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宮西達也さん×カナガキ事務局長スペシャル対談!
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腹ペコオオカミは、ある日、 森で病気のコブタを見つけます。 すぐに食べようとしたけれど、 コブタが元気になってから…と オオカミは自分の家に連れ帰り、 看病を始めます。
そんな2匹の近くには 彼らを見つめる シニガミさんがいたんです――。
命の尊さ、人との関わりの大切さを伝える作品 ハラハラドキドキ、最後にホロリ…、 宮西達也先生の真骨頂が十二分に味わえます!
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中学生くらいの子どもたちの会話を聞いていると、いとも簡単に「死ね」という言葉が出てきてびっくりします。私にとって“死”とは簡単に口に出せない言葉なのです。
遊びのように「死ね」と口走る子どもたち、テレビではお笑いタレントがネタとして「死ねばいいのに」・・・
みんな本当にその言葉の重さをわかって言っているんだろうか?
西宮さんのお話は、生きること、死ぬこと、愛すること、そういう本当はとっても怖いけれど
本当の意味でわかっている必要があることを、小さな子どもたちにわかりやすい言葉と絵で表現されていて感心します。
こういうお話にたくさん触れることでいろいろな思いを疑似体験していくことは、子どもの心の成長のための栄養になっていくと思うのです。
そして大人の私たちにも普段忘れていたことを思い出させてくれる。そんなお話だとおもいました。 (ねむこさん 40代・せんせい )
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