出版社おすすめ

  • 戦争は、

    戦争は、何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ。戦争は、物語を語れたこともない―? 気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし、野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争。自らも独裁政権に抗した、ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で、戦争の残酷な本質を描く。今こそ読まれるべき、衝撃的な絵本。


    ■訳者からのメッセージ
     「戦争」とは何でしょう。何から生まれ、どう大きくなり、私たちに何をするのでしょうか。
      この絵本は、短い文章とシンプルな絵で「戦争」という化けものの正体を暴いていきます。ですが、この絵本に物語はありません。「戦争は、物語を語れたことがない」からです。この絵本を手に取って「こわい」と感じる人もいるかもしれま…続きはこちら >>>

  • ゆきのもりのおくりもの

    あしたはクリスマスです。でもパパは仕事で大いそがしで、ソフィーはひとりぼっち。翌朝、すてきなことを探しにでかけると、吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い、大きな森へたどりつきます。青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ、小さなもみの木を見つけたソフィーは、いいことを思いつきます。オーロラきらめく北欧の心温まるお話。

  • ぼくらにできないことはない

    宇宙船にのってやってきたぼくら。いっしょに乗れたのは、ママと大好きな犬のキングだけ。パパはここにいない。遠いところで、パパはどうしてるのかな・・・・・・。家族とはなればなれになってしまった2人の、少し切なくておかしな日常。自分を信じる勇気をくれる、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞作家が描く希望の絵本。

    ■推薦の言葉

    ぼくが今、あこがれる作家がいるとしたら、まちがいなくエーヴァ!
    今とこれからをきちんと描いているから。
    エ−ヴァの絵にはいたずらなこどもの目線と落ちつきはらった色の配置があって、一見、静かだけど、こどもが放つそのもののエネルギーを感じるんです。
    ──荒井良二

    宇宙船でやってき…続きはこちら >>>

  • ぼくの中にある光

    嵐のような心を持てあますゾフィア。暗がりや大きな音が苦手なトム。それぞれ親ひとり子ひとりの生活が気に入っていたのに、ゾフィアの父親とトムの母親が恋人になったことから、家族としての新しい暮らしがはじまった。互いを受け入れられないふたりは……。優しさとは、勇敢さとはなにか。注目作家が描く11歳の心。

ユーザーレビュー

  • とっても素敵な絵本

    5.0

    まずこの本は猫が好きな子にはおすすめだと思います。とってもかわいらしく、そしてとっても素敵な絵本だからです。猫じゃなくて他の物になりたい。そんなことって誰にでもありますよね。でも最後に周囲の人の存在が自分を変えてくれたり、色々なことに気づかせてくれたり。この本はそんなことが学べる素晴らしい1冊だと思います。...続きを読む

  • 王さまの猜疑心がこわい

    4.0

    お話としては、面白いです。 9人のきょうだいたちが、それぞれの強みを生かして王さまと対峙していく。 でも、最初は「倒れた柱を直してくれたら、褒美をとらす」と言っていたのに、直してもらったことへの感謝どころか、どんどん猜疑心に支配されていく王さまの様子がすさまじい。 そんなに?!と、途中から、狂気のストーリーにおぞましささえ感じました...続きを読む

  • お洒落なイラストです

    3.0

    よく知られたペローのこのお話。三びきのやぎのがらがらどんで有名なマーシャ・ブラウンさんが描くと、このようなお洒落な雰囲気になるのですね。そのお話に一番あった技法で描かれる作家さん。流れるような線がこの洒落た話にピッタリです。...続きを読む

  • おさるのジョージと子どもたちの笑顔

    5.0

    いたずら好きのおさるのジョージですが、偶然に連れて来られた子ども病院で、とても素敵なクリスマスを演出したと思います。 人懐っこさと明るい性格が、子どもたちを笑顔にしてくれたのです。 このシリーズを好きな人にはピッタリのクリスマス絵本です。...続きを読む

  • 心にしみいる

    5.0

    仕事で忙しいパパはクリスマスのパーティーを開くことができず、ひとりぼっちのソフィーは外にでます。そこからのファンタジックな展開にひきこまれました。文章も素敵で心にしみいってくるよう。ほわりと心があたたまるようなお話でした。また、絵が幻想的で、ラストは圧巻! 大好きなクリスマス絵本になりました。...続きを読む

全ページためしよみ
年齢別絵本セット