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もっと複雑なんだけどな
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投稿日:2006/07/08 |
シンプルな絵にわかり易い文章で、ものすごく深い内容を描いています。
なにげない描写なのに、見開き2ページに描かれた人たちは、全員弓矢を体に受けて倒れていたりと、結構衝撃的なシーンもいくつかあります。
最後のページから、また最初のページに戻ることが暗示されており、サブタイトルの通り、「なぜ戦争をするのか」を考え、戦争を繰り返す人間の愚かさを痛感します。
子ども達にも、あまり重苦しくなく、戦争が起こる過程を説くことができます。
ただ、ちょっと簡単すぎるというか、戦争が起こる過程ってこれだけじゃないよね、という感じがあるのです。
もっと複雑なものが混ざっていると思うのです。その人間の感情の複雑さ、国というものの複雑さを抜きにして、簡単に語ってもいいのかという躊躇があり、子どもに読むには少し考え中というところです。
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なんて神々しい!
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投稿日:2006/07/08 |
今回の風来坊は、いばりちらしている戦好きのとのさまが相手です。
とのさま相手に「三日で百体の像を彫ってやる!」と啖呵をきります。『風来坊』の時と比べると、なんとたくましくなったのでしょう。自分で言ったことに青ざめることもなく、とにかく強気で突き進みます。
そして、圧巻は、仏像がずらっと並んだページです。思わずひれ伏してしまいたいほど神々しいのです。
面白い!というよりも、爽やかな風を感じるような気持ちになります。
でも、やっぱり風来坊は、バリバリのヒーローにはなりきれない男。最後のちょっと愚痴めいたセリフが、また、いいですね!
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楽しいんだけど、読むのがむずかしい!
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投稿日:2006/07/08 |
いろいろなあくびがいっぱい出てきて、それだけなのですが、その単純な繰り返しが面白い本です。
飯野さんの絵はあくびにも迫力があるので、こっちまで眠くなってしまいそう!子ども達も大喜びの一冊です。
でも、あまり何度も「フワー」(あくび)が出てくるので、読み聞かせるとき、いろいろ考えすぎて、かえってわざとらしいあくびになってしまいがちなのが、難点です。
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広がるあさたろうワールド
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投稿日:2006/07/06 |
その2で やつがしらのごんべえとの戦いに決着をつけたあさたろう。今回は、次の冒険(というのかしら?)への布石の巻になっています。
あさたろうのおとっつぁんも登場し、あさたろうワールドもまた一歩広がりをみせます。何やら、このあと一悶着起こりそうな予感がします。
1、2巻と比べると、ちょっと内容が大人向けになっているようです。「よしわらに ほうこうに でていた」とか「五十両というはたらきが のこっている」とか「しょうもん」とか子どもには難しい言葉も出てきます。
相変わらず、我が家の次男はあさたろうシリーズが大好きですが、私は、子どもに読むには、1,2巻の方が楽しいですね。ついつい乗ってしまい、浪曲風節回しで読んでしまうのですけれど。
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動物ページでは元気にお返事
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投稿日:2006/07/03 |
娘が小さい頃、母がシリーズで送ってくれました。
子ども達が小さい頃、何度も何度も読んだ本です。みんな律儀に、「どんなおへんじ?」という文の後に、「ピィピィのピー!」とか「わんわんわわん」なんて返事していました。
ところが、ゆうちゃんのところだけは、何故か返事しないんですよね。まして、自分の名前に変えようものなら、とても嫌がっていました。なんか強要されているみたいで嫌だったのでしょうか?
「ゆうちゃんの名前のかわりにお子さまの名前を呼んであげると楽しいお返事遊びになります。」と本の最初に書いてあるのですが、我が家では、全くの逆効果でした。
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妙な感じが受けました
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投稿日:2006/07/03 |
我が家では、随分昔に何度も読んだ本ですが、このシリーズの他の本と比べると、仕掛けに苦労が感じられます。食べ物を口に入れる絵というのは、なかなか難しいもののようで、ちょっと絵に違和感があるのです。
でも、おかしなことに、その妙な感じが受けて、何度も読まされるという結果につながりました。
我が家では、ママがラーメンを食べるところが人気があり、セロテープで補強してあります。
この本では、いつもは一人だけ先生的な役割のママが、他の人たちと同じ行動をしているのも楽しいです。
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楽しいけど、オチが・・
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投稿日:2006/07/01 |
子どもが小さいとき数え切れないほど読みました。
子どもはこういう仕掛け絵本、大好きですよね。
「いないいない〜(ためる)・・・ばあ!!」というこの音が楽しく、「ばあ!」と同時にページもめくられるので、2度楽しいのです。
だからこそ、余計なオチは必要ないのではないかしら?
我が家の子ども達も、ママがお面をかぶっていたページが意外で喜んだという反応は見せませんでした。急にお面が出てくるので、「なに?」という感じでした。
「いないいない・・・・・ばあ!!」だけで、充分勝負できたと思うのですが。
もちろん、十分に楽しませてもらった本なのですが、好意的な感想が多いので、あえて辛口で。
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いないいないばあのオンパレード!
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投稿日:2006/07/01 |
ポップアップ絵本です。
1匹の動物が顔を隠して「いないいない〜」、ページをめくると「ばあ!」と飛び出してきます。動物は変わりますが、この繰り返し。物語なんてないのです。でも、この単調さがたまらない!
子ども達が小さい頃、何度となく読まされました。しかけも良く出来ているので、動物たちがきちんと隠した手を乗り越えるように顔を出してくるのが面白いようです。
あまり何度も繰り返して読んだので、ボロボロ。絵本というよりオモチャの一つという感覚かもしれません。
でも、こんなにボロボロになるまで、遊ぶことができるなんて、親も子どもも大満足です。
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思い合う気持ちがうれしいね
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投稿日:2006/06/26 |
がまくんとかえるくんのお話は、子どもより私の方が好きかもしれません。ちょっとひねったユーモアが子どもには、ストレートに伝わりにくいようです。
でも、この本の「そりすべり」には、親子で笑いました。
二人で一緒にそりに乗って走り出してすぐに、かえるくんはそりから落っこちてしまうのに、そうとは知らず、「きみと一緒だからそりは楽しいなあ」と言いながら一人で滑っていくがまくん。そして、一人だということを知った途端、あっちこっちにぶつかって散々な目に遭うがまくん。
二人だと思えば何でも出来てしまうところが、「二人」の絆の強さを物語っています。すごくおかしいんですけれどね。
また、この本の最後のお話「クリスマス・イブ」は、私が大好きです。二人がお互いを思い合う気持ちがとても感じられて、嬉しくなります。
特に今日は人のきつさに物凄く傷ついた日だったので、二人の温かい気持ちに、不覚にも涙が出てしまったのでした。
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コメディーも友情も楽しめます
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投稿日:2006/06/26 |
とてもほかほかと温かな友情を描いたがまくんとかえるくんのお話集です。
がまくん達のお話は、相手を褒めるセリフが出てきたり、相手の為に何かしてあげようという気持ちに溢れていたりするものが多いのですが、この本の「クッキー」は、二人一緒のドタバタコメディーです。珍しくかえるくんまでひょうきんな、楽しいお話になっています。
他のちょっとひねったお話はよくわからなくても、このお話は子どもにも笑えるものになっています。
私は、「がまくんのゆめ」の中の
「ぼく きみが きて くれて うれしいよ。」
「いつだって きてるじゃないか。」
というセリフが好きです。なんだか二人の友情をヒシヒシと感じてしまうのです。
コメディーも友情もたっぷり楽しめる素敵な本ですよ。
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