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ウルトラのぱぱ

パパ・60代・宮崎県、男の子21歳

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自己紹介
男の子の父親です。
ひとこと
息子が寝る前に,絵本を読んであげていました。
妻が趣味で集めていた絵本が中心ですが,その感想を絵本ナビに書いています。
絵本に興味を持っているお父さんの参考になれば,幸いです。


おすすめ幼年向け童話(絵本)

公開

ウルトラのぱぱさんの声

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自信を持っておすすめしたい 少しこわいが,読んでみたい  投稿日:2009/04/17
おおかみと七ひきのこやぎ
おおかみと七ひきのこやぎ 作: グリム童話
絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
 たくさん出版されている「おおかみと七ひきのこやぎ」の中でも,この本が一番ではないでしょうか。

 息子には,この本を読む前にも,違った絵本で読んで聞かせていましたので,ある程度のあらすじは知っていたと思います。
 しかし,ホフマンの重厚で細かい描写,リアルな語り口に,息子も夢中で聞いていました。

 子供にとっては,少し怖く感じたようですが,おおかみが粉で手を白くして,こやぎたちをだます場面では,「お母さんじゃない!」と言っていました。

 最後も他の絵本では,おおかみが逃げていったとなっているものもありますが,この絵本では「おおかみがしんだ」とはっきり書かれています。(最後の場面は,少し抵抗がある方もいるかもしれません。)
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 楽しく水について学ぼう  投稿日:2009/04/16
しずくのぼうけん
しずくのぼうけん 作: マリア・テルリコフスカ
絵: ボフダン・ブテンコ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
 科学絵本というと,どうしても説明的な描写が多くなりがちで,子供の興味を引きつけるのは難しいのですが,この絵本は息子も気に入っています。

 村のおばさんのバケツから,飛び出た「しずく」は旅にでました。
 ただ単に,水の変化を描くのではなく,「しずく」という主人公が冒険の旅に出たというところが,子供も面白いのではないかと思います。

 また,水が色々と姿を変えながら,循環しているという不思議さも感じたようで,水道の水を見て,「この水も雨が降って,川に流れた水なんだよ」と自慢そうに言っていました。

 自然や生き物が循環していて,人間もその一部だと感じることで,自然を大切にする心を育んでもらいたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ちからたろうの力強さの本当の意味は?  投稿日:2009/04/15
ちからたろう
ちからたろう 作: 今江 祥智
絵: 田島 征三

出版社: ポプラ社
 まず,田島征三さんの自由で力強い絵に驚きました。(最初は,息子もいつもの絵本と違う絵に少しとまどっていたようでした。)

 こんび(体のあか)から生まれた「こんびたろう」は,百かんめの金棒を片手に修行の旅に出かけました。そして,その力の強さから,「ちからたろう」と名を変え,化け物を退治し,最後はみんなで幸せに暮らしました。
 
 たろうの力強さがよく表現されていて,豪快で愉快な絵本です。息子も「あか」から生まれた子供が大活躍するお話を十分楽しんだようでした。

 しかし,作者の今江さんの後書きには,「ちからたろう」の力は,東北の虐げられた農民たちの貧しさから生まれた力であり,絵本の最後の農民が豊かに,武士が小さくなって暮らす世界は,その農民の夢見るユートピアだと書かれています。

 今の息子にはこの昔話の楽しさを味わってもらうだけでいいと思いますが,少し大きくなった時に,昔話の持つ違った面も教えてあげなければと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 春を体で感じてみよう  投稿日:2009/04/15
14ひきのぴくにっく
14ひきのぴくにっく 作: いわむら かずお
出版社: 童心社
 「14ひき」シリーズは,何度読み返しても楽しい絵本です。
 このピクニックで描かれているのは春。今の季節にピッタリの絵本です。

 14ひきは,お弁当を持って,野原へ出かけます。季節は春,野原に行く途中も,春を感じさせる自然が一杯です。
 息子も「ここにカエルがいる!ここにはテントウ虫が隠れているんだよ」と昆虫を指さして,自慢げに教えてくれます。

 子供に,この絵本のような自然を体験させてあげることは,無理かも知れませんが,虫や植物,日常のほんの小さなものでも,季節を感じることができることを教えてくれる絵本だと思います。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい のんびりしたカバの一日  投稿日:2009/04/14
かばくん
かばくん 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
 絵本を読み始めた頃に最適な1冊だと思います。

 動物園でのカバの1日を描いているのですが,短い文章ながら,声に出してみると,何ともいえないリズム感があります。
 「どうぶつえんに あさが きた」「いちばん はやおきは だーれ」「いちばん ねぼすけは だーれ」ゆったりとした文章で,カバの大きさやのんびりした感じがよく伝わります。
 絵も,カメとの対比でかばの大きさが強調されたり,とても考えられていると思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う お母さんの優しさと力強さ  投稿日:2009/04/14
ちいさなヒッポ
ちいさなヒッポ 作・絵: マーシャ・ブラウン
訳: 内田 莉莎子

出版社: 偕成社
 マーシャ・ブラウンさんの美しい木版画で描かれた,カバの親子の物語です。

 カバのヒッポは,お母さんといつも一緒。お母さんに,カバの言葉を教えてもらっていますが,まだうまく話せません。
 ある日,一人で遊びに出かけ,ワニに襲われてしまいます。

 お母さんがヒッポを助ける場面は,お母さんの力強さがとてもよく表現されていると思います。(息子も,お母さんカバの迫力に驚いていました。)

 多色刷りだと思われる版画は,水や空の色が美しく表現されるとともに,動物の力強さもよく描かれています。
 
 お母さんの優しさと力強さがよく描かれている1冊です。
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自信を持っておすすめしたい フレデリックの生き方  投稿日:2009/04/13
フレデリック
フレデリック 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
 大好きなレオ・レオニの絵本の1冊。

 暑い夏の午後。のねずみたちは,冬に備え食料を蓄えていました。しかし,フレデリックだけは何もせず,ぼんやり過ごしていました。そして,寒い冬がやってきました・・・・。

 最初に息子に読んであげた時,「アリとキリギリス」の印象が残っていたみたいで,何か納得できない様子でした。
 確かに,「働かざる者食うべからず」的な教訓も,必要なのでしょうし,集団生活では,ある程度他人と同じ行動をとることも必要なのでしょう。
 しかし,フレドリックの様に他人と違った考え方や行動が,否定されるのではなく,それが役に立つことがあることも子供に知ってもらいたいと思いました。
 また,そのことを受け入れることができるように育って欲しいとも思いました。
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自信を持っておすすめしたい ねこが大好き  投稿日:2009/04/11
だいちゃんのちびねこ
だいちゃんのちびねこ 作・絵: やまもと まつこ
出版社: ポプラ社
 だいちゃんが拾った捨て猫。「ちび」と名付けられ,だいちゃんの家で飼われることになりました。
 だいちゃんとちびは,いつも一緒。食べ物も,はんぶんこ。
 しかし,ちびはぐんぐん大きくなって,家におくことができなくなってしまいます。

 だいちゃんが子猫を愛する気持ちが,素直に伝わってきます。途中,ちびが大きくなりすぎて,動物園に入れられる場面も,あまり違和感なく,読むことができました。

 我が家にはペットがいないのですが,この本を読んで上げた時に,息子が,「猫を飼って大きくなりすぎたら,どうしよう」と心配していたことを覚えています。

 表紙にだいちゃんとちびの絵が描いてあるのですが,お互いを信頼しきっている優しい表情が印象的で,大好きです。
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なかなかよいと思う 少しなつかしいせっけんの記憶  投稿日:2009/04/11
せっけん つるりん
せっけん つるりん 作・絵: 今井 弓子
出版社: 岩崎書店
 男の子がおじいちゃんとお風呂に入っていました。ところが,せっけんが滑って,窓から飛び出してしまいます。男の子は,そのせっけんを追いかけていくのですが・・・・。

 最近は,液体のボディーソープとシャンプーで,せっけんを使わない家庭が多いのではないでしょうか。私の家もせっけんは使っていないので,息子にせっけんの滑る感じが伝わるのかなと思っていました。(後で聞くと,妻の実家のお風呂で「せっけんつるりん」とやっていたようです。)

 文章もリズム感があって,せっけんが滑る場面になると,息子も一緒に「つるりーん」と言って楽しんでいました。

 私の年代にとっては,少し懐かしい感じがする1冊です。
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自信を持っておすすめしたい もりたろうさん頑張れ  投稿日:2009/04/10
もりたろうさんのじどうしゃ
もりたろうさんのじどうしゃ 作: おおいしまこと
絵: きただたくし

出版社: ポプラ社
 この絵本は,息子というより私のお気に入りの絵本です。

 郵便屋さんのもりたろうさんは,60歳になって,自動車を運転しようと一念発起します。
 そしてやっとの思い出手に入れた赤い自動車で,途中で助けた犬と一緒に,孫のももこちゃんに会いに出かけますが,大変な事件に巻き込まれます。

 自動車に乗って巻き込まれる事件も面白いのですが,もりたろうさんが車を手に入れるまでの過程に惹かれます。
 自動車教習所に通い免許を手に入れ,おんぼろ自動車を自分の手で修理します。そんな過程を知ることで,自動車を愛するもりたろうさんの気持ちが,より一層伝わってきます。
 
 最後は,ハッピーエンドで終わりますが,もりたろうさんの優しさが心に響く絵本です。
参考になりました。 0人

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絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

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