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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし」 みんなの声

王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし 作・絵:マシュー・マケリゴット
訳:野口絵美
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2010年04月
ISBN:9784198629465
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 36
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36件見つかりました

  • 小学校での読み聞かせ

    • 将軍亭琴音さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子13歳、女の子10歳、女の子8歳

    小学校での読み聞かせ会に持参しました。
    対象は高学年。6年生を中心に5人来てくれました。

    高学年の読み聞かせでは毎回テーマを決めて
    本を選ぶのですが、今回のテーマは「数・算数の絵本」
    メインになる絵本をホワイトボードに4冊並べて
    最初に来た子に一冊選んでもらって
    それを初めに読むことにしていました。

    一番最初に来たのは男の子。
    で、この本を選んでくれました。
    うっかりしていたのは、この本の数字を
    かくしていなかったこと。
    クイズ形式にすれば盛り上がると、
    こちらのレビューで見ていたのに…
    アリがもらったケーキの分数、聞いてみましたが、
    暗算をあきらめて「えー?わからん」と言うので
    ホワイトボードでさらっと計算して
    答えを言うと「少なっ!」と言ってました。
    倍の倍の方では、カバまで読んでからページをめくる前に
    「さあ、次は象もカバの倍って言うよ。何個かな?」
    と聞きました。すると暗算が出来たのか
    ホワイトボードのさっきの計算を見たのか
    (消さずにおいてあったので)
    みんなで元気よく答えを言ってくれました。
    で、ページをめくって象のページを読みましたが
    象が答えを間違えたところで、みんな笑ってくれました。

    アリとライオン以外の動物は、みんなあつかましく
    高飛車な感じに描かれているので、
    一匹一匹声色や読む速さを変えて
    (例えば亀はゆっくり、インコは早口という感じ)
    それを表現したら楽しいなと思います。

    所要時間約7分ですが、
    クイズをやったらもう少しかかるかな。
    普通の読み物としても十分面白いので
    低学年でもいけますが、やはり分数や掛け算を知っている
    中学年以降の方がより楽しめると思います。

    投稿日:2013/02/13

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  • かずのおはなし

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子0歳

    5歳の息子にはちょっと難しい
    はんぶんのはんぶん、ばいのばい のお話でしたが、
    内容もなんとなーく分かり、
    また動物たちのキャラがとっても個性的で、
    意外に楽しめた一冊でした。
    またこの絵本がきっかけで数に興味を持ったみたい!

    小学校に入ったらまた是非読んであげようと思いました。

    投稿日:2011/12/10

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  • 王さまは動物たちを食事に招待して デザートにケーキを「じぶんのぶんを とって、 となりに まわしなさい」一番にもらったゾウは大きなケーキを半分もらって カバに「なんてよくばりなんでしょう ゾウも 半分だから・・・」自分も半分もらいます 
    このように自分の欲が出るのがみんな 次々  カエルから コガネムシ アリに回ってきたときには ちっちゃくて 半分に出来ないくらいこなごなにそして全部食べてしまうのですね
    ゾウは「これだから アリってのは。じぶんのことしか かんがえちゃおらん。わしははんぶんまわしたぞ」
    他の動物たちも同じように、アリのことを悪く言うのですが・・・・
    みんな 自分のことは見えず人のことが見えて文句言う   
    この 愚かさ うまいこと 描かれていてますね!
    アリは恥ずかしくて 王さまに イチゴのケーキ焼いてきますと約束するのです「それは うれしいな。 ありがとう」
    ライオンの王さまの優しさにも 救われますね。
    ここからが 算数 2個 4個と倍数でふくれていき なんと 一番大きいのを 食べたぞうは 256個パウンドケーキを焼くことになるのです(みんな 負けじとするのです)
    わあ〜 すごい数ね〜
    まじめなアリは 美味しそうな イチゴケーキを焼き上げて王様に持って行くのです。

    王さまは、「なんと みごとなケーキだ。 はんぶんこして、いっしょに いただこう」
    この二人の優しい関係に ほっと 心が癒されます!
    アリの優しさが 王さまに伝わり この絵本の伝えたいところです
    もちろん子供たちは 算数の倍の数に心奪われるかも知れませんが
    ・・・・
    作者の伝えたいことは アリとライオンの優しさかな?
    今度 読んであげたいと思い私なりに 大事なことを伝えたいと思います!

    投稿日:2011/09/15

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  • 分数・倍数

    これは、ある程度の算数の勉強をした後のほうが、より楽しめそうですね。
    入学前の子には、少し難しかったかな。

    でも、ケーキがどんどん小さくなっていく様子には、ハラハラしながら見ていました。

    こういった数のお話は、珍しいですね。

    絵も、独特でおもしろかったです。

    投稿日:2011/08/09

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  • 身近な数学的知識を楽しく。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    表紙のライオンの絵を見ると「ライオン・キング」(ミュージカルバージョン)のシンバを思い浮かべてしまいます。

    本当の主人公は表紙タイトルの『ケーキ』の字のあたりに、さりげなく描かれている赤いアリです。
    このさりげなさがいいですね〜。

    ナビのテロップの部分でこの本の紹介が流れていて、すごく気になって図書館で探してきました。
    一通り黙読してすごく良かったので、うちの子どもたちに読みました。

    ストーリー自体もよくできていますが、この絵本が高く評価されているのは、お話の中に「数」の考え方(計算の仕方)を導入しているからにほかありません。

    副題にも「はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし」と書いてあります。
    こんな風に、日常生活の中で使う数学的知識を小さい頃から身近に触れ合っていれば、
    子どもたちの「数」に対する認識も違ってくると思います。

    また、ライオンの王さまがとてもかっこよかったです。
    上司にあたる人がライオンの王さまみたいなら、部下は自分の力以上のものを発揮できるだろうな。とか、考えてしまいました。
    中身のある、実にいい本に出会えて嬉しいです。

    投稿日:2011/05/22

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  • かずのおはなし

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    王様ライオンが動物達をパーティに招待します。

    動物達はみんな見栄っ張りの欲張りで、少しでも多く食べ物を取ろうとします。

    みんな、半分ずつとって渡すのですが、9回も半分にすれば最後のアリの分は256分の1。

    なかなかすごい数ですね。

    11歳の長男は
    「ちっちぇ〜!!」
    と言っていましたが、8歳の二男はまだよくわからなそうでした・・

    投稿日:2011/03/31

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  • 算数絵本だけどお話もとても良いです

    算数絵本・・・の範疇に入る本なのでしょうが、ストーリーもなかなか含蓄のあるいいお話です。

    王さまライオンに、動物や虫たちから選ばれた9匹がお食事会に招待されます。
    今年初めて招待されたアリが主人公。このアリさん、とても礼儀正しくて思いやり深い、いいアリなんです。
    反面、残りの8匹たちのすごいこと・・・(笑)
    お食事シーンでのあまりの汚しっぷり、読んでいた息子も「あーあ・・・」と言っていました。

    そして、デザートが出てきたところで、この本の《さんすう》的な部分が登場します。
    大きなケーキの分割・・・ここで分数の概念が。
    お礼のケーキを焼く個数・・・ここで倍数の概念が登場です。
    半分の半分の半分・・・とやっていくと、見る見るうちに小さくなっていきますし、倍の倍の倍・・・はあっという間に巨大な数になりますよね。それをケーキという身近なもので表しているので、数の概念がとてもわかりやすくなっています。

    表紙、そして最後のページの王さまライオンの表情がとても優しくていいですね。
    算数絵本、と構えずに読んでも楽しめるいい絵本です。

    投稿日:2011/03/22

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  • 心に語りかけてくる

    初めて王様に食事に招待された動物達。

    アリさん以外の動物達は手づかみで汚らしく、
    食べ物を無駄にしながらガツガツ食べています。
    その姿の醜いこと。。。

    王様からケーキを自分の分だけとりなさいと言われても
    自分の体の大きさに比例する?だけのケーキを
    自分を正当化するような言い訳と共に切っていきます。
    それって、本当はみんなで当分に分ける手もあると
    ちゃあんと分かっているからなんだなと思いました。

    普段娘の大好きなぞうさん達も、とても憎々しげに
    分かり易く善悪分けて描かれています。

    子供にしてみると、アリさんが王様の分のケーキを
    焼いてくると言った時、他の動物達はその倍のケーキをと
    見栄を張る事が分からなかったように思います。
    張り合うにしても「一個でいいのに」と思ったようです。

    このお話は、相手を思いやる気持ち、
    マナー、礼節、等々、心に語りかけてくるところが
    大きかったようです。

    投稿日:2011/02/22

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  • 算数とおもいやりの心

    • ちいニャさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子9歳、男の子4歳

     4歳と9歳の子に読んであげました。4歳は物語として楽しんでいました。9歳の子はかけ算も分数も勉強しているので2倍楽しめただろうと思います。
     王さまライオンの食事会に招かれた9匹の動物達のお話し。9匹の中でアリだけが、礼儀正しく思いやりの心を持っています。後半は3桁までの数字が出てきます。でも絵を見てどれくらいの量なのかは、わかるので4歳でも楽しんで聞いていました。
     大きめの絵本で、力強い絵です。おすすめです。

    投稿日:2010/12/02

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  • 王さまの考え

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    読み終わって色々な思いがわいてくるおはなしです。
    倍数の勉強だけというわけではなさそうです。

    王さまのおだやかな表情を見ていると、招待した動物のなにかを試しているのかなと思います。
    アリの作ったケーキを切る王さまの絵が好きです。
    アリの気持ちを大事にする優しさに満ちていると思います。

    他のページの絵もじっくりと見ていると、それぞれの動物の表情が面白いですね。
    最初のケーキとアリのケーキ以外の食べ物が美味しそうにないんですよね。
    これも何か考えがありそうです。

    投稿日:2010/11/18

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