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雪の季節にぴったり
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投稿日:2011/01/12 |
新刊コーナーで見つけました。
シンシア・ライラントを読むのは初めてかもしれません。
雪の本はたくさんあるので、クリスマス絵本同様に残っていくのは難しそうな気がします。
そんな思いで読んでいましたが、文章がとても詩的で、こな雪、ぼたん雪など、いろいろに表情を変える雪をとても美しくとらえていると思いました。
こういう絵本って、好みだなあと。
ここ最近、赤羽末吉さんの絵本で雪を見てきましたが、日本の雪の感じとはまた違った雪の情景が楽しめました。
雪で天使の形を作るのは、海外絵本ではよく見られる光景だなあと思ったのと同時に、こんな雪を経験してみたいと思ったのでした。
雪の季節に読んでみたい、今の時期にぴったりの本だと思います。
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主人公は小学六年生
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投稿日:2011/01/12 |
年末から今年にかけて読み聞かせをしました。
小学六年生が主人公ということでどうかな?と思いつつ、本人が読んでほしいというので。
息子を見ていると、学校自体に特に問題や不満があるわけではないけれど、家が一番で休み明けには「学校へ行きたくない」「疲れるもん」と洩らします。
それを聞くたびに学校はある意味、子どもに義務を果たしに行く場所だなあと思います。
学校が舞台、そして小学生が主人公で、子どもの気持ちをよく捉えている岡田淳さんの作品が、子どもにとても人気があるのもよくわかります。
学校から急に別の世界へというのは岡田さんのオリジナルかなと思いましたが、『ナルニア国物語』のどこかにもありましたね。
それはそれで世界観が違いますが、自分に引きつけて感じられるお話というのは親近感がわくと思いました。
もし、自分が別の世界へ迷い込み、そして戦いに負けたら老人になるとしたら?
自分が選ばれし者という自信が持てて戦えたら?
とページを進むたびにいろいろなことを考えました。
絶望の中での希望、そして仲間を作っていくこと、一人だけではできないこと。
子ども時代に子どもたち同士の中で育んでほしい友情、どうしたら人と人がつながっていけるのか。
小学生にもわかりやすくそんなことを伝えながらも、ファンタジーであること。
岡田淳さんの作品にはとても引き込まれるものを感じました。
子どもたちが共感を持って受け入れていくのがわかる気がしました。
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想像力があれば
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投稿日:2011/01/10 |
確か何かの講座の時に、絵だけで見てもストーリーがわかる本として紹介されたと記憶しています。
きれいでまたわかりやすい絵で遠目もきく本だと思います。
「オーストラリアの開拓時代の親子の生活」ということで、「大草原の小さな家」を彷彿とさせるところがあります。
自然の中で、親子が心を寄せあいながら生きる様子が、暖かく描かれている作品だと思います。
物質的な豊かさはないし、お友だちが近くにいるというわけではないけれど、想像力があれば、心豊かに生きていけるということが伝わってきます。
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夏休みの自由研究にも役立ちそうな内容
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投稿日:2011/01/10 |
生物・虫好きな息子。
松岡達英さんの本はよく読んでいます。
で、表紙の松岡達英さんという文字だけで借りてきたのですが、中を見たらいつもの松岡さんとどことなく絵の感じが違いました。
もう一度表紙をよく見たら、下田智美さんという方の絵本で、松岡さんは構成を担当だったんですね。
借りる時に表紙をよく読みなさいという感じですが。
案内役が女の子なので、あまり生き物に興味がないという女の子でもとっつきやすそうな感じがしました。
絵もとてもきれいです。
採取の仕方、海藻の調理法などもあって、これ一冊でもとてもいろいろなことがわかりそうな本だと思います。
夏休みの自由研究にも役立ちそうな内容だと思いました。
海に行く前、行った後に見るのもよさそうです。
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赤羽末吉さんの挿絵
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投稿日:2011/01/09 |
赤羽末吉で検索していたら出てきたのがこの本でした。
岩波子どもの本で『かにむかし』が出版されている木下順二さんの作です。
表題作の『わらしべ長者』はもちろん「大工と鬼六」「見るなのざしき」など有名な昔話が網羅されていて、一日一話的に読み聞かせができます。
昔話、自分で読めるようになっても耳で聞くのがやはり楽しいようです。
息子も毎日のように『わらしべ長者』の本とリクエストしてきました。
「三年寝太郎」ってこんなうまい具合にいく話だったんだ、「天人女房」って中国にも似たようなお話があったなあなど
私にも新たな発見がありました。
中には「彦市ばなし」もあったので、先に他の本で読んでいた息子が「この話はこうでしょ」と言ってくる場面もありました。
絵が赤羽さんで、この本に収録されているお話の中には赤羽さん絵で絵本になっているものもありますが、
絵は違うのでこれはこれで楽しめました。
日本のものも海外のものも昔話は息子とたくさん読んでいきたいと思っているので、
昔話がコンパクトに集まったこの本はお薦めです。
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ドタバタ喜劇
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投稿日:2011/01/07 |
アーノルド・ローベルの作品が新刊コーナーにあったので、「あれ?」と思いながら手にしました。
最近、ドロシー・マリノだったり、マンロー・リーフだったりと、本国では古いものの日本では未邦訳だった作品を新刊でよく見つけるようになりました。
ひよこのアーサーがいなくなり、めんどりかあさんが探します。
途中でふくろうにバトンタッチするところや、捜索中のドタバタぶりがおもしろかったです。
見つけた場所も「ああこんなところに」と思うようなところでした。
人間の目から見ると、これでよかったのか?とちょっと思うような個所もありましたが、
結末には子どもはほっとできるだろうと思います。
児童書タイプですが、絵もふんだんに入っているので児童書の一人読みとしても楽しいお話だと思います。
まだローベル作品で未邦訳のものはあるのでしょうか。あったらぜひ読んでみたいです。
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抄訳版
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投稿日:2011/01/07 |
偕成社文庫で『家なき少女(下)』を読みました。
上巻がなかったので、前半のお話がどうなっているのか知りたくて借りてきたのですが、
同じ偕成社のものでも文庫は完訳、こちらの世界名作選では抄訳ということもあり、読んだ感じが違いました。
こちらの方がアニメの『ペリーヌ物語』に近い感じを持ちました。
絵もか細い感じのペリーヌで、同じ話でも大分違ってくるものなんだなあと思うと興味深いものがありました。
こちらの本は息子一人でもすらすらと読んでいて読んだ満足感はあったうようです。
大人としては完訳版の本がやはり読み応えがありました。子どもの時にも私はきっとこの抄訳版を読んでいたのだと思います。
大人になってからもまた読む機会が巡ってくるとは思いませんでしたが、子どもの頃は結構好きなお話でした。
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ペリーヌ物語の原作
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投稿日:2011/01/07 |
BS2で現在『ペリーヌ物語』が放映中で、家族で見ています。
今後どうなるのか、私はアニメも見たことがあり原作も読んだことがあるので知っていますが、知らない息子のために、下巻だけ見つけたので買って読み聞かせをしました。
ちょうどアニメは上巻が終わったぐらいのところだったので、次にどうなるということがわかってよかったようです。
子どもの頃に読んだのは抄訳で、この本は完訳ということもあり、ペリーヌの性格は、アニメよりも抄訳よりももっとしっかりとしてしたたかなところもある少女だったのだと思いました。
アニメになると小公女もそうでしたが、日本人好みのしっかりはしているけれどもか弱いところもある線の細い女の子になってしまうんですね。
その方が日本人受けするからということなんでしょうか。
アニメでは母親はイギリス人ということでしたが、完訳ではインド人ということになっているので、
祖父が父の結婚に反対した理由というのも飲み込めました。
甥が二人いたり、ペリーヌの家庭教師がいたりと、アニメではない設定もあり、驚きました。
もう一つ工場長のタルエルがアニメよりも陰湿で怖い存在に感じました。
マロは孫娘のペリーヌのためにこの小説を書いたそうですが、いろいろな困難に直面した時の処世を学ぶ小説でもあるように感じました。
当時の労働問題も含まれていて、読み応えがありました。
上巻ではどのように描かれているのかぜひ読んでみたいです。
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この本、すごいです
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投稿日:2011/01/06 |
松岡享子さんと長新太さんでまだ読んだことがない本だと思って借りてきたのですが、
この本、すごいです。
「あ」というタイトルでは文頭が「あ」から始まる言葉でナンセンスなストーリーが展開していきます。
それぞれの言葉の響きも楽しめて、同じ言葉はあまり使われていない上に、ストーリーにもなっていると。
それが五十音順であるんですよ。
とてもすごいことだと思いませんか。
長さんの絵もこのナンセンスなスートリーにぴったりです。
読み聞かせしていると、早口言葉のようにすべりがよくて、どんどん調子づいて、あっという間に終わってしまいました。
松岡さんの言葉のセンスの良さが光るこの作品。
こんな作品もあったんですね。
松岡さん、多才な方だなあと改めて思いました。
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おもしろいタイトル
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投稿日:2011/01/06 |
おもしろいタイトルで手にとったら、レイモンド・ブリッグズだし、訳は青山南さんだしということで読んでみました。
こまわりがあるので、読み聞かせにはちょっと不向きですが、読み聞かせしました。
でも、最近息子は耳だけで聞いているので、内容はわかりにくかったと思います。
最初、水たまりとはあまり関係なさそうな孫に翻弄されているおじいさんの話なので、「あれ?」と思ったのですが、
途中からわかってきました。
水たまりにも人柄があるのか?キャラクターに合わせてぴったりとした水たまりを選んでくれるおじさん。
すごいです。
とても風変わりな話で、好みでいうとこういう話、私は好きです。
読み終わった後、息子に「これおもしろかったよ」と勧めたら、「お母さん趣味わるー」と言われてしまいました。
息子の言った意味はよくわかりませんでしたが、発想やストーリーは好みかもしれないと思いました。
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