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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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はじめてのクリスマス(偕成社)

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 新学期 気が 重たげな お子さんに  投稿日:2009/08/24
さるのオズワルド
さるのオズワルド 作: エゴン・マチーセン
訳: 松岡 享子

出版社: こぐま社
 『あおい目のこねこ』のエゴン・マチーセンさんの作品です。

 左ページに文、右ページに絵というおなじみのスタイルです。

 詩のようなリズムがあって、すいすい読めます。
 どのページも最初の文の言い回しに、シャレのある言い間違いがあり、笑いを誘います。訳者さんは大変っだったろうなと思います。

 ストーリーは、さるの群れの中の事。
 ボスざるのいばり屋に、みな辟易しているのに…。

 オズワルドの、行動がボスざるを変えていくところが、痛快ですね。

 新学期が始まり、ちょっと苦手なクラスメイトとも生活していかなければならないこどもたち。
 気が重たげなお子さんに読んであげてはいかがでしょうか。
 きっと、二度目は自分で読むと思います。

 大人の社会では、嫌な事を「嫌だ!」とはっきりと言うことは、たくさんの軋轢を生みます。
 でも、幼い時は直球勝負で相手にぶつかって行くと、相手も幼く、こちらの心中に初めて気づき、あらためてくれる事も多々あるのではないでしょうか。

 息子も、「嫌だ!やめて!」をハッキッリいうことを学んだ一冊でした。
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自信を持っておすすめしたい 品種改良に着手しなければ  投稿日:2009/08/21
トマトさん
トマトさん 作: 田中 清代
出版社: 福音館書店
 表紙絵に「うわ〜〜〜〜〜、迫力あるう〜〜〜〜〜。」でした。

 これは、インパクト抜群。

 また、トマトさんの顔が、マツゲがあって、妙に艶めかしくも見えちゃって。

 さて、扉絵でも、すごい存在感。

 
 夏の日差しの強さにバテ気味のご様子。

 身軽なミニトマトさんたちは、コロコロ転がって、小川へ。

 トマトさんは、重量感たっぷりで身動きできず…。


 表情豊かなトマトさん、一度読んだら忘れられないキャラですね。

 こんなに太陽の光を浴びて、真っ赤に熟れてるトマトは、この季節ならはですよね。
 
 冷たい小川に入ったトマトさんの、歓喜の表情が大好きです。

 
 息子は、野菜全般ほとんどOKです。とくに、トマトは通年欠かせません。

 表紙を見て、「この大きさのが食べてみたい。」って一言。
 来年、我が家庭菜園で、「トマトの品種改良に着手しなければ。」と大笑いしました。
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自信を持っておすすめしたい 待ちかまえるように笑いの準備をしてました  投稿日:2009/08/21
ゴリラのパンやさん
ゴリラのパンやさん 作: 白井 三香子
絵: 渡辺 あきお

出版社: 金の星社
 この絵本に出会う前から、わたなべ先生のレフグラフ版画の大フアンでした。家にも、5枚飾っています。カレンダーも、先生の作品のものが手に入れば、かけていました。息子のお友達へのプレゼントにも、先生の版画を贈ったこともあります。

 ねこちゃんで、おなじみの先生が、どんなゴリラさんを描くのか楽しみで、当時購入しました。

 あきの おわり ゴリラの ぱんやさんが

 おかの うえに

 ちいさな みせを ひらきました。


 お店を開いても、なかなかお客さんが集まらず…。パンに問題はない

のに…。

 ぱんやさんの工夫が、かわいらしいんです。やっと、お客さんが来た

かと思ったら…。

 3歳頃息子におおうけでした。

 ぱんやさんのお客さんへの第一声を、声色を変えて読んだのが良かったようで。パン屋さんの台詞になると、待ちかまえるように笑いの準備をしていましたっけ。やっぱり、思いでのたくさんある本は、本箱に残りますね。あの時の息子の笑い声が、思い出されます。

 最後のページもあったかくて素敵です。

 秋に入ったら、手に取ってみてください。
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自信を持っておすすめしたい 結構 辛口な 攻撃の 応酬  投稿日:2009/08/21
ぬ〜くぬく
ぬ〜くぬく 作: 飯野 和好
絵: 山本 孝

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
  表紙絵から、日本の田園風景が見開きで描かれています。
 お寺さんの境内で、穏やかな秋の陽を浴びながら、干しだいこんと干しいもが会話をしています。
 本編、開いて大爆笑。だいこんさんたちのアップと欲しいもさんたちのアップ。
 
 ええ天気じゃのう おお、ぬくいのう

 という、絵の山本先生のふるさと愛媛県の方言でしょうか?
 ゆったり、のんびりな口調ながら、結構辛口な攻撃の応酬。
 お互い保存食としての優秀さを自慢しあっています。

 樽に漬かったたくあんのページは、糠のにおいがたちこめてきそうなリアルさです。息子はソフトクリームくんのヘアスタイルに惚れちゃいました。

 出版社を見て、社団法人 農産漁村文化協会。
 やはり、日本の食文化の見直し推進の絵本だったんですね。

 文が、“ねぎぼうずあさたろう”シリーズの飯野先生っていうのも納得です。だいこんさんとほしいもさんの会話が、全て「  」が、つけられず、交互に言葉が交わされているので、煩わしさが無くとてもスムーズに読めました。

 お話し会で、使って見たい作品だと思っていましたから、今秋、機会があれば、中学年〜高学年に読みたいです。
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自信を持っておすすめしたい 『かわいそうになぁ〜。」って笑ってました  投稿日:2009/08/21
ぼくのこともわすれないでよ
ぼくのこともわすれないでよ 作・絵: シャーロット・ミドルトン
訳: 三辺 律子

出版社: ほるぷ出版
 昨年図書館で、背表紙のタイトルに惹かれて、手に取りました。

 表紙絵の女の子の目が、点の大きさに『わたしごのみ〜』と、開いて

みました。
 
 アンナと犬のダドリーのお話のよう。

 とっても愛され、アンナを愛しているダドリー。
 
 そんなあるひ、カメレオンの赤ちゃんのペキートが新しい家族に…。

 ペキートがやってきて、アンナとダドリーの生活のスタイルに変化

が、…。


 夜のアンナとお気に入りの場所で丸くなって、のんびりしているペー

ジが良いですね。ダドリーもこれだけは譲りたくなかったんでしょう

ね。最後のページの、ダドリーとペキート、良い関係ですね。

 
 イギリスの作家さんだそうです。画面割りが、とても自由で独創的で

伸び伸びとしていて、読者を楽しませてくれる構成です。

 新しい家族が増えて、戸惑いそうなお子さんのいる方は、一度呼んで

あげてはいかがでしょうか?

 息子は、一生懸命、自分に関心を集めようとするページのダドリーを

見て、「かわいそうになぁ〜。」って、言いながら笑っていました。
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自信を持っておすすめしたい 絵本の中に入っていって遊びたい  投稿日:2009/08/21
きょだいな きょだいな
きょだいな きょだいな 作: 長谷川 摂子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
 『めっきらもっきらどおんどん』のコンビの作品。

 先月、久々に図書館で借りて、開いて、うなってしまいました。

 この作品は、文が先かしら? 絵が先かしら?文でしょうかねえ。

 リズミカルな文の流れ、そしてリフレーン。擬態語の駆使。

 巨大さが、小さな絵本の中で、しっかりと表現されているリアルで生

き生きとした絵。

 本当に、こどもたちの自由闊達な動きや表情が素晴らしいと思います。

 5歳の頃読んだときは、「こどもが 100にん やってきて」を一

緒に声に出していた我が息子。きつねくんに気をとられ、二度目は一人

できつねくんさがし。三度目もう一度一緒に読みました。


 やはり何度読んでも、子どもならずとも“子ども心”の残っている方は、

この絵本の中に入って行って、いっしょに遊びたくなるんじゃないでし

ょうか。

 息子は、ピアノのページで「ピアノに、遊んでいる子たちの影が映っ

てる。これって、すごいよね。」って、あらためて感心していました。

 読者を安心させる最終ページも大好きです。
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自信を持っておすすめしたい 親の待ち遠しさが切に伝わってくる語り口調  投稿日:2009/08/19
あなたが生まれるまで
あなたが生まれるまで 作: ジェニファー・デイビス
絵: ローラ・コーネル
訳: 槇 朝子

出版社: 小学館
 今日は、我が息子の11歳の誕生日です。

 パーティも終わり、寝静まったよい子(夫と息子)たちのおかげで、

この本を一人で堪能できました。

 息子も大好きな絵本です。
 
 昨年、息子のクラスのお話し会で、「命」をテーマにした時に読みました。
 ちょうど、後日、性教育講座(いのちについて考える授業)が予定されていたので、図書ボランティアのお母さんたちで「命」をテーマでそれぞれに選書しました。
  
 著者のJ・デイビスさんは、アメリカチャールストン在住の4児の母だそうです。3番目のお子さんがお腹にいたとき作った作品だそうです。

 左ページに、生まれるまで何ヶ月という表記。そして左下にその月齢の子の胎内での様子・特徴等が小さく描かれています。
 右ページには、両親等の外の世界の喜び、待ち遠しさ、生活の変化が描かれ、その絵を捲ると、胎児の可愛らしい様子が描かれた仕掛絵本です。

 息子をはじめ、4年生の反応は、非常に真剣でかつこの絵本の絵のユーモラスさから、時に、胎児に対する愛おしさを持った優しい眼差しで聞いてくれました。
 
 あかちゃんが生まれた最後のページまで「長く感じられた」という感想が多く、みんなこうして生まれてきたんだと改めて認識できたようです。

 最後に、我が子のメモリアルテディベアも全員に抱かせ、新生児の重さを確認してもらいました。
その様子が、みんな本物のあかちゃんを抱くような大切な扱い方だったのを眺め、良い一冊だったなと思いました。

 お兄ちゃんお姉ちゃんになる子ばかりではなく、中高学年にも適した
作品だと思います。

 私が何より気に入っているのは、タイトルにもなっている、左のページの“あなたが生まれるまで、あと、□ か月…”という表現です。親の待ち遠しさが、切に伝わってくる語り口調だと思います。

 息子は、お腹の中の赤ちゃんが、おどったりはねたりしているシーン
がお気に入りです。
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自信を持っておすすめしたい 増幅する欲望が ただの愚かな生き物に  投稿日:2009/08/19
なぜ戦争をするのか?六にんの男たち
なぜ戦争をするのか?六にんの男たち 作・絵: デビッド・マッキー
訳: 中村 浩三

出版社: 偕成社
 『春さんのスケッチブック』(汐文社)を読んだ息子に、近くの美術館に“無言館”展が来ているので行こうといわれ、先日、観てきました。

 帰りに、出口近くに、ひら積みにされていた絵本の中で、知らなかったこの本を手に取りました。

 『ぞうのエルマー』・『せかいでいちばんつよい国』のデイビット・マッキーさんの作品でした。

 戯画風のペン画で描かれた寓話絵本という紹介にも惹かれました。

 人間が本来持っている、経済的自由権(財産権)とそれを包括する人権が、皮肉なことに、背中合わせでぶつかっていることが簡潔に描かれています。

 豊かさを求め、その豊かさを守り、さらに「もっと!もっと!」と増幅する人間の欲望が、人を人の道から外れた、ただの愚かな生き物に成り下がらせています。

 エンデイングは、人間の浅はかな愚行の繰り返しを予測させるもので、何ともやりきれない気持ちになりました。

“歴史は繰り返す”という言葉は 、もはや今の時代、負のイメージしか連想させないものになっているようです。

今を生きる私たちは、やはり常に“戦争”という言葉に敏感であるべきだと思わされました。そして、伝えていくことも。

 我が息子「人間て、欲張りだね。僕も人間だけど…。」
“無言館”展を観た直後の車中で、読んでいたので興奮気味で、「戦争が、みんなの人生を変えるって、わかんないのかね。死んじゃった人には、一人一人に別な人生があったはずなのに…。」と、しばらくぶつぶつ言っていました。 
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自信を持っておすすめしたい 画力と 淡々とした文調の ハーモニー  投稿日:2009/08/19
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
 息子が10歳最後の日に再び開いて読んでいました。
 
 最近書店で、懐かしく手に取ってみたら、帯に柳田邦夫先生の“色即是空の世界だ、…般若心経の絵本なのだ。“というコメントに目が行き、帰って来て本箱から出して読んでいたら、息子に奪われました。

 100万回生きても、いずれの飼い主にも心を開かず、飼い猫の立場を疎ましく思い、生きた世界、飼い主そして自分の命を愛せなかったねこ。

 野良猫(だれのものでもない“自分のねこ”)になって、愛するものに出会い、命の消えることはじめて恐れた猫は…。

 「愛に出会えてヨカッタね。奥さんとこれからずっと一緒かな?」という、息子のコメント。

 実に深いい〜絵本です。

 100万回も生きた猫らしく、かわいげのないキャラクターの表情が変化して行くのをみるにつけ、画力と淡々とした文調のハーモニーに、何度読んでも感動させられます。

 大人だけではなく、思春期前あたりから勧めてみるのも良いかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 字と絵の力の相乗効果  投稿日:2009/08/17
すたすたかたつむり
すたすたかたつむり 作・絵: あきやま ただし
出版社: 岩崎書店
 かたつむりくんが、のそのそだけど、気分はすたすた歩いていたら、ニョキっと、足が生えてきて、…。

 字の力、絵の力、の相乗効果で笑えます。
 
 こんな、かたつむりくんを見かけたら、一瞬ビックリして、その後、大笑いでしょうね。

 かたつむりくんの“すたすた姿”が可愛らしくて、勇ましく、そして滑稽です。

 かたつむりくんの出会う、キャラクターもみんな、どこかおとぼけキャラです。

 なんといっても、アキレス腱を伸ばしてる姿、最高です。

 見返しからの文字遊び、最後まで、楽しめます。

 充実した一冊でした。

 親戚の5歳の女の子に借りましたら、読む前に、「かたつむりさん。

いすに座っているんだよ〜。おみじゅ飲んでるの〜。」って、このペー

ジがお気に入りのようでした。 

 あきやま先生、また、やられちゃいました。
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