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お手伝いした〜い!
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投稿日:2006/04/03 |
家中で一番小さい、すえっこのルウ。
でも、お手伝いしたい。
けなげにお手伝いしますが、失敗ばかり。
でも、ルウは、みんなに喜んでもらいたいのです。
あれやこれやを考えるルウが、けなげです。
子供って、お手伝い好きですよね。
みんなの喜ぶ顔が大好きなのですね。
うちの息子もそうです。
おかあさんのお手伝いがしたくてたまらないらしい。
(手伝って、うんとほめてもらった時の顔といったら!)
でも…そんな可愛い気持ち、
「あなたには無理」「もう少し大きくなったらね」
「その前に自分の出した玩具を片付けてね」
なんて言われているうちに、
いつのまにか、忘れてしまうのだろうなあ…。
母はちょっぴり反省です。
この絵本では最後、ルウの大活躍で大きな魚を釣ります。
みんなは大喜び。
読んでいても、スカっとする、素敵なお話です。
お手伝いしたいしたいお年頃のお子さんに、ぜひ読んでさしあげてください。
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ポストカード集、出ませんか?
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投稿日:2006/04/03 |
雪がふって、大喜びのブルンミ。
さっそくアンニパンニと、雪遊びにでかけます。
そりや雪合戦で楽しむ二人。
そして、もちろん忘れてはならないのが、ゆきだるま。
はっぱの目をつけて、髪の毛は枝でかざります。
すてきな雪だるまができました。
でも、もうすぐお昼ご飯。二人はお家に帰らなくてはいけません。
いやだいやだ、と泣くブルンミ。
いつもはにこやかなアンニパンニの顔もちょっと怒っています。
むっとした顔のアンニパンニ、ちょっと新鮮ですね。
でもアンニパンニは、雪だるまを家に連れて帰ってくれるのです。
やさしいアンニパンニは、本を読む小さな子供達の目に、あこがれの優しいお姉さんとして映っているのではないでしょうか。
ゆきだるまを持ってきてあげるなんて、(それも、昼食前のお腹がすいている時に!)なかなかできる事ではないですよね。
いつも思うことなのですが、このシリーズ、本当に絵が素敵。
絵本を切って、カレンダーにしたり、額に入れて飾っておきたいのですが、
好きな絵本を切っちゃうのって、結構勇気がいります。
絵本を目の前に、迷っちゃう。うーん。
ポストカード集なんか、出ないですか?
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けんか
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投稿日:2006/04/03 |
たいは、こうたとけんかした。
けりいれた。パンチした。とびかかった。
でも、こうたもつよい。
「もういやだ」とぼくがいったら、
こうたは「おわりにする」とかたをどついた。
この絵がいいですね。
主人公のたいの気持ちがよく伝わります。
けんかすると、悔しい。悲しい。泣きたい気持ち。
おかあさんにくっついても、この気持ちは晴れない。
こうたが「ごめんな」って謝ってもむしゃくしゃする。
けんかのきもちはおわってない!
人間、自分の心をコントロールするのは、本当に難しい。
でも、泣いてばかりじゃだめ。自分と向き合って前にすすまなくちゃね。
子供はちゃんとそれを分かっています。
こういう「けんかのきもち」をたくさん経験すると、
きっとあいこせんせいのような、気持ちのいい大人になれるんだろうなあ。
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電車マニア
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投稿日:2006/04/03 |
電車って、どうしてこうも、小さい男の子をひきつけるのでしょう。
うちもそう。
玩具も電車、見るアニメーションも電車。じいちゃんとお出かけすれば、新幹線見物。
それも、ちゃっかりおねだりして、乗せてもらったらしい…
そんな息子だもんで、もちろん、絵本も電車物を数多く読みました。
この絵本、とよたかずひこさんらしい、ほのぼのとしたお話と、絵です。
かずかずの駅の名前もそうですが、のんびりとした動物たちの行動も素敵です。
この絵本も、非常にリクエスト回数が多かったですねえ。
最後の「おばけだ」。
このすっとぼけたところがまたなんともいえないです。
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夜の絵本
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投稿日:2006/04/03 |
NHKの、みんなのうたで発表された「まっくら森のうた」を、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
歌のもとになった、「まっくら森」が絵本になりました。
ー夜になってもくらくならず、空には星や月すら見えない。人はつかれているのに、ねむろうとしない。ぼくがまっくら森を見たのは、そんなふしぎな町を旅したときのことだー
お話は、主人公のモノローグから始まります。
なにもかも白っぽい町に足を踏み入れた主人公。建物も人の体も消えかけているのに疑問をかんじます。
不思議なことに、誰もそのことを不思議だと感じていないのです。
白い町の中で、たった一つ黒い、石を見つけたぼく。
でも、それは町の人たちには見えない。
この石のことを語るのは、ただ一人、「まっくらさん」だけ。
ぼくは、彼を追いかけます。
彼はいったいなにもの?
そして、この町に、夜はやってくるのでしょうか。
とても不思議な世界です。
静かに広がる絵と文章は、夜のようにやわらかい。
極上のファンタジーです。
ただ、子供にはちょっと難しかったようですね。
「長いねえ」といわれました。
やめる? と聞いてみたところ、「やめないで」という返事。
どうやら、絵が相当気に入ったようです。
正直なところ、少々アニメチックではあるのですが、
読んでいくうちに、この独特の世界感にすっかり包まれてしまい、
ちっとも気にならなくなりました。
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奇妙な二ひき
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投稿日:2006/04/03 |
話の展開が、どうしても「あらしのよるに」を思い出させますが、
そちらよりは、小さい子供達に受け入れられやすい絵本だと思います。
追いかける狼、逃げるウサギ。
本来、敵対関係にあるはずの二匹の動物が、ゆらゆらゆれるつり橋で往生するお話です。
ほんのわずかな偶然で出会った二ひきに、いつしか奇妙な関係が生まれます。
コミカルに描かれていて、読んでいても楽しい絵本です。
キツネの、「こら、もっといのちを だいじにしろ!」には、本当に笑えました。
はたさんの絵も、実に味があっていいです。
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こころの定義
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投稿日:2006/04/03 |
「ともだちや」のシリーズ、絵本ナビを見ていて、むずむずしました。
「お、面白そう…読んでみたい…」
ところが、人気があるのでしょうね、図書館へ行っても、なかなか一作目が手に入らない。
そこで、「ともだちくるかな」を借りてみました。
続編だそうですが、立派にこの一冊でお話が分かります。
オオカミの性格や、行動が、実に面白い。そして、可愛らしいのです。
そばにいたら、ぎゅっとして、なぐさめてあげたいのに。
そう思わせてしまう、味のあるオオカミです。
待ち人来たらず→なにもかも忘れてやる、と不貞寝→忘れたのに、なぜかさびしい気分だけのこっている→はらがへってるからさびしい?→お腹がふくらんでも元気がでてこない→こころがあるからさびしい→こころなんかいらないとはきだす。
ここらへんの、オオカミの心の動きが実にユーモラスです。
降矢さんの絵も、この世界を、よりいっそう魅力的なものにしています。
この後やってきた、友人のキツネと、「心がない」と泣き出しますが、
何故悲しいのか→心があるから→心が戻ってきた!という流れになり、最後はめでたしめでたし。
本当によかったよかった、と読んでいるほうも、胸をなでおろしました。
ただ、うちの息子には、「こころ」の定義、ちょっと難しかったよう。
実態がないものですから、感覚としてつかみにくいのかもしれません。
説明しましたが、分かってくれたのかどうか…?
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せかせかせかせか
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投稿日:2006/04/03 |
コウくんはものおきで、ふるい腕時計を見つけます。
ねじをまいて、うでにはめたらコッチリポッチリ動き出す。
でも次の日には、その時計、チキチキチキチキ、超特急で動きだしました。
いそいでいそいで、いそいでいそいで。
おかあさんにもおとうさんにもとなりのチエちゃんもむこうどなりのおばさんにも、チキチキ、伝染します。
みんなみんな、いそいでいそいで!
言葉の響がとてもユーモラスです。
そして、なぜか読むほうも早口に!
せかせか、せかせか読み聞かせてしまいます。
これって、もしかして、「早くしなさい!」「もたもたしないで!」「ちんたらしな〜い!」が口癖になっている私への、警告絵本?
この絵本、最後に何かとんでもないことが待ち受けているのかしら?
ちょっとびくびくしてしまいました。
この絵本、確かに最後はちょっととんでもないです。
でも、とびきり楽しい、素敵なエンディングです。
朝からお子さんをせきたてているお母様方、安心して、せかせかと読み聞かせてさしあげてください。
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甘さもいいかも
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投稿日:2006/04/03 |
ティモシーとサラのお家の隣に、スーザンという女の子が越してきました。
でもこの子、なぜか、とっても意地悪。
ティモシーとサラは、水をぶっ掛けられたり、お人形の耳をかまれたり。
「あんな意地悪な子とは仲良くしない!!」
憤慨する二人に、おかあさんは、らんぼうはいけないことね、と前置きした上で、言って聞かせます。
「二人がどこかへ引っ越したらどうかしら? まわりはしらないひとばかりで、お友達はひとりもいないのよ」
そんなのいや、早く友達が欲しいと思う、という二人。
二人は、スーザンの孤独に気がつきます。
そして、どうすればよいか、二人で考えます。
いつもにもまして、まっすぐなお話。
でも、何作も読んでいると、なんとなくそれに慣れてきて、
この甘さもいいかも、と思えてきます。
息子と二人、「スーザンは、さびしかったんだね」「お友達になってって言いたかったんだね」「仲良くなってよかった」と言い合ったのですが、
なぜか、息子は、スーザンがトイレに立てこもるシーンが大層気に入ったよう…。
そこの部分、何度も見て、くすくす笑っていました。
作者のいいたいこと、分かった、んだよね?
と思わず私は聞きたくなってしまったのでした。
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消えていく風物詩
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投稿日:2006/04/03 |
私は結構年をとっている人間なのですが、
それでも、よもぎをつんだ経験は数えるほどしかありません。
つくしや、いたどりも。
だから、息子に教えてあげることもできない…
みんながみんな、私のようだとは思いませんが、
そういう人は、結構多いのかもしれませんね。
消えていく風物詩。
ばばばあちゃんの絵本は、そういったものを取り上げてスポットライトを当ててくれます。
よもぎをつんだこと、本当に楽しかった。
つくしをつんで、煮物にしてもらった時、ちょっぴり誇らしかった。
絵本を読んでいると、そんな思い出が、よみがえってきます。
私はよもぎといっしょに、他の草を摘んでしまいそうですが、
つれあいに聞いたところ、田舎育ちの彼は、よもぎつみには自信があるそうです。
今年はちょっと、頑張ってみようかな。
ところで、ばばばあちゃんはいったい何歳なんでしょう…。
絶対の絶対に、教えてくれそうにありませんよね。
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