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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい こんな雰囲気の表現になるのかぁ〜  投稿日:2011/06/11
桂かい枝の英語落語 猫の茶わん
桂かい枝の英語落語 猫の茶わん 作: 桂かい枝
絵: たごもりのりこ

出版社: 汐文社
 タイトルの英語落語に興味を持ち借りてきました。

 桂かい枝さんは、古典落語の活動のほかに、1997年から英語落語の海外公演を始め、これまで13カ国83都市で320回を越える公園を成功させていらっしゃいます。

 こちらの「猫の茶わん」は、したたかな古道具屋が商売の道中、峠の茶店で猫の飯茶わんに目を付け、間違いなく値打ち物の「梅鉢の茶わん」と気づき、一計を案じ手に入れようと策を凝らすも、上を行くしたたかさの茶店の主人にいっぱい食わせられるというお話です。

 英語文と日本語文が同時に一見開きに載っているので、お話を知らない方は、最初日本語文で楽しみ、二度目は英語文で読まれるのが良いでしょう。

 冒頭の“A bowl of tea ,pleaase.”から、日本の茶わんの雰囲気が出ているなぁ〜、とニヤニヤしながら読みました。
 落語の調子で大声で元気良く読んでいたら、息子が覗きに来て奪われました。
 お話の筋は知っていましたが、「英語文にすると、こんな雰囲気の表現になるのかぁ〜」と息子も笑いながら読んでいました。
 解らない単語もあったようですが、辞書を横に再度一人で読んでいました。
 
 小学生でも英語を学習しているお子さんなら楽しめるかと思います。
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自信を持っておすすめしたい 子どもの目線に降りた見事な心情表現。  投稿日:2011/06/11
ぼくが父さんなら
ぼくが父さんなら 作: シャーロット・ゾロトウ
絵: ヒラリー・ナイト
訳: みらい なな

出版社: 童話屋
 父の日も近いのでと図書館で検索し見つけました。
 「わたしが母さんなら」と同年日本で初版となっている作品です。
 
 毎回驚くのは、ゾロトウさんの子どもの目線に降りた見事な心情表現。

 主人公のジョンの少年期ならではの不満と可愛らしい背伸び。
 子どもの子どもらしい魅力が、見事にスナップ写真のように各見開きに集められています。

 吹き出してしまったのは、“しゅくだいがギリギリになっても「なんできのうやらなかった」なんてもんくをいわない”のくだり。

 ラストのおちも「ジョンは結局とってもお利口さんなのねぇ〜、ぐちぐち言っているうちが可愛いのよねぇ〜」と思いました。
 
 お父さんもお母さんも読んで笑ってください。
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自信を持っておすすめしたい 大切な人を失った経験のある大人の方へ  投稿日:2011/06/11
ぶたばあちゃん
ぶたばあちゃん 作: マーガレット・ワイルド
絵: ロン・ブルックス
訳: 今村 葦子

出版社: あすなろ書房
 あっという間に逝ってしまった大切な友人。
 その数週間後、小学校のお話会に参加し、ボランティアメンバーのお母さんたちに、喪失感でいっぱいの胸のうちを少し話したら、一人のお母さんから勧められました。

 手の施しようの無い病状に覚悟を決めて、逝くまでの段取りを全て整えて旅立った友人と重なるお話でした。

 わが身に置き換え、果たしてこれだけはらをくくれるかと考えると、友人の毅然とした生き方に敬服してしまいます。

 最後の一夜をぶたばあちゃんと過ごした孫娘の様子に涙がこぼれます。
 そして、ラストの朝焼け?を見つめる孫娘の姿が、おばあちゃんをきちんと見送れた満足感と、“愛する人の死”を受け入れた凛とした様子に見えました。

 大切な人を失った経験のある大人の方向けの作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 作品に漂うユル〜イ空気がたまらなく好き  投稿日:2011/06/11
おとうさんのえほん
おとうさんのえほん 作・絵: 高畠 純
出版社: 絵本館
 父の日も近いしぃ〜、と探していて見つけた高畠作品。

 も〜、笑わせてくれますねぇ〜。
 作品の中に漂うユル〜イ空気がたまらなく好きです。

 人間界もそうだけれど、お母さんみたいにセカセカしていないのが、お父さんの魅力かな?
 外でエネルギーを使い果たして来ているからか、小さな事にはこだわらず、の〜んびりゆったりしている感じが子どもたちを惹きつけちゃうのかな〜?
 さらに、この作品に登場するお父さんたちのような、突飛な行動・お母さんでは思いつきもしない発想。
 やっぱりお父さん素敵です。

 そうそう高畠先生もお父さんなんですか?

 私はラストのライオンのお父さんが好きです。
 息子は、ぶたのお父さんが気に入っていました。
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自信を持っておすすめしたい あ〜、この柔らかさが無くなってきたなぁ〜  投稿日:2011/06/11
真二つ
真二つ 作: 山田洋次
絵: 鈴木 靖将

出版社: 新樹社
 「めだま」も楽しみましたが、こちらの作品も素敵な創作落語絵本です。
 
 噺の枕も愉快で、スーッと落語の世界へ入って行けます。

 神田錦町の古道具屋の甚平衛さん。
 少しばかりずる賢いところが無くちゃ勤まらない商売。
 甚平衛さんには、難しいようで霊験あらたかな成田のお不動様へ祈願に出かけることに。
 当時は片道二日がかりの大仕事。
 夜は浦安に泊まり、翌朝成田へ。

 お参りを済まし、帰路昼飯時に民家の縁先を借りる事に。
 このあたりが当時ののどかで人情味ある様子です。

 さて、お茶など出してもらってにぎり飯を頬張っていたら、豊作の大根が、竹ざおが間に合わず、薙刀にまで掛け干してありました。
 刃先に止まるもの触れるもの見事なまでの真っ二つぶりに、や?や?っと目を凝らして見れば、備前の国の名刀匠の作品。
 そこで、甚平衛さんは、この薙刀を上手く安価で譲り受け、・・・。

 この後の甚平衛さんの行動が、やはりお人よしの商売上手とはいえない所以と納得しつつ大笑い。

 池の中に投げ込まれた刃先を拾おうと飛び込み、わが身も真っ二つになってしまうくだりは、聞くだけならば笑えますが、大人の私にはちょっと背筋が凍るようなブラックユーモアとして、引きつってしまいました。

 息子は、なんとも淡々としたものでカラカラと笑っていました。
 あ〜、この柔らかさが無くなってきたなぁ〜。 
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自信を持っておすすめしたい 上品なユーモアに溢れる可愛らしい作品  投稿日:2011/06/01
ロンドンのマドレーヌ
ロンドンのマドレーヌ 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
 ルドウィッヒの“マドレーヌ”シリーズは、何年経って読んでもいつも期待を裏切りません。

 初版は1961年(日本では2001年)の作品です。
 パリにある蔦の絡まる古いお屋敷に12人の女の子が2列に並んで、シスター(ミス・クラベル)と住んでいるこのお話。
 今回はお隣に住んでいたスペイン大使の息子さんぺピートがロンドンへ引越しして行った所からお話が始まります。
 友だちと別れ食欲も無く衰弱しきったぺピートを慰め励ます為に、マドレーヌたちは、ロンドンへ飛びます。

 ぺピートへのプレゼントを何も持ってこなかったというミス・クラベルに、いとも簡単に「馬をあげよう」と提案するマドレーヌ。
 大人の読者には、ミス・クラベルの経済事情やら、受け取る側の迷惑まで、先読みしてしまうのですが、物語は小気味よいほどハッピーな展開に。
 何度読んでも、上品なユーモアに溢れる可愛らしい作品です。
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自信を持っておすすめしたい いいえ、み〜んな悩むのよ。  投稿日:2011/06/01
わたし、ぜんぜんかわいくない
わたし、ぜんぜんかわいくない 作・絵: クロード・K・デュボワ
訳: 小川 糸

出版社: ポプラ社
 自我意識の芽生えでしょうかねぇ〜。
 外見が気になるお年頃の女の子ステファニーの独白です。

 パパは、わたしが かわいいって。
 そんなの ウソだもん。
 パパは、わたしのことが 大好きだから、 そう見えるだけ。

 ここから、自分の外見について、雑誌のモデルさんやらクラスのヴァネッサやらと比較して、ど〜んと落ち込んでいます。

 みんなは こんなことで 悩まないの?
 という中盤の言葉に、思わず「いいえ、み〜んな悩むのよ。」と心の中で答えながら読みました。

 さて、このお話はどうやって結ばれるのかと心配でしたが、素晴らしいエンディングでした。

 外見(見た目)の美しさは、見飽きる事も。
 しかし、内面の美しさは、見飽きるどころかますます引き込まれてしまうもの。

 ここまでは、「そう そう」と納得。
 この作品の素晴らしさは、“自分で自分の美しさに気がつけば、もっともっと、かわいくなれる。”というくだりが、思春期の読者の背中を優しく押してくれる温かさがあります。

 小学生なら高学年からが、お薦めします。
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自信を持っておすすめしたい とっても読みやすかった  投稿日:2011/06/01
12の星のものがたり
12の星のものがたり 作: tupera tupera
出版社: ヴィレッジブックス
 これから夏に向けて、星座観察の宿題が出る学年のお子さんもいるかと思います。

 こちらは、星占いでおなじみの12星座の物語。
 ギリシア神話からのお話です。
 自分の星座の物語を楽しんでから、最初に戻り読みました。
 コラージュとは信じがたい素晴らしい魅力的な絵です。
 作品にピッタリだと思います。
 
 各星座、一見開きでお話が完結しているので、とっても読みやすかった。
 息子は、ギリシア神話についての興味が再燃したようで、また私の書棚を荒らされそうです。
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自信を持っておすすめしたい ひとつひとつ素直に頷きながら・・・  投稿日:2011/06/01
おひさま
おひさま 作: やすい すえこ
絵: 葉 祥明

出版社: フレーベル館
 やすい先生のご長男誕生の夜明けのご体験をもとに綴られた作品だそうです。
 優しく美しい言葉で語られるお日様についての詩的な文に、ひとつひとつ素直に頷きながら読みました。
 お日様の大きさを改めて感じ、感謝する気持ちになれました。

 若い頃から大ファンだった葉祥明先生の絵に癒される思いで、一冊を堪能しました。
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自信を持っておすすめしたい あ〜、こういう名前のお花だったのかぁ〜  投稿日:2011/06/01
じっちょりんのあるくみち
じっちょりんのあるくみち 作: かとう あじゅ
出版社: 文溪堂
 じっちょりんの小ささに驚き笑い、そしてその活躍に「そうか〜、じっちょりんが頑張って種を運んでいるのか〜」と妙に納得してしまいました。

  カズコ・G・ストーンさんの「きんいろあらし」(福音館書店)などでお馴染みの“やなぎむらのおはなし”シリーズと通ずるものを感じます。

 こちらの作品は、人間もしっかり登場し、じっちょりんのサイズが良く伝わってきますし、春の季節に道端に咲く花の描写もリアルで美しい。
 あ〜、こういう名前のお花だったのかぁ〜、と親子でしみじみ眺めました。

 名も無い花など無いですよね。
 皆名前を持っているんですね。
 これから散歩で目にする道端の花に屈んで挨拶してしまいそう。
 そして、じっちょりんを捜してみようかなぁ〜。
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