動物たちが希望の品物を次々と手に入れていく一方、クマさんとヤマネくんはあともうひとつがなかなか見つかりません。「やっと見つけた」と思ったら‥‥。
それでもなんとかどんぐりを集めることができたクマさんとヤマネくん。ところがふゆじたくのおみせはもう閉店しています。気がつけば、木々の葉はもうほとんど散り、あたりはすっかり晩秋の気配。そのとき、おみせのドアが開きました。
二人のことを思って、「ぜったいに買いに来るからとっておいてほしい」と森のみんながお願いをしておいてくれたのです。おかげで、二人は素敵にラッピングされたプレゼントをお互いに渡すことができました。
最後のページは真っ白に降り積もった雪で終わっています。でも、クマさんとヤマネくんはプレゼントされたセーターとチョッキで心も体もきっとほかほかなのでしょう。

秋から冬へと移り変わっていく森の様子がとても丁寧に描かれています。おみせに飾られているものひとつひとつがとてもかわいいです。うちの子供たちももちろんお気に入りなのですが、むしろ大人の子供心をくすぐる絵本といえると思います。
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自信を持っておすすめしたい みんないちごが食べたくなる!  投稿日:2006/03/21
いちご
いちご 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
春らしい絵本を探していて見つけました。絵本ナビでも評判でしたし。立ち読みして、みずみずしいいちごの絵と、奥深いお話に惹かれて購入を決めました。
この絵本は、「いちご」と子供の問いかけで進められていて、ごく自然にいちごについて知ることができます。冬にはこんなに葉っぱが枯れているんだ、とか春になったらつぼみができるんだとか。そして、見事に赤く色づいたいちごはそれはもう美味しそうなのです。

さらにもうひとつのささやかだけど粋なお楽しみは、いちごの絵に甘い香りがつけられていること。読んでいると、何ともいえない幸せ気分に包まれます。

ちなみに下の娘と一緒に読んだところ、(娘がいちごの言葉、私が問いかける子供の言葉を読みました。劇をしているみたいで楽しいですよ)予想通り、「いちご食べたい!」。
その日二度目の、おやつタイムになりました。
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自信を持っておすすめしたい 静かで暖かなクリスマス  投稿日:2006/03/19
ねんにいちどのおきゃくさま
ねんにいちどのおきゃくさま 作・絵: 亀岡 亜希子
出版社: 文溪堂
静かなお話なのですが、絵本全体に優しさがあふれています。山に住むタッチィは年に一度トムサおじさんと、その孫のヤーコブとともに過ごすクリスマスの一日が大好きでした。甘いお菓子にキラキラ輝くツリー。派手ではないけれど、暖かそうな部屋の様子が、れんがの色や暖色を用いて、効果的に表現されています。
 でもその次の年、おじいさんは町に住むことになり、タッチィはひとり山に残されてしまいます。もうすぐクリスマスがやってくる、ねんにいちどのおきゃくさまがやってくる‥
、気が気でなくなったタッチィはおじいさんを探しに町へと向かいます。
 静か過ぎる冬の山道、小さいタッチィと比べて大きすぎる町。タッチィのためいきが絵の中から聞こえてきそうです。結局おじいさんを見つけられなかったけれど、タッチィはひとりでケーキやろうそく、マッチを山まで運びます。おじいさんの代わりに、ヤーコブのためにクリスマスのしたくをするために。
 そして、そこにヤーコブがやってきて‥‥、ラストは心がほっと暖かくなります。
 お話もとても優しいのですが、私はこの本の絵がとても好きです。絵からタッチィの楽しい気持ち、寂しい気持ち、悲しい気持ちが聞こえてくるような絵本なのです。すごくドラマチックな展開があるわけではないのですが、娘たちも何度も読み返しています。大好きな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 季節が正しく描かれています  投稿日:2006/03/18
ぐりとぐらの1ねんかん
ぐりとぐらの1ねんかん 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
ぐりとぐらの一年間の暮らしぶりがたくさんの植物の絵と共に描かれています。
見開きの左側に絵が、右側に言葉が描かれていて読みやすく、絵に描かれているすべてのものが、その月を表現しています。
たとえば3月のページには、芽を伸ばしている水栽培の球根があり、8月のページに描かれているススキと9月のページに描かれているススキの穂の長さは微妙に違っています。同じ春に咲く花でも、4月に咲く花はパンジーやチューリップ、5月の花はクローバーやすみれ。
ものすごく季節にこだわりをもって、丁寧に作り上げられている絵本だと思います。

この絵本は、我が家ではピアノの上に飾っています。いつもそばにあるだけで、心がほっとなごみます。もはやリビングのインテリアになくてはならないものになっています。
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自信を持っておすすめしたい ユーモアたっぷり!  投稿日:2006/03/17
たまごにいちゃん
たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
たまごにいちゃんがたまごのままなのは、「いつまでもお母さんに温めて貰えるから」。
赤ちゃんのままでいたい、大きくなりたくない、というテーマは、ともすればウェットになってしまいがちなのですが、この絵本は見事にさらっと、ユーモアたっぷりに描いていて、すごいです。
たまごが割れて、小さいにわとりの姿になった自分の姿を見て、「うん、きみ、なかなか悪くないよ」と思うところに、一歩階段を上った、たまごにいちゃんの決意が表れています。その姿に我が家の娘たちを重ねて、「がんばれ!」と応援してしまいます☆
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自信を持っておすすめしたい 受けとめてあげること  投稿日:2006/03/16
くまのこうちょうせんせい
くまのこうちょうせんせい 作: こんの ひとみ
絵: いもと ようこ

出版社: 金の星社
動物の出てくる絵本が好きなので、手にとったこの絵本。表紙の暖かい絵の感じからもっとほのぼのとした作品だと思っていました。一気に読み進め、実話をもとにした話だと聞き、また感動。読んだあと、私をも救われるような気がしました。
この本の中で一番好きなのは、くまのこうちょうせんせいが、「大きな声を出したくてもだせないことがあるんだね」とひつじくんの弱い部分を理解し、それに気づけなかったことを謝る場面です。こんな風に子供に真正面から向き合って、大人が子供に対して謝ることって、なかなかできないものですよね。
相手をひとりの人間として、尊重すること。自分の価値観を押し付けないで、相手の立場を思いやること。違いは「間違い」ではないとゆうこと。私自身、家族や周りの人たちに対して、ついつい忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい やっぱ、これでしょ!  投稿日:2006/03/16
へんしんトンネル
へんしんトンネル 作・絵: あきやま ただし
出版社: 金の星社
既に何人かの方が紹介されていますが、私もペープサートでやってみました!一人で読んで、動かして、…というのはちょっと難しそうだったので、トンネルに入る役、トンネルから出す役、そのタイミングにあわせて読む役、と分担してやってみると、リズムもよく、すごく楽しめるものになりました!うちの小学校では音楽室をお話会に使わせてもらえるので、絵本の始まりと最後にピアノで効果音を入れたりもしました。
 こんな風にいろんな読み方を工夫できるのも、この本の魅力ですね。
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